SUPER GENERATION(後編) ◆LXe12sNRSs
――慣れない武器に命を預けるものじゃない……強力な武器であるならなおさらのことだ。
老兵、ウォルターの忠告には、二通りの意味があった。
一つはジュエルシードという未知の力。そしてもう一つは……ツチダマというよく知りもしない人形の兵。
人心掌握はグリフィスの得意分野だった。自認もしていた。だからこそ、ツチダマを人間と同等に扱うなどという愚かなミスを働いてしまった。
いや、実際、性格を得たツチダマは人間と大差ない思考ルーチンを持っていた。
だからこそ、グリフィスの涙は多くのツチダマを惹き寄せ、一時とはいえ鷹の団にも匹敵する統率力を得たのだ。
ならば、何故。
一つはジュエルシードという未知の力。そしてもう一つは……ツチダマというよく知りもしない人形の兵。
人心掌握はグリフィスの得意分野だった。自認もしていた。だからこそ、ツチダマを人間と同等に扱うなどという愚かなミスを働いてしまった。
いや、実際、性格を得たツチダマは人間と大差ない思考ルーチンを持っていた。
だからこそ、グリフィスの涙は多くのツチダマを惹き寄せ、一時とはいえ鷹の団にも匹敵する統率力を得たのだ。
ならば、何故。
(どうして……オレはギガゾンビに負けたのだ)
――浸かっちまったのさ……グリフィス。
泡沫の狭間で、グリフィスの精神は自問し続けていた。
意味のない問答だった。しかし、答えを述べるこの声には、どこか懐かしさを感じる。
意味のない問答だった。しかし、答えを述べるこの声には、どこか懐かしさを感じる。
――テメェは浸かっちまったのさ。鷹の団っていう微温湯によ……。
(馬鹿な――)
――テメェは無意識の内に重ねちまってたんだよ。あのツチダマって奴等と、鷹の団の仲間たちのことをな。
――ゴッドハンドに転生した後のテメェならいざ知らず、長い間獄中生活を送って、久しぶりに得た『仲間』だ。
――さぞかしイイ気分だったろうぜ。命令を聞く仲間がいる。信頼してくれる仲間がいる。それで緩んじまったのさ。
(それしきのことで、このオレの心が弛緩するなど……あんな人形共の影響を受けて、オレが選択を見誤るなど――ッ!!)
――あの頃のおまえは中途半端だった。白き鷹とも、闇の翼とも違う。どん底まで堕ちた――哀れな野鳥だったよ。
(肉体を失った頃の……投獄され、おまえたちに救い出された頃のことを言っているのか!?)
(違う! 確かにあの頃のオレは、何もかも失い絶望の淵に立たされていた)
(だがその中でオレは神の存在を知り、闇に祝福された! 覇王の卵は……オレのところに返ってきた!)
(オレは……何一つ見誤ったりなどしていない! それはおまえが――オレの一番身近にいたおまえがよく知っているだろう!?)
(答えろ――――ガッツ!!!)
