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スナップショット」(2014/02/02 (日) 19:46:37) の最新版変更点

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 スナップショットを利用すると、ファイルシステムをアンマウントせずに バックアップを取ることができます。  スナップショットは「ある瞬間の論理ボリュームの状態の記録」です。 スナップショットを作成してバックアップを行えば、ファイルシステムを 書き込み禁止状態にしたりアンマウントしたりすることなく、バックアップ を実施できます。  スナップショットの作成は、lvcreateコマンドに「-s」オプションを付けます。 次の例では、論理ボリューム/dev/testvg/lv01の スナップショットをsnap0という名前で、サイズを100MBとして作成しています。 サイズは、論理ボリュームの10%~20%程度でよいでしょう。 # lvcreate -s -L 100M -n snap0 /dev/testvg/lv01 Logical volume "snap0" created 次のようにすれば、スナップショットを作成した瞬間の/dev/testvg/lv01が バックアップできます。 # dump 0uf /dev/st0 /dev/testvg/snap0 なお、スナップショットは元の論理ボリュームのコピーではありません。 スナップショット作成後、ファイルに変更が加えられると、変更前のファイルをスナップショット領域に保存します。 スナップショットと元の論理ボリュームの情報を突き合わせると、スナップショット作成時点の状態が再現できます。 なので、スナップショットを作成後、ファイルシステムに変更が加われば加わるほど、スナップショット領域は大きくなってしまい、 システムのパフォーマンスも低下します。バックアップを取った後は、速やかにスナップショットを削除するようにしてください。
 スナップショットを利用すると、ファイルシステムをアンマウントせずに バックアップを取ることができます。  スナップショットは「ある瞬間の論理ボリュームの状態の記録」です。 スナップショットを作成してバックアップを行えば、ファイルシステムを 書き込み禁止状態にしたりアンマウントしたりすることなく、バックアップ を実施できます。  スナップショットの作成は、lvcreateコマンドに「-s」オプションを付けます。 次の例では、論理ボリューム/dev/testvg/lv01の スナップショットをsnap0という名前で、サイズを100MBとして作成しています。 サイズは、論理ボリュームの10%~20%程度でよいでしょう。 # lvcreate -s -L 100M -n snap0 /dev/testvg/lv01 Logical volume "snap0" created 次のようにすれば、スナップショットを作成した瞬間の/dev/testvg/lv01が バックアップできます。 # dump 0uf /dev/st0 /dev/testvg/snap0 なお、スナップショットは元の論理ボリュームのコピーではありません。 スナップショット作成後、ファイルに変更が加えられると、変更前の ファイルをスナップショット領域に保存します。 スナップショットと元の論理ボリュームの情報を突き合わせると、 スナップショット作成時点の状態が再現できます。 なので、スナップショットを作成後、ファイルシステムに変更が加われば 加わるほど、スナップショット領域は大きくなってしまい、システムの パフォーマンスも低下します。バックアップを取った後は、速やかに スナップショットを削除するようにしてください。

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