■試験内容
- 101の試験出題範囲
- システムアーキテクチャ
- ハードウェア設定の決定と構成
- システムのブート
- ランレベルの変更とシステムのシャットダウンまたはリブート
- Linuxのインストールとパッケージ管理
- ハードディスクのレイアウト設計
- ブートマネージャのインストール
- 共有ライブラリを管理する
- 共有ライブラリを管理する
- RPMおよびYUMパッケージ管理を使用する
- GNUとUnixのコマンド
- コマンドラインで操作する
- フィルタを使ってテキストストリームを処理する
- 基本的なファイル管理を行う
- ストリーム、パイプ、リダイレクトを使う
- プロセスを生成、監視、終了する
- プロセスの実行優先度を変更する
- 正規表現を使用してテキストファイルを検索する
- viを使って基本的なファイル編集を行う
- デバイス、Linuxファイルシステム、ファイルシステム階層標準
- パーティションとファイルシステムの作成
- ファイルシステムの整合性を保持する
- ファイルシステムのマウントとアンマウントをコントロールする
- ディスククォータを管理する
- ファイルのパーミッションと所有者を管理する
- ハードリンクとシンボリックリンクを作成・変更する
- システムファイルを見つける、適切な位置にファイルを配置する
- 102の試験出題範囲
- シェル、スクリプト、およびデータ管理
- シェル環境のカスタマイズと使用
- 簡単なスクリプトをカスタマイズまたは作成する
- SQLデータ管理
- ユーザインターフェイスとデスクトップ
- X11のインストールと設定
- ディスプレイマネージャの設定
- アクセシビリティ
- 管理業務
- ユーザアカウント、グループアカウント、および関連するシステムファイルを管理する
- ジョブスケジューリングによるシステム管理業務の自動化
- ローカライゼーションと国際化
- 重要なシステムサービス
- システム時刻を維持する
- システムのログ
- メール転送エージェント(MTA)の基本
- プリンターと印刷を管理する
- ネットワークの基礎
- インターネットプロトコルの基礎
- 基本的なネットワーク構成
- 基本的なネットワークの問題解決
- クライアント側のDNS設定
- セキュリティ
- セキュリティ管理業務を実施する
- ホストのセキュリティ設定
- 暗号化によるデータの保護
■ポイント
- まず、LPI-JAPANのサイトで試験のバージョンを調べる。2010/7/31現在のレベル1の試験のバージョンはRelease3である。
- 参考書購入時、現在の試験のバージョンに対応しているものを必ず購入すること。
Amazonやヤフオクなどで出品されている中古で、妙に安い物はほぼ古いバージョン対応である。
バージョンが違うと出題範囲がかなり変わるので、古いバージョン対応の物は決して購入してはいけない。 - 勉強方法としては、Linuxを実際操作することが大事である。
WindowsのPCしか持っていなくこれからLinuxを使用したいと考えた時、取ることのできる方法は2通りある。
Linux専用のPCを用意するか、WindowsがインストールされたPCにLinuxも入れる、という方法である。
後者には、PC起動時に起動させたいOSを選ぶデュアルブートという方法、Windows上に仮想PCを構築して仮想PCの中にLinuxをインストールする方法がある。
デュアルブートは若干面倒なので、仮想PCを構築する方がお薦めである。 - Release3になってSQLという言語が試験範囲に加わった。データベースを操作する言語であるが、実際操作してみないと理解しづらいと思われる。
自宅でSQLを操作する環境を作るのならば、無料でインストールできるMySQLがお薦めである。
MySQLのインストールはこちらのサイトを参照するとよい。
■参考書
通称、あずき本。コマンドの実行結果や設定ファイルの内容などの具体例が豊富。
例題は実際の試験に近い内容。お薦めの一冊。
例題は実際の試験に近い内容。お薦めの一冊。
問題集。実際の試験と同じ内容の問題有り。
他の参考書に記載されていないコマンドの記述などがあり、試験前のまとめの学習にお薦め。
他の参考書に記載されていないコマンドの記述などがあり、試験前のまとめの学習にお薦め。
最新の情報を記載しているが、試験には的外れの情報が若干多い。
模擬試験の数は多いが、こちらも的外れな問題が多い。
この参考書一冊での受験は難しいと思われる・・・
模擬試験の数は多いが、こちらも的外れな問題が多い。
この参考書一冊での受験は難しいと思われる・・・
題名の通りLPICの基礎を1日一項目、7つに分割している参考書。
上記の参考書より内容は浅いが、コマンドの由来をしっかり記載している。
内容は若干浅いので、プラスアルファで他の参考書が必要。
上記の参考書より内容は浅いが、コマンドの由来をしっかり記載している。
内容は若干浅いので、プラスアルファで他の参考書が必要。