ドーナツ島に6つのボトルが流れ着いた。

牧田くん『ついに・・・ついにたどり着いた・・・!!』
比例先生『やったな牧田!』
牧田くん『ひれーさんいたんですか』
骨川さん『おれもいるぜ』
郷田さん『おれもいるぜ』
半滑宮さん『おれはいない』

牧田くん『うおおおおおおおおおおおお!!』
比例先生『どうした?』
牧田くん(海パン)『ドーナツの沼ぁぁぁぁ!!』
むすたん(全裸)『私も行こう』

家菜先生(水着)『ほらほら焦田くんも、泳がないと夏が終わっちゃうわよ』
焦田くん『そ、そうですね!!』

戸升くん『村井くん、まさか自分達のおかげでこの島の位置がばれたとは気づきまい』
デデデ・バリィ『わんわん、そうだな』


村井サイド


村井くん(全裸)『い、一体ドーナッているんだ・・!』

???『おっ仕留めたガッポ』

半滑宮さん『そこにはー、原住民であるガッポ族の少年が顔を出していたのであったー、だからー、無人島とは一言も言ってないってー、』

葵ちゃん(服着た)『どうして五円くんを・・・?』

原住民『ゴエーンはこの島から脱走したので処刑命令がだされていたガッポ。
    ゴエーンがあんたらのピーーーーーに気をとられている内に1円で撃ち抜かせてもらったガッポ』

村井くん(半裸)『しかし目立った外傷は無いようだが・・・』

原住民『あれっガッポ』

葵ちゃん『向こうに1円が落ちてますよ』

原住民『あれっガッポ』

村井くん『という事は五円は別の方法で・・・』

葵ちゃん『他の誰かに・・・』

原住民『・・・ガッポ?』




村井くん『なぜ五円のような者が脱走しただけで、このようなことを?』

原住民『このドーナツ島は何者かの食害により小さくなりつつあるガッポ。
    食い止める為には、みんなで協力しなきゃいけないガッポ』

葵ちゃん『島を・・・食べる者・・・?』

原住民『もしかしたらゴエーンを殺した犯人はそいつかも知れないガッポ!』



牧田サイド


比例先生『どこだー?村井ー?』
牧田くん『どこだー?白いまぼろしー』

家菜先生(水着)『きゃっ』
焦田くん『あはははは』
家菜先生(水着)『うふふふふ』

バオッ  チュドーン

比例先生『なにっ、武装頭だと!?』

伊豆伊豆二号『けーーーーーなーーーーーーー・・・・・・・!』

焦田くん『先生っ、危ない!』
家菜先生『・・・・・・』

バリバリッ

白き甲虫『・・・・・・』
焦田くん『け、家菜先生が脱皮して・・・虫の姿に・・・菅谷・・・姿煮・・・』

伊豆伊豆二号『ふんっ家菜、あなたの旧型の激ショボ武装角じゃぁ私を倒す事は出来ないわよ?』

白き甲虫『可能な事だ・・・』

伊豆伊豆二号『私の焦田くんをっ、かえしなさーーーーーーい!』

バリッバリッ

白き甲虫『プレーン・ビスケット・ハンマー・・・』

伊豆伊豆二号『それでっ、勝ったつもりっ?』
白き甲虫『あなたを・・・治療してあげる・・・』


デデデ・バリィ『伊豆・・・ホズピタス病院・・・ガクガクブルブル』
戸升くん『あの時を思い出すと怖いのは分かる!でも今は!この戦いを絵日記に写さなきゃ・・・克服できないぜ!』



村井サイド

ドーナツ島のエライひと『まぁ、すわってドーナッツでも』
村井くん『はぁ』
エライひと『ここへは、何をしに?』
村井くん『観光です。くじに当たったので』
エライひと『あああれか。ところでゼーニーについては知っているか?』
村井くん『銭井?五円ではなく?』
エライひと『そうだ。やつは以前ゴエーンと共に「烏賊墨スパゲティ」のツノを持って逃げた』
村井くん(ツノ・・・武装角のことか・・・?)
エライひと『あれがこの島を守る唯一の魔よけだったのに・・・』
村井くん(何故この島に・・・旧タイプの武装角・・・だとすればこの島に流れ着いていてもおかしくはない・・・)
エライひと『どうか銭井をここに連れて来てくれないか・・・』
葵ちゃん『銭井くんなら、そこに』

