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「現実の定義 Virtual game」(2021/07/24 (土) 16:00:03) の最新版変更点
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*現実の定義 Virtual game ◆B0yhIEaBOI
後悔っていうのは、いつになっても先に立たないものだ。百年経った未来でさえ。
ついに太一君が走り出した。
駅のすぐそばまで近づいたことで、我慢しきれなくなったのだろう。
「駄目だよ太一君!」
必死に呼び止めようとするものの時すでに遅く、そして太一君は全く止まってくれそうに無い。
仕方が無いので、僕も走って太一君を追いかける。
ああ、危険な人が周りにいませんように……
「遅いぞどらえモン!」
駅の前で止まっていた太一君にはすぐに追いつけたけれど、太一君は相変わらず悪びれる素振りも無い。
やはり、ここできちんと注意しておく必要があるようだ。
「太一君……さっきから何度も言っているけれど、君はあまりにも無謀すぎるよ。
最初に人が2人も殺されたのを見てなかったのかい?このままじゃ次は君の命が危険だ」
「な~に言ってんだよ、どらえモン!俺こそ何度も言ってるだろ?これは全部ゲームなの、ゲ・エ・ム!
人が死ぬところはちょっとエグかったし、大人向けゲームなのかもしれないけどな。
なんにせよ、俺達はデータなんだから、死んでもリセットすりゃ大丈夫なの!
「いや、その理屈はおかしい」
「え?」
「誰?」
コン、と頭に硬いものが当たる。
「そのまま動くな。頭に通風孔を増設されたくなければな」
いつの間にか現れた見知らぬ女の人が、僕の頭に銃を突きつけていた。
不安が的中してしまったのだ。ああ、だから言ったのに……
※
銃を構えたまま、眼前の2人を観察する。
青い狸形義体に、子供が1人。
エネルギー残量のことも考えて光学迷彩は使用せず、障害物を利用して接近したが、特に発見されることも無く容易に接近できた。
予想通りこの2人は戦闘馴れしていない民間人のようだ。
だが、この民間人というのが曲者だ。状況に流され、狂気にほだされ、たやすく外道の道へと堕ちる。
民間人であることは、この者達が無害なオーディエンスである、ということの証明にはならない。
明確な前例も有る。
「ハァ、ハァ、草薙さん、ちょっと待って下さ……い!?」
危険度不確定の民間人が、確定的前例の半民間人を背負ってやってきたようだ。
私達が駅に向かう道中、先の魔力暴走?とやらでルイズが消耗していたため、衛宮がルイズを背負い、私の後を追っていた。
衛宮自身も消耗していたこともあり、私がルイズを持とうと言ったが、
ルイズが拒否した上に衛宮本人の強い希望もあったので、とりあえず任せることにしたのだった。
衛宮にロリコン趣味がある可能性が気になったが、大した問題でもなかろう。
「一人で先行するなんて酷いですよ。……で、この状況の説明、してもらえますか?」
「他の参加者が居たから拘束した。それだけだ」
「それだけって……相手は子供じゃないですか!銃を突きつけて脅すだなんてやりすぎですよ!!」
「甘いな。子供でも人は殺せるぞ。なんならお前が背負っている奴にでも聞いてみろ」
ルイズが小さな悲鳴を上げて、顔を隠す。
「……草薙さんは悲観的過ぎます。もっと他人を信用しても……」
「お前が過度に楽天的なだけだ。」
私は埒の明かない衛宮との会話を一方的に切り上げ、子供と青狸の方を向く。
「さて、お前達への尋問がまだだったな」
改めて2人を見る。
青狸はそのボディをさらに青くして震え上がっている。
子供の方は、私を睨み付けている。先ほどの会話から推測するに、これは勇敢なのではなく蛮勇をふるっているだけなのだろう。
とりあえず今は、青狸の方に用がある。
「まあそこまで緊張するな。私はこれでも警官だ。お前達が大人しくしていれば危害を加えるつもりは無い」
「嘘付け!オバサンが警察だなんて証拠がないだろ!!」
……
ピクッ、と、顔面の表情筋を司るナノマシンに電流が奔る。
条件反射で相手に食って掛かる糞餓鬼が……
「……取り敢えず、お前等の支給品を見せて貰おうか。それと青狸、お前はあのギガゾンビとか言う奴と面識があるのか?
