暗い暗い思い出の淵

暗い暗い場所の中、僕は疑問の渦の中に居た。

僕はなんでここに居るんだ?  彼女を倒して……そして元の世界に戻るだけだったはずじゃないのか……?

それとも世界はまだ続いているのか?  もしかして……此処が現実世界だとでも言うのか?



疑問は尽きない、ただ……ただ1つ、ただ1つだけ確信して言える事がある。

ここは今まで訪れてきた世界の中で…………最も悪い。

だが、だったら……どうする? 

この殺し合いに乗って、参加者を殺して回るか?

彼女に立ち向かったときのように、『Mr.Java』に対抗して、この殺し合いを終わらせるか?

それとも…………何もかも諦めて死んでしまうか?

僕は……僕は…………僕は………………僕は……………………どうする?





「……何も考えないこと。模様の 模様の 模様の 模様。」

結論から言えば、彼はどの選択肢も選ばなかった。

その原因は参加者名簿、現実世界に辿り着いていたならば有る筈の無いエリナーとアシカという名前。

そして…………

「ギルモア…………」

今となっては存在する筈の無い彼の仲間"ギルモア"。

有りえる筈の無い名前は彼にさらなる混乱をもたらした。

混乱の混乱、混乱が混乱、混乱を混乱、混乱で混乱。

意味がわからない。原因の原因が分からない。

だったらどうする? 仲間に会おう。

会ってどうする? 会ってから決めるさ。


彼は歩く、仲間の下へ。
彼の行動は今はただそれだけ。






……トト君か。元気でやっているか?なに?いい加減参ってきた?
はっはっは、なにを言うかと思えば……それが現実じゃないか!


【D-7/一日目・深夜】



【名前】トト@夜明けの口笛吹き
【状態】混乱
【持ち物】ディパック(基本支給品一式、不明ランダム支給品1~3)

【思考】

1:仲間(エリナー、ギルモア、アシカ)に会う。

※夜明けの玄関の出口に入った直後からの参戦です。

12:水底の歌 時系列順 14:温泉イズマイン
12:水底の歌 投下順 14:温泉イズマイン
GAME START トト [[]]

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最終更新:2009年05月06日 23:44