――死ねよ、グリフィス。
◇ ◇ ◇
『強烈な魔力反応を感知。これは――ジュエルシード!?』
――そして、舞台は最前線に指定された病院へと移る。
謎のドアからゆったりとした動作で出てきたのは、黒衣に身を纏った鷹の男。
溢れ出る魔力反応はレイジングハートやバルディッシュを動揺させ、他三人も思わぬ人物の出現に戸惑っていた。
謎のドアからゆったりとした動作で出てきたのは、黒衣に身を纏った鷹の男。
溢れ出る魔力反応はレイジングハートやバルディッシュを動揺させ、他三人も思わぬ人物の出現に戸惑っていた。
「なに!? なんなのコイツ!」
「ロックさん、あの人に見覚えは?」
「知らない……俺が見た写真付き名簿の中には、あんな奴いなかった」
「ロックさん、あの人に見覚えは?」
「知らない……俺が見た写真付き名簿の中には、あんな奴いなかった」
分かるはずもない。フルフェイスの兜と翼の鎧に覆われたその姿は、元の外見とは離れすぎている。
そもそも、グリフィスは既に死んだ人間だ。死人が姿を変えて現れるなど、考えられるはずもない。
故に凛、フェイト、ロックの三人は目の前の不審人物を――主催側からの介入と判断した。
そもそも、グリフィスは既に死んだ人間だ。死人が姿を変えて現れるなど、考えられるはずもない。
故に凛、フェイト、ロックの三人は目の前の不審人物を――主催側からの介入と判断した。
「バルディッシュ、あの人から感じる魔力反応……本当にジュエルシードなの?」
『いいえ。非常に酷似していますが、よく似た紛い物であると推測できます』
『そもそも、ジュエルシードは時空管理局によって封印、保管されているはずです。ここに存在するはずはありません』
『いいえ。非常に酷似していますが、よく似た紛い物であると推測できます』
『そもそも、ジュエルシードは時空管理局によって封印、保管されているはずです。ここに存在するはずはありません』
実際にジュエルシード回収に携わったバルディッシュ、レイジングハート共に否定が入る。
たとえ目の前の人物が持つジュエルシードが偽物だとしても、そこに宿った魔力がほぼ同等であることは間違いない。
ビリビリと肌を突き刺す魔力の波動……それは、魔法・魔術に精通していないロックにも畏怖を齎した。
鷹は、依然ゆったりとした動作で三者の前に聳える。むき出しの魔力と一緒に、殺意を垂れ流しながら。
たとえ目の前の人物が持つジュエルシードが偽物だとしても、そこに宿った魔力がほぼ同等であることは間違いない。
ビリビリと肌を突き刺す魔力の波動……それは、魔法・魔術に精通していないロックにも畏怖を齎した。
鷹は、依然ゆったりとした動作で三者の前に聳える。むき出しの魔力と一緒に、殺意を垂れ流しながら。
「ロックさん、みんなにこのことを伝えてください。私と凛はここで彼を食い止めます」
「そんな、女の子二人に任せて逃げろっていうのか!?」
「戦闘能力皆無のアンタじゃ邪魔だって言ってんのよ。あいつが殺る気マンマンなのは見るも明らか。下手に手出されて計画のための人員が減ったら困るのよ」
「そんな、女の子二人に任せて逃げろっていうのか!?」
「戦闘能力皆無のアンタじゃ邪魔だって言ってんのよ。あいつが殺る気マンマンなのは見るも明らか。下手に手出されて計画のための人員が減ったら困るのよ」
フェイトと凛にキッと睨まれ、ロックは思わずたじろいだ。
ロアナプラの女傑三人といい、この魔法少女二人といい、ロックの周りにはどうにもおっかない女性が多いように思える。
エルルゥのおしとやかさを懐かしく感じながら、ロックはダッシュでその場から離れていった。
ロアナプラの女傑三人といい、この魔法少女二人といい、ロックの周りにはどうにもおっかない女性が多いように思える。
エルルゥのおしとやかさを懐かしく感じながら、ロックはダッシュでその場から離れていった。
「さて……ここは共同作戦といきますか。フェイト、用意と覚悟はいい?」
「いつでも」
「いつでも」