奴についての情報を出来るだけ詳しく教えて欲しい」
私がそういった次の瞬間、青狸が急変した。
それまで真っ青だった顔色が真っ赤になり、湯気を上げんばかりの勢いだ。
そしてワナワナと震えながら、いきなりヒステリックに叫びだした。
「ぼくは、タヌキじゃな~~~~~~い!!」
よく分からないが、うっかり地雷を踏んでしまったようだ。
コイツまで発狂されたのでは情報収集に大きく支障が生じる。なんとか宥めなければ。
「そ、そうか、失礼したな。では……雪ダルマ型の義体だったか?」
「それも違~~~~~~~う!!!僕は猫型ロボットだ~~~~!!!」
「む、す、すまん」
火に油だ。どうにも要領を得ない。
兎に角、この自称猫型義体が落ち着くまで待つしかないか……
振り向くと、衛宮がヤレヤレ、といった素振りでこちらを見ている。
今回ばかりは奴に助けを求めた方が無難なのかもしれない。
「……もう分かったからそろそろ落ち着け」
私が猫型義体に語りかけたその時、子供がその元に駆け寄った。
「な、どらえモン、やっぱこいつら悪い奴だろ?銃で脅かして悪口言ってさ。こんな奴ら、俺達でやっつけちゃおうぜ!」
「おい、動くなと言ったのを忘れたのか?」
即座に発砲してやってもよかったが、一応先に警告を挟んでやる。
だが、子供は私の言葉を無視して、猫型義体のデイバッグの中を弄っている。
「貴様、いい加減にしないと――」
「止すんだ太一君!」
猫型義体が子供との射線上に入り、子供を制止しようとその腕を掴む。
その瞬間、ある物に私の目は釘付けになった。
子供の右手人差し指に絡まった、ピン状の針金。
そして、子供の左手に収まった、球状の物体。
――手榴弾!!何故コイツがそんなものを持っている!?
反射的に銃を構える。しかし猫型義体の大きな頭が邪魔だ。
クッ、直接奪い取るしかないかッ!
地面を蹴り、子供の元へと跳躍する。
だが、子供と接触したのは、猫型義体のほうが先だった。
「駄目だ太一君!!そんな危ない物を出しちゃあ!」
「邪魔するなよどらえモン!」
子供が手榴弾を投げようとするが、猫型義体に阻まれて、手榴弾はあらぬ方向へと飛んでゆく。
――衛宮とルイズの居る方へ。
ガシャン! 猫型義体と子供が交錯し、持っていたランタンを落とした音が響く。
次の瞬間、それまで在った光源が消えた。
その一瞬――瞬きする暇も無いが、十分に致命的なその間――手榴弾を、見失った。
安全ピンは何時外れた?
コン!と、アスファルトに金属塊が落ちる音が響く。
思ったよりも遠い!!
これでは、手榴弾を遠くに投擲するだけの時間が――
――無いッ!!
「全員、伏せろォ―――――――――――ッ!!!」
ド ン
※
「う、う~ん……」
「大丈夫?」
「え、あ、うん……って、きゃぁっ!」
目を開けたルイズの眼前にあったのは、衛宮士郎の顔。それも、鼻と鼻がぶつかるほどの至近距離。
しかも、体も士郎に抱きしめられるような形で密着している。
そう、まるで私が押し倒されたような形になっている。
それに気付いた瞬間、物凄いスピードで恥ずかしさが体中を駆け巡った。
頭から湯気が立ちそうだ。
最初の時のように、士郎を殴って恥ずかしさを紛らわせたかったが、生憎それすらも出来ないほど、私の体は士郎に強く抱きしめられていた。
「えっと、あ、あの、その、ええと……」
士郎から目をそらそうとするが、顔が近すぎてそれも難しい。
「どこか痛いところある?怪我、無い?」
そんな私の気持ちを知ってか知らずか、士郎は私のことを心配してくれる。
そういえば、あの少年が何か投げて、それが爆発したんだっけ。
士郎はその爆風から身を挺して私のことを守ってくれたの?
「う、ううん、怪我は無いみたい。あ、ありがとう、士郎……」
「そう、良かった……」
安心した、という風にそう呟いた士郎は、そのまま顔を私の顔に近づける。
え、ええっ!?どういうこと!!??
だ、駄目よ、私には才人が……って違う、才人はそんなんじゃないんだから!
で、でもそんな、いきなりキスとかは絶対駄目なんだから!!
こつん、と額と額がぶつかる。
ちょ、ちょっと、これ以上はダメだったら!ストップストップスト~~~~~~ップ!!
