「ゲインとゲイナー」(後編) ◆LXe12sNRSs
何かに気づいたゲイナーは意気揚々とペンを握り、自らの脳が組み立てた論理を文字に変えていく。
『どうして解体できたかって? そんなの決まってます。首輪が既に機能を停止していたからですよ!
そうなんだ。首輪は機能さえ停止させれば、技術手袋で解体できる。そして首輪の機能を停止させるには――』
『そうだ。首輪の機能を停止させる方法……それは、「装着者の死」だ』
『そうですよ! 首輪は着けている人が死んだ時点で機能を失う。だからこそ、僕らは首輪の解除に成功できたんだ』
『ちょ、ちょっと待ってください。つまり、どういう意味なんですか?』
『あたしらにも分かるように説明しな』
そうなんだ。首輪は機能さえ停止させれば、技術手袋で解体できる。そして首輪の機能を停止させるには――』
『そうだ。首輪の機能を停止させる方法……それは、「装着者の死」だ』
『そうですよ! 首輪は着けている人が死んだ時点で機能を失う。だからこそ、僕らは首輪の解除に成功できたんだ』
『ちょ、ちょっと待ってください。つまり、どういう意味なんですか?』
『あたしらにも分かるように説明しな』
二人で無言のまま盛り上がる男たち。
その妙な光景を傍観していたレヴィとフェイトだったが、さすがに口を挟まずにはいられない。
死ねば首輪の機能が停止するなど、レヴィが技術手袋での解体に成功した時点で明らかになったことではないか。
それなのに、何を今さら喜ぶことがあるのか。
その妙な光景を傍観していたレヴィとフェイトだったが、さすがに口を挟まずにはいられない。
死ねば首輪の機能が停止するなど、レヴィが技術手袋での解体に成功した時点で明らかになったことではないか。
それなのに、何を今さら喜ぶことがあるのか。
『分からないんですか!?ていたことなのに、僕は今まで抱くべき疑問をずっと失念していたんだ!』
『ま、実のところ俺も今ハッとひらめいたんだがな』
『ま、実のところ俺も今ハッとひらめいたんだがな』
ペンを走らせながらにやつく男二人は、お世辞にも見ていて気持ちのいいものではなかった。
ひたすら疑問符を浮かべるだけの女性陣二人に、ゲイナーが説明めいた一文を記す。
ひたすら疑問符を浮かべるだけの女性陣二人に、ゲイナーが説明めいた一文を記す。
『そう、首輪は死ねば機能が停止する。じゃあ、その「死」を判別する方法はなんだと思います?』
『ギガゾンビが監視映像を見て……遠隔操作で死んだ人の首輪を停止させている?』
『それはまるで意味のない行為だ。首輪を停止させるのに、わざわざ遠隔操作するほどのメリットは感じられない』
『普通に考えて、その首輪に死んだかどうか判別する機械が付いてんじゃねェのか?』
『まさにそれです。でも、この首輪の中にある機械は爆弾に盗聴機、電波の受信と送信を行う機械と戦闘データの計測値だけ。
ツチダマの話からしても、生死を判別する機具なんてのは入ってないんですよ!』
『まどろっこしいな。だったらいったいなんだってんだよ』
『爆弾……盗聴機……受信装置と送信装置と……そうか』
『フェイトちゃんは気がついたみたいだね。レヴィさんは分かりませんか』
「ワカランね」
『ギガゾンビが監視映像を見て……遠隔操作で死んだ人の首輪を停止させている?』
『それはまるで意味のない行為だ。首輪を停止させるのに、わざわざ遠隔操作するほどのメリットは感じられない』
『普通に考えて、その首輪に死んだかどうか判別する機械が付いてんじゃねェのか?』
『まさにそれです。でも、この首輪の中にある機械は爆弾に盗聴機、電波の受信と送信を行う機械と戦闘データの計測値だけ。
ツチダマの話からしても、生死を判別する機具なんてのは入ってないんですよ!』
『まどろっこしいな。だったらいったいなんだってんだよ』
『爆弾……盗聴機……受信装置と送信装置と……そうか』
『フェイトちゃんは気がついたみたいだね。レヴィさんは分かりませんか』
「ワカランね」
もったいぶってばかりでイマイチ要領を得ないゲイナーに対し、レヴィはやる気をなくしたかのように筆談放棄してしまった。
木製の椅子をギコギコ揺らしながら、さっさと答えを出せと目で訴えてくる。
木製の椅子をギコギコ揺らしながら、さっさと答えを出せと目で訴えてくる。
『覚えてますか? 僕らが解体した首輪には、二本の導火線が繋がれた爆弾が搭載されていた。
その内の一本は、首輪の内側部分に接触していました。これは外部からの振動を受けた場合、すぐに起爆するよう施されたものです。
この仕掛けによって、強引な方法での首輪解除は不可能となっている。もし強引にやれば即ドカンです。
