ギルタブリル(11年12月落選)

ACS-005 ギルタブリル


販売元

ドローム社


価格

高価(300万代半ば?)


設定

ドローム社の開発した大型の全領域対応KV。
ACS-001パピルサグを宇宙用として再設計した機体であり、同じACSの型番を冠する発展型にして後継機。
ACS-001をベースに何機かの試作機のデータを統合し、現時点における万能兵器としてのKVという思想に対するACS-001とは似て異なる回答というコンセプトで開発された。
開発意図は野心的だが、技術的には新規の要素は少なく堅実で保守的な設計となっている点も原型機と同様。
拡張性の高さと全領域対応を引き継ぎつつも印象の異なる部分はこの似て異なるモノという点に起因する。
特筆すべき点としては防御性能を強化しつつ重量増を最低限に抑えるべくDLA系列の技術を使用したレーザーフィールドを常時展開している点である。
これにより各部に光の鎧を纏っている様に見えるのが外見上最大の特徴である。
但し常時展開の代償として隠密性は低く、燃料系も圧迫される為ACS-001Hよりも練力量が低くなっている。
生産性・整備性を向上させる為に一部の部品をACS-001やS-02と共通化しているが、それでも性能に対して価格は高くなっている。

AU-KV対応。簡易ブースト使用可。宇宙、空、陸、海に対応。



機体諸元

飛行・通常最高速度 M1.59
飛行・ブースト最高速度 M5.36
飛行・巡航速度(経済) 897km/h

歩行最高速度 32km/h
装輪走行(ホバー) 352km/h(瞬間)

潜水・通常最高速度 M0.04(27kt/h)
潜水・ブースト最高速度 M0.07(46kt/h)
潜水・巡航速度(経済) 34km/h(18kt/h)

全長 36.5m
本体長(テイルスタビライザー除く) 17.6m
全翼 27.8m ~ 34.1m
全高 6.9m

空虚重量 22.3t

直立時の全高 11.5m
歩行形態・全幅 19.4m
歩行形態・全長 25.3m

乗員 1名



性能

攻撃200
命中220
回避30
防御280
受防280
知覚200
抵抗280

装備580
行動3
生命220
練力180
移動3

副兵装4(うち固定武装1)
アクセ5



固定装備

【SP】テイルブラスター

種別:宇宙用銃器
副兵装(M) 非物理
命中20知覚20射程20重量50
宇宙用SES搭載武器。ドローム社製。ギルタブリル固定武装。
装弾数18発。一度に6発発射。リロード可。
機体後部から伸びるテイルスタビライザーの先端部に装着されたレーザー砲。
尾が多関節で柔軟に可動する為、広い攻撃範囲を持つ。




スキル

テイルブラスター

可動式レーザー砲「テイルブラスター」を使用した全方位攻撃機能。
尾の先端部にはレーザー砲以外にセンサーも取り付けられており、これを目標捕捉に活用しているが
機首方向のメインセンサーと併用しないと十分な精度が得られ無い為、
メインセンサーの範囲外である後方――“視界外”へ攻撃を行う場合は命中精度が低下する。

強度の関係上可動が制限される為、大気圏内の飛行中は前方へ射撃を行うことが出来ない。


固定兵装使用時、宇宙、陸上、水中では機体の向きに関わらず攻撃を行う事が可能。
ただし後方180度への攻撃時は命中に-50の修正を受ける。
空中では後方へのみ攻撃可能。


有腕宇宙船モード

水中では各部を閉鎖して潜航形態へ変形する。形状は飛行形態に準じる。水中で歩行形態に変形できない点は以前と同様。
パピルサグIIの有腕潜水艇モード改から更に改良を加え、
水中に加え宇宙でも鋏状のサブアームを展開することで格闘武器を使用可能となった。
空中での格闘武器の使用は不可。
離着水は水上で行い、高度変更の行動力を消費する。潜航形態と飛行形態の切り替えは離着水の滑走中に行われる。


深度75mまで潜航可能。
宇宙・水中では鋏状のサブアームを展開することで格闘武器を使用できる。
以前同様水中では歩行形態に変形できないが、宇宙では通常通り変形可能。


高性能照準器

リッジウェイ改の試作型高性能照準器の改良型。
改良によって照準速度が向上し、行動力消費量が減少している。


攻撃時に行動力1を余分に消費することで、命中+100、距離修正1/2の補正を受けて攻撃を行う。



デザイン

パピルサグをベースに主翼と脚をスラスターに換装。上半身の展開機構を削除。




設定補遺

型番はAdvanced All-round Armaments-complex type-Scorpion-2ndの意。

試作機のデータを統合……と、言っているが、実際にはACS003、004は設計段階で開発が中断されているとか。

DLA-003レーザーシールドの改良型レーザーフィールドをDLA-002フィールドフレームの様に機体各部に設置し、これによって防御・抵抗を上昇させている。
この機材は開発スタッフにはフォトンアーマーと呼ばれている。
スキルとして扱うほどの特筆すべき防御効果はなく
常時起動式とされた為練力低下や隠密性悪化といった問題点もあるが装甲板より軽いのが最大の長所である。
また、光って目立つといった問題点は、パピルサグが味方機の盾として運用される事もあった為、逆に壁役としては有用なのではと判断されて余り問題視されていない。
因みに、見た目が美しいのも特徴に挙げられる。

テイルブラスターは試作機ACS-002のシステムを元にした死角を補う機構。
002との違いはレーザー砲とスタビライザーが兼用されている点と、飛行時に後方へ向けて固定される点。

有腕宇宙船モードはパピルサグIIの潜航形態に、宇宙で飛行形態のまま格闘を行える機能を追加したもの。
変形が必要な他機よりも幾らか有利ではあるものの、火力や機動力が低めの当機にとっては余り大きなアドバンテージにはならないと開発スタッフは見ている。
その上でこの機能を追加したのは、テイルブラスター同様に鈍重な大型機の近接防御を意図してのものである。

高性能照準器は射撃による友軍の掩護を企図して搭載されたもの。
宇宙での継戦時間を考えて練力を消費しないものが採用された。
とは言え1ターン(10秒)辺りの攻撃回数が減る分一長一短ではあるのだが。

鋏のレーザー砲は外されたが、鋏自体は残っておりサブアームとして使用可能。

脚部もスラスターに変更されている為、地上では常時ホバーで推進する。
ただしこのホバーにスキルのような特別な効果はない。

主機関はG光線タービン、姿勢制御装置は反動推進スラスター、駆動系はリニアモーターを搭載。
コクピットはブロック型コクピットシステムを採用。
最終更新:2011年12月27日 22:00
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