そのまま目を閉じて、体を硬直させてしまった私だったけれども、待てど暮らせど、その続きは来なかった。
……これ以上この空気に耐えられない。
「ちょ、ちょっと士郎、どういうつもりなの!?」
返事は無い。士郎の顔は私の顔のすぐ前で止まっている。
「だ、黙ってないで何とか言ってよ!」
それでも返事が無い。というか、士郎に動きが全く無い。
まるで――――
嫌な予感。
「士郎?ちょっと、どうしたの?返事してよ士郎!」
やはり返事が無い。体を揺すってみても応答なし。
これじゃ本当に――――
嫌な予感を振り切るように、なんとか士郎の下から這い出す。
そして、振り向いた士郎の背中を見る。
その背中は、――――
「士郎?ちょっと士郎?じ、冗談でしょ?」
士郎の背中は、爆風でズタズタに引き裂かれていた。
損傷の激しいその背中は、まるで、まるで――――
――死んでいるみたいだった。
「いい加減に返事しなさいよ!士郎!!」
熱いものがこみ上げてくる。
「 士郎―――――――――――――――――ッ!!! 」
※
「う~~んいててて……」
八神太一が目を覚ます。気付けば、どらえモンが太一の上に覆いかぶさってくれている。
「俺をかばってくれたのか、どらえモン!?サンキュー、どらえモン。でも折角なら進化して欲しかったケド」
「う、うう~ん」
どうやら、爆風でダメージを受けて気絶しているものの、どらえモンの命に別状は無さそうだ。
それを確かめた後、太一は自分のデイバックから、太一達に残った武器、見せ掛けミサイルを取り出す。
威嚇には使えると思ったからだ。
正直、自分達に配給されたまともな武器はあの手榴弾一個だけだったし、
その状況で銃を持った敵に会ってしまったのはアンラッキーだった。
だけど、なんとかこの場は切り抜けることが出来たみたいだ。
ゲームに乗って殺し合いをする奴が居るなんて、あんまり思ってはいなかったけど、
もしそういう奴が立ちふさがるんなら、俺が全部やっつけてやればいいだけだ。今回みたいに。
やっぱり、ゲームするなら、クリア目指さないといけないよな!
「よ~し、どらえモンはちょっと待ってろ、後は俺がこいつらに止めを刺してやるからな!」
ミサイルを構える。
パン!
何かが破裂する音が響く。
右腕を何かに押されて、ちょっとよろけてしまう。
ミサイルを落とす。
赤い。
「え……血……?俺の……?」
右手から、赤い血が流れ出す。
「おい」
さっきの悪そうな女が目の前に歩いてくる。そしてそのまま、
ドカッ!
「ぐはっ」
みぞおちを蹴られて、俺は倒れる。
「げほっ、げほっ」
うまく呼吸が出来ない。
女は、そんな俺にお構いなしに、撃たれた右手を踏みつける。
ぐりッ
「ぎゃぁぁぁあぁああっっっ!!痛い痛い痛い痛いいいいぃぃぃいいいっっっ!!!」
痛い。熱い。痛すぎてもう痛いのか何なのか分からなくなるぐらい痛い。
「痛いか!?どうやらお前にも正常に感覚入力がなされているようだな!」
「痛い!痛いから止めろよぉっ、ああああああ痛ええええええええっ!!」
「なら今の内にその感覚を十分に覚えておけ!二度と忘れんようにな!」
ぐいっ、と女が俺の首根っこを掴んで、睨み付ける。
「どうもお前は最初から勘違いしているようだな。この事態がゲームだとか、死んでもリセットすればいいだとか……」
「そ、そうだよ!皆気付いてないみたいだけど、これは全部ゲームだし、死んだって問題ないんだよ!」
ぎゅうっ、と、女が俺の右手を握る。
「ぎゃああぁあぁっ、痛えええっ!」
そのまま、女は仲間のところに俺を引きずっていった。
若い男の人が倒れていて、その横で女の子が泣いている。
「自分の仕出かしたことを、自分自身の目でよく見てみろッ!」
そう言って女の人は、俺を地面に投げつける。
顔を上げてよく見てみれば、男の人の体は、手榴弾のせいでボロボロになっていた。
血がそこかしこから流れだしている。
痛そうだった。俺の傷なんかより、ずっと……
「士郎……返事してよ、士郎……」
女の子が泣いている。でも、いくら名前を呼んでも男の人は動かない。
「これ……俺が……」
「少しは自分がしたことが理解できたか?
ならば、最初にお前が言っていたことを訂正してやろう。
我々に『オリジナル』というバックアップが存在すると仮定しても、それを確認する術がないのなら、それは最初から無いのと同義だ。
また、仮に我々が貴様の言うとおりデータだけの存在だったとしても、バックアップの無いデータはリセットしても復元されない。
ただ消滅するだけだ!」
今の今まで、俺達はただのデータの塊なんだと思っていた。
でも、目で見て、耳で聞こえて、頭で考えて……
血が流れていて、痛くて、そして死んだら生き返らないデータなら、それなら……
俺の考えていることを見透かすように、女の人が一括する。
「感覚入力も有る、死は不可逆で、死者の人格を確認することも出来ない。――この状況と現実と、なにが違う!!
これでもまだ、この状況がバーチャルリアリティに過ぎないというのなら――
いっそ私の手で、お前の言う『オリジナル』とやらの元に送ってやろうか!?」
「俺、俺……」
じゃあ、それなら俺は、
この人を……
この人の命を奪ったのは……
……俺だ。
「俺っ……そんな、こんなことになるなんて、俺、俺……」
俺が、この人を、殺してしまったんだ。
「ご、ごめん……なさい……ごめん、なさい…………」
俺が泣いていいワケ無いのに。俺が悪いのに。でも。でも。
「うっ、うわぁぁぁぁぁぁっっ!!ごめん……ごめんなさいぃぃぃっ!!」
涙が溢れてきた。
※
草薙素子は、倒れている衛宮の頚動脈を触れる。
……やはり、駄目か。
その傍で泣きじゃくる2人の子供には、爆風によるダメージは見られない。
少年の方の銃創は動脈を外したし、圧迫止血もしてある。今はその処置は後回しだ。
そう判断した私は、少しはなれて倒れている猫型義体に近づいた。
爆風によるダメージは私と同程度にあるようだが、致命的な損傷は見当たらない。
爆風のショックで気絶中、といったところか。
好都合だ。
「悪いが、今の内にお前の中を覗かせてもらうぞ」
私はそう言い放つと、自分の項からケーブルを延ばし、猫型義体の入力端子に接続した。
そして私は、猫型義体の電脳空間内にダイブする。いつものように。
―――――!!!!
