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After2 -夢の続き- ◆2kGkudiwr6


――後悔はある。

エミヤシロウの身勝手な夢を、大切な師であり友人である相手にまで付き合わせてしまった事が腹立たしい。
エミヤシロウとは自分の都合で親密な人さえ道連れにするものかと、憤ったこともある。
けれどその姿を見届けるうちに、思いはじめたのだ。
彼女の強い意志と、彼女が新たに得た仲間たちなら……遠坂を磨耗させることなく、オレの夢を追わせてくれるではないのか、と。

そう。
オレは、間違っていたセイギのミカタだ。所詮、オレはフェイカーだ。
けれど、彼女と言う真作を作る糧となれたのなら、オレは――

彼女は笑っていた。
使い魔をからかいながら、その反応を見て友と一緒に楽しそうに笑っていた。
彼女が冗談に付き合えるだけの余裕があるのが、嬉しい。それは、彼女が彼女自身も救えているという証だ。
彼女は、ただ正義を求めるだけのロボットになんて、なっていない。オレとは違う。

だからきっと――彼女なら、きっと大丈夫。
贋作から真作を生み出すことができたのなら、オレも間違えてなどいなかったのだと自分の胸を張れる。
今のオレの願いは、一つだけ。それは決して自分殺しなどではない。
それは、夢の続きを見ること。
本物の正義の味方が存在する、遥か遠き理想郷を夢見て。
アルトリアが、安らかに夢の続きを見ていることを願い。
無残な敗残者は勝利者を信じ、英霊エミヤは独り赤い剣の丘で静かに眠ろう――


This is un epilogue. It's an answer.

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