問題はもう一方の配線……これが繋がっていた「戦闘データ計測器」こそ、生死を判別する機械だったんだ!』
その内の一本は、首輪の内側部分に接触していました。これは外部からの振動を受けた場合、すぐに起爆するよう施されたものです。
この仕掛けによって、強引な方法での首輪解除は不可能となっている。もし強引にやれば即ドカンです。
問題はもう一方の配線……これが繋がっていた「戦闘データ計測器」こそ、生死を判別する機械だったんだ!』
「な、なんだってェー!!??………………は?」
ゲイナーが自信満々に提示したその紙面に驚きのリアクションを見せたレヴィだったが、その口元は次第に逆向きの弦月型へと変わっていく。
『モールダマの話では、戦闘データの計測は装着者の体温と振りかかる運動エネルギーを基盤にしているらしい。
装着者が死ぬ、つまり体温が著しく低下したり身体が寸毫も動かなくなったりすれば、計測器は装着者を死亡したものと断定する』
『そして戦闘データの送信作業は中断され、同様に爆弾や電波受信装置も機能を停止する。
戦闘データの送信が中断されれば、ギガゾンビ側もこれを死亡したものと判断できる。
戦闘データの計測器には、ただ単に要注意参加者をリサーチするだけではなく、生死を判別する機能も隠されていたわけですね』
『そのとおりだフェイト。まったくモールダマも分かりにくい説明をしてくれる。もっと早くこれに気づけていれば……』
「ヘイ、ちょっと待てよ」
装着者が死ぬ、つまり体温が著しく低下したり身体が寸毫も動かなくなったりすれば、計測器は装着者を死亡したものと断定する』
『そして戦闘データの送信作業は中断され、同様に爆弾や電波受信装置も機能を停止する。
戦闘データの送信が中断されれば、ギガゾンビ側もこれを死亡したものと判断できる。
戦闘データの計測器には、ただ単に要注意参加者をリサーチするだけではなく、生死を判別する機能も隠されていたわけですね』
『そのとおりだフェイト。まったくモールダマも分かりにくい説明をしてくれる。もっと早くこれに気づけていれば……』
「ヘイ、ちょっと待てよ」
満足げな顔で首肯を繰り返す三者だったが、現状何が解決したのかまったく理解できていない者が一人。
口を挟んだレヴィは、再びペンを握って拙い質問文を書き起こした。
口を挟んだレヴィは、再びペンを握って拙い質問文を書き起こした。
『戦闘データの計測器が生死の判別道具になってる。ここまではオーケイだ。
だがよ、それがなんだってんだ? テメェらやたら納得してるみてェだが、そんなもんが分かったってなんの解決にもなりゃしねェだろうがよ』
『いや、なりますよ。ここはレヴィさんがさっき教えてくれたとおり、シンプルに物事を考えればいいんです』
『そうだ。物事は至ってシンプル。戦闘データの計測器で生死の判別を行っているっていうんなら……』
『その計測器を壊す。もしくは故障させて、装着者が死亡したと誤認させればいいんです』
だがよ、それがなんだってんだ? テメェらやたら納得してるみてェだが、そんなもんが分かったってなんの解決にもなりゃしねェだろうがよ』
『いや、なりますよ。ここはレヴィさんがさっき教えてくれたとおり、シンプルに物事を考えればいいんです』
『そうだ。物事は至ってシンプル。戦闘データの計測器で生死の判別を行っているっていうんなら……』
『その計測器を壊す。もしくは故障させて、装着者が死亡したと誤認させればいいんです』
レヴィ以外の答えに辿り着いた三人が、各々の文面で解決策へと先導する。
しかし、そのどれもが直接的な答えには繋がっておらず、レヴィは今一歩要領を得ない。
しかし、そのどれもが直接的な答えには繋がっておらず、レヴィは今一歩要領を得ない。
『……イマイチよく分からねェな。
計測器が死んだって決めつけるにゃ、体温を死体並に低くして、手足はもちろん心臓とかもまったく動かなくさせりゃいいわけだろ?
そんなんどうやってやる? マグロ用の冷凍庫にでもブチ込むのか?
フェイトの言うような首輪の中の計測器を壊すってのも論外だ。
そんな器用な真似ができりゃ、導火線に触れないように首輪をバラすことだってできるだろうからな』
『確かに破壊はできません。でも、フェイトちゃんの言うように外部から計測器を故障させて、装着者が死亡したと誤認させることはできます』
『ハァ? んなもん、どうやってやるんだよ』
『リモコンを作るのさ』
計測器が死んだって決めつけるにゃ、体温を死体並に低くして、手足はもちろん心臓とかもまったく動かなくさせりゃいいわけだろ?
そんなんどうやってやる? マグロ用の冷凍庫にでもブチ込むのか?