「何ッ!糞ッ!!」
咄嗟にケーブルを引き抜く。
私のゴーストが、必死に警鐘を鳴らしている。
「なんだこれは……見たことも無い種類の攻性防壁に防壁迷路、そしてそのどれもが破格の高性能……
それに、この義体の製造年月日……2112年だと?記述ミスか、それとも……
どちらにせよ、義体の覚醒を待って、直接問質す必要がありそうだな……」
原理不明の技術を駆使する者達。特定不能な時間と空間。矛盾を矛盾として内包しつつも、それでいて自己を保ったこの世界。
謎は謎を呼び、それらを解き明かすためには更なる情報が必要だ。それだけははっきりとしていた。
そして、冷静に次の行動指針を定めた後に、私は改めて周囲の状況を確認した。
負傷3、死亡1。被害は甚大だ。
たった一人の子供の暴走を止められなかったばかりか、徒に被害を拡大してしまった、と考えても差し支えあるまい。
「無様なものだな」
後悔をさせる隙を与えずに行動し、事態が起こる前に収束させる。
攻性の公安組織の隊長が聞いてあきれる。
ギリィッ、という草薙素子が奥歯を噛締める音は、子供達の泣き声に掻き消されていった。
【F-1駅前・1日目 早朝】
【草薙素子@攻殻機動隊S.A.C】
[状態]:中程度のダメージ 、現状に苛立ち
[装備]:ベレッタ90-Two(弾数16/17)
[道具]: 荷物一式×3、ルールブレイカー@Fate/stay night、トウカの日本刀@うたわれるもの
水鉄砲@ひぐらしのなく頃に、もぐらてぶくろ@ドラえもん、バニーガールスーツ@涼宮ハルヒの憂鬱
獅堂光の剣@魔法騎士レイアース、瞬間乾燥ドライヤー@ドラえもん
[思考]:
1.猫型義体から情報を得る。
2.駅施設の探索。
3.バトー、トグサ、タチコマを探す。
4.首輪を外すための道具や役立ちそうな人物を探したい。
5.朝倉(顔と名前は一致せず)を警戒。
6. ギガゾンビの”制圧”
7.同行者の仲間を探す。
[備考]:参加者全員の容姿と服装を覚えています。ある程度の首輪の機能と構造を理解しました。
草薙素子の光学迷彩は専用のエネルギーを大きく消費するため、余り多用できません。
電脳化と全身擬体のため獅堂光の剣を持っても炎上しません。
【ドラえもん@ドラえもん】
[状態]:中程度のダメージ、気絶
[装備]:無し
[道具]:"THE DAY OF SAGITTARIUS Ⅲ"ゲームCD@涼宮ハルヒの憂鬱 、支給品一式
[思考・状況]
1:気絶中
2:ヤマトを含む仲間との合流(特にのび太)
基本:ひみつ道具を集めてしずかの仇をとる。ギガゾンビをなんとかする
【八神太一@デジモンアドベンチャー】
[状態]:右手に銃創、精神的ダメージ大
[装備]:なし
[道具]: ヘルメット、支給品一式
[思考・状況]
1:後悔
基本:ヤマトたちと合流
【ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール@ゼロの使い魔】
[状態]:疲労大。左手中指の爪剥離。精神不安定。
[装備]:グラーフアイゼン(数時間は使用不能)
[道具]:なし
[思考・状況]
1.悲しみ。
2.才人と合流する。
3.魔力回復後にグラーフアイゼンを使いこなす。
4. タバサとも一応会いたい。
5.朝倉に報復。
6.素子に私怨。潜在的な恐怖は存続。
&color(red){【衛宮士郎@Fate/stay night 死亡】}
&color(red){[残り63人]}
※みせかけミサイル@ドラえもん は近くに落ちています。素子はその真贋を知りません。
※士郎の投影した 名も無き剣@Fate/stay night は、士郎の遺体の近くに落ちています。
*時系列順で読む
Back:[[ある接触]] Next:[[「無事でよかった」]]
*投下順で読む
Back:[[ある接触]] Next:[[「無事でよかった」]]
|47:[[RESSRRECTION LOUISE~即席のスリーアロー~]]|草薙素子|119:[[幸運と不幸の定義 near death happiness]]|
|67:[[悲劇]]|ドラえもん|119:[[幸運と不幸の定義 near death happiness]]|
|67:[[悲劇]]|八神太一|97:[[brave heart]]|
