ハードディスクのパラメータを確認したり、設定したりするにはhdparmコマンドを使用する。
書式
hdparm [オプション] [デバイスファイル]
オプション
オプション | 説明 |
-i | ハードディスクの詳細情報を表示する |
-c数値 | 32ビットI/Oサポート -c0:32ビットI/Oサポートを無効にする -c1:32ビットI/Oサポートを有効にする -c3:同期シーケンス付きで32ビットI/Oサポートを有効にする |
-d数値 | DMAモードの使用/不使用を指定する -d0:DMAモードを無効にする -d1:DMAモードを有効にする |
-t | バッファキャッシュを使わずに読み込み速度を計測する |
-T | バッファキャッシュの読み込み速度をテストする |
次の例では、読み込み速度を計測することによって、性能評価をしている。
# hdparm -tT /dev/hda
Linuxでは、IDE以外のハードディスクは全てSCSIデバイスとして扱う。
IDEの転送モードには、メインメモリとハードディスクとのデータ転送方法として、
PIO(Programmed I/O)モードとDMA(Direct Memory Access)モードがある。
PIOモードは、CPUがハードディスクに直接命令してデータを転送する方法である。
そのため、データの読み書きが行われている間は、CPUは他の作業ができないという欠点がある。
DMAモードでは、CPUに代わって専用のコントローラチップがデータの転送を管理する。
このため、CPUへの負担は少なくなるので現在はDMAモードを使うのが一般的である。
IDEの転送モードには、メインメモリとハードディスクとのデータ転送方法として、
PIO(Programmed I/O)モードとDMA(Direct Memory Access)モードがある。
PIOモードは、CPUがハードディスクに直接命令してデータを転送する方法である。
そのため、データの読み書きが行われている間は、CPUは他の作業ができないという欠点がある。
DMAモードでは、CPUに代わって専用のコントローラチップがデータの転送を管理する。
このため、CPUへの負担は少なくなるので現在はDMAモードを使うのが一般的である。
次の例では、32ビットI/Oサポートを有効にしている。
# hdparm -c3 /dev/hda