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ジョブスケジューリング」(2012/09/02 (日) 23:53:46) の最新版変更点

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*&bold(){ジョブスケジューリング} **&bold(){ジョブとは?} ジョブとは、コンピュータが処理する仕事の単位のこと。 特に大型コンピュータでデータを処理する際に、 いくつかの処理にわけて実行・管理するような場合に、 その単位をジョブと言うことが多い。 **&bold(){【定期的にジョブを実行する】} 定期的にジョブを実行するための管理は cron(常駐プログラム(デーモン)の一種)機能によって行われる。 cron 機能は、crond デーモンと、どんな作業をどんな頻度で実行すべきかを記述したスケジューリングを編集する crontabコマンドから構成されます。 このデーモンは crontab をチェックし、何をすべきかを判断します。 ユーザーは crontabコマンドを使って crontabファイルを管理します。 &bold(){cron とは} ジョブ(スクリプト)を自動実行するためのデーモンプロセス &bold(){crondとは} 決まった時間に決まったプログラムなどを実行するスケジュール管理デーモン &bold(){crontabとは} スケジューリングを編集するコマンド **&bold(){【crontabコマンド(設定ファイル)】} ユーザは、それぞれのcrontabファイルを「/var/spool/cron」配下に user名 という名前で所有しており使用するコマンドは、 そのcrontabファイルを所有しているユーザの権限で実行されるので、 コマンド使用の際には注意が必要です。 crontab [オプション] |オプション|解説| |-e|viエディタが起動して設定ファイルの編集を行ないます| |-l|crontabファイルの内容を表示します| |-r|crontabファイルを削除します| |-u ユーザー名|userで指定したユーザのcrontabファイルを操作の対象とします。| |~|なお、このオプションは、rootユーザのみ使用できます。| **&bold(){cron コマンドの設定} crontabファイルで、cron コマンドの実行を記述する行は、 6つのフィールドで形成されており &bold(){分 時 日 月 曜日 コマンド} コマンドの実行時間をさまざまな形式で指定することが出来ます。 フィールドでは、 '*' を使用することが可能です。 |フィールド|内容| |分| 0~59 | |時| 0~23 | |日| 1~31 | |月| 1~12 もしくは jan~dec までの文字列| |曜日| 0~7 [0,7は日曜日] or sun~sat | |コマンド| 有効なコマンドを記述します| |~|空白を含むことも可能| *&bold(){atコマンド} **atコマンドとは ・指定した時間にジョブを実行する。 ※定期的にジョブを実行するのではなく、1 度だけ実行したいときとか。 ・実行結果はメールで登録者に送られる。 ・atはコマンドなどを標準入力で指定することになる。 ・コマンドを入力し終えたら,Ctrlキーとdキーを同時に押すことでatコマンドから抜け出せる。 # at [オプション] オプション |-f|コマンドを記述したファイルを指定する| |-l|実行待ちのジョブを表示する| |-d|ジョブを削除する| |TIME|ジョブを実行する時刻を指定する| ※日付は,MMDDYY,MM/DD/YY,MM.DD.YYなどで指定できる。 ただし,MMは月をDDは日をYYは年の下2 桁を表す。 時間はhh:mmで指定できるほか, midnight(真夜中),noon (正午),teatime (午後4時)など 結構柔軟に指定のできる。 **&bold(){&u(){ジョブの一覧表示}} 「at」、「batch」、「crontab」などでスケジュールされたジョブを一覧表示する。 スーパーユーザの権限で実行すると、すべてのユーザーのジョブを一覧表示する。 # atq [オプション] |オプション|説明| |-q [キュー]|実行待ちのジョブを確認するキューを指定します。| **&bold(){&u(){実行待ちのジョブの削除}} スケジュールされたジョブを削除する # atrm [num]
*&bold(){ジョブスケジューリング} **&bold(){ジョブとは?} ジョブとは、コンピュータが処理する仕事の単位のこと。 特に大型コンピュータでデータを処理する際に、 いくつかの処理にわけて実行・管理するような場合に、 その単位をジョブと言うことが多い。 **&bold(){【定期的にジョブを実行する】} 定期的にジョブを実行するための管理は cron(常駐プログラム(デーモン)の一種)機能によって行われる。 cron 機能は、crond デーモンと、どんな作業をどんな頻度で実行すべきかを記述したスケジューリングを編集する crontabコマンドから構成されます。 このデーモンは crontab をチェックし、何をすべきかを判断します。 ユーザーは crontabコマンドを使って crontabファイルを管理します。 &bold(){cron とは} ジョブ(スクリプト)を自動実行するためのデーモンプロセス &bold(){crondとは} 決まった時間に決まったプログラムなどを実行するスケジュール管理デーモン &bold(){crontabとは} スケジューリングを編集するコマンド **&bold(){【crontabコマンド(設定ファイル)】} ユーザは、それぞれのcrontabファイルを「/var/spool/cron」配下に user名 という名前で所有しており使用するコマンドは、 そのcrontabファイルを所有しているユーザの権限で実行されるので、 コマンド使用の際には注意が必要です。 crontab [オプション] |オプション|解説| |-e|viエディタが起動して設定ファイルの編集を行ないます| |-l|crontabファイルの内容を表示します| |-r|crontabファイルを削除します| |-u ユーザー名|userで指定したユーザのcrontabファイルを操作の対象とします。| |~|なお、このオプションは、rootユーザのみ使用できます。| **&bold(){cron コマンドの設定} crontabファイルで、cron コマンドの実行を記述する行は、 6つのフィールドで形成されており &bold(){分 時 日 月 曜日 コマンド} コマンドの実行時間をさまざまな形式で指定することが出来ます。 フィールドでは、 '*' を使用することが可能です。 |フィールド|内容| |分| 0~59 | |時| 0~23 | |日| 1~31 | |月| 1~12 もしくは jan~dec までの文字列| |曜日| 0~7 [0,7は日曜日] or sun~sat | |コマンド| 有効なコマンドを記述します| |~|空白を含むことも可能| *&bold(){atコマンド} **atコマンドとは ・指定した時間にジョブを実行する。 ※定期的にジョブを実行するのではなく、1 度だけ実行したいときとか。 ・実行結果はメールで登録者に送られる。 ・atはコマンドなどを標準入力で指定することになる。 ・コマンドを入力し終えたら,Ctrlキーとdキーを同時に押すことでatコマンドから抜け出せる。 # at [オプション] オプション |-f|コマンドを記述したファイルを指定する| |-l|実行待ちのジョブを表示する| |-d|ジョブを削除する| |TIME|ジョブを実行する時刻を指定する| ※日付は,MMDDYY,MM/DD/YY,MM.DD.YYなどで指定できる。 ただし,MMは月をDDは日をYYは年の下2 桁を表す。 時間はhh:mmで指定できるほか, midnight(真夜中),noon (正午),teatime (午後4時)など 結構柔軟に指定のできる。 **&bold(){&u(){ジョブの一覧表示}} 「at」、「batch」、「crontab」などでスケジュールされたジョブを一覧表示する。 スーパーユーザの権限で実行すると、すべてのユーザーのジョブを一覧表示する。 # atq [オプション] |オプション|説明| |-q [キュー]|実行待ちのジョブを確認するキューを指定します。| **&bold(){&u(){実行待ちのジョブの削除}} スケジュールされたジョブを削除する # atrm [num]

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