|47:[[RESSRRECTION LOUISE~即席のスリーアロー~]]|ルイズ・フランソワーズ・ル・&br()ブラン・ド・ラ・ヴァリエール|119:[[幸運と不幸の定義 near death happiness]]|
|47:[[RESSRRECTION LOUISE~即席のスリーアロー~]]|&color(red){衛宮士郎}||
*現実の定義 Virtual game ◆B0yhIEaBOI
後悔っていうのは、いつになっても先に立たないものだ。百年経った未来でさえ。
ついに太一君が走り出した。
駅のすぐそばまで近づいたことで、我慢しきれなくなったのだろう。
「駄目だよ太一君!」
必死に呼び止めようとするものの時すでに遅く、そして太一君は全く止まってくれそうに無い。
仕方が無いので、僕も走って太一君を追いかける。
ああ、危険な人が周りにいませんように……
「遅いぞどらえモン!」
駅の前で止まっていた太一君にはすぐに追いつけたけれど、太一君は相変わらず悪びれる素振りも無い。
やはり、ここできちんと注意しておく必要があるようだ。
「太一君……さっきから何度も言っているけれど、君はあまりにも無謀すぎるよ。
最初に人が2人も殺されたのを見てなかったのかい?このままじゃ次は君の命が危険だ」
「な~に言ってんだよ、どらえモン!俺こそ何度も言ってるだろ?これは全部ゲームなの、ゲ・エ・ム!
人が死ぬところはちょっとエグかったし、大人向けゲームなのかもしれないけどな。
なんにせよ、俺達はデータなんだから、死んでもリセットすりゃ大丈夫なの!」
「いや、その理屈はおかしい」
「え?」
「誰?」
コン、と頭に硬いものが当たる。
「そのまま動くな。頭に通風孔を増設されたくなければな」
いつの間にか現れた見知らぬ女の人が、僕の頭に銃を突きつけていた。
不安が的中してしまったのだ。ああ、だから言ったのに……
※
銃を構えたまま、眼前の2人を観察する。
青い狸形義体に、子供が1人。
エネルギー残量のことも考えて光学迷彩は使用せず、障害物を利用して接近したが、特に発見されることも無く容易に接近できた。
予想通りこの2人は戦闘馴れしていない民間人のようだ。
だが、この民間人というのが曲者だ。状況に流され、狂気にほだされ、たやすく外道の道へと堕ちる。
民間人であることは、この者達が無害なオーディエンスである、ということの証明にはならない。
明確な前例も有る。
「ハァ、ハァ、草薙さん、ちょっと待って下さ……い!?」
危険度不確定の民間人が、確定的前例の半民間人を背負ってやってきたようだ。
私達が駅に向かう道中、先の魔力暴走?とやらでルイズが消耗していたため、衛宮がルイズを背負い、私の後を追っていた。
衛宮自身も消耗していたこともあり、私がルイズを持とうと言ったが、
ルイズが拒否した上に衛宮本人の強い希望もあったので、とりあえず任せることにしたのだった。
衛宮にロリコン趣味がある可能性が気になったが、大した問題でもなかろう。
「一人で先行するなんて酷いですよ。……で、この状況の説明、してもらえますか?」
「他の参加者が居たから拘束した。それだけだ」
「それだけって……相手は子供じゃないですか!銃を突きつけて脅すだなんてやりすぎですよ!!」
「甘いな。子供でも人は殺せるぞ。なんならお前が背負っている奴にでも聞いてみろ」
ルイズが小さな悲鳴を上げて、顔を隠す。
「……草薙さんは悲観的過ぎます。もっと他人を信用しても……」
「お前が過度に楽天的なだけだ。」
私は埒の明かない衛宮との会話を一方的に切り上げ、子供と青狸の方を向く。
「さて、お前達への尋問がまだだったな」
改めて2人を見る。
青狸はそのボディをさらに青くして震え上がっている。
子供の方は、私を睨み付けている。先ほどの会話から推測するに、これは勇敢なのではなく蛮勇をふるっているだけなのだろう。
とりあえず今は、青狸の方に用がある。
「まあそこまで緊張するな。私はこれでも警官だ。お前達が大人しくしていれば危害を加えるつもりは無い」
「嘘付け!オバサンが警察だなんて証拠がないだろ!!」
……
ピクッ、と、顔面の表情筋を司るナノマシンに電流が奔る。
条件反射で相手に食って掛かる糞餓鬼が……
「……取り敢えず、お前等の支給品を見せて貰おうか。それと青狸、お前はあのギガゾンビとか言う奴と面識があるのか?
