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「触らぬタチコマに祟り無し Flying tank」(2021/08/19 (木) 20:04:34) の最新版変更点
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*触らぬタチコマに祟り無し Flying tank ◆5VEHREaaO2
士郎が死んだ。
あの忌々しい変態仮面の放送では19人もの人物の名が流れた。その中にはあの馬鹿の名前があった。
あの『正義の味方』な馬鹿のことだ。大方誰かを庇って死んだんだろう。
「…しずかちゃん…スネ夫…先生……キートンさん…」
私の隣ではさっきから、少年がぶつぶつと知り合いであろう人物達の名前を膝を抱えながら呟いている。
とりあえず、放っておいてやろう。
別にやさしさからそうするわけじゃない。慰めるのがめんどくさいからだ。
今危惧すべきはセイバーだろう。
もし、私の知っているセイバーならこの放送を聞いて暴走しているかもしれない。
あの馬鹿のことを慕っていたし。もしそうならかなり厄介だ。
別にあの子のことを心配してるわけじゃない、戦力が減る可能性があるからだ。
とりあえずの所は、偵察に出した水銀燈が戻ってくるまでは森の中でじっとしてしておこう。
なんか帰ってくるのが遅いけど、探しに行くのもめんどうだ。私と同じように少し休息は取ったから力も回復した
だろうし、ラインが繋がってるのも確認したからその内帰って来れるだろう。
今はあまり動きたくない。別に落ち込んでるわけじゃない。
ただの知り合いが死んで落ち込むなんて、遠坂家の魔術師がするわけなんてありえない。
だから、しっかりしろ!遠坂凛!
――――――――――
私達は穴を掘り終えるとカルラさんの遺体をその中に横たえた。そして、瞳を閉じ土を被せ、
彼女の名前を書いたメモ用紙を風に飛ばされぬよう石を上に置きタチコマの西瓜と共に放置する。
むなしさ、無力感、くやしさといった黒い感情が私を包む。
だけど負けられない。生きて私の罪を償うまでは死ねないから。
「行きますね、カルラさん」
そのまま彼女の魂が天国に逝けるようにしばらく祈る。
ごめんなさい。カルラさん。
そうして祈り終わってから、タチコマの言う南にある鞄を回収しに行った。
すぐに辿り着きそれを発見した。とりあえず辺りを見回しても誰かがいる様子は無かった。
死体が無いことをほっとしつつも疑問に思ったけど、多分誰かが落としたんだろう見当をつける。
「おお~、経験値が溜まる~」
タチコマの方を見ると、いつのまにか鞄の中から薬箱を取り出し、その中から香炉を取り出していた。
「何それ?」
「香。嘔吐を引き起こす成分の」
「……分かるの?」
「センサーで解析できるよ。君は吸わないほうがいい、毒だから」
そのまま彼が薬箱や如雨露をしまい近寄ってくる。
「そういえば、君の支給品ってそのカードだけ?」
「ううん、銃と玩具が入ってた」
「見せて見せて」
私はそれらを出すのに苦労しながら彼に見せることにする。正直言って私には意味がなさそうな代物だったから。
「おお~!これはサイトーさんの対物ライフル」
「たいぶつらいふる?」
彼が言うにはTVとかに良く出てくる狙撃銃のことらしい。
内容はNTW20対物ライフル、ボルトアクション、QRS照準対応、20mmx180弾、射程は1500m、装弾数は3発とのこと。
私には重く、説明書を読んでも人口衛星や鷹の目とかの話が書いてあったりして、扱い方が難しく
よく分からなかったから鞄に放り込んでおいたけど、そのまま捨ててなくてよかった。彼曰く、かなり強力なものらしい。
次に出した物はプロペラの付いた玩具。なんの魔力も感じなかったし、説明書の内容もふざけているとしか
思えなかった技術が書かれてあった。
けど、私の目の前には、どう見ても魔法ではなく未来の科学を使っているとしか思えない彼がいた。
とりあえず、私が付けても意味がなさそうだから、彼の頭にその玩具をつけてみることにする。
「何これ?」
「浮かぶイメージを思い浮かべてみて」
私がそういうと彼が宙に浮かんだ。どうやら本物みたい。
「うわ~。これミノフスキークラフト?空を飛べるよ」
「そういう道具みたい。これで温泉まで行こう」
「その前にこれ付けて。それからポッドの中に入って、そっちの方がいいよ」
たしかに、この道具は時速80kmまでスピードが出せるみたいだから、私よりは速そう。
連続八時間までしか飛べないみたいで、効率は魔法の方がいいみたいだから休み休み飛ぶ
必要があるけど、これは便利そうだ。
私はタチコマの口のような場所に彼の取り出した金属の塊を付けてから、ポッドの中に乗り込む。
そうして温泉に向かった。
――――――――――
何あれ?
私がそれを見たのは八時頃だった。
木々にこちらの姿が隠れていたためか、あれは私に気付かずに温泉の方に向かっていった。
UFOだろうか、誰かの支給品だろうか?