銭井くん『礼を言いに来てやったぜ、エラーイ!』
エライひと『そ、その姿は、守護神「烏賊墨スパゲティ」!』

銭井くん『俺はこの姿で世界中を飛び回った結果、全世界の美女のメアドを手に入れることに成功した!』
エライひと『貴様!そんなことのために夏休みを!この島が今、ドーナッてるかわかっているのか!?』

銭井くん『そして!葵ちゃん!お前が最後の一人だ!』

葵ちゃん『私、携帯電話持ってません』

銭井くん『なん・・・だと・・・』


バキバキバキバキ

銭井くん『なっ!?ひびだとっ』
村井くん『銭井の変身が解かれた!?』


堕ちた世界『フフフ・・・この「烏賊墨スパゲティ」の武装角はボクが頂いたよ』

原住民『こいつ!きっとこいつが島を喰う鳥の怪物ガッポ!』
エライひと『まっ、守り神が、怪物に負けた・・・!!』

堕ちた世界『ボクの武装角集めは順調に進んでいる・・・五円の「付加神父」も手に入れたことだし・・・
      ・・・・・・・葵、そろそろ君の「親愛なる記憶」も貰おうか?』

葵ちゃん『私、武装角なんて持ってません』

村井くん『このままでは葵さんが・・・しかしブラッディフェザーは鳥小屋の中・・・ならば!!』

ザグッ
シュイイイイイイイン

葵ちゃん『村井くんが・・・武装頭に・・・!』

堕ちた世界『フッ、あの鶏でなくともお前自身がセイントメシアになれるのか。面白い・・・』

聖なる救世主『全てのアームヘッドを天に還す時が来た

堕ちた世界『・・・何?』

聖なる救世主『ヘブンが俺にもっと輝けと囁いている
       白の聖典を抱えた血の伝道師
       今の俺ならカタクリズムでも生き残るぜ
       王道から個性まで七つの顔を持つ男
       聖なる救世主ここに光臨す

堕ちた世界『おいボクとキャラ被ってる自重しろ』
聖なる救世主『それが先輩に対する言葉遣いかね?
堕ちた世界『サーセン』

葵ちゃん『にわとりが変身した時とは明らかに違う・・・中身は村井くんなんだわ』
堕ちた世界『ちょうどいい!聖なる救世主の武装角も奪い取ってみせる!』

聖なる救世主『テロリストすらも食い殺すワイルドさ!

ザシュッザシュッ
堕ちた世界『ぐおああああああああああああああ』

聖なる救世主『知ってたか?孔雀は堕天使の象徴なんだぜ ダイナマイト孔雀!!

バヒューン
堕ちた世界『ぶおおおおおおおおおおおおお』
聖なる救世主『{白と赤の狭間にある本能が俺に呼びかけている
       ドーナッツという劇場に舞い降りた白騎士}』

堕ちた世界『くううう・・・極彩と散れ!!ゲヘナクレバスッ!!!』

聖なる救世主『来いよ、何処までもクレバーに抱きしめてやる

葵ちゃん『えっ////』
堕ちた世界『えっ////』

ゴッバアアアアアアアアアアーーーーーーーッ

有江くん『ぎゃああああああ、くそおっ、「堕ちた世界」でも歯が立たないなんて有りエンティ』


聖なる救世主『男は帰ってきた。愛すべきモノを守るために。
       姫、遥か天国の扉より貴女を御迎えに参った
葵ちゃん『村井くん///』
聖なる救世主『この瞬間、世界の中心は間違いなく俺

有江くん『残念だがお前の負けだ!今浜辺にいるお前の仲間たちを姉さんが襲っている、
     そして先ほどの武装角はポンデライオンに装着した、今ごろ向こうに移動しているはずだ』