奴についての情報を出来るだけ詳しく教えて欲しい」
私がそういった次の瞬間、青狸が急変した。
それまで真っ青だった顔色が真っ赤になり、湯気を上げんばかりの勢いだ。
そしてワナワナと震えながら、いきなりヒステリックに叫びだした。
「ぼくは、タヌキじゃな~~~~~~い!!」
よく分からないが、うっかり地雷を踏んでしまったようだ。
コイツまで発狂されたのでは情報収集に大きく支障が生じる。なんとか宥めなければ。
「そ、そうか、失礼したな。では……雪ダルマ型の義体だったか?」
「それも違~~~~~~~う!!!僕は猫型ロボットだ~~~~!!!」
「む、す、すまん」
火に油だ。どうにも要領を得ない。
兎に角、この自称猫型義体が落ち着くまで待つしかないか……
振り向くと、衛宮がヤレヤレ、といった素振りでこちらを見ている。
今回ばかりは奴に助けを求めた方が無難なのかもしれない。
「……もう分かったからそろそろ落ち着け」
私が猫型義体に語りかけたその時、子供がその元に駆け寄った。
「な、どらえモン、やっぱこいつら悪い奴だろ?銃で脅かして悪口言ってさ。こんな奴ら、俺達でやっつけちゃおうぜ!」
「おい、動くなと言ったのを忘れたのか?」
即座に発砲してやってもよかったが、一応先に警告を挟んでやる。
だが、子供は私の言葉を無視して、猫型義体のデイバッグの中を弄っている。
「貴様、いい加減にしないと――」
「止すんだ太一君!」
猫型義体が子供との射線上に入り、子供を制止しようとその腕を掴む。
その瞬間、ある物に私の目は釘付けになった。
子供の右手人差し指に絡まった、ピン状の針金。
そして、子供の左手に収まった、球状の物体。
――手榴弾!!何故コイツがそんなものを持っている!?
反射的に銃を構える。しかし猫型義体の大きな頭が邪魔だ。
クッ、直接奪い取るしかないかッ!
地面を蹴り、子供の元へと跳躍する。
だが、子供と接触したのは、猫型義体のほうが先だった。
「駄目だ太一君!!そんな危ない物を出しちゃあ!」
「邪魔するなよどらえモン!」
子供が手榴弾を投げようとするが、猫型義体に阻まれて、手榴弾はあらぬ方向へと飛んでゆく。
――衛宮とルイズの居る方へ。
ガシャン! 猫型義体と子供が交錯し、持っていたランタンを落とした音が響く。
次の瞬間、それまで在った光源が消えた。
その一瞬――瞬きする暇も無いが、十分に致命的なその間――手榴弾を、見失った。
安全ピンは何時外れた?
コン!と、アスファルトに金属塊が落ちる音が響く。
思ったよりも遠い!!
これでは、手榴弾を遠くに投擲するだけの時間が――
――無いッ!!
「全員、伏せろォ―――――――――――ッ!!!」
ド ン
※
「う、う~ん……」
「大丈夫?」
「え、あ、うん……って、きゃぁっ!」
目を開けたルイズの眼前にあったのは、衛宮士郎の顔。それも、鼻と鼻がぶつかるほどの至近距離。
しかも、体も士郎に抱きしめられるような形で密着している。
そう、まるで私が押し倒されたような形になっている。
それに気付いた瞬間、物凄いスピードで恥ずかしさが体中を駆け巡った。
頭から湯気が立ちそうだ。
最初の時のように、士郎を殴って恥ずかしさを紛らわせたかったが、生憎それすらも出来ないほど、私の体は士郎に強く抱きしめられていた。
「えっと、あ、あの、その、ええと……」
士郎から目をそらそうとするが、顔が近すぎてそれも難しい。
「どこか痛いところある?怪我、無い?」
そんな私の気持ちを知ってか知らずか、士郎は私のことを心配してくれる。
そういえば、あの少年が何か投げて、それが爆発したんだっけ。
士郎はその爆風から身を挺して私のことを守ってくれたの?
「う、ううん、怪我は無いみたい。あ、ありがとう、士郎……」
「そう、良かった……」
安心した、という風にそう呟いた士郎は、そのまま顔を私の顔に近づける。
え、ええっ!?どういうこと!!??
だ、駄目よ、私には才人が……って違う、才人はそんなんじゃないんだから!
で、でもそんな、いきなりキスとかは絶対駄目なんだから!!
こつん、と額と額がぶつかる。
ちょ、ちょっと、これ以上はダメだったら!ストップストップスト~~~~~~ップ!!
