1945年3月24日公開 - Merrie Melodies - シルベスター(初)
スタッフ
Director: I. Freleng
Story: Tedd Pierce
Animation: Virgil Ross
Musical Direction: Carl W. Stalling
あらすじ
妻に家から追い出されてしまったラブバード(インコの一種)。ラブバードは愛なしでは生きていけない。世を悲観した彼は自殺を考え、路地でゴミを漁っていた猫(
シルベスター)の前に体を投げ出す。すると猫は一旦は獲物に飛びついたものの、すぐに逡巡した顔つきになり、きっとこの鳥は毒入りで何かの罠に違いないと判断を下す。かくして鳥には手をつけず飼い主宅に戻った猫だが、ラブバードもしつこく後をついてくる。拒む猫に対し、ラブバードは弱々しく、しかし頑なに、実力行使を伴って捕食を懇願してくるのだった。
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登場キャラクター
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ギャグ
激昂した妻に巣箱から放り出されたラブバード。自殺を考えていた彼の前に猫が現れる。
シルベスターの初登場シーン。 (のち1948年公開「居候大作戦/Kit for Cat」、1951年公開「トゥイーティー、S.O.S./Tweety's S.O.S.」でも再利用)
「スルメも逆立ち! ひな鳩だ!(Sufferin' succotash! Squab!)」
ラブバードを見つけたシルベスターの第一声。
「スルメも逆立ち」のフレーズはその後20年間に渡ってシルベスターの口癖として繰り返し使われることになる。
シルベスターの足をハンマーで殴り、シルベスターが叫び声を上げた隙に口の中に飛び込むラブバード。
ラブバードを家から追い出すシルベスター。だがラブバードはしつこく家に戻ってこようとする。
ラブバードが広げるレシピ・ブックに飢餓感を煽られ、まるで針金のように痩せ細るシルベスター。
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備考
- トゥイーティーのデビューから遅れること2年少々、シルベスター(名前はまだない)が初登場。
毛皮は若干青みがかっているものの、性格は本作の時点で既に完成されているといってよい。 長期に渡って活躍したキャラには珍しく、シルベスターはデザイン・性格の両面で活動期間を通してほとんど変化が見られない。
- タイトルは当時大ヒットを飛ばしていたブロードウェイミュージカル『Life with Father』をもじったもの。
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収録状況(クリックで表示) |
- 米国
- BD/DVD「Looney Tunes Platinum Collection Vol.3」(ワーナー・ホーム・ビデオ) - 英語
リージョン1のDVDを再生するには、パソコンのプレイヤーの設定を変更するか、特別な機器が必要です。
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最終更新:2016年03月19日 23:38