たぶん、どちらとも違う。あの最初のフロアにいたときに見た、薄暗い中でも全参加者の中でも
とりわけ異色を放つ青い化け物の姿。それに空飛ぶ何かは酷似していた。
追ってやっつけてやろうかと思ったものの、逆に返り討ちに遭いそうだから止めておくことにする。
向かった方向も、先刻まで私がいたこの舞台の端の温泉だから、部活メンバーや他の誰かも居ないだろうし。
「まあ、触らぬオヤシロ様に祟り無し、ってね」
「それを言うなら、触らぬ神に祟り無し、じゃないかしらぁ?」
――――――――――
放送が終わってしばらくすると、カレイドルビーが、
「適当に偵察でもしてて」
なんて言ったの。まあ、私も真紅達をこの手でジャンクに出来る機会が残っていることが
分かって、笑みを堪えるのに苦労してたから偵察に出るのはありがたかったけど。
そうして、空を飛んでいるとと思わぬ発見をしちゃったの。
いきなりそれが覆いかぶさって来た時は驚いちゃったけど、調べてみると透明な布だったわ。
しかも、腕に被せると被せた部分が見えなくなった。どうやら、姿を消せる布切れみたい。
便利そうな道具だったから思わず笑みを浮かべちゃった。
寺で休憩しながら、この布切れをどう活用しようか考えてたところに女が現れた。
とりあえずは、実験ついでに観察する事にして後を追ったの。
でも、たいして何も無い所でいきなりびびったり、こけたりするんだもの、笑いをこらえるのも大変だったわねぇ。
そうしているとあの青蜘蛛が北のほうへ飛んでいったのが見えた。
青蜘蛛はあっという間にいなくなったけど、おばかさんみたいに飛んでいった方向を眺めてる
女に声を掛ける事にしたの。もうそろそろ頃合だし。
「まあ、触らぬオヤシロ様に祟り無し、ってね」
「それを言うなら、触らぬ神に祟り無し、じゃないかしらぁ?」
私は神なんて信じない、唯一信じるのはお父様だけだけど。
私の目の前にいる人間がこちらを向いてくる。かなりの間抜け面ねぇ、とっても面白いわぁ。
「……あんた何さ?そんな人形みたいななりで、あんたも参加者?」
声が少し震えてるわねぇ。まあいいわ、答えてあげることにしましょう。
「私はローゼンメイデンの第一ドール、水銀燈。今はカレイドルビーの忠実なる僕よぉ」
まあ、あの女の僕って所は嘘だけどねぇ。
「っで、それが私に何の用なのさ?」
気丈だけど震える声で聞いてくる。まあ、用なんて色々あるのだけどねぇ。
「ええ、ちょっと死んでもらおうと思って」
女は私の言葉を聞き少し後ずさり、
「困るなぁ、おじさんこんな所で呪い人形に殺されるわけにはいかないんだからさっ!!」
斧をデイバッグから取り出し襲い掛かってくる。まあ反応としてはいたって自然ね。でも遅い。
私は左羽で斧の一振りを受け止める、弱い。雑魚ね。右羽で女の顔面を叩き、隙だらけとなった女の腹を蹴飛ばす。
女は斧とデイバッグを取り落とし、木に激突しちゃたわぁ。
「……ガッ!…オエ…オエェェェェェェェェェェェェェェ!!」
「お腹をちょっと小突いたぐらいで吐くなんてぇ、無様ねぇ」
無様に嘔吐した女に私は嘲笑の笑みを向け、その女は涙目になりながらも私を睨み返してくる。
思ったよりも荒事に慣れているのかしら?まあいいわぁ、目的を実行することにしましょう。
「我主カレイドルビーの命令で殺すつもりだったけど、気が変わったわ。見逃してあげる」
「……何たくらんでんのさ?」
聞き返す度胸はまだ残ってるみたいねぇ。そうでなくっちゃ面白くないわぁ。
「企むぅ、なんのことかしらぁ?これだけ道具が手に入ったんだものぉ、
気分だってよくなるわぁ。それじゃあ私はカレイドルビーの所に戻るからぁ」
そうして、私は斧とデイバッグを掴み森の中へと姿を消す。
少し離れると、女がいた方向から山を下るであろう走る音が聞こえてきた。思わず口元が緩まる。
私の思いどうりにことが進んでいるのが愉快だ。これなら、あの女は麓まで辿り着き誰かと遭遇するわねぇ。
とはいえ、下手に仕掛けるつもりは無い。私とカレイドルビーの能力を考えれば待ち伏せをするのが無難よ。
でも、先刻飛んでいったあの青蜘蛛は不味いわね。どうやってかは分からないけど、
空を飛べるようになってしまった以上は、あの体格で体当たりでも仕掛けられればひとたまりもないし。
まあいいわ、あのなりじゃあ仲間なんて出来そうもない。勝手にジャンクになるでしょう。
そういえば、アレの名前は何なのかしら?
がんだむハンマーって言ってたから、がんだむって名前なんでしょうけど。
とりあえず、手駒の所に戻るとしましょうか。知らぬ間に殺されても少し困るし。
――――――――――
僕は真直ぐ温泉に向かっていた。
これだけの速度なら誰かに発見されちゃうだろうけど、バトーくん達が見かけたら進行方向から位置は
察してくれるだろうから光学迷彩を使わずに行くことにしたんだ。狙撃もサイトーさんレベルでもないと不可能だし。
そうして、旅館らしき所が見えてきた。建物の中を熱源センサーで見てみたけど、温泉とやらがある場所以外は
何も発見できなかった。とりあえずお湯がいっぱい張ってあった場所を上空から調べてみても誰も居そうに無い。
これが温泉かな?まあ、温泉に入るっていっても、外は危ないから玄関の方に回って一旦フェイトちゃんを
降ろしてから、中へと進む。途中で土偶があったけど、彼女を温泉に入れることが先だと思ったから放っておいた。
通路は僕が通れるぎりぎりの狭さだから僕が先頭、これが盾のお仕事さ。
そうして男や女って書かれた入り口らしき場所に辿り着いた。
「ここがそうなの?」
「うん、そう」
彼女は僕を飛び越えて中に入っていく、僕もその後に続いたら彼女が振り向いた。
「何で入ってくるの?」
「一人じゃ危ないよ」
「……それもそうか。…ハァ」
なんか溜息ついてる。僕何か変なことでも言ったかな?