そのまま目を閉じて、体を硬直させてしまった私だったけれども、待てど暮らせど、その続きは来なかった。
……これ以上この空気に耐えられない。
「ちょ、ちょっと士郎、どういうつもりなの!?」
返事は無い。士郎の顔は私の顔のすぐ前で止まっている。
「だ、黙ってないで何とか言ってよ!」
それでも返事が無い。というか、士郎に動きが全く無い。
まるで――――
嫌な予感。
「士郎?ちょっと、どうしたの?返事してよ士郎!」
やはり返事が無い。体を揺すってみても応答なし。
これじゃ本当に――――
嫌な予感を振り切るように、なんとか士郎の下から這い出す。
そして、振り向いた士郎の背中を見る。
その背中は、――――
「士郎?ちょっと士郎?じ、冗談でしょ?」
士郎の背中は、爆風でズタズタに引き裂かれていた。
損傷の激しいその背中は、まるで、まるで――――
――死んでいるみたいだった。
「いい加減に返事しなさいよ!士郎!!」
熱いものがこみ上げてくる。
「 士郎―――――――――――――――――ッ!!! 」
※
「う~~んいててて……」
八神太一が目を覚ます。気付けば、どらえモンが太一の上に覆いかぶさってくれている。
「俺をかばってくれたのか、どらえモン!?サンキュー、どらえモン。でも折角なら進化して欲しかったケド」
「う、うう~ん」
どうやら、爆風でダメージを受けて気絶しているものの、どらえモンの命に別状は無さそうだ。
それを確かめた後、太一は自分のデイバックから、太一達に残った武器、みせかけミサイルを取り出す。
威嚇には使えると思ったからだ。
正直、自分達に配給されたまともな武器はあの手榴弾一個だけだったし、
その状況で銃を持った敵に会ってしまったのはアンラッキーだった。
だけど、なんとかこの場は切り抜けることが出来たみたいだ。
ゲームに乗って殺し合いをする奴が居るなんて、あんまり思ってはいなかったけど、
もしそういう奴が立ちふさがるんなら、俺が全部やっつけてやればいいだけだ。今回みたいに。
やっぱり、ゲームするなら、クリア目指さないといけないよな!
「よ~し、どらえモンはちょっと待ってろ、後は俺がこいつらに止めを刺してやるからな!」
ミサイルを構える。
パン!
何かが破裂する音が響く。
右腕を何かに押されて、ちょっとよろけてしまう。
ミサイルを落とす。
赤い。
「え……血……?俺の……?」
右手から、赤い血が流れ出す。
「おい」
さっきの悪そうな女が目の前に歩いてくる。そしてそのまま、
ドカッ!
「ぐはっ」
みぞおちを蹴られて、俺は倒れる。
「げほっ、げほっ」
うまく呼吸が出来ない。
女は、そんな俺にお構いなしに、撃たれた右手を踏みつける。
ぐりッ
「ぎゃぁぁぁあぁああっっっ!!痛い痛い痛い痛いいいいぃぃぃいいいっっっ!!!」
痛い。熱い。痛すぎてもう痛いのか何なのか分からなくなるぐらい痛い。
「痛いか!?どうやらお前にも正常に感覚入力がなされているようだな!」
「痛い!痛いから止めろよぉっ、ああああああ痛ええええええええっ!!」
「なら今の内にその感覚を十分に覚えておけ!二度と忘れんようにな!」
ぐいっ、と女が俺の首根っこを掴んで、睨み付ける。
「どうもお前は最初から勘違いしているようだな。この事態がゲームだとか、死んでもリセットすればいいだとか……」
「そ、そうだよ!皆気付いてないみたいだけど、これは全部ゲームだし、死んだって問題ないんだよ!」
ぎゅうっ、と、女が俺の右手を握る。
「ぎゃああぁあぁっ、痛えええっ!」
そのまま、女は仲間のところに俺を引きずっていった。
若い男の人が倒れていて、その横で女の子が泣いている。
「自分の仕出かしたことを、自分自身の目でよく見てみろッ!」
そう言って女の人は、俺を地面に投げつける。
顔を上げてよく見てみれば、男の人の体は、手榴弾のせいでボロボロになっていた。
血がそこかしこから流れだしている。
痛そうだった。俺の傷なんかより、ずっと……
「士郎……返事してよ、士郎……」
女の子が泣いている。でも、いくら名前を呼んでも男の人は動かない。
「これ……俺が……」
「少しは自分がしたことが理解できたか?
ならば、最初にお前が言っていたことを訂正してやろう。
我々に『オリジナル』というバックアップが存在すると仮定しても、それを確認する術がないのなら、それは最初から無いのと同義だ。
また、仮に我々が貴様の言うとおりデータだけの存在だったとしても、バックアップの無いデータはリセットしても復元されない。
ただ消滅するだけだ!」
今の今まで、俺達はただのデータの塊なんだと思っていた。
でも、目で見て、耳で聞こえて、頭で考えて……
血が流れていて、痛くて、そして死んだら生き返らないデータなら、それなら……
俺の考えていることを見透かすように、女の人が一括する。
「感覚入力も有る、死は不可逆で、死者の人格を確認することも出来ない。――この状況と現実と、なにが違う!!