フェイトの言うような首輪の中の計測器を壊すってのも論外だ。
そんな器用な真似ができりゃ、導火線に触れないように首輪をバラすことだってできるだろうからな』
『確かに破壊はできません。でも、フェイトちゃんの言うように外部から計測器を故障させて、装着者が死亡したと誤認させることはできます』
『ハァ? んなもん、どうやってやるんだよ』
『リモコンを作るのさ』
ゲインの提示したその一枚が、首輪解除への決定的かつ明瞭な『答え』だった。
もちろん、その一文だけでレヴィが納得などできるはずもない。
他三名はやたら物分りがいいようだが、疑問を抱き続けるレヴィの反応こそが普通と言えるだろう。
もちろん、その一文だけでレヴィが納得などできるはずもない。
他三名はやたら物分りがいいようだが、疑問を抱き続けるレヴィの反応こそが普通と言えるだろう。
『何も装着者の身体を死体と同じ状態にする必要はない。外部から計測器を狂わせ戦闘データをゼロと誤認させる電波発生装置を作ればいいのさ。
幸いにも、首輪には電波を受信する装置が付いているからな。外部から悪質な電波を流し込むことは可能だ。
材料はさっき言ったリモコンの他にも、無線機などの電波を発生させる機械ならなんでもいい。
それにゲイナーが分解した首輪の計測器と受信・送信装置を組み合わせれば、特性の障害電波装置が完成だ』
『ヘーイ……随分と簡単に言ってくれるがよ、誰がそんなエジソンみてェな真似できるんだよ。まさか、ここまで言って当てがねェわけじゃないよな?』
幸いにも、首輪には電波を受信する装置が付いているからな。外部から悪質な電波を流し込むことは可能だ。
材料はさっき言ったリモコンの他にも、無線機などの電波を発生させる機械ならなんでもいい。
それにゲイナーが分解した首輪の計測器と受信・送信装置を組み合わせれば、特性の障害電波装置が完成だ』
『ヘーイ……随分と簡単に言ってくれるがよ、誰がそんなエジソンみてェな真似できるんだよ。まさか、ここまで言って当てがねェわけじゃないよな?』
確かに、レヴィの言い分はもっともだった。
ゲインの構想を実現させるには、理想どおりの機械を製作できる技術者の協力が必要不可欠であり、このメンバーの中にそれほどの科学力を持つ者はいない。
だがゲイナーはあっけらかんとした顔で、ああそうですね、と言わんばかりの顔を作り出す。
ゲインの構想を実現させるには、理想どおりの機械を製作できる技術者の協力が必要不可欠であり、このメンバーの中にそれほどの科学力を持つ者はいない。
だがゲイナーはあっけらかんとした顔で、ああそうですね、と言わんばかりの顔を作り出す。
『いえ、僕たちの知り合いにそんな技術者はいないし、今から探すのも絶望的です。でもレヴィさん、あなたは一つ、重要な見落としをしている』
「?」
『改造を施せるピープルはいないけど、それを可能にする道具ならある――そう、「技術手袋」ですよ。
あれの特性は分解と修理、そして改造です。トグサさんの話なら、ラジコンを兵器に変えることも可能らしいですからね。
実際の首輪の中身を部品に使えば、誤認電波を送る機械を作ることなんて簡単なはずです』
「?」
『改造を施せるピープルはいないけど、それを可能にする道具ならある――そう、「技術手袋」ですよ。
あれの特性は分解と修理、そして改造です。トグサさんの話なら、ラジコンを兵器に変えることも可能らしいですからね。
実際の首輪の中身を部品に使えば、誤認電波を送る機械を作ることなんて簡単なはずです』
そう――首輪解除のキーアイテムにして、キーすぎる故にそれ以外の用途を考えようともしなかったのが盲点だった。
技術手袋でまず首輪解除の関門となるブロックを破壊する装置を『製作』し、そして破壊が終了した後で『分解』を行う。
ゲインが得た、首輪が持つ様々な機能に関する情報。
ゲイナーが得た、首輪の詳細な内部構造図と技術手袋という重要アイテムの情報。
ゲインとゲイナー。奇しくもウルグスクのエクソダス仲間二人の提示した情報が重なり合い、これまでにない確かな光明を導き出した。
技術手袋でまず首輪解除の関門となるブロックを破壊する装置を『製作』し、そして破壊が終了した後で『分解』を行う。
ゲインが得た、首輪が持つ様々な機能に関する情報。
ゲイナーが得た、首輪の詳細な内部構造図と技術手袋という重要アイテムの情報。
ゲインとゲイナー。奇しくもウルグスクのエクソダス仲間二人の提示した情報が重なり合い、これまでにない確かな光明を導き出した。
「やるじゃねェかゲイナー! 少し、いやかなり見直したゼッ!!」
「わ、わわ、ちょ、ちょっと! 首、くびしま……」
「わ、わわ、ちょ、ちょっと! 首、くびしま……」
ついに指先が掛かった首輪解除への足掛かりに欣喜雀躍するレヴィ。
重大な功績を挙げた男二人の片割れであるゲイナーにアームロックを仕掛け、ゲーム開始当初のイライラが嘘のような上機嫌振りを見せる。