僕達が奥に進むとまたお湯が張ってあった。
「これが温泉?」
「うん、そう。外にあったのが露天風呂、ここは内風呂っていうの」
ふ~ん、そうなんだ。経験地が溜まるなぁ。
「今から入るから、後ろを向いてポッドを開けて。濡らさないでね」
「ラジャー」
僕のポッドの中に荷物や服、バスタオルが入れられていく。
「そのまま、入り口を見張ってて」
そうして、フェイトちゃんはお風呂の中に入っていった。僕も入りたいなぁ。
「ねぇねぇ、僕も入っていい?」
「……いいけど、こっちを見ないでね」
「わ~い」
「本当にこっちを見ないでね。男の子なんだから」
僕に性別はないんだけどね。それに後ろを向くなって言っても、ポッドにも視覚センサーが付いてるから
実質どっち向いてても、たいして変わらないのに。まあ温泉に入れるからいいけど。
そうして、温泉に入ったんだけど何も変化が起きない。別に思考パターンにノイズが発生するわけでもないし。
まあいいか、今は雰囲気だけでも楽しもう。
そう考えていたんだけど、ぴたりと会話が止みしばらく彼女は黙ったままだった。
そして、やっと口を開いたと思ったら、なんか暗い感じの表情だった。
「……なのはは殺し合いに乗っているのかなぁ?」
「どういうことだい?」
僕が問い返すと彼女は声を震わせながらこれまでの経緯を話してくれた。
なのはと言う友達がシグナムと言う人を殺した。だけど、そのシグナムは生きているということ。
でも、はやてという子が死んじゃった以上はシグナムと言う人は存在できないと言うこと。
僕には彼女の言う『魔法』という概念を話されても理論が分からないから答えなんかは出しようがない。
でも、彼女が陥った状況には検討がついた。
「たぶん目を盗まれたんだよ」
「目を盗まれる?」
サイトーさんから聞いた話なんだけど、バトーくんやトグサくんが笑い男に目と電脳を
ハッキングされたことがあったんだ。僕はその時の話を理論を交えつつ話して上げた。
「それじゃあ、私が幻覚を見せられたかもしれないということ?」
「そういうこと」
僕はそのときの状況を見てないから確証は持てないけど。
「許せない、私の中のなのはを汚すなんて」
「まあまあ、頭に血が上ってるとトグサくんみたいにミスしちゃうよ」
「……分かった、落ち着く」
なんとなくしょんぼりしてた。カルラって人のことを気にしているのかなぁ?
「よし決めた、急いで他の人を探そう」
そう言った。彼女の表情は少佐みたいに凛としてた。これなら大丈夫そう。
「でももうちょっと、ゆっくりしたかったなぁ」
まあ、そうも言ってられない状況だから仕方ないか。あっ!そういえば良い物があった。
「はい、これ渡しとくね」
「双眼鏡?」
「そう、ただの双眼鏡。でもこの山から全体を見渡せば誰かが見つかるはずだよ」
そうすれば、彼女の友達やバトーくん達はすぐに見つけられる。
「ありがとう。行こう、タチコマ」
「ラジャー」
――――――――――
私は自分が恥ずかしい。心の弱さに負けてなのはの事を信じることが出来なかったから。
でも、もう大丈夫。もう失敗はしない、絶対にしたくない。
だから、私がしなければいけないことを確認する。
まずは、あの眼鏡を掛けた女の人が本当に殺し合いに乗ってるかを確認しないといけない。
そして、シグナムとヴィータを見つけないといけない。
なぜ、はやての名前が呼ばれて彼女たちが存在できるか分からない。
はやてが同姓同名の別人か、何らかのロストロギアを使って二人とも存在しているか。
いずれにしても、はやての死を聞いて生き返らすために殺戮を繰り返してしていまうかもしれない。
二人とも以前の私みたいに、一つのことしか見えなくなるかもしれないから。
もしそうなら、私が止めないといけない。それが私のすべきことだ。
仲間を信じられないことは友人失格だと思う。それでも私が殺し合いを止めることを決意しなければ、
死んでしまったカルラさんやはやてを始めとした19人の魂は報われない。
そして、なのはに会おう。会って、疑ってごめんって言おう。
それから一緒に戦おう、なのはと力を合わせれば出来ないことなんてないんだから。
【A-8 温泉施設・1日目 午前】
【フェイト・T・ハラオウン@魔法少女リリカルなのはA's】
[状態]:疲労(小)、全身に軽傷、背中に打撲、決意
[装備]:S2U(元のカード形態)@魔法少女リリカルなのは、双眼鏡
[道具]:支給品一式、西瓜1個@スクライド、NTW20対物ライフル@攻殻機動隊S.A.C(弾数3/3)
[思考]
1:双眼鏡を使い、タチコマに乗って他の参加者を探す。
2:カルラの仲間に謝る。
3:自分の友人とタチコマの仲間との合流。
4:眼鏡の少女と遭遇したら自分が見たことの真相を問いただす。
基本:シグナム、ヴィータ、眼鏡の少女や他の参加者に会い、もし殺し合いに乗っていたら止める。
[備考]
カルラの墓には『西瓜@スクライド』が供えられています。
【タチコマ@攻殻機動隊S.A.C】
[状態]:装甲はぼこぼこ、ダメージ蓄積、燃料わずかに消費
[装備]:ベレッタM92F(残弾16、マガジン15発、マガジン14発)、タチコマの榴弾@攻殻機動隊S.A.C
タケコプター@ドラえもん(残り使用時間7:58)
[道具]:支給品一式×2、燃料タンクから1/8補給済み、お天気ボックス@ドラえもん、西瓜47個@スクライド
龍咲海の生徒手帳、庭師の如雨露@ローゼンメイデンシリーズ
エルルゥの薬箱@うたわれるもの(治療系の薬はなし。筋力低下剤、嘔吐感をもたらす香、
揮発性幻覚剤、揮発性麻酔薬、興奮剤、覚醒剤など)
[思考]
1:空中から他の参加者の捜索。
2:フェイトを彼女の仲間の元か安全な場所に送る。
3:九課のメンバーと合流。
4:自分を修理できる施設・人間を探す。
[備考]
光学迷彩の効果が低下しています。被発見率は多少下がるものの、あまり戦闘の役には立ちません。
効果を回復するには、適切な修理が必要です。