バルディッシュ・アサルトとレイジングハート・エクセリオンをそれぞれ構え、二人は鷹の男と対峙した。
鷹は、マスクの下に苦悶の表情を忍ばせながら、ジュエルシードの導く殺戮本能に従う。
鷹は、マスクの下に苦悶の表情を忍ばせながら、ジュエルシードの導く殺戮本能に従う。
鷹は翼をもがれ、地に堕ちた。
殺戮劇に、終焉が訪れようとしている。
殺戮劇に、終焉が訪れようとしている。
◇ ◇ ◇
場所を移し、ギガゾンビの居城。
バトルロワイアル会場の北方に位置していたこの城は、亜空間破壊装置の全滅に伴い、隠していたその姿を衆目に晒した。
再びギガゾンビに寝返ったツチダマたちが慌しく作業する中、保険を一遍に二つも失った王は、一番の忠臣に問う。
バトルロワイアル会場の北方に位置していたこの城は、亜空間破壊装置の全滅に伴い、隠していたその姿を衆目に晒した。
再びギガゾンビに寝返ったツチダマたちが慌しく作業する中、保険を一遍に二つも失った王は、一番の忠臣に問う。
「フェムトよ……亜空間破壊装置が機能を停止した今、この事態が外部に気づかれるのはいつ頃になる?」
『ギガ~……元々、この世界は時空管理局にも把握できていない未開世界ですギガ。隔離状態が解かれても、数日は安全かと。
忌々しきタイムパトロールの連中も、23世紀の時点では次元航行の術を確立していませんギガ。すぐに発見される心配はないかと』
「……訊き方が悪かったな。ヒエールを追っていた奴等……30世紀のタイムパトロールが介入してきた場合はどうだ?」
『ギガ……』
『ギガ~……元々、この世界は時空管理局にも把握できていない未開世界ですギガ。隔離状態が解かれても、数日は安全かと。
忌々しきタイムパトロールの連中も、23世紀の時点では次元航行の術を確立していませんギガ。すぐに発見される心配はないかと』
「……訊き方が悪かったな。ヒエールを追っていた奴等……30世紀のタイムパトロールが介入してきた場合はどうだ?」
『ギガ……』
フェムトが口を紡ぐ。答えに出すのは簡単だが、それはとても言いにくいことなのだろう。
『……長く見積もっても、午前零時。それ以上長くこの世界に滞在すれば、ここが発見される恐れがありますギガ』
「そうか」
「そうか」
ギガゾンビは短く返し、玉座の背もたれに身を預けながら天井を眺めた。
タイムリミットは約10時間後……それまでにバトルロワイアルを完結させねば、タイムパトロールに捕まる危険性が出てくる。
もちろん、安全を最優先に考えるならば、今すぐこの世界から脱出するのが最良の策だ。
彼の気質は臆病者である。本来ならそうするだろうし、当初もそのつもりでいた。
だが……牢獄で馳せた思いは、未開の地で進めてきたこの日のための努力は、警鐘が鳴ったところでそう簡単に諦められるものではない。
タイムリミットは約10時間後……それまでにバトルロワイアルを完結させねば、タイムパトロールに捕まる危険性が出てくる。
もちろん、安全を最優先に考えるならば、今すぐこの世界から脱出するのが最良の策だ。
彼の気質は臆病者である。本来ならそうするだろうし、当初もそのつもりでいた。
だが……牢獄で馳せた思いは、未開の地で進めてきたこの日のための努力は、警鐘が鳴ったところでそう簡単に諦められるものではない。
「ここまで……やっとここまできたのだ! 完結を目前にして……諦めることなどできるかッ!!」
ギガゾンビはマイクを取り出し、城内の全ツチダマたちに告げた。
「我が配下に就く全ての者に告げる! このバトルロワイアルは、次の午前零時を持って大団円を迎える!!
私はその時が訪れるまで、この玉座に座りながら観戦し続けることを心に決めた!
諸君等に願うことはただ一つ、バトルロワイアルの完遂、そのための運営だ!
一時の反乱は水に流そう。私は君たちの王……いや、父として! 各々の奮闘に期待する! 以上!!!」
私はその時が訪れるまで、この玉座に座りながら観戦し続けることを心に決めた!
諸君等に願うことはただ一つ、バトルロワイアルの完遂、そのための運営だ!
