「hdparm」(2012/09/28 (金) 12:17:57) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
ハードディスクのパラメータを確認したり、設定したりするにはhdparmコマンドを使用する。
書式
hdparm [オプション] [デバイスファイル]
オプション
|オプション|説明|
|-i|ハードディスクの詳細情報を表示する|
|-c数値|32ビットI/Oサポート&br() -c0:32ビットI/Oサポートを無効にする&br() -c1:32ビットI/Oサポートを有効にする&br() -c3:同期シーケンス付きで32ビットI/Oサポートを有効にする|
|-d数値|DMAモードの使用/不使用を指定する&br() -d0:DMAモードを無効にする&br() -d1:DMAモードを有効にする|
|-t|バッファキャッシュを使わずに読み込み速度を計測する|
|-T|バッファキャッシュの読み込み速度をテストする|
次の例では、読み込み速度を計測することによって、性能評価をしている。
# hdparm -tT /dev/hda
Linuxでは、IDE以外のハードディスクは全てSCSIデバイスとして扱う。
IDEの転送モードには、メインメモリとハードディスクとのデータ転送方法として、
PIO(Programmed I/O)モードとDMA(Direct Memory Access)モードがある。
PIOモードは、CPUがハードディスクに直接命令してデータを転送する方法である。
そのため、データの読み書きが行われている間は、CPUは他の作業ができないという欠点がある。
DMAモードでは、CPUに代わって専用のコントローラチップがデータの転送を管理する。
このため、CPUへの負担は少なくなるので現在はDMAモードを使うのが一般的である。
次の例では、32ビットI/Oサポートを有効にしている。
# hdparm -c3 /dev/hda
表示オプション
横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: