これまでのあらすじ
メッサー本社ビルは巨大なアームホーンだった!空気中のプロトデルミスが吸収されタイムリミットが迫る中、超大型ギガース"ショグゴス"が襲いかかる!
そしてツヴァイヘンダーの前に現れたレーリレイのクーリーローチ...窮地!


ストーリー:カウンター・アタック
第25話「逆襲レーリレイ」


フランベルグが攻性テトラダイ刀でショグゴスの格闘触手を切断する!
攻性テトラダイは物理的破壊力と熱量を持っており、アームヘッド以外にも有効!
『これじゃキリが無いわ!』
だがショグゴスの格闘触手は液状プロトデルミスで出来ており、幾ら切っても何処からか供給され増殖!


ーーーーー


『死ね!』
クーリーローチの左腕部が展開し大口径の内臓ガトリング砲が火を噴く!
「嫌だぜ!」『逃げるな!』
ツヴァイはそれに気付き既に上昇を始めている!
クーリーローチも正確な射撃で追撃しつつ上昇!


クーリーローチは腕を通常形態に戻しつつ上から斬りかかる!
『レイルレーラビ、小賢いぞ!』
アルカの反応速度はファントムであるレーリレイを上回っている!
だがそれを想定したレーリレイの行動パターン!


「あなたがレーラビくんの何を知ってるって言うんですか!」
両手の攻性テトラダイ刀で大剣を弾き返す!テトラダイ刀は粒子密度が下がり霧散!
『アルカ・クライア!よくもあの時騙してくれたな!』


「あなたが勝手に間違えたんでしょう!」
「そうだぜ!お前の人間知識の無さだぜ!」
攻撃を弾かれたクーリーローチに一気に接近するツヴァイ!アームキルを狙う!
「アームキルなら!」「ぜ!」


が!
『無駄だ!』
メインホーンをクーリーローチに掴まれて止められる!アームキルが効かない!?
『シビルヘッドはアームヘッドに非ず!』
大剣が振り下ろされる!それを受け止めたツヴァイの左手が折れる!
「っ!」


「痛いぜ」「レーラビくん...!」「大丈夫だぜ」
痛覚を引き受けたレイルの左手がぐったりする。
「...そういえばシビルヘッドって何だぜ?」
「僕も詳しくは知らないけど、アームヘッドを真似したロボットだって」


「...もう時間が無い、リミッターを外さないと」
アルカはレゾナンスギアのダイヤルを最後まで回し電源を落とした。
「いいのぜ?」「いいんだ」
傷ついた左手から複数の氷柱が発生し折れた骨格を繋ぎ止める!3つ目の調和能力?
「くうっ...」「アルカ!」


レイルとの同調を切ったアルカは一人で機体負荷に耐えねばならない。
「僕は大丈夫、それより早くあれを止めないと」
離れた所で不運なシュランゲがショグゴスの格闘触手に捕まって引き裂かれている、パイロットは脱出したようだが...
「わかったぜ、だが無茶はしちゃ駄目だぜ」


ツヴァイの動きが変わった!高速ジグザグ飛行で一気にクーリーローチに近づく!
「...」『何!?』
迎撃ガトリング砲!ツヴァイの右手攻性テトラダイ刀で砲身が切断される!
振り下ろされる大剣!ツヴァイは体を回転させ右足で大剣を蹴り飛ばす!
続く左足でローチの頭を蹴りひっくり返す!


『おのれ!』
逆さ向きのクーリーローチの右手が展開しエネルギー刀が出現!
ツヴァイの右足が切断される!
「...!」
アルカは機体から痛みが伝わるよりも早く背中のアームホーンを引き抜き左手に持たせる!


ツヴァイは左足でローチのブレード右手を蹴り、右手で組み付いて空中拘束!
左手に持ったホーン刀でローチのコクピットを貫こうとする!!
「私は死なんぞ!」
レーリレイの頭に付いた金属パーツ..."回路"が光を放つ!


ーーー
暗い宇宙のような空間、赤紫のラインが書き換わる!
ーーー


次回、第26話「逆襲レーリレイ②」に続く。



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最終更新:2017年01月10日 15:50
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