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LPICレベル1

最終更新:

ootaka

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■試験内容
  • 101の試験出題範囲
  1. システムアーキテクチャ
    1. ハードウェア設定の決定と構成
    2. システムのブート
    3. ランレベルの変更とシステムのシャットダウンまたはリブート
  2. Linuxのインストールとパッケージ管理
    1. ハードディスクのレイアウト設計
    2. ブートマネージャのインストール
    3. 共有ライブラリを管理する
    4. 共有ライブラリを管理する
    5. RPMおよびYUMパッケージ管理を使用する
  3. GNUとUnixのコマンド
    1. コマンドラインで操作する
    2. フィルタを使ってテキストストリームを処理する
    3. 基本的なファイル管理を行う
    4. ストリーム、パイプ、リダイレクトを使う
    5. プロセスを生成、監視、終了する
    6. プロセスの実行優先度を変更する
    7. 正規表現を使用してテキストファイルを検索する
    8. viを使って基本的なファイル編集を行う
  4. デバイス、Linuxファイルシステム、ファイルシステム階層標準
    1. パーティションとファイルシステムの作成
    2. ファイルシステムの整合性を保持する
    3. ファイルシステムのマウントとアンマウントをコントロールする
    4. ディスククォータを管理する
    5. ファイルのパーミッションと所有者を管理する
    6. ハードリンクとシンボリックリンクを作成・変更する
    7. システムファイルを見つける、適切な位置にファイルを配置する

  • 102の試験出題範囲
  1. シェル、スクリプト、およびデータ管理
    1. シェル環境のカスタマイズと使用
    2. 簡単なスクリプトをカスタマイズまたは作成する
    3. SQLデータ管理
  2. ユーザインターフェイスとデスクトップ
    1. X11のインストールと設定
    2. ディスプレイマネージャの設定
    3. アクセシビリティ
  3. 管理業務
    1. ユーザアカウント、グループアカウント、および関連するシステムファイルを管理する
    2. ジョブスケジューリングによるシステム管理業務の自動化
    3. ローカライゼーションと国際化
  4. 重要なシステムサービス
    1. システム時刻を維持する
    2. システムのログ
    3. メール転送エージェント(MTA)の基本
    4. プリンターと印刷を管理する
  5. ネットワークの基礎
    1. インターネットプロトコルの基礎
    2. 基本的なネットワーク構成
    3. 基本的なネットワークの問題解決
    4. クライアント側のDNS設定
  6. セキュリティ
    1. セキュリティ管理業務を実施する
    2. ホストのセキュリティ設定
    3. 暗号化によるデータの保護


■ポイント
  • まず、LPI-JAPANのサイトで試験のバージョンを調べる。2010/7/31現在のレベル1の試験のバージョンはRelease3である。
  • 参考書購入時、現在の試験のバージョンに対応しているものを必ず購入すること。
    Amazonやヤフオクなどで出品されている中古で、妙に安い物はほぼ古いバージョン対応である。
    バージョンが違うと出題範囲がかなり変わるので、古いバージョン対応の物は決して購入してはいけない。
  • 勉強方法としては、Linuxを実際操作することが大事である。
    WindowsのPCしか持っていなくこれからLinuxを使用したいと考えた時、取ることのできる方法は2通りある。
    Linux専用のPCを用意するか、WindowsがインストールされたPCにLinuxも入れる、という方法である。
    後者には、PC起動時に起動させたいOSを選ぶデュアルブートという方法、Windows上に仮想PCを構築して仮想PCの中にLinuxをインストールする方法がある。
    デュアルブートは若干面倒なので、仮想PCを構築する方がお薦めである。
  • Release3になってSQLという言語が試験範囲に加わった。データベースを操作する言語であるが、実際操作してみないと理解しづらいと思われる。
    自宅でSQLを操作する環境を作るのならば、無料でインストールできるMySQLがお薦めである。
    MySQLのインストールはこちらのサイトを参照するとよい。


■参考書
通称、あずき本。コマンドの実行結果や設定ファイルの内容などの具体例が豊富。
例題は実際の試験に近い内容。お薦めの一冊。

問題集。実際の試験と同じ内容の問題有り。
他の参考書に記載されていないコマンドの記述などがあり、試験前のまとめの学習にお薦め。

最新の情報を記載しているが、試験には的外れの情報が若干多い。
模擬試験の数は多いが、こちらも的外れな問題が多い。
この参考書一冊での受験は難しいと思われる・・・

題名の通りLPICの基礎を1日一項目、7つに分割している参考書。
上記の参考書より内容は浅いが、コマンドの由来をしっかり記載している。
内容は若干浅いので、プラスアルファで他の参考書が必要。

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