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斉藤奈津子(ACE)


イラスト



(作成者:荒風ヒオ)

※要点:・ネコヒゲ・背が高い
※周辺環境:・月光

継承元



設定文

※要点:・ネコヒゲ(※1)・背が高い(※2)
※周辺環境:・月光(※3)


斉藤奈津子。
芝村の悪魔。あるいは地獄の最終兵器、ジャガノートと呼ばれる女である。
尖り気味の顎と、良く動く瞳と、長くて細い手足を持ち、髪の毛は飾らず、笑顔は媚びず、もっと言えば、甘えるということを知りもしない。
(テンダイスプログ2007/03/26 NOTボーナス ガンパレード・オーケストラ緑の章(16)参照)

ガンパレード・オーケストラ・緑の章の登場人物。第105山岳師団所属。
17歳、169cm、58kg。やることなすこと大失敗、まとまる話もまとまらない、でも悪気はなさそうなので怒るに怒れないという、難儀な少女。芝村の悪魔。
ペンタである。
(世界の謎萌え追い隊@Hiki参照)


斉藤奈津子、は天使である。
とーとつに九頭竜川はのたまった。
この男は酒を飲まずに酔うことができる。妄想というやつにだ。たちが悪い。
さらに語りは続く。絶好調である。

「けなげ」
彼女ほどその言葉が似合うものはいないだろう。
その身は確かに尋常の人類ではなく、日常においては生活不能者に仲間入りし、好き好んでドツボをはまりに行く、まったく使い物にならない。
しかしそれは責められるべき類の問題ではない。
果たすべき役割が常人とは異なるのだ。
いわく非常の人。つまり勇者と呼ばれるべき人であった。

彼女の悲哀は希望と現実の乖離にあったのだろう。
戦車が裁縫をし、村正が魚を下ろし、核ミサイルが風呂を焚く。
その光景に違和感を覚えないわけがない。
真に恐るべきは、本人がその不自然さに気がついていない点であろう。
それは彼女の望みが、普通の、平凡で代わり映えのしない日常のためである。
ソフトとハードのギャップ。
かくして目を覆いたくなる悲喜劇の数々が、彼女の周りでは繰り広げられることとなる。
しかし勇者の勇者たる由縁は、必要なときに必要な勇気を搾り出せることなのだ。
我々は「ボーナストラック ガンパレード・オーケストラ緑の章」での勇姿を忘れることはない。

九頭竜川は最後にこう締めた。
「そんな彼女を、私達はどう迎えるのか?」

愛鳴藩国の人々は自らに問うた。
我々は何者をこの地に迎え入れるのか。
人外か、妖物か、兵器か。
客人か、ヒーローか、友人か。
彼女をどんな顔をして迎えよう・・・

『国民達への聞き取り調査』
なっこちゃんはこの国にピッタリなはず!
我が国にガンオケの風を呼び込みたい、というかなっこちゃんに会いたい。
そろそろ華やかなお客さんも欲しい。
(ミリ)

アタシは、なっこちゃんはナースになってほしいんだー!
彼女には誰かを傷つけるんじゃなくて救える人になってほしい。
必ず医療判定失敗ってのを変えてやりたいのです。
(荒風ヒオ)

藩国が明るくなりそう(騒々しく??)。子供達の人気者になってくれそう。
来てくれることで何かいいことありそうな予感がします。
やはり子供達の喜ぶ顔がみたいのでw
なっこちゃんが来てくれたらイベントやりましょうよ!
(カイエ)

英吏も一緒に招きたいところです。
(三祭ノア)

ガンオケ緑での斉藤奈津子の活躍は今でも目に浮かぶようです・・
そう!「みあきすクン」とはなっこちゃんの能力を余すところなく使ってもらうために練り上げた説定!!(笑)
(伴 新)

九頭竜川の心配は取り越し苦労であった。
国民は諸々の難儀を突き抜けて、なっこちゃんに来て欲しかったのだ。
そして思いは形となった。


愛鳴藩国北部。
背後の愛鳴山の頭上には満月が煌々と噴煙を浮かびあがらせている。
月光は下界の鳥坂温泉から立ち上る湯煙にもその姿を与えていた。
老舗「太平楼」。重厚な木造建築の温泉旅館であるが、今日はその装いを常と変えていた。
「歓迎! 斉藤奈津子さん!!」
屋根に張られた横断幕の下には、壁一面に大判のシートが掛けられていた。
そこには新国民「荒風ヒオ」による3間×2間のサイズの、一点物の絵が描かれていたのだ。
それは、山羊に似た白い月光(※3)に医療用具を運ばせ、笑顔で手を振るナース服姿の斉藤奈津子。

「ニャ!?」
奈津子はこの絵を見たとき、思わずびっくりしてネコヒゲ(※1)を飛び出させてしまった。
「あのー、これがわたし?でしょうか・・・」
イラストをマジマジと見た後、その長身をよじってモジモジとする。
「わたしはこんなにかわいくも立派でもないけど、あと手当ては神海さんに厳禁っていわれてますけど、ありがとうございます」
奈津子は荒風の手を取り握手した。
荒風は奈津子の手を握り驚いた。細く長い指をしており、すべすべでやわらかかった。
破壊的な伝説の数々が信じられなくなるような手だった。
「なっこちゃんは皆を救けられる人です。これまでも、これからも! だからがんばってください!」

今はその絵も宵闇に沈み、本物の月光に照らされている。
太平楼内、青玉の間。
畳敷きの宴会場にて、斉藤奈津子歓迎の宴が催されていた。
皆ひとっぷろ浴びて浴衣姿の気軽な装いである。
ちなみに紺の絣に前掛けではなくエプロンをつけた赤毛の仲居さんは、背の高い(※2)奈津子用に特別に浴衣をそろえてくれていた。男性サイズの、しかし他の女性と同様に好きな絵柄を選んでもらえるように。
彼女が選んだのは若草色に白い片栗の花が描かれたものであった。

「いらっしゃい、奈津子さん。ひとときですが安らげる時間を送ります。ぜひ楽しんでいってください」
お膳がコの字型に並ぶ中、藩王くぎゃ~と鳴く犬はグラスを片手に、奈津子に向けてそう挨拶した。
「この国で骨休めして行ってください、やがて来る旅立ちの時まで。我々愛鳴藩国国民はあなたを歓迎します」
国民の目が藩王を見ている。たが少々落ち着きがない。早く奈津子を交えた宴会に突入したいのだ。
早く乾杯させろと露骨に主張する瞳もあった
くぎゃ~と鳴く犬は苦笑した。それでは、とひときわ声を張った。
「斉藤奈津子さんと出会えた今日の日に、乾杯!」
『かんぱーいっ!』
国民とともに唱和しグラスを掲げる中、奈津子は大きな笑みを浮かべていた。



(作成者:九頭竜川)
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