もう誰も住んでいない、白い色調の家の一室。
ベッドの上で、白髪の少女と黒髪の少女らしき人物が、並んで座って、静かにオルゴールの音色に耳を傾けていた。
「すてきな音色だね、ジャガー」
「そうね ステタル」
眠っているかのように首を傾け、互いに寄りかかり合うようにして、穏やかな顔つきでふたりは静かに瞳を閉じていた。

























お互い、後ろ手にナイフを握ったまま。

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最終更新:2012年10月26日 05:17