タケコプターは最大時速80km、最大稼動電力八時間です。
【C-7森・1日目 午前】
【園崎魅音@ひぐらしのなく頃に】
[状態]:疲労(小)、腹部殴打、胃の中の物を嘔吐
[装備]:エスクード(炎)@魔法騎士レイアース
[道具]:無し
[思考]
1:急いで逃げながら市街地を目指す。
2:圭一ら仲間を探して合流。
3:ドラえもん、もしくはその仲間に会って、ギガゾンビや首輪について情報を聞く。
4:襲われたらとりあえず応戦。
5:出来れば扱いやすい武器(拳銃やスタンガン)を調達したい。
6:クーガーは後回し。
基本:バトルロワイアルの打倒。
【水銀燈@ローゼンメイデンシリーズ】
[状態]:消耗(小)/服の一部損傷/『契約』による自動回復
[装備]:ヘンゼルの手斧@BLACK LAGOON、透明マント@ドラえもん
[道具]:USSR RPG7(残弾1)、ホ○ダのスーパーカブ(使用不能)
スーパーピンチクラッシャーのオモチャ@スクライド、支給品一式(パン1つ消費、水1/8消費)
[思考]
1、カレイドルビーの所に戻る。
2、カレイドルビーとの『契約』はできる限り継続、利用。最後の二人になったところで殺しておく。
3、カレイドルビーの敵を作り、戦わせる。
4、真紅達ドールを破壊し、ローザミスティカを奪う。
5、青い蜘蛛はまだ手は出さない。
6、バトルロワイアルの最後の一人になり、ギガゾンビにメグの病気を治させる。
[備考]:凛の名をカレイドルビーだと思っている。
透明マントは子供一人がすっぽりと収まるサイズ。複数の人間や、大人の男性では全身を覆うことできません。
また、かなり破れやすいです。
【B-6山中の森・1日目 朝】
【魔法少女カレイドルビーチーム】
【遠坂凛(カレイドルビー)@Fate/ Stay night】
[状態]:魔力消費(小)/カレイドルビー状態/水銀橙と『契約』
[装備]:レイジングハート・エクセリオン(バスターモード)@魔法少女リリカルなのは
[道具]:支給品一式、ヤクルト一本
[思考]
1、別に士郎が死んで落ち込んでなんていないんだから!!
2、のび太と自分が落ち着いたらギガゾンビの情報を聞き出す。
3、高町なのはを探してレイジングハートを返す。ついでに守ってもらう。
4、アーチャーやセイバーがどうなっているか、誰なのかを確認する
5、知ってるセイバーやアーチャーなら、カレイドルビーの姿はできる限り見せない。
6、自分の身が危険なら手加減しない
[備考]:現在、カレイドルビーは一期第四話までになのはが習得した魔法を使用できます。
ただしフライヤーフィンは違う魔術を同時使用して軟着陸&大ジャンプができる程度です。
【野比のび太@ドラえもん】
[状態]:茫然自失/左足に負傷(走れないが歩ける程度に治療)
[装備]:ワルサーP38(0/8)
[道具]:無し
[思考]
1、色々有りすぎて考えがまとまらない。
水銀燈の『契約』について
厳密に言うと契約ではなく、水銀橙の特殊能力による一方的な魔力の収奪です。
凛からの解除はできませんが、水銀橙からの解除は自由です。再『契約』もできます。
ただし、凛が水銀橙から離れていれば収奪される量は減ります。
通常の行動をする分には凛に負荷はかかりません。
水銀橙が全力で戦闘をすると魔力が少し減少しますが、凛が同時に戦闘するのに支障はありません。
ただしこれは凛の魔力量が平均的な魔術師より遥かに多いためであり、魔力がない参加者や
平均レベルの魔力しかない魔術師では負荷が掛かる可能性があります。
逆に言えば、なのは勢やレイアース勢などは平気です。
*時系列順で読む
Back:[[死闘の果てに]] Next:[[吸血鬼DAYDREAM]]
*投下順で読む
Back:[[くじけそうになったら涙を]] Next:[[「永遠に(ネバー・ダイ)」]]
|110:[[-目的- -選択- -未来-]]|フェイト・T・ハラオウン|159:[[黒い死神、赤いあくま、そして銀の殺人人形]]|
|110:[[-目的- -選択- -未来-]]|タチコマ|159:[[黒い死神、赤いあくま、そして銀の殺人人形]]|
|108:[[Unlucky girl]]|園崎魅音|122:[[嘘も矛盾も]]|
|88:[[嘘と誤解と間違いと]]|水銀燈|126:[[たとえ道が見えなくとも]]|
|88:[[嘘と誤解と間違いと]]|遠坂凛|126:[[たとえ道が見えなくとも]]|
|88:[[嘘と誤解と間違いと]]|野比のび太|126:[[たとえ道が見えなくとも]]|
*触らぬタチコマに祟り無し Flying tank ◆5VEHREaaO2
士郎が死んだ。
あの忌々しい変態仮面の放送では19人もの人物の名が流れた。その中にはあの馬鹿の名前があった。
あの『正義の味方』な馬鹿のことだ。大方誰かを庇って死んだんだろう。
「…しずかちゃん…スネ夫…先生……キートンさん…」
私の隣ではさっきから、少年がぶつぶつと知り合いであろう人物達の名前を膝を抱えながら呟いている。
とりあえず、放っておいてやろう。
別にやさしさからそうするわけじゃない。慰めるのがめんどくさいからだ。
今危惧すべきはセイバーだろう。
もし、私の知っているセイバーならこの放送を聞いて暴走しているかもしれない。
あの馬鹿のことを慕っていたし。もしそうならかなり厄介だ。
別にあの子のことを心配してるわけじゃない、戦力が減る可能性があるからだ。
とりあえずの所は、偵察に出した水銀燈が戻ってくるまでは森の中でじっとしてしておこう。
なんか帰ってくるのが遅いけど、探しに行くのもめんどうだ。私と同じように少し休息は取ったから力も回復した
だろうし、ラインが繋がってるのも確認したからその内帰って来れるだろう。
今はあまり動きたくない。別に落ち込んでるわけじゃない。
ただの知り合いが死んで落ち込むなんて、遠坂家の魔術師がするわけなんてない。
だから、しっかりしろ!遠坂凛!