重大な功績を挙げた男二人の片割れであるゲイナーにアームロックを仕掛け、ゲーム開始当初のイライラが嘘のような上機嫌振りを見せる。
『でもゲイン……それならわざわざ別行動を取らなくても、まずみんなでトグサの所へ行って、先に首輪の解除作業に入った方がいいんじゃ?』
『いや、物事が計画どおりうまくいくとは限らないからな……さっきも言ったとおり、凝り固まって動くことが最良とは言えないさ。
それに俺が遊園地へ行く目的だが、取り残された情報を入手する他に、隠れている参加者を捜すという意味もある』
『隠れた参加者を捜す?』
『ああ。全体の人数は残り22人だが、俺たち四人が噂も聞いたことのない参加者はまだいる。「園崎魅音」や「北条沙都子」なんかがそれだ。
ピープル同士の殺し合いなんていう恐ろしすぎる状況で、そういった未遭遇者がどこかに隠れ潜んでいる確率は高い。
首輪解除への足掛かりが掴めた以上、そういう弱者の方々を保護しておくのも重要かと思ってね』
『いや、物事が計画どおりうまくいくとは限らないからな……さっきも言ったとおり、凝り固まって動くことが最良とは言えないさ。
それに俺が遊園地へ行く目的だが、取り残された情報を入手する他に、隠れている参加者を捜すという意味もある』
『隠れた参加者を捜す?』
『ああ。全体の人数は残り22人だが、俺たち四人が噂も聞いたことのない参加者はまだいる。「園崎魅音」や「北条沙都子」なんかがそれだ。
ピープル同士の殺し合いなんていう恐ろしすぎる状況で、そういった未遭遇者がどこかに隠れ潜んでいる確率は高い。
首輪解除への足掛かりが掴めた以上、そういう弱者の方々を保護しておくのも重要かと思ってね』
ただでさえ、ゲインにはみさえとの約束がある。
野原しんのすけ少年が常識の枠に収まる五歳児であるならば、どこか人気のないところに隠れていても不思議じゃない。
野原しんのすけ少年が常識の枠に収まる五歳児であるならば、どこか人気のないところに隠れていても不思議じゃない。
『確かに……どこかに隠れて怯えている子がいるとしたら、先に助けてあげないと。
ならゲイン、私もゲイナーたちとは別行動を取って、参加者の捜索に向かわせてくれませんか?』
ならゲイン、私もゲイナーたちとは別行動を取って、参加者の捜索に向かわせてくれませんか?』
フェイトは机上に地図を広げ、北西のエリアに位置する名前付きの建物を指差した。
『学校……? 確かに隠れてやり過ごすにはもってこいの場所だが』
『私のスピードなら、学校を捜索してそこからトグサのいる病院まで戻るのにも時間はかかりません。集合時間はそのままでいいですから』
『いいだろう。ゲイナー少年には優秀なボディガードが付いてるようだし、なかなかいいコンビでもあるようだしな。しばらく二人きりを満喫させてやるのも悪くはない』
「ははっ……」
『私のスピードなら、学校を捜索してそこからトグサのいる病院まで戻るのにも時間はかかりません。集合時間はそのままでいいですから』
『いいだろう。ゲイナー少年には優秀なボディガードが付いてるようだし、なかなかいいコンビでもあるようだしな。しばらく二人きりを満喫させてやるのも悪くはない』
「ははっ……」
こんな緊迫した状況でも冗談めいた言動を徹底するゲインに、フェイトは失笑してしまう。
ゲインがじゃれる男女二人を呼びつけ、今後の方針を説明する。
ここまで来るのには辛く遠い道のりだったけれど、やっと、やっとヒカリを掴むことができた。
タチコマやなのは、みさえや光――四人が心中で回顧する犠牲者の思いは、無駄にはならなかった。
やれる。この人たちとなら。
レヴィも含めて、四人全員がそう確信していた。
ゲインがじゃれる男女二人を呼びつけ、今後の方針を説明する。
ここまで来るのには辛く遠い道のりだったけれど、やっと、やっとヒカリを掴むことができた。
タチコマやなのは、みさえや光――四人が心中で回顧する犠牲者の思いは、無駄にはならなかった。
やれる。この人たちとなら。
レヴィも含めて、四人全員がそう確信していた。
◇ ◇ ◇
「おい、オイオイオイオイマジかよ!」
一人、サンタクロースと対面した子供のようにはしゃぐレヴィの姿があった。
それもそのはず。彼女の手には、やたらと馴染む海賊刀――の名を冠する愛銃が握られていた。
ベレッタM92カスタム、通称ソード・カトラス。ラグーン商会の女ガンマン『二挺拳銃(トゥーハンド)』の代名詞とも言える銃である。
それもそのはず。彼女の手には、やたらと馴染む海賊刀――の名を冠する愛銃が握られていた。
ベレッタM92カスタム、通称ソード・カトラス。ラグーン商会の女ガンマン『二挺拳銃(トゥーハンド)』の代名詞とも言える銃である。
「お喜び頂いた様で光栄の限り。物々交換がお望みなら俺はこのライフルを頂きたいのだが、よろしいかな?」
「オーケイ、商談成立だゲイン。いやぁ~話の分かる相手ってのは嫌いじゃないぜ。ちったぁ見習えゲイナー」
「はいはい……」
「ゲインが遅れた理由って、これだったんですね」
