ACS-004 デカラビア
ドローム社の開発した宇宙戦闘機。
開発中止となった003の問題点を踏まえた上で、002の思想を組み込んで開発された。
003の前後を無くすと言う発想を更に推し進め、機首と推進機を同一化。
この機首であり推進器でもあるユニットが5基が中央部から放射状に伸びており、
これを稼動させることで高い機動力を発揮する。
また、スラスターユニットは見方によっては主翼に見えなくもない。
この構造により、ヒトデを思わせる異形の機体となった。
愛称はこのデザインに因み、星型の悪魔の名からとられた。
設計上歩行形態への変形機構を持たせることが難しく、
また、そもそも設計思想的に歩行形態を備える事に余り意味がないという、
KVである必要性が薄いという問題にぶつかった為、
実験機が1機製作されたのみで開発中止となった。
なお、型番はAdvanced All-round Armaments-complex type-Starfishの略である。
最終更新:2012年03月01日 18:01