これでもまだ、この状況がバーチャルリアリティに過ぎないというのなら――
いっそ私の手で、お前の言う『オリジナル』とやらの元に送ってやろうか!?」
「俺、俺……」
じゃあ、それなら俺は、
この人を……
この人の命を奪ったのは……
……俺だ。
「俺っ……そんな、こんなことになるなんて、俺、俺……」
俺が、この人を、殺してしまったんだ。
「ご、ごめん……なさい……ごめん、なさい…………」
俺が泣いていいワケ無いのに。俺が悪いのに。でも。でも。
「うっ、うわぁぁぁぁぁぁっっ!!ごめん……ごめんなさいぃぃぃっ!!」
涙が溢れてきた。
※
草薙素子は、倒れている衛宮の頚動脈を触れる。
……やはり、駄目か。
その傍で泣きじゃくる2人の子供には、爆風によるダメージは見られない。
少年の方の銃創は動脈を外したし、圧迫止血もしてある。今はその処置は後回しだ。
そう判断した私は、少しはなれて倒れている猫型義体に近づいた。
爆風によるダメージは私と同程度にあるようだが、致命的な損傷は見当たらない。
爆風のショックで気絶中、といったところか。
好都合だ。
「悪いが、今の内にお前の中を覗かせてもらうぞ」
私はそう言い放つと、自分の項からケーブルを延ばし、猫型義体の入力端子に接続した。
そして私は、猫型義体の電脳空間内にダイブする。いつものように。
―――――!!!!
「何ッ!糞ッ!!」
咄嗟にケーブルを引き抜く。
私のゴーストが、必死に警鐘を鳴らしている。
「なんだこれは……見たことも無い種類の攻性防壁に防壁迷路、そしてそのどれもが破格の高性能……
それに、この義体の製造年月日……2112年だと?記述ミスか、それとも……
どちらにせよ、義体の覚醒を待って、直接問い質す必要がありそうだな……」
原理不明の技術を駆使する者達。特定不能な時間と空間。矛盾を矛盾として内包しつつも、それでいて自己を保ったこの世界。
謎は謎を呼び、それらを解き明かすためには更なる情報が必要だ。それだけははっきりとしていた。
そして、冷静に次の行動指針を定めた後に、私は改めて周囲の状況を確認した。
負傷3、死亡1。被害は甚大だ。
たった一人の子供の暴走を止められなかったばかりか、徒に被害を拡大してしまった、と考えても差し支えあるまい。
「無様なものだな」
後悔をさせる隙を与えずに行動し、事態が起こる前に収束させる。
攻性の公安組織の隊長が聞いてあきれる。
ギリィッ、という草薙素子が奥歯を噛み締める音は、子供達の泣き声に掻き消されていった。
【F-1駅前・1日目 早朝】
【草薙素子@攻殻機動隊S.A.C】
[状態]:中程度のダメージ 、現状に苛立ち
[装備]:ベレッタ90-Two(弾数16/17)
[道具]: 荷物一式×3、ルールブレイカー@Fate/stay night、トウカの日本刀@うたわれるもの
水鉄砲@ひぐらしのなく頃に、もぐらてぶくろ@ドラえもん、バニーガールスーツ@涼宮ハルヒの憂鬱
獅堂光の剣@魔法騎士レイアース、瞬間乾燥ドライヤー@ドラえもん
[思考]:
1.猫型義体から情報を得る。
2.駅施設の探索。
3.バトー、トグサ、タチコマを探す。
4.首輪を外すための道具や役立ちそうな人物を探したい。
5.朝倉(顔と名前は一致せず)を警戒。
6.ギガゾンビの”制圧”
7.同行者の仲間を探す。
[備考]:参加者全員の容姿と服装を覚えています。ある程度の首輪の機能と構造を理解しました。
草薙素子の光学迷彩は専用のエネルギーを大きく消費するため、あまり多用できません。
電脳化と全身義体のため獅堂光の剣を持っても炎上しません。
【ドラえもん@ドラえもん】
[状態]:中程度のダメージ、気絶
[装備]:無し
[道具]:"THE DAY OF SAGITTARIUS Ⅲ"ゲームCD@涼宮ハルヒの憂鬱 、支給品一式
[思考・状況]
1:気絶中
2:ヤマトを含む仲間との合流(特にのび太)
基本:ひみつ道具を集めてしずかの仇をとる。ギガゾンビをなんとかする
【八神太一@デジモンアドベンチャー】
[状態]:右手に銃創、精神的ダメージ大
[装備]:なし
[道具]: ヘルメット、支給品一式
[思考・状況]
1:後悔
基本:ヤマトたちと合流
【ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール@ゼロの使い魔】
[状態]:疲労大。左手中指の爪剥離。精神不安定。
[装備]:グラーフアイゼン(数時間は使用不能)
[道具]:なし
[思考・状況]
1.悲しみ。
2.才人と合流する。
3.魔力回復後にグラーフアイゼンを使いこなす。
4.タバサとも一応会いたい。
5.朝倉に報復。
6.素子に私怨。潜在的な恐怖は存続。
&color(red){【衛宮士郎@Fate/stay night 死亡】}
&color(red){[残り63人]}
※みせかけミサイル@ドラえもん は近くに落ちています。素子はその真贋を知りません。
※士郎の投影した 名も無き剣@Fate/stay night は、士郎の遺体の近くに落ちています。
*時系列順で読む
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*投下順で読む
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