「オーケイ、商談成立だゲイン。いやぁ~話の分かる相手ってのは嫌いじゃないぜ。ちったぁ見習えゲイナー」
「はいはい……」
「ゲインが遅れた理由って、これだったんですね」
喫茶店の机上には、銃器や刀剣、多種多様な武器の数々が広がっていた。
レヴィの愛銃ソード・カトラスや守護騎士シャマルの専用アームドデバイス・クラールヴィントなど、正に多種多様。
これこそが、ゲインの合流が遅れた理由――彼は市街で参加者の捜索を行うついでとして、E-7に残されていた物資を採集してきたのだ。
レヴィの愛銃ソード・カトラスや守護騎士シャマルの専用アームドデバイス・クラールヴィントなど、正に多種多様。
これこそが、ゲインの合流が遅れた理由――彼は市街で参加者の捜索を行うついでとして、E-7に残されていた物資を採集してきたのだ。
「ふと、ヒカルが水に溶ける剣をデイパック越しに持っていたことを思い出してな……それにあのご婦人がフェイトの友人と知ってしまった以上、無碍にすることもできまい」
「……ありがとう、ゲイン」
「……ありがとう、ゲイン」
己の尊厳を懸け火花をぶつけ合った者――シグナム、次元大介、ぶりぶりざえもんの遺体は、今は土の中である。
仲間が増えると分かったならば、限りある武器を無駄に放置させておくのは勿体無い。
それにご婦人の遺体を風に晒しておくのも、ゲインの信条に反する愚行である。
結果として、待ち合わせの時間に遅れたり新たな仲間を得ることには失敗したものの、チーム内の戦力は補強できた。
何より、かつての戦友にしてライバルだった女性が弔われたことが、フェイトにとって救いとなった。
仲間が増えると分かったならば、限りある武器を無駄に放置させておくのは勿体無い。
それにご婦人の遺体を風に晒しておくのも、ゲインの信条に反する愚行である。
結果として、待ち合わせの時間に遅れたり新たな仲間を得ることには失敗したものの、チーム内の戦力は補強できた。
何より、かつての戦友にしてライバルだった女性が弔われたことが、フェイトにとって救いとなった。
「ゲイナー、この銃はお前にプレゼントだ。男がご婦人に守られてばかりというわけにはいかないだろうしな。
この首輪もお前が持っておけ。トグサの方でトラブルがあったとしたら困るからな」
「縁起でもないこと言わないでくださいよ……あれ、ゲインさん、このサングラスは?」
「ん、見覚えがあるのか? 誰かのデイパックに取り残されていたものなんだが」
「このフォルム、間違えようがない。クーガーさんが着けていたものだ……これ、僕がもらっていいですか? カズマさんに会ったら渡してあげたいんで」
「よく分からんが、知り合いのものならお前が持ってるのが一番いいだろう」
この首輪もお前が持っておけ。トグサの方でトラブルがあったとしたら困るからな」
「縁起でもないこと言わないでくださいよ……あれ、ゲインさん、このサングラスは?」
「ん、見覚えがあるのか? 誰かのデイパックに取り残されていたものなんだが」
「このフォルム、間違えようがない。クーガーさんが着けていたものだ……これ、僕がもらっていいですか? カズマさんに会ったら渡してあげたいんで」
「よく分からんが、知り合いのものならお前が持ってるのが一番いいだろう」
その他、大量の物品を各々で分配していく。
フェイトはバルディッシュがあれば十分と武器を他の者に譲り、スパイセットは解体の余地があるかもしれないとゲイナーへ渡された。
レヴィも二挺とはいかないが愛銃を取り戻したことによりご機嫌、これで全ての支度は整った。
フェイトはバルディッシュがあれば十分と武器を他の者に譲り、スパイセットは解体の余地があるかもしれないとゲイナーへ渡された。
レヴィも二挺とはいかないが愛銃を取り戻したことによりご機嫌、これで全ての支度は整った。
「じゃあ再確認だ。ゲイナーとレヴィは病院へ向かい、トグサと合流。俺は遊園地、フェイトは学校で参加者の捜索だ」
「了解です。でもゲインさん、今度は時間に遅れないようにしてくださいよ」
「心得ておこう。集合場所は病院、不測の事態が起きた場合の臨時集合地点はこの喫茶店だ」
「はい。じゃあゲイナー、レヴィ、方向は一緒だけど、私は先に行きますね。それと、タチコマのメモリチップの件、お願いします」
「うん。フェイトちゃんも遅れないよ――グェ!」
「オラゲイナー! テメェはこっちだ。さっさときやがれッ!!
フェイトが地上の光景に微笑みつつも飛翔し、北西へと飛び去っていく。
ゲイナーはレヴィに首根っこを掴まれながら、文句を垂れつつも西への勾配を駆け進む。
「了解です。でもゲインさん、今度は時間に遅れないようにしてくださいよ」
「心得ておこう。集合場所は病院、不測の事態が起きた場合の臨時集合地点はこの喫茶店だ」
「はい。じゃあゲイナー、レヴィ、方向は一緒だけど、私は先に行きますね。それと、タチコマのメモリチップの件、お願いします」
「うん。フェイトちゃんも遅れないよ――グェ!」
「オラゲイナー! テメェはこっちだ。さっさときやがれッ!!
