「ランレベル」(2011/06/30 (木) 02:00:34) の最新版変更点
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*【ランレベル】
ランレベルとは動作モードを指定する事によって、
サーバーの動作を変える事が可能になります。
ランレベルは/sbin/initよって制御されカーネルによって起動される。
またシャットダウンされるまでは動作し続ける。
※動作モードは下記の表を参照して下さい。
|CENTER:ランレベル|CENTER:意味|
|CENTER:0|LEFT:停止|
|CENTER:1|LEFT:シングルユーザーモード(rootのみ)|
|CENTER:2|LEFT:マルチユーザーモード(テキストログイン・NFSなし)|
|CENTER:3|LEFT:マルチユーザーモード(テキストログイン)|
|CENTER:4|LEFT:マルチユーザーモード|
|CENTER:5|LEFT:マルチユーザーモード(グラフィカルログイン)|
|CENTER:6|LEFT:再起動|
|CENTER:s|LEFT:シングルユーザーモード(rootのみ)|
※ディストリビューションによって若干変わります。
***ランレベルの確認
先頭に"N"が表示されている場合は、Linuxインストール時から
一度もランレベルを変更していないことになります。
# /sbin/runlevel
N 3
以下の場合は1つ前のランレベルと現在のランレベルが表示されています。
3 = 前のランレベル
5 = 現在のランレベル
# runlevel
3 5
***ランレベルの変更
ランレベルを変更するには下記のコマンドを使用し、
スーパーユーザーでなければ変更する事ができません。
# init 0~6
# telinit 0~6
なお、シェルでinitコマンドを実行する場合はその時だけのランレベルの変更になる。
永続的にランレベルを変更する場合には下記の /etc/inittab を編集する必要がある。
***&italic(){デフォルトランレベル変更}
・ランレベルの記述場所
/etc/inittab
・/etc/inittabファイルの最終行でランレベルを指定している
数字の部分を書き換えることでデフォルトのランレベルを変更
id:3:initdefault:
*【ランレベル】
ランレベルとは動作モードを指定する事によって、
サーバーの動作を変える事が可能になります。
ランレベルは/sbin/initよって制御されカーネルによって起動される。
またシャットダウンされるまでは動作し続ける。
※動作モードは下記の表を参照して下さい。
|CENTER:ランレベル|CENTER:意味|
|CENTER:0|LEFT:停止|
|CENTER:1|LEFT:シングルユーザーモード(rootのみ)|
|CENTER:2|LEFT:マルチユーザーモード(テキストログイン・NFSなし)|
|CENTER:3|LEFT:マルチユーザーモード(テキストログイン)|
|CENTER:4|LEFT:マルチユーザーモード|
|CENTER:5|LEFT:マルチユーザーモード(グラフィカルログイン)|
|CENTER:6|LEFT:再起動|
|CENTER:s|LEFT:シングルユーザーモード(rootのみ)|
※ディストリビューションによって若干変わります。
***ランレベルの確認
先頭に"N"が表示されている場合は、Linuxインストール時から
一度もランレベルを変更していないことになります。
# /sbin/runlevel
N 3
以下の場合は1つ前のランレベルと現在のランレベルが表示されています。
3 = 前のランレベル
5 = 現在のランレベル
# runlevel
3 5
***ランレベルの変更
ランレベルを変更するには下記のコマンドを使用し、
スーパーユーザーでなければ変更する事ができません。
# init 0~6
# telinit 0~6
なお、シェルでinitコマンドを実行する場合はその時だけのランレベルの変更になる。
永続的にランレベルを変更する場合には下記の /etc/inittab を編集する必要がある。
***&italic(){デフォルトランレベル変更}
・ランレベルの記述場所
/etc/inittab
・/etc/inittabファイルの最終行でランレベルを指定している
数字の部分を書き換えることでデフォルトのランレベルを変更
id:3:initdefault:
*&bold(){chkconfigコマンドについて}
chkconfigコマンドでは、
システムサービスのランレベルの表示、設定、変更が可能です。
**&bold(){システムサービスの状態}
システムサービスの状態を調べるには、--listオプションを指定する。
chkconfigコマンドは/sbinディレクトリにあるので以下になる。
/sbin/chkconfig -list
または
chkconfig --list
ちなみにlistオプションだけだと
現在の全システムサービスの状態が表示される。
※どれか1つのシステムサービスの状態を表示するには、
listオプションの後に表示したいサービス名を指定する。
※chkconfigコマンドは基本的にはrootで実行するのだが、
listオプションだけは一般ユーザーでも実行できる。
**&bold(){ランレベルの設定}
ランレベルの設定を行う場合には、--levelsオプションで設定したいランレベルを指定する
chkconfig --level 3 サービス名 on
**&bold(){システムサービスを追加}
新しいシステムサービスを追加するには、--addオプションでサービス名を指定する。
chkconfig --add サービス名
**&bold(){システムサービスを削除する}
システムサービスを削除するには、--delオプションでサービス名を指定する。
chkconfig --del サービス名
表示オプション
横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: