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実行結果の戻り値

最終更新:

ootaka

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コマンドを実行すると、終了時にシェルに対して戻り値を返します。
正常終了した場合は0、正常終了しなかった場合は0以外の値が返されます。
この戻り値を利用し、コマンドの実行が正常に終了したかどうかを判定できます。
戻り値は、特殊な変数$?に格納されます。

$ ls -l file3
ls: file3: No such file or directory
$ echo $?
1
$ echo $?
0

上記はエラーが発生した為戻り値が1になっています。
1回目の結果は、lsコマンドがエラーを返したので戻り値は1となっています。
2回目の結果は、最初のechoコマンドが正常終了したので戻り値は0となっています。
コマンドを実行するたびに変数$?の値が初期化され、新たな戻り値が格納されます。
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