フェイトが地上の光景に微笑みつつも飛翔し、北西へと飛び去っていく。
ゲイナーはレヴィに首根っこを掴まれながら、文句を垂れつつも西への勾配を駆け進む。
「……さて、俺も行くとしますかね」
エクソダス請負人は仲間を見つけた。
それはかつての同胞であったゲームチャンプの少年であり、それを警護するボディガード兼運び屋であり、極めつけは魔法少女だった。
少数精鋭ながら、頼りがいのある同志たちだ。エクソダスを志す、強いピープルだ。
それはかつての同胞であったゲームチャンプの少年であり、それを警護するボディガード兼運び屋であり、極めつけは魔法少女だった。
少数精鋭ながら、頼りがいのある同志たちだ。エクソダスを志す、強いピープルだ。
「頼むぜゲイナー。エクソダスに邪魔者は付き物だ。この世界でも、いつシベ鉄やセントレーガンみたいな奴等が介入してくるか分からない。
そんな時なんとかするのは、お前の役目だ。……あークワバラクワバラアクリョウタイサンっと」
そんな時なんとかするのは、お前の役目だ。……あークワバラクワバラアクリョウタイサンっと」
ヤーパンにはそんな言葉があったけな。意味はよく覚えていないが。……そんなことを思いつつ、ゲインは南へ向かった。
【E-6・上空/2日目/朝】
【フェイト・T・ハラオウン@魔法少女リリカルなのはA's】
[状態]:全身に中程度の傷(初歩的な処置済み)、背中に打撲、魔力消費(中)、バリアジャケット装備
[装備]:バルディッシュ・アサルト(アサルトフォーム、残弾4/6)魔法少女リリカルなのはA's、双眼鏡
[道具]:支給品一式、西瓜1個@スクライド、クラールヴィント@魔法少女リリカルなのはA's、エクソダスと首輪解除に関して纏めたメモ
ルルゥの斧@BLOOD+、ルールブレイカー@Fate/stay night
[思考・状況]
基本:戦闘の中断及び抑制。協力者を募って脱出を目指す。
1:A-1の高校へ向かい、隠れている参加者がいないか捜索。発見しだい保護する。
2:12時を目安に病院でゲイナー、トグサ等と合流。無理ならE-6の駅前喫茶店へ。
3:ゲームの脱出に役立つ参加者と接触する。
4:カルラの仲間やトグサ、桃色の髪の少女の仲間に会えたら謝る。
※その他、共通思考も参照。
[備考]:襲撃者(グリフィス)については、髪の色や背丈などの外見的特徴しか捉えていません。素顔は未見。
:首輪の盗聴器は、ルイズとの空中戦での轟音により故障しているようです。
【フェイト・T・ハラオウン@魔法少女リリカルなのはA's】
[状態]:全身に中程度の傷(初歩的な処置済み)、背中に打撲、魔力消費(中)、バリアジャケット装備
[装備]:バルディッシュ・アサルト(アサルトフォーム、残弾4/6)魔法少女リリカルなのはA's、双眼鏡
[道具]:支給品一式、西瓜1個@スクライド、クラールヴィント@魔法少女リリカルなのはA's、エクソダスと首輪解除に関して纏めたメモ
ルルゥの斧@BLOOD+、ルールブレイカー@Fate/stay night
[思考・状況]
基本:戦闘の中断及び抑制。協力者を募って脱出を目指す。
1:A-1の高校へ向かい、隠れている参加者がいないか捜索。発見しだい保護する。
2:12時を目安に病院でゲイナー、トグサ等と合流。無理ならE-6の駅前喫茶店へ。
3:ゲームの脱出に役立つ参加者と接触する。
4:カルラの仲間やトグサ、桃色の髪の少女の仲間に会えたら謝る。
※その他、共通思考も参照。
[備考]:襲撃者(グリフィス)については、髪の色や背丈などの外見的特徴しか捉えていません。素顔は未見。
:首輪の盗聴器は、ルイズとの空中戦での轟音により故障しているようです。
【E-6/2日目/朝】
【魔法少女ラジカルレヴィちゃんチーム】
【レヴィ@BLACK LAGOON】
[状態]:上機嫌。脇腹、及び右腕に銃創(応急処置済み)頭にタンコブ(ほぼ全快)、頭からバカルディを被ったため少々酒臭い。
[装備]:ソード・カトラス@BLACK LAGOON(残弾15/15 予備残弾31発)、ベレッタM92F(残弾10/15、マガジン15発)
グラーフアイゼン(待機状態、残弾0/3)@魔法少女リリカルなのはA's
[道具]:デイバッグ×2、支給品一式×2、イングラムM10サブマシンガン(残弾13/30 予備弾倉30発 残り2つ)
グルメテーブルかけ(使用回数:残り16品)@ドラえもん、ぬけ穴ライト@ドラえもん 、テキオー灯@ドラえもん
バカルディ(ラム酒)×1本、割れた酒瓶(凶器として使える)、エクソダスと首輪解除に関して纏めたメモ
[思考]
基本:バトルロワイアルからの脱出。物事なんでも速攻解決!! 銃で!!
1:病院へ向かいトグサと合流。
2:そのまま病院で待機し、12時を目安にフェイト、ゲインと合流。無理ならE-6の駅前喫茶店へ。
3:見敵必殺ゥでゲイナーの首輪解除に関するお悩みごとを「現実的に」解決する。
4:魔法戦闘の際はやむなくバリアジャケットを着用?
5:カズマとはいつかケジメをつける。
6:ロックに会えたらバリアジャケットの姿はできる限り見せない。
[備考]
※双子の名前は知りません。
※魔法などに対し、ある意味で悟りの境地に達しました。
※ゲイナー、レヴィ共にテキオー灯の効果は知りません。
【魔法少女ラジカルレヴィちゃんチーム】
【レヴィ@BLACK LAGOON】
[状態]:上機嫌。脇腹、及び右腕に銃創(応急処置済み)頭にタンコブ(ほぼ全快)、頭からバカルディを被ったため少々酒臭い。
[装備]:ソード・カトラス@BLACK LAGOON(残弾15/15 予備残弾31発)、ベレッタM92F(残弾10/15、マガジン15発)
グラーフアイゼン(待機状態、残弾0/3)@魔法少女リリカルなのはA's
[道具]:デイバッグ×2、支給品一式×2、イングラムM10サブマシンガン(残弾13/30 予備弾倉30発 残り2つ)
グルメテーブルかけ(使用回数:残り16品)@ドラえもん、ぬけ穴ライト@ドラえもん 、テキオー灯@ドラえもん
バカルディ(ラム酒)×1本、割れた酒瓶(凶器として使える)、エクソダスと首輪解除に関して纏めたメモ
[思考]
基本:バトルロワイアルからの脱出。物事なんでも速攻解決!! 銃で!!
