マキータ・テーリッツ、十三回目のドーナツ禁失敗。

『モグモグ』
『お前、ドーナツヤメるんじゃなかったのかよ!』
ユッキーの奴がうるさい。

『おい、見ろ、あいつヤバい』
周りが騒ぐ。百個近いドーナツを食べている奴がいる。

『ふん、なかなか・・・やる』
『リジアンってバカしかいないの?』
その男も金髪だった。ユッキーも短絡的だが、金髪だからってリジアンとはかぎんねーよ。

そいつが食べ終わったようで、満足そうな顔をしている。俺はそいつに詰め寄る。
『おい』
そいつがこちらを向く。
『残すなよ』
そいつは皿に何も無いのを確認して
『え?』
と疑問そうだ。

『ドーナツの穴を残すなんて、貴様はドーナツジャンキーの風上にも置けない・・・。』

そいつは少し悩んだあと、はっとしたように気づく。
『そうだった、すまない、師匠と呼ばせてくれ。俺はブライアン』

『俺は村井・定率・比例・牧太』

そしてレインディアーズにまたひとり馬鹿が増えた。(ユッキー(四十代)の付け足し)

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最終更新:2011年06月06日 22:00