「蒼星石」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
蒼星石 - (2007/02/06 (火) 00:30:17) のソース
*蒼星石 「ローゼンメイデン」の主要登場人形。 CVは森永理科。舞台役者や歌手活動もしており、アニメBLOOD+への出演経験も。 蒼を基調にした衣装と、青い帽子、そして左右異なる色の目(オッドアイ)が特徴の人形。 見た目格好は男の子にしか見えないが、立派な女の子。 [[翠星石]]とは双子の姉妹で、オッドアイは左右逆になっている(右目が緑、左が赤)。 庭師の鋏を扱い、剣のように振り回して戦うことが出来る。 が、遠距離攻撃能力を持っておらず、戦闘方法としては「それだけ」である。 ドール達の過去を描いた「オーベルテューレ」では帽子をブーメランとして投擲するという攻撃を行っていたものの それもメインウェポンと言うには程遠く、近接戦闘重視という能力には何の変わりもないと思われる。 しかしその弱点を補って余りある攻撃力と精神力を持つので、フォローは可能なはずである。 得意な事では「常識的な行動」「フォロー」「礼儀作法」「達筆」等が挙げられる。 特に文字を書く能力は確実に高く、我々人間がストレス無く読める文章を紡ぐ事が出来る。 (「拝啓、○○~」等を理解していたり、語彙が豊富だったり、文字が綺麗だったり) 想いを言葉よりも行動で示す性格で、 真面目で一途、精神的に不器用な部分がある。 原作とは性格が微妙に違う。彼女の周囲を取り巻く環境に至っては全くの別物。 皮肉めいた笑みを浮かべたり、コンプレックスと重圧に悩まされていたり、 翠星石以外には精神的な壁を作っていたりと、アニメ版以上にストイックな部分がある。 今回はアニメ版が出典なので、原作は当てにしないほうが良いと思われる。 【関連人物の呼称】 一人称→僕 真紅→真紅 翠星石→翠星石 水銀燈→水銀燈 桜田ジュン→ジュン君 【本編での動向】 学校にて[[ソロモン・ゴールドスミス]]と意気投合。 校内で[[次元大介]]と遭遇、ソロモンとの口裏合わせで次元には自分をソロモンの支給品であるように見せる。 ソロモンの熱演に、少々戸惑い気味のようだが。 そして同行する事になった次元を加え、ソロモンと共に校外へと出発。 そしてそこで[[竜宮レナ]]と[[前原圭一]]の二人と出会うこととなる。 レナはソロモン達を警戒するものの、どうにかこうにか圭一達と同行する事になった。 だがここでレナが雛見沢症候群に発症。 引き起こされる幻覚と思考能力の低下、そして疑心暗鬼により刃を向けられる。 そこで圭一がレナを食い止めることを決意。次元もそれに加わる事となった。 そして蒼星石は次元の思いを汲み取り、再会を約束。ソロモンと共に待ち合わせ場所に向かう事となった。 だがその途中で放送が開始。それによってソロモンが捜していた小夜が死んだ事を知ってしまう。 蒼星石は小夜の死によって気力を失った彼を慰め、フォローしようとするものの運悪くレナが闖入。 交戦するも放送での動揺や余裕の無さが祟ったのか、レナに右腕を破壊された挙句に敗北してしまう。 そしてそのままレナに止めを刺されるはずだった。だがレナは突然胸を貫かれて死んでしまう。 レナを死へと誘ったのは白刃の剣へと変化した男の右腕。右腕の主は、解り合えたはずのソロモンだった。 「ソロモン! どうしてこんなことをしたんだ!」 と、蒼星石はソロモンに叫ぶ。だが最早小夜を失った彼には何も届かなかった。 殺された小夜を生き返らせる為に人を殺す。そう決意していた彼に蒼星石は疑問を投げかける。 だが彼の行いが間違いであると伝えられぬまま、彼女はソロモンの剣で砕かれてしまった。 最期に想うのはソロモンと、そして姉の[[翠星石]]の事だった。 ――だが彼女は未だ、器を失った宝石となって光を放ち続けている。 器から投げ出され、地面に落ちたまま輝いていたローザミスティカ。 皮肉な事に[[佐々木小次郎]]との死合いに敗北したソロモンは、その隣に倒れてしまった。 それを見た蒼星石自身の意思なのか、ローザミスティカはソロモンに優しく語り掛ける様に光を放つ。 最期に近くでその光を眺める事が出来たおかげだろうか。ソロモンは蒼星石に想いを馳せながら瞼を閉じる事が出来た。 そうしてたった十数時間前に心底解り合えた彼のそんな死を見届けた後、ローザミスティカは次元に拾われる事になる。 器を失ったその後でも温かな光を放ったまま次元と行動を共にする事になった蒼星石。 ソロモンや蒼星石自身を気にかけてくれていた彼に拾われたことは、彼女の救いだっただろうか――。 支給品は朝倉涼子のコンバットナイフ、ハリセン。 ---- #comment(below)