1:病院へ向かいトグサと合流。
2:そのまま病院で待機し、12時を目安にフェイト、ゲインと合流。無理ならE-6の駅前喫茶店へ。
3:見敵必殺ゥでゲイナーの首輪解除に関するお悩みごとを「現実的に」解決する。
4:魔法戦闘の際はやむなくバリアジャケットを着用?
5:カズマとはいつかケジメをつける。
6:ロックに会えたらバリアジャケットの姿はできる限り見せない。
[備考]
※双子の名前は知りません。
※魔法などに対し、ある意味で悟りの境地に達しました。
※ゲイナー、レヴィ共にテキオー灯の効果は知りません。
【ゲイナー・サンガ@OVERMAN キングゲイナー】
[状態]:風邪の初期症状、腹部と後頭部と顔面に相当なダメージ(応急処置済み)、頭にたんこぶ(ほぼ全快)、頭からバカルディを被ったため少々酒臭い。
[装備]:コルトガバメント(残弾7/7 予備残弾38発)、トウカの日本刀@うたわれるもの、コンバットナイフ
[道具]:支給品一式(食料一日分消費)、ロープ、フェイトのメモ、画鋲数個、エクソダスと首輪解除に関して纏めたメモ
タチコマのメモリチップ、スタングレネード×2、スパイセットの目玉と耳@ドラえもん、鶴屋さんの首輪、クーガーのサングラス
[思考]
基本:バトルロワイアルからの脱出。
1:病院へ向かいトグサと合流。
2:そのまま病院で待機し、12時を目安にフェイト、ゲインと合流。無理ならE-6の駅前喫茶店へ。
3:トグサの技術手袋と預けた首輪の部品を使い、計測器を死亡と誤認させる電波発生装置を製作する。
4:3で製作した装置を用い首輪の機能を停止させ、技術手袋で首輪の解除を試みる。
5:機械に詳しい人物、首輪の機能を停止できる能力者及び道具(時間を止めるなど)の探索。
[備考]
※名簿と地図を暗記しています。また、名簿から引き出せる限りの情報を引き出し、最大限活用するつもりです。
※なのはシリーズの世界、攻殻機動隊の世界に関する様々な情報を有しています。
[状態]:風邪の初期症状、腹部と後頭部と顔面に相当なダメージ(応急処置済み)、頭にたんこぶ(ほぼ全快)、頭からバカルディを被ったため少々酒臭い。
[装備]:コルトガバメント(残弾7/7 予備残弾38発)、トウカの日本刀@うたわれるもの、コンバットナイフ
[道具]:支給品一式(食料一日分消費)、ロープ、フェイトのメモ、画鋲数個、エクソダスと首輪解除に関して纏めたメモ
タチコマのメモリチップ、スタングレネード×2、スパイセットの目玉と耳@ドラえもん、鶴屋さんの首輪、クーガーのサングラス
[思考]
基本:バトルロワイアルからの脱出。
1:病院へ向かいトグサと合流。
2:そのまま病院で待機し、12時を目安にフェイト、ゲインと合流。無理ならE-6の駅前喫茶店へ。
3:トグサの技術手袋と預けた首輪の部品を使い、計測器を死亡と誤認させる電波発生装置を製作する。
4:3で製作した装置を用い首輪の機能を停止させ、技術手袋で首輪の解除を試みる。
5:機械に詳しい人物、首輪の機能を停止できる能力者及び道具(時間を止めるなど)の探索。
[備考]
※名簿と地図を暗記しています。また、名簿から引き出せる限りの情報を引き出し、最大限活用するつもりです。
※なのはシリーズの世界、攻殻機動隊の世界に関する様々な情報を有しています。
【ゲイン・ビジョウ@OVERMANキングゲイナー】
[状態]:右手に火傷(小)、全身各所に軽傷(擦り傷・打撲)、腹部に重度の損傷(外傷は塞がった)、ギガゾンビへの怒り
[装備]:ウィンチェスターM1897(残弾数5/5)、NTW20対物ライフル(弾数3/3)、悟史のバット@ひぐらしのなく頃に
[道具]:支給品一式×14(食料4食分消費)、ウィンチェスターM1897の予備弾(25発)
9mmパラベラム弾(40発)、ワルサーP38の弾(24発)、銃火器の予備弾セット(各40発ずつ。カトラスの予備弾はレヴィへ)
極細の鋼線@HELLSING、医療キット(×1)、マッチ一箱、ロウソク2本、スパイセットの目玉と耳@ドラえもん(×2セット)
ドラムセット(SONOR S-4522S TLA、クラッシュシンバル一つを解体)、クラッシュシンバルスタンドを解体したもの
13mm爆裂鉄鋼弾(21発)@HELLSING、 デイバッグ(×4) 、レイピア、ハリセン、ボロボロの拡声器(使用可)、望遠鏡、双眼鏡
蒼星石の亡骸(首輪つき)、リボン、ナイフを背負う紐、ローザミスティカ(蒼)(翠)
トグサの考察メモ、トラック組の知人宛てのメッセージを書いたメモ 、エクソダスと首輪解除に関して纏めたメモ
獅堂光の剣@魔法騎士レイアース、鳳凰寺風の弓(矢18本)@魔法騎士レイアース、.454カスール カスタムオート(残弾:0/7発)@HELLSING
[思考・状況]
基本:ここからのエクソダス(脱出)
1:遊園地へ向かい、隠れている参加者がいないか捜索。発見しだい保護する。
2:その際、ツチダマがいるようであれば首輪解除の件に関して再度尋問を試みる。
3:12時を目安に病院でゲイナー、トグサ等と合流。無理ならE-6の駅前喫茶店へ。
4:信頼できる仲間を捜す。
(トグサ、トラック組み、トラック組みの知人を優先し、この内の誰でもいいから接触し、得た知識を伝え、情報交換を行う)
5:しんのすけを見つけ出し、保護する。
6:エクソダスの計画が露見しないように行動する。
7:場合によっては協力者を募る為に拡声器の使用も……?
