ファイルシステム単位ext2/ext3ファイルシステムをバックアップする。
バックアップからファイルを取り出すにはrestoreコマンドを使う。
dumpコマンドは、磁気テープにバックアップを取る用途に適している。
メディアの容量を超えた場合、自動的に複数のメディアに分けて処理する。
バックアップからファイルを取り出すにはrestoreコマンドを使う。
dumpコマンドは、磁気テープにバックアップを取る用途に適している。
メディアの容量を超えた場合、自動的に複数のメディアに分けて処理する。
書式
dump オプション バックアップ対象
オプション
オプション | 説明 |
0-9 | dumpレベルを指定する |
u | /etc/dumpdatesにバックアップファイルを記録する |
f デバイス名 | バックアップ装置のデバイスを指定する |
dumpコマンドでは、doumpレベルを指定することにより、増分バックアップに対応している。
例えば、レベル1のdump実施後に作成・更新されたファイルだけがバックアップされる。
レベル0が指定されると、ファイルシステム中の全てのファイルがバックアップされる。
dumpでバックアップを取ったファイルは、/etc/dumpdatesに記録される。
例えば、レベル1のdump実施後に作成・更新されたファイルだけがバックアップされる。
レベル0が指定されると、ファイルシステム中の全てのファイルがバックアップされる。
dumpでバックアップを取ったファイルは、/etc/dumpdatesに記録される。
磁気テープドライブに/dev/sda2をバックアップする。
# dump 0uf /dev/nst0 /dev/sda2
磁気テープデバイスは、デバイスファイル名によって次のような違いがある。
- /dev/st0・・・自動巻き戻しする
- /dev/nst0・・・自動巻き戻しをしない
同じテープに続き手バックアップする場合は、/dev/nst0を使う。