聖なる救世主『堕ちるところまで堕ちたか・・・・



牧田サイド

白き甲虫『もう終わりか?』
伊豆伊豆二号『いいえ、今ごろ弟が増援を送ってきているはずよ』

ドドウッ

牧田くん『ああっ、スイーツの林がっ』
伊豆伊豆二号『来たようね・・・』

付加神父『・・・・・・・・・殺す』
烏賊墨スパゲティ『ひゃっはー』

弐月『なんだこいつら、初めて見たぞ』
伊豆伊豆二号『そこの人間どもを駆逐しろ!』

ドッゴォ ズガガガガガガガガ
バビボウーン バオッ

原住民『ああっ森が』
牧田くん『クリスピービーチが・・・・・!シュガーマウンテンが・・・・・・・・・・!』


牧田くん『やめろ!これ以上、ドーナツ島を傷付けるなぁぁぁぁ!』


???『やっほ~、まきたく~ん』

牧田くん『誰だ?』

すか~じ『あたし、ど~なつのようせい、すか~じ。よろしくね~。』
牧田くん『今は妖精と話している暇はない!』
すか~じ『このしまをすくいたいんでしょ?だったら、あたしとがったいするのよ』
牧田くん『合体?』
すか~じ『ああ、もう!あたしはあんたをきにいったのよ!このしまのきゅうせいしゅになるの!』

キュイイイイイン

「黄道帯」



黄道帯『・・・この姿は・・・』
すか~じ『あたしのほんたいの武装角とがったいして、しんかしたのよ』


伊豆伊豆二号『「災い魔」!?なぜこれがここにっ!?』

付加神父『・・・・・・殺す!!』

黄道帯『スラ・スターソォォォードッッッッ!』

ザグンッ

付加神父『・・・んな・・・』

ドオッ

烏賊墨スパゲティ『ひゃっ・・・』

黄道帯『シャドウズゥゥゥゥ、アァァァームッッッッッ!』

ガシイッ

烏賊墨スパゲティ『ひゃっはあああああああ』

ドッゴオオオオオ

伊豆伊豆二号『どういうこと・・・』

有江くん『逃げよう姉さん!!こうなっては勝ち目が無いよ!!』


伊豆伊豆二号『・・・聖なる救世主に、災い魔!おぼえてらっしゃい!!』

シュッ


牧田くん『ありがとうドーナツの妖精、君のおかげで島を守れたぜ』
すか~じ『それはこっちのせりふよ~』

村井くん『そっちも終わったようだな』
比例先生『村井!葵!そんな所にいたのか!』


エライひと『なぜだ・・・なぜ鳥の化け物が消えたのに、島が復活しない・・・』

村井くん『それは、島を食っていたのが貴方達自身だったからですよ・・・』

エライひと『なにい?』

村井くん『貴方はわかっていたはずだ。この島はドーナツで出来ているが資源は無限ではない。
     にもかかわらずガッポ族を率いてこの無人島に依存し続けた。
     その結果、この貴重な島が小さくなってしまった為、でっちあげの伝説で民をごまかし続けていたと。
     そうだな?牧田?』

牧田くん『くにに かえるんだな』

エライひと『・・・わかった。我々ガッポ族は元の島に帰ることとしよう。島を傷付けてしまってすまない・・・』

比例先生『食費を浮かしたいガッポ族のケチな気質が招いた悲劇か・・・』



ザザーン 

葵ちゃん『さようなら、ドーナツ島。甘い思い出の島』

村井くん『あれっ、牧田は?』




牧田くん『おれ、ドーナツ島で一生暮らすからっっっ!』

比例先生『夕飯には戻ってくるのよー』

牧田くん『わかった』


半滑宮さん『かくてー、ヘブン学園メンバーはー、ドーナツ島をー、後にしたのであったー、』

むすたん(全裸)『だ、だれもつっこまない』


銭井くん「あれっ」
骨川さん「あれっ」
郷田さん「あれっ」

つづかない

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最終更新:2010年08月27日 02:09