「arp」(2014/02/02 (日) 22:40:02) の最新版変更点
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arp
ethernetでリモートホストと通信を行う場合、相手のホスト名からIPアドレスに変換するのはDNSやhostsファイルで行い、
さらに低階層ではIPアドレスとMACアドレスの関連を調べて目的ホストへパケットを届ける。
IPアドレスとMACアドレスの関連リストをカーネルはARPキャッシュに蓄える。
arpコマンドはカーネルのAPTキャッシュを操作する。
Linuxカーネルでは、/proc/net/arpにarpキャッシュが記述されている。
書式
arp [オプション] [ホスト名]
オプション
|オプション|説明
|-n|名前解決やポート名、ユーザ名の解決を行わず、IPアドレスで表示|
|-a [ホスト名]|ホスト名が指定されている場合は、そのホストに関するARPキャッシュ、指定されていない場合は、持っているARPキャッシュを表示|
|-d ホスト名|指定したホストをARPキャッシュから削除|
|-f ファイル名|ファイルを指定してARPテーブルに追加。ファイルが指定されていなければ/etc/ethersを利用|
|-i インターフェイス|利用するインターフェイスを指定|
|-s ホスト名 MACアドレス|指定したホストを指定したMACアドレスでarpエントリを作成|
arpキャッシュを削除する
# arp -d 192.168.8.200
arpキャッシュを作成する
# arp -s 192.168.2.200 00:20:11:11:11:11
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