――――――――――
私達は穴を掘り終えるとカルラさんの遺体をその中に横たえた。そして、瞳を閉じ土を被せ、
彼女の名前を書いたメモ用紙を風に飛ばされぬよう石を上に置きタチコマの西瓜と共に放置する。
むなしさ、無力感、くやしさといった黒い感情が私を包む。
だけど負けられない。生きて私の罪を償うまでは死ねないから。
「行きますね、カルラさん」
そのまま彼女の魂が天国に逝けるようにしばらく祈る。
ごめんなさい。カルラさん。
そうして祈り終わってから、タチコマの言う南にある鞄を回収しに行った。
すぐに辿り着きそれを発見した。とりあえず辺りを見回しても誰かがいる様子は無かった。
死体が無いことをほっとしつつも疑問に思ったけど、多分誰かが落としたんだろうと見当をつける。
「おお~、経験値が溜まる~」
タチコマの方を見ると、いつのまにか鞄の中から薬箱を取り出し、その中から香炉を取り出していた。
「何それ?」
「香。嘔吐を引き起こす成分の」
「……分かるの?」
「センサーで解析できるよ。君は吸わないほうがいい、毒だから」
そのまま彼が薬箱や如雨露をしまい近寄ってくる。
「そういえば、君の支給品ってそのカードだけ?」
「ううん、銃と玩具が入ってた」
「見せて見せて」
私はそれらを出すのに苦労しながら彼に見せることにする。正直言って私には意味がなさそうな代物だったから。
「おお~!これはサイトーさんの対物ライフル」
「たいぶつらいふる?」
彼が言うにはTVとかに良く出てくる狙撃銃のことらしい。
内容はNTW20対物ライフル、ボルトアクション、QRS照準対応、20mmx180弾、射程は1500m、装弾数は3発とのこと。
私には重く、説明書を読んでも人口衛星や鷹の目とかの話が書いてあったりして、扱い方が難しく
よく分からなかったから鞄に放り込んでおいたけど、そのまま捨ててなくてよかった。彼曰く、かなり強力なものらしい。
次に出した物はプロペラの付いた玩具。なんの魔力も感じなかったし、説明書の内容もふざけているとしか
思えなかった技術が書かれてあった。
けど、私の目の前には、どう見ても魔法ではなく未来の科学を使っているとしか思えない彼がいた。
とりあえず、私が着けても意味がなさそうだから、彼の頭にその玩具を着けてみることにする。
「何これ?」
「浮かぶイメージを思い浮かべてみて」
私がそういうと彼が宙に浮かんだ。どうやら本物みたい。
「うわ~。これミノフスキークラフト?空を飛べるよ」
「そういう道具みたい。これで温泉まで行こう」
「その前にこれ着けて。それからポッドの中に入って、そっちの方がいいよ」
たしかに、この道具は時速80kmまでスピードが出せるみたいだから、私よりは速そう。
連続八時間までしか飛べないみたいで、効率は魔法の方がいいみたいだから休み休み飛ぶ
必要があるけど、これは便利そうだ。
私はタチコマの口のような場所に彼の取り出した金属の塊を着けてから、ポッドの中に乗り込む。
そうして温泉に向かった。
――――――――――
何あれ?
私がそれを見たのは八時頃だった。
木々にこちらの姿が隠れていたためか、あれは私に気付かずに温泉の方に向かっていった。
UFOだろうか、誰かの支給品だろうか?
たぶん、どちらとも違う。あの最初のフロアにいたときに見た、薄暗い中でも全参加者の中でも
とりわけ異色を放つ青い化け物の姿。それに空飛ぶ何かは酷似していた。
追ってやっつけてやろうかと思ったものの、逆に返り討ちに遭いそうだから止めておくことにする。
向かった方向も、先刻まで私がいたこの舞台の端の温泉だから、部活メンバーや他の誰かも居ないだろうし。
「まあ、触らぬオヤシロ様に祟り無し、ってね」
「それを言うなら、触らぬ神に祟り無し、じゃないかしらぁ?」
――――――――――
放送が終わってしばらくすると、カレイドルビーが、
「適当に偵察でもしてて」
なんて言ったの。まあ、私も真紅達をこの手でジャンクに出来る機会が残っていることが
分かって、笑みを堪えるのに苦労してたから偵察に出るのはありがたかったけど。
そうして、空を飛んでいるとと思わぬ発見をしちゃったの。
いきなりそれが覆いかぶさって来た時は驚いちゃったけど、調べてみると透明な布だったわ。
しかも、腕に被せると被せた部分が見えなくなった。どうやら、姿を消せる布切れみたい。
便利そうな道具だったから思わず笑みを浮かべちゃった。
寺で休憩しながら、この布切れをどう活用しようか考えてたところに女が現れた。
とりあえずは、実験ついでに観察する事にして後を追ったの。
でも、たいして何も無い所でいきなりびびったり、こけたりするんだもの、笑いをこらえるのも大変だったわねぇ。
そうしているとあの青蜘蛛が北のほうへ飛んでいったのが見えた。
青蜘蛛はあっという間にいなくなったけど、おばかさんみたいに飛んでいった方向を眺めてる
女に声を掛ける事にしたの。もうそろそろ頃合だし。
「まあ、触らぬオヤシロ様に祟り無し、ってね」
「それを言うなら、触らぬ神に祟り無し、じゃないかしらぁ?」
私は神なんて信じない、唯一信じるのはお父様だけ。
私の目の前にいる人間がこちらを向いてくる。かなりの間抜け面ねぇ、とっても面白いわぁ。
「……あんた何さ?そんな人形みたいななりで、あんたも参加者?」
声が少し震えてるわねぇ。まあいいわ、答えてあげることにしましょう。
「私はローゼンメイデンの第一ドール、水銀燈。今はカレイドルビーの忠実なる僕よぉ」
まあ、あの女の僕って所は嘘だけどねぇ。
「っで、それが私に何の用なのさ?」
気丈だけど震える声で聞いてくる。まあ、用なんて色々あるのだけどねぇ。
「ええ、ちょっと死んでもらおうと思って」
女は私の言葉を聞き少し後ずさり、
「困るなぁ、おじさんこんな所で呪い人形に殺されるわけにはいかないんだからさっ!!」
斧をデイバッグから取り出し襲い掛かってくる。まあ反応としてはいたって自然ね。でも遅い。
私は左羽で斧の一振りを受け止める、弱い。雑魚ね。右羽で女の顔面を叩き、隙だらけとなった女の腹を蹴飛ばす。
女は斧とデイバッグを取り落とし、木に激突しちゃたわぁ。
「……ガッ!…オエ…オエェェェェェェェェェェェェェェ!!」
「お腹をちょっと小突いたぐらいで吐くなんてぇ、無様ねぇ」
無様に嘔吐した女に私は嘲笑を向け、その女は涙目になりながらも私を睨み返してくる。
思ったよりも荒事に慣れているのかしら?まあいいわぁ、目的を実行することにしましょう。
「我が主カレイドルビーの命令で殺すつもりだったけど、気が変わったわ。見逃してあげる」
「……何たくらんでんのさ?」
聞き返す度胸はまだ残ってるみたいねぇ。そうでなくっちゃ面白くないわぁ。
「企むぅ、なんのことかしらぁ?これだけ道具が手に入ったんだものぉ、
気分だってよくなるわぁ。それじゃあ私はカレイドルビーの所に戻るからぁ」
そうして、私は斧とデイバッグを掴み森の中へと姿を消す。
少し離れると、女がいた方向から山を下るであろう走る音が聞こえてきた。思わず口元が緩まる。
私の思いどおりにことが進んでいるのが愉快だ。これなら、あの女は麓まで辿り着き誰かと遭遇するわねぇ。
とはいえ、下手に仕掛けるつもりは無い。私とカレイドルビーの能力を考えれば待ち伏せをするのが無難よ。
でも、先刻飛んでいったあの青蜘蛛は不味いわね。どうやってかは分からないけど、
空を飛べるようになってしまった以上は、あの体格で体当たりでも仕掛けられればひとたまりもないし。
まあいいわ、あのなりじゃあ仲間なんて出来そうもない。勝手にジャンクになるでしょう。
そういえば、アレの名前は何なのかしら?
がんだむハンマーって言ってたから、がんだむって名前なんでしょうけど。
とりあえず、手駒の所に戻るとしましょうか。知らぬ間に殺されても少し困るし。
――――――――――
僕は真直ぐ温泉に向かっていた。
これだけの速度なら誰かに発見されちゃうだろうけど、バトーくん達が見かけたら進行方向から位置は
察してくれるだろうから光学迷彩を使わずに行くことにしたんだ。狙撃もサイトーさんレベルでもないと不可能だし。
そうして、旅館らしき所が見えてきた。建物の中を熱源センサーで見てみたけど、温泉とやらがある場所以外は
何も発見できなかった。とりあえずお湯がいっぱい張ってあった場所を上空から調べてみても誰も居そうに無い。
これが温泉かな?まあ、温泉に入るっていっても、外は危ないから玄関の方に回って一旦フェイトちゃんを
降ろしてから、中へと進む。途中で土偶があったけど、彼女を温泉に入れることが先だと思ったから放っておいた。
通路は僕が通れるぎりぎりの狭さだから僕が先頭、これが盾のお仕事さ。
そうして男や女って書かれた入り口らしき場所に辿り着いた。
「ここがそうなの?」
「うん、そう」
彼女は僕を飛び越えて中に入っていく、僕もその後に続いたら彼女が振り向いた。
「何で入ってくるの?」
「一人じゃ危ないよ」
「……それもそうか。…ハァ」
なんか溜息ついてる。僕何か変なことでも言ったかな?
僕達が奥に進むとまたお湯が張ってあった。
「これが温泉?」
「うん、そう。外にあったのが露天風呂、ここは内風呂っていうの」
ふ~ん、そうなんだ。経験地が溜まるなぁ。
「今から入るから、後ろを向いてポッドを開けて。濡らさないでね」
「ラジャー」
僕のポッドの中に荷物や服、バスタオルが入れられていく。
「そのまま、入り口を見張ってて」
そうして、フェイトちゃんはお風呂の中に入っていった。僕も入りたいなぁ。
「ねぇねぇ、僕も入っていい?」
「……いいけど、こっちを見ないでね」
「わ~い」
「本当にこっちを見ないでね。男の子なんだから」
僕に性別はないんだけどね。それに後ろを向くなって言っても、ポッドにも視覚センサーが付いてるから
実質どっち向いてても、たいして変わらないのに。まあ温泉に入れるからいいけど。
そうして、温泉に入ったんだけど何も変化が起きない。別に思考パターンにノイズが発生するわけでもないし。
まあいいか、今は雰囲気だけでも楽しもう。
そう考えていたんだけど、ぴたりと会話が止みしばらく彼女は黙ったままだった。
そして、やっと口を開いたと思ったら、なんか暗い感じの表情だった。
「……なのはは殺し合いに乗っているのかなぁ?」
「どういうことだい?」
僕が問い返すと彼女は声を震わせながらこれまでの経緯を話してくれた。
なのはと言う友達がシグナムと言う人を殺した。だけど、そのシグナムは生きているということ。
でも、はやてという子が死んじゃった以上はシグナムと言う人は存在できないと言うこと。
僕には彼女の言う『魔法』という概念を話されても理論が分からないから答えなんかは出しようがない。
でも、彼女が陥った状況には検討がついた。
「たぶん目を盗まれたんだよ」
「目を盗まれる?」
サイトーさんから聞いた話なんだけど、バトーくんやトグサくんが笑い男に目と電脳を
ハッキングされたことがあったんだ。僕はその時の話を理論を交えつつ話してあげた。
「それじゃあ、私が幻覚を見せられたかもしれないということ?」
「そういうこと」
僕はそのときの状況を見てないから確証は持てないけど。
「許せない、私の中のなのはを汚すなんて」
「まあまあ、頭に血が上ってるとトグサくんみたいにミスしちゃうよ」
「……分かった、落ち着く」
なんとなくしょんぼりしてた。カルラって人のことを気にしているのかなぁ?
「よし決めた、急いで他の人を探そう」
そう言った。彼女の表情は少佐みたいに凛としてた。これなら大丈夫そう。
「でももうちょっと、ゆっくりしたかったなぁ」
まあ、そうも言ってられない状況だから仕方ないか。あっ!そういえば良い物があった。
「はい、これ渡しとくね」
「双眼鏡?」
「そう、ただの双眼鏡。でもこの山から全体を見渡せば誰かが見つかるはずだよ」
そうすれば、彼女の友達やバトーくん達はすぐに見つけられる。
「ありがとう。行こう、タチコマ」
「ラジャー」
――――――――――
私は自分が恥ずかしい。心の弱さに負けてなのはの事を信じることが出来なかったから。
でも、もう大丈夫。もう失敗はしない、絶対にしたくない。
だから、私がしなければいけないことを確認する。
まずは、あの眼鏡を掛けた女の人が本当に殺し合いに乗ってるかを確認しないといけない。
そして、シグナムとヴィータを見つけないといけない。
なぜ、はやての名前が呼ばれて彼女たちが存在できるか分からない。
はやてが同姓同名の別人か、何らかのロストロギアを使って二人とも存在しているか。
いずれにしても、はやての死を聞いて生き返らすために殺戮を繰り返してしまうかもしれない。
二人とも以前の私みたいに、一つのことしか見えなくなるかもしれないから。
もしそうなら、私が止めないといけない。それが私のすべきことだ。
仲間を信じられないことは友人失格だと思う。それでも私が殺し合いを止めることを決意しなければ、
死んでしまったカルラさんやはやてを始めとした19人の魂は報われない。
そして、なのはに会おう。会って、疑ってごめんって言おう。
それから一緒に戦おう、なのはと力を合わせれば出来ないことなんてないんだから。
【A-8 温泉施設・1日目 午前】
【フェイト・T・ハラオウン@魔法少女リリカルなのはA's】
[状態]:疲労(小)、全身に軽傷、背中に打撲、決意
[装備]:S2U(元のカード形態)@魔法少女リリカルなのは、双眼鏡
[道具]:支給品一式、西瓜1個@スクライド、NTW20対物ライフル@攻殻機動隊S.A.C(弾数3/3)
[思考]
1:双眼鏡を使い、タチコマに乗って他の参加者を探す。
2:カルラの仲間に謝る。
3:自分の友人とタチコマの仲間との合流。
4:眼鏡の少女と遭遇したら自分が見たことの真相を問いただす。
基本:シグナム、ヴィータ、眼鏡の少女や他の参加者に会い、もし殺し合いに乗っていたら止める。
[備考]
カルラの墓には『西瓜@スクライド』が供えられています。
【タチコマ@攻殻機動隊S.A.C】
[状態]:装甲はぼこぼこ、ダメージ蓄積、燃料わずかに消費
[装備]:ベレッタM92F(残弾16、マガジン15発、マガジン14発)、タチコマの榴弾@攻殻機動隊S.A.C
タケコプター@ドラえもん(残り使用時間7:58)
[道具]:支給品一式×2、燃料タンクから1/8補給済み、お天気ボックス@ドラえもん、西瓜47個@スクライド
龍咲海の生徒手帳、庭師の如雨露@ローゼンメイデンシリーズ
エルルゥの薬箱@うたわれるもの(治療系の薬はなし。筋力低下剤、嘔吐感をもたらす香、
揮発性幻覚剤、揮発性麻酔薬、興奮剤、覚醒剤など)
[思考]
1:空中から他の参加者の捜索。
2:フェイトを彼女の仲間の元か安全な場所に送る。
3:九課のメンバーと合流。
4:自分を修理できる施設・人間を探す。
[備考]
光学迷彩の効果が低下しています。被発見率は多少下がるものの、あまり戦闘の役には立ちません。
効果を回復するには、適切な修理が必要です。
タケコプターは最大時速80km、最大稼動電力八時間です。
【C-7森・1日目 午前】
【園崎魅音@ひぐらしのなく頃に】
[状態]:疲労(小)、腹部殴打、胃の中の物を嘔吐
[装備]:エスクード(炎)@魔法騎士レイアース
[道具]:無し
[思考]
1:急いで逃げながら市街地を目指す。
2:圭一ら仲間を探して合流。
3:ドラえもん、もしくはその仲間に会って、ギガゾンビや首輪について情報を聞く。
4:襲われたらとりあえず応戦。
5:出来れば扱いやすい武器(拳銃やスタンガン)を調達したい。
6:クーガーは後回し。
基本:バトルロワイアルの打倒。
【水銀燈@ローゼンメイデンシリーズ】
[状態]:消耗(小)/服の一部損傷/『契約』による自動回復
[装備]:ヘンゼルの手斧@BLACK LAGOON、透明マント@ドラえもん
[道具]:USSR RPG7(残弾1)、ホ○ダのスーパーカブ(使用不能)
スーパーピンチクラッシャーのオモチャ@スクライド、支給品一式(パン1つ消費、水1/8消費)
[思考]
1、カレイドルビーの所に戻る。
2、カレイドルビーとの『契約』はできる限り継続、利用。最後の二人になったところで殺しておく。
3、カレイドルビーの敵を作り、戦わせる。
4、真紅達ドールを破壊し、ローザミスティカを奪う。
5、青い蜘蛛はまだ手は出さない。
6、バトルロワイアルの最後の一人になり、ギガゾンビにメグの病気を治させる。
[備考]:凛の名をカレイドルビーだと思っている。
透明マントは子供一人がすっぽりと収まるサイズ。複数の人間や、大人の男性では全身を覆うことできません。
また、かなり破れやすいです。
【B-6山中の森・1日目 朝】
【魔法少女カレイドルビーチーム】
【遠坂凛(カレイドルビー)@Fate/ Stay night】
[状態]:魔力消費(小)/カレイドルビー状態/水銀橙と『契約』
[装備]:レイジングハート・エクセリオン(バスターモード)@魔法少女リリカルなのは
[道具]:支給品一式、ヤクルト一本
[思考]
1、別に士郎が死んで落ち込んでなんていないんだから!!
2、のび太と自分が落ち着いたらギガゾンビの情報を聞き出す。
3、高町なのはを探してレイジングハートを返す。ついでに守ってもらう。
4、アーチャーやセイバーがどうなっているか、誰なのかを確認する
5、知ってるセイバーやアーチャーなら、カレイドルビーの姿はできる限り見せない。
6、自分の身が危険なら手加減しない
[備考]:現在、カレイドルビーは一期第四話までになのはが習得した魔法を使用できます。
ただしフライヤーフィンは違う魔術を同時使用して軟着陸&大ジャンプができる程度です。
【野比のび太@ドラえもん】
[状態]:茫然自失/左足に負傷(走れないが歩ける程度に治療)
[装備]:ワルサーP38(0/8)
[道具]:無し
[思考]
1、色々有りすぎて考えがまとまらない。
水銀燈の『契約』について
厳密に言うと契約ではなく、水銀橙の特殊能力による一方的な魔力の収奪です。
凛からの解除はできませんが、水銀橙からの解除は自由です。再『契約』もできます。
ただし、凛が水銀橙から離れていれば収奪される量は減ります。
通常の行動をする分には凛に負荷はかかりません。
水銀橙が全力で戦闘をすると魔力が少し減少しますが、凛が同時に戦闘するのに支障はありません。
ただしこれは凛の魔力量が平均的な魔術師より遥かに多いためであり、魔力がない参加者や
平均レベルの魔力しかない魔術師では負荷が掛かる可能性があります。
逆に言えば、なのは勢やレイアース勢などは平気です。
*時系列順で読む
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*投下順で読む
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|110:[[-目的- -選択- -未来-]]|フェイト・T・ハラオウン|159:[[黒い死神、赤いあくま、そして銀の殺人人形]]|
|110:[[-目的- -選択- -未来-]]|タチコマ|159:[[黒い死神、赤いあくま、そして銀の殺人人形]]|
|108:[[Unlucky girl]]|園崎魅音|122:[[嘘も矛盾も]]|
|88:[[嘘と誤解と間違いと]]|水銀燈|126:[[たとえ道が見えなくとも]]|
|88:[[嘘と誤解と間違いと]]|遠坂凛|126:[[たとえ道が見えなくとも]]|
|88:[[嘘と誤解と間違いと]]|野比のび太|126:[[たとえ道が見えなくとも]]|
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