1959年3月21日公開 - Merrie Melodies - シルベスター&トゥイーティー
スタッフ
Director: Friz Freleng
Story: Warren Foster
Animation: Art Davis, Virgil Ross, Gerry Chiniquy
Layouts: Hawley Pratt / Backgrounds: Tom O'Loughlin
Film Editor: Treg Brown
Voice Characterizations: Mel Blanc, Daws Butler (Sam Cat, uncredited)
Music: Milt Franklyn
あらすじ
路地に立つポールのてっぺんに巣を構える
トゥイーティー。そこに伸びる2本の手。トゥイーティーを巣ごと掴んでポールの両端から降りてきたのは、
シルベスターと
サムの性悪ネコたちだ。やがて相手の存在に気付いた2匹は乱闘を始めるが、途中でシルベスターが待ったをかける。シルベスターはこんな小さな獲物で争いあうなんて馬鹿げてると言い、隣人のよしみで互いに手出しはやめようじゃないかと持ちかける。するとサムも独自のしゃくり笑い混じりに提案を呑み、ここに晴れて紳士協定が結ばれることに。さて、これで争う理由もなくなった2匹だが、どちらがトゥイーティーを元の場所に戻してくるかでやや揉める。さらに巣を戻し終わった後も、2匹ともポールの下からなかなか立ち去ろうとしない。じっくりと睨み合ってから両者は別々の方角に立ち去るが、その瞬間には2匹とも抜け駆けの算段をめぐらせているのだった。
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登場キャラクター
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ギャグ
サムに手出しはやめようと約束した直後、ゴミ箱に身を隠してトゥイーティーを捕まえにいくシルベスター。
だがシルベスターがポールを登っていると、上から同じくゴミ箱をかぶったサムがトゥイーティーを持って降りてくる。
ネコたちに備えてポールに有刺鉄線を巻くトゥイーティー。
それからのちサムが昼寝をしていると、ポールの方から悲鳴と叫び声が聴こえてくる。
サムが現場に駆けつけると、そこにいたのは有刺鉄線でボロボロになったシルベスター。
非難のまなざしを向けるサムに、シルベスターは「ア゛~~、黙れ!」と逆切れで一喝。
バットマンコスチュームに身を包み、空を舞ってトゥイーティーを捕まえようとするシルベスター。
だが上空で同じくバットマンコスチュームを着たサムと衝突し、あえなく落下してしまう。
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備考
- シルベスターの悪友、サム・キャットが初登場。
2匹は翌年「Mouse and Garden」でも1匹のネズミを巡って争いを繰り広げることになる。
- シルベスターが別のネコとトゥイーティーを奪い合う作品には、
この他に「ネコたん大騒ぎ/Putty Tat Trouble」(1951年、フレレング)と「Tweet and Sour」(1958年、フレレング)がある。 なお本作のストーリーボード段階では、サムは「Tweet and Sour」に出てくる野良猫(オレンジ色で眼帯をしている)と同じ姿で描かれていた。
- 原題はハロウィンの合言葉である「Trick or treat(お菓子か悪戯か)」から。
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日本での放送
- マンガ大作戦/バッグス・バニーとゆかいな仲間: 二人よってもネコの知恵
- バックス・バニーのぶっちぎりステージ: ネコたんVSネコたん
※現行吹き替え版未公開エピソード
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最終更新:2016年03月21日 03:16