一時の反乱は水に流そう。私は君たちの王……いや、父として! 各々の奮闘に期待する! 以上!!!」
『ギガァァァァァァァァァァァァァァァァァ――――!!!』
城内で、ツチダマたちの咆哮が湧き上がった。
もう、何が起ころうと恐れはしない。
バトルロワイアルの完成を第一に、ギガゾンビはこのゲームを見届けることを決意した。
彼の熱意が悲願の成就を成すか、それとも身を滅ぼすことになるかは――神のみぞ知る。
もう、何が起ころうと恐れはしない。
バトルロワイアルの完成を第一に、ギガゾンビはこのゲームを見届けることを決意した。
彼の熱意が悲願の成就を成すか、それとも身を滅ぼすことになるかは――神のみぞ知る。
◇ ◇ ◇
破壊されたセラミックボディ。燃えてなくなる我らが城。
精神を掌握され、最前線へと送り込まれた至高の王。
精神を掌握され、最前線へと送り込まれた至高の王。
『ボイド……グリフィス様……』
粉砕した同胞の亡骸を前に、ユービックは心を俯かせていた。
住職ダマB……ギガゾンビが与えた役職に過ぎぬ名前を、グリフィスは「呼びにくい」と斬り捨ててくれた。
ユービックという名にどれほどの意味が込められていたかは分からない。それでも格好いいと思ったのは事実だ。
フェムトの言うように、ギガゾンビは全てのツチダマの母かもしれない……だとしても、ユービックという名を与えてくれたのはグリフィスだった。
住職ダマB……ギガゾンビが与えた役職に過ぎぬ名前を、グリフィスは「呼びにくい」と斬り捨ててくれた。
ユービックという名にどれほどの意味が込められていたかは分からない。それでも格好いいと思ったのは事実だ。
フェムトの言うように、ギガゾンビは全てのツチダマの母かもしれない……だとしても、ユービックという名を与えてくれたのはグリフィスだった。
『俺はもう、住職ダマBなんかじゃない……グリフィス様の忠実なる臣下、ユービックだ!』
俯いていた顔を天まで上げ、ユービックは高らかに叫んだ。
嘆いてばかりではいられない。グリフィスの野望は、まだ潰えてなどいないのだから。
考える。崖っぷちまで追い込まれた現状で、王なら、グリフィスならどう対処するか。
嘆いてばかりではいられない。グリフィスの野望は、まだ潰えてなどいないのだから。
考える。崖っぷちまで追い込まれた現状で、王なら、グリフィスならどう対処するか。
『お助けします、グリフィス様。このユービックめが、すぐにでも!』
瓦礫の山から一台のノートパソコンを掘り起こし、すぐさまネットにアクセスする。
行き先は、秘密裏に扱っていたツチダマ掲示板。数時間前に利用してやろうという思惑で建てたスレッドに、できる限りの情報を書き込んでいく。
ギガゾンビを打ち負かすには、残されたグリフィス派――ユービックとスランだけの戦力では心許ない。
しかし、ギガゾンビに反旗を翻そうとしている輩はツチダマだけではないはずだ。
それと共闘……否、利用する!
グリフィスならばきっとそうするだろう、とユービックはキーボードを叩き続けた。
行き先は、秘密裏に扱っていたツチダマ掲示板。数時間前に利用してやろうという思惑で建てたスレッドに、できる限りの情報を書き込んでいく。
ギガゾンビを打ち負かすには、残されたグリフィス派――ユービックとスランだけの戦力では心許ない。
しかし、ギガゾンビに反旗を翻そうとしている輩はツチダマだけではないはずだ。
それと共闘……否、利用する!
グリフィスならばきっとそうするだろう、とユービックはキーボードを叩き続けた。
『これでよし。あとは――』
キョンがこのメッセージに気づいてくれるのを待つばかり。――いや、駄目だ。そんな悠長な構えではいられない。
自らも動き、グリフィスを救う必要がある。ユービックはノートパソコンを手に立ち上がり、南西の空を見つめた。
ギガゾンビは言った。ツチダマの身体など、自在に吹き飛ばせると。
これ以上反逆を続ければ、自分の身体が木っ端微塵に破砕されるのはほぼ間違いない。
自らも動き、グリフィスを救う必要がある。ユービックはノートパソコンを手に立ち上がり、南西の空を見つめた。
ギガゾンビは言った。ツチダマの身体など、自在に吹き飛ばせると。
これ以上反逆を続ければ、自分の身体が木っ端微塵に破砕されるのはほぼ間違いない。