8:ギガゾンビを倒す。
※その他、共通思考も参照。
[備考]:仲間から聞き逃した第三放送の内容を得ました。
:首輪の盗聴器は、ホテル倒壊の轟音によって故障しています。
:モールダマから得た情報及び考察をメモに記しました。
[状態]:右手に火傷(小)、全身各所に軽傷(擦り傷・打撲)、腹部に重度の損傷(外傷は塞がった)、ギガゾンビへの怒り
[装備]:ウィンチェスターM1897(残弾数5/5)、NTW20対物ライフル(弾数3/3)、悟史のバット@ひぐらしのなく頃に
[道具]:支給品一式×14(食料4食分消費)、ウィンチェスターM1897の予備弾(25発)
9mmパラベラム弾(40発)、ワルサーP38の弾(24発)、銃火器の予備弾セット(各40発ずつ。カトラスの予備弾はレヴィへ)
極細の鋼線@HELLSING、医療キット(×1)、マッチ一箱、ロウソク2本、スパイセットの目玉と耳@ドラえもん(×2セット)
ドラムセット(SONOR S-4522S TLA、クラッシュシンバル一つを解体)、クラッシュシンバルスタンドを解体したもの
13mm爆裂鉄鋼弾(21発)@HELLSING、 デイバッグ(×4) 、レイピア、ハリセン、ボロボロの拡声器(使用可)、望遠鏡、双眼鏡
蒼星石の亡骸(首輪つき)、リボン、ナイフを背負う紐、ローザミスティカ(蒼)(翠)
トグサの考察メモ、トラック組の知人宛てのメッセージを書いたメモ 、エクソダスと首輪解除に関して纏めたメモ
獅堂光の剣@魔法騎士レイアース、鳳凰寺風の弓(矢18本)@魔法騎士レイアース、.454カスール カスタムオート(残弾:0/7発)@HELLSING
[思考・状況]
基本:ここからのエクソダス(脱出)
1:遊園地へ向かい、隠れている参加者がいないか捜索。発見しだい保護する。
2:その際、ツチダマがいるようであれば首輪解除の件に関して再度尋問を試みる。
3:12時を目安に病院でゲイナー、トグサ等と合流。無理ならE-6の駅前喫茶店へ。
4:信頼できる仲間を捜す。
(トグサ、トラック組み、トラック組みの知人を優先し、この内の誰でもいいから接触し、得た知識を伝え、情報交換を行う)
5:しんのすけを見つけ出し、保護する。
6:エクソダスの計画が露見しないように行動する。
7:場合によっては協力者を募る為に拡声器の使用も……?
8:ギガゾンビを倒す。
※その他、共通思考も参照。
[備考]:仲間から聞き逃した第三放送の内容を得ました。
:首輪の盗聴器は、ホテル倒壊の轟音によって故障しています。
:モールダマから得た情報及び考察をメモに記しました。
※次元大介、ぶりぶりざえもん、シグナムの遺体は埋葬されました。
※『エクソダスと首輪解除に関して纏めたメモ』に書かれているのは以下の通り。
・亜空間破壊装置の所在とツチダマについての説明
・首輪の内部構造と解除手段についての考察の説明
・監視方法についての説明
※『エクソダスと首輪解除に関して纏めたメモ』に書かれているのは以下の通り。
・亜空間破壊装置の所在とツチダマについての説明
・首輪の内部構造と解除手段についての考察の説明
・監視方法についての説明
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261:「ゲインとゲイナー」(前編) | フェイト・T・ハラオウン | 270:FATE |
261:「ゲインとゲイナー」(前編) | レヴィ | 269:請負人Ⅲ ~決意、新たに~ |
261:「ゲインとゲイナー」(前編) | ゲイナー・サンガ | 269:請負人Ⅲ ~決意、新たに~ |
261:「ゲインとゲイナー」(前編) | ゲイン・ビジョウ | 269:請負人Ⅲ ~決意、新たに~ |