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シェルスクリプトの実行環境

最終更新:

ootaka

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シェルスクリプトは、シェルの種類によって異なります。
作成したスクリプトがbashシェル用に書かれている場合、スクリプトの先頭で次のように指定します。

#!/bin/bash

これを一行目に書くことで、スクリプトはbashシェルで実行されるようになります。
bashが指定されたスクリプトが実行すると、新たにbashシェルが起動され、その環境でスクリプトが実行されます。
したがって、元のシェルでexportコマンドを用いてエクスポートされた変数は、シェルスクリプトの実行環境でも有効となります。
逆に、スクリプト内で環境を変更した場合、スクリプトの実行が終わっても機動元のシェル環境には反映されません。

シェルスクリプトは、実行したユーザ権限で動作します。
他のユーザ権限で実行させるには、一般的にはSUID、SGIDを利用しますが、セキュリティ上の理由により、Linuxではスクリプトファイルに設定されたSUID、SGIDは無視されます。
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