『――本望だ。やるならやれ。オレもボイドのように、戦って死んでやろうじゃないか!』
意を決したユービックは、どこでもドアで病院へ向かった。
グリフィスを救うため、新生鷹の団の僅かな生き残りとして――死地に赴く。
グリフィスを救うため、新生鷹の団の僅かな生き残りとして――死地に赴く。
19:ツチダマな名無しさん :11:59:56
キョンさん、君達が生き残る事を心より祈っています。
こちらでも首輪の解除方法を調べますので、皆さんも希望を捨てないでください。
キョンさん、君達が生き残る事を心より祈っています。
こちらでも首輪の解除方法を調べますので、皆さんも希望を捨てないでください。
20:ユービック :14:10:00
まず怒らないで聞いて欲しい。上記の書き込みは全部嘘っぱちだ。悪戯に不穏を招いたことを謝罪する。
君たちを貶めようとしたのだが、状況が変わったのだ。
その最たる変化だが、君たちの誰かが破壊を目論んでいた亜空間破壊装置は、全ての機能を停止した。
その証拠に、会場北の方角にギガゾンビの城が現れたはずだ。
この世界は生物の存在しない未開世界ゆえ、電話などの手段で連絡を取ることはできない。
次元を超えて外部に救助を求めるか、直接ギガゾンビを討ち取るかしか助かる手段はないだろう。
次に、君たちの首に嵌っている爆弾だが、ギガゾンビの手による遠隔爆破の心配はなくなった。
ある勇敢なツチダマの一人が反旗を翻し、遠隔爆破装置を破壊したのだ。
おそらくスペアもない。なにせ奴は遠隔爆破装置が壊れることを恐れ、今まで肌身離さず手元に置いていたのだからな。
しかし安心しないでくれ。遠隔爆破の心配はなくなったが、首輪自体の機能はまだ生きている。
つまり、禁止エリア侵入による爆破はまだ有効なのだ。
発狂したギガゾンビが、全てのエリアを禁止エリアにして首輪を爆発させるという暴挙に出ないとも限らない。
城のある場所、つまり会場の外は禁止エリアの扱いを受けているため、乗り込むにも首輪の解除が必要になるが……オレにその手立てはない。
まず怒らないで聞いて欲しい。上記の書き込みは全部嘘っぱちだ。悪戯に不穏を招いたことを謝罪する。
君たちを貶めようとしたのだが、状況が変わったのだ。
その最たる変化だが、君たちの誰かが破壊を目論んでいた亜空間破壊装置は、全ての機能を停止した。
その証拠に、会場北の方角にギガゾンビの城が現れたはずだ。
この世界は生物の存在しない未開世界ゆえ、電話などの手段で連絡を取ることはできない。
次元を超えて外部に救助を求めるか、直接ギガゾンビを討ち取るかしか助かる手段はないだろう。
次に、君たちの首に嵌っている爆弾だが、ギガゾンビの手による遠隔爆破の心配はなくなった。
ある勇敢なツチダマの一人が反旗を翻し、遠隔爆破装置を破壊したのだ。
おそらくスペアもない。なにせ奴は遠隔爆破装置が壊れることを恐れ、今まで肌身離さず手元に置いていたのだからな。
しかし安心しないでくれ。遠隔爆破の心配はなくなったが、首輪自体の機能はまだ生きている。
つまり、禁止エリア侵入による爆破はまだ有効なのだ。
発狂したギガゾンビが、全てのエリアを禁止エリアにして首輪を爆発させるという暴挙に出ないとも限らない。
城のある場所、つまり会場の外は禁止エリアの扱いを受けているため、乗り込むにも首輪の解除が必要になるが……オレにその手立てはない。
最後に、勝手な願いかとは思うがグリフィス様を……グリフィス様を助けて欲しい!
彼は一時は死亡の扱いにされたが、実はまだ生きていて、現在はギガゾンビに操られている!
グリフィス様の精神を掌握しているジュエルシード……あの宝石を破壊すれば、おそらくグリフィス様は自我をお取り戻しになる!
そのためならば、このユービックも喜んで助太刀しよう!
どうか……どうかこの思いを信用してくれ!
彼は一時は死亡の扱いにされたが、実はまだ生きていて、現在はギガゾンビに操られている!
グリフィス様の精神を掌握しているジュエルシード……あの宝石を破壊すれば、おそらくグリフィス様は自我をお取り戻しになる!
そのためならば、このユービックも喜んで助太刀しよう!
どうか……どうかこの思いを信用してくれ!
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【D-3・病院裏口/2日目/午後】
【フェイト・T・ハラオウン@魔法少女リリカルなのはA's】
[状態]:全身に中程度の傷(初歩的な処置済み)、中程度の魔力消費、バリアジャケット装備
[装備]:バルディッシュ・アサルト(アサルトフォーム/カートリッジ再装填済/予備カートリッジ×12発)
[道具]:支給品一式、クラールヴィント、西瓜×1個、ローザミスティカ(銀)、エクソダス計画書
[思考]
基本:戦闘の中断及び抑制。協力者を募って脱出を目指す。
1:目の前の人物(グリフィス)に対処。
2:忙しくなる前にトグサにタチコマとのことを謝っておく。
3:光球(ローザミスティカ)の正体を凛に尋ねる。
4:遠坂凛と協力して魔法による首輪解除の方法を模索する。
5:ベルカ式魔法についてクラールヴィントと相談してみる。
6:念のためリインフォースの動向には注意を向けておく。
7:カルラや桃色の髪の少女(ルイズ)の仲間に会えたら謝る。
[備考]
※襲撃者(グリフィス)については、髪の色や背丈などの外見的特徴しか捉えていません。素顔は未見。
※首輪の盗聴器は、ルイズとの空中戦での轟音により故障しているようです。
[状態]:全身に中程度の傷(初歩的な処置済み)、中程度の魔力消費、バリアジャケット装備
[装備]:バルディッシュ・アサルト(アサルトフォーム/カートリッジ再装填済/予備カートリッジ×12発)
[道具]:支給品一式、クラールヴィント、西瓜×1個、ローザミスティカ(銀)、エクソダス計画書
[思考]
基本:戦闘の中断及び抑制。協力者を募って脱出を目指す。
1:目の前の人物(グリフィス)に対処。
2:忙しくなる前にトグサにタチコマとのことを謝っておく。
3:光球(ローザミスティカ)の正体を凛に尋ねる。
4:遠坂凛と協力して魔法による首輪解除の方法を模索する。
5:ベルカ式魔法についてクラールヴィントと相談してみる。
6:念のためリインフォースの動向には注意を向けておく。
7:カルラや桃色の髪の少女(ルイズ)の仲間に会えたら謝る。
[備考]
※襲撃者(グリフィス)については、髪の色や背丈などの外見的特徴しか捉えていません。素顔は未見。
※首輪の盗聴器は、ルイズとの空中戦での轟音により故障しているようです。
【遠坂凛@Fate/stay night】
[状態]:中程度の疲労、全身に中度の打撲、中程度の魔力消費、バリアジャケット装備(アーチャーフォーム)
[装備]:レイジングハート・エクセリオン(/修復中 ※破損の自動修復完了まで数時間必要/カートリッジ再装填済)
夜天の書(消耗中、回復まで時間が必要/多重プロテクト)、予備カートリッジ×11発、アーチャーの聖骸布
[道具]:支給品一式(食料残り1食。水4割消費、残り1本)、石化した劉鳳の右腕、エクソダス計画書
[思考]
基本:レイジングハート&リインフォースのマスターとして、脱出案を練る。
1:目の前の人物(グリフィス)に対処
2:セイバーの再襲撃に備えて体力と魔力の回復に努める。
3:フェイトと協力して魔法による首輪解除の方法を模索する。
4:ベルカ式魔法についてリインフォースと相談してみる。
5:カズマが戻ってきたら劉鳳の腕の話をする。
6:変な耳の少女(エルルゥ)を捜索。
[備考]:
※リリカルなのはの魔法知識、ドラえもんの科学知識を学びました。
※リインフォースを装備してもそれほど容姿は変わりません。はやて同様、髪と瞳の色が変わる程度です。
[推測]
※ギガゾンビは第二魔法絡みの方向には疎い。
※膨大な魔力を消費すれば、時空管理局へ向けて何らかの救難信号を送る事が可能。
[状態]:中程度の疲労、全身に中度の打撲、中程度の魔力消費、バリアジャケット装備(アーチャーフォーム)
[装備]:レイジングハート・エクセリオン(/修復中 ※破損の自動修復完了まで数時間必要/カートリッジ再装填済)
夜天の書(消耗中、回復まで時間が必要/多重プロテクト)、予備カートリッジ×11発、アーチャーの聖骸布
[道具]:支給品一式(食料残り1食。水4割消費、残り1本)、石化した劉鳳の右腕、エクソダス計画書
[思考]
基本:レイジングハート&リインフォースのマスターとして、脱出案を練る。
1:目の前の人物(グリフィス)に対処
2:セイバーの再襲撃に備えて体力と魔力の回復に努める。
3:フェイトと協力して魔法による首輪解除の方法を模索する。
4:ベルカ式魔法についてリインフォースと相談してみる。
5:カズマが戻ってきたら劉鳳の腕の話をする。
6:変な耳の少女(エルルゥ)を捜索。
[備考]:
※リリカルなのはの魔法知識、ドラえもんの科学知識を学びました。
※リインフォースを装備してもそれほど容姿は変わりません。はやて同様、髪と瞳の色が変わる程度です。
[推測]
※ギガゾンビは第二魔法絡みの方向には疎い。
※膨大な魔力を消費すれば、時空管理局へ向けて何らかの救難信号を送る事が可能。
【ロック@BLACK LAGOON】
[状態]:眠気と疲労、鼻を骨折しました(手当て済み)
[装備]:マイクロ補聴器@ドラえもん
[道具]:支給品一式、現金数千円、エクソダス計画書
[思考]
基本:力を合わせ皆でゲームから脱出する。
1:ドラえもんたちに謎の人物(グリフィス)襲撃を知らせる。
2:ドラえもんにディスクをキョンへと譲ってもらえるように頼む。
3:キョン達に会えたら遠坂凛に対する誤解を解く。
4:君島の知り合いと出会えたら彼のことを伝える。
[備考]
※しんのすけに両親が死んだことは伏せておきます。
※顔写真付き名簿に一通り目を通しています。
※参加者は四次元デイバッグに入れないということを確認しています。
※ハルヒ、キョン、トウカ、魅音、エルルゥらと詳しい情報交換を行いました。
※キョンの持つノートPC内の情報を得て、考察しました。
※レヴィの趣味に関して致命的な勘違いをしつつあります。
[状態]:眠気と疲労、鼻を骨折しました(手当て済み)
[装備]:マイクロ補聴器@ドラえもん
[道具]:支給品一式、現金数千円、エクソダス計画書
[思考]
基本:力を合わせ皆でゲームから脱出する。
1:ドラえもんたちに謎の人物(グリフィス)襲撃を知らせる。
2:ドラえもんにディスクをキョンへと譲ってもらえるように頼む。
3:キョン達に会えたら遠坂凛に対する誤解を解く。
4:君島の知り合いと出会えたら彼のことを伝える。
[備考]
※しんのすけに両親が死んだことは伏せておきます。
※顔写真付き名簿に一通り目を通しています。
※参加者は四次元デイバッグに入れないということを確認しています。
※ハルヒ、キョン、トウカ、魅音、エルルゥらと詳しい情報交換を行いました。
※キョンの持つノートPC内の情報を得て、考察しました。
※レヴィの趣味に関して致命的な勘違いをしつつあります。
【グリフィス@ベルセルク】
[状態]:魔力暴走、全身に軽い火傷、打撲、自我崩壊
[装備]:エクスカリバー@Fate/stay night、耐刃防護服、ジュエルシードもどき、フェムトの甲冑@ベルセルク
[道具]:マイクロUZI(残弾数6/50)、やや短くなったターザンロープ@ドラえもん、支給品一式×6(食料一つ分、ディパック五つ分)
オレンジジュース二缶、破損したスタンガン@ひぐらしのなく頃に
ビール二缶、庭師の鋏@ローゼンメイデンシリーズ、ハルコンネンの弾(爆裂鉄鋼焼夷弾:残弾4発 劣化ウラン弾:残弾6発)@HELLSING
[思考・状況]
基本:殺す。
1:目に付く存在を殺す。
[備考]
※グリフィスは生存者の名前と容姿、特徴についてユービックから話を聞きました。
※A-8エリア全域、及びA-8周辺エリアはスパイセットで監視しています。
※スラン及びユービックがノートパソコンの入手を目的としている事は知りません。
[ジュエルシードの暴走について]
※グリフィスは現在自我を失っており、己の戦闘本能に従って行動しています。
剣術などの身体に染み付いた技能は例外として、デイパックにしまった銃を使うなど、頭を使った戦法は取ることは出来ません。
『約束された勝利の剣』は使用可能ですが、直前で既に一回使っているため、これ以上の乱用は自己崩壊の恐れがあります。
なんらかの形でジュエルシードの機能を停止させれば、グリフィスの自我も元に戻ります。
また、このジュエルシードは『もどき』のため、これ以上の変化(外見の変貌など)が起こることはありません。
[状態]:魔力暴走、全身に軽い火傷、打撲、自我崩壊
[装備]:エクスカリバー@Fate/stay night、耐刃防護服、ジュエルシードもどき、フェムトの甲冑@ベルセルク
[道具]:マイクロUZI(残弾数6/50)、やや短くなったターザンロープ@ドラえもん、支給品一式×6(食料一つ分、ディパック五つ分)
オレンジジュース二缶、破損したスタンガン@ひぐらしのなく頃に
ビール二缶、庭師の鋏@ローゼンメイデンシリーズ、ハルコンネンの弾(爆裂鉄鋼焼夷弾:残弾4発 劣化ウラン弾:残弾6発)@HELLSING
[思考・状況]
基本:殺す。
1:目に付く存在を殺す。
[備考]
※グリフィスは生存者の名前と容姿、特徴についてユービックから話を聞きました。
※A-8エリア全域、及びA-8周辺エリアはスパイセットで監視しています。
※スラン及びユービックがノートパソコンの入手を目的としている事は知りません。
[ジュエルシードの暴走について]
※グリフィスは現在自我を失っており、己の戦闘本能に従って行動しています。
剣術などの身体に染み付いた技能は例外として、デイパックにしまった銃を使うなど、頭を使った戦法は取ることは出来ません。
『約束された勝利の剣』は使用可能ですが、直前で既に一回使っているため、これ以上の乱用は自己崩壊の恐れがあります。
なんらかの形でジュエルシードの機能を停止させれば、グリフィスの自我も元に戻ります。
また、このジュエルシードは『もどき』のため、これ以上の変化(外見の変貌など)が起こることはありません。
【ギガゾンビの居城/2日目/午後】
【ギガゾンビ@ドラえもん のび太の日本誕生】
[思考・状況]
1:最後までこのバトルロワイアルを見届ける決心。
2:逃走の準備を進めつつ、午前零時にはこの世界を脱出する。
[備考]
【ギガゾンビ@ドラえもん のび太の日本誕生】
[思考・状況]
1:最後までこのバトルロワイアルを見届ける決心。
2:逃走の準備を進めつつ、午前零時にはこの世界を脱出する。
[備考]
【ホテルダマ(フェムト)】
[思考・状況]
1:ギガゾンビに絶対の忠誠。出来る限りギガゾンビの意志を尊重。
2:残りの裏切り者(スラン、ユービック)も断罪したい。
[思考・状況]
1:ギガゾンビに絶対の忠誠。出来る限りギガゾンビの意志を尊重。
2:残りの裏切り者(スラン、ユービック)も断罪したい。
【A-8・温泉跡地/2日目/午後】
【住職ダマB(ユービック)】
[道具]:どこでもドア、コンラッドのノートパソコン(壊れかけ)
[思考・状況]
1:病院に向かい、グリフィスを救い出す。そのためなら他の参加者との協力も惜しまない。
[備考]
※ギガゾンビの言葉(ツチダマはいつでも爆破できる)がハッタリだと気づいていません。
【住職ダマB(ユービック)】
[道具]:どこでもドア、コンラッドのノートパソコン(壊れかけ)
[思考・状況]
1:病院に向かい、グリフィスを救い出す。そのためなら他の参加者との協力も惜しまない。
[備考]
※ギガゾンビの言葉(ツチダマはいつでも爆破できる)がハッタリだと気づいていません。
【運転士ダマ(ボイド)@ドラえもん 機能停止】
【温泉の亜空間破壊装置 機能停止】
【温泉の亜空間破壊装置 機能停止】
※ギガゾンビの居城は、会場の北方(A-5の真上あたり)に位置しています。肉眼で視認可能です。
※アルルゥは埋葬されました。
※グリフィスが移動に使ったどこでもドアは、既に回収済みです。
※亜空間破壊装置が全て破壊されました。30世紀のTPに真っ先に発見される可能性があります。
フェムトの見立てでは、午前零時が外部に気づかれずこの世界に滞在していられる限界時間です。
※参加者の能力制限については不明。
※アルルゥは埋葬されました。
※グリフィスが移動に使ったどこでもドアは、既に回収済みです。
※亜空間破壊装置が全て破壊されました。30世紀のTPに真っ先に発見される可能性があります。
フェムトの見立てでは、午前零時が外部に気づかれずこの世界に滞在していられる限界時間です。
※参加者の能力制限については不明。
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