システム稼働中のカーネルパラメータは、/proc/sys以下にテキストファイルで残されるが、これらのパラメータを変更するために利用する。
カーネルパラメータは/proc/sys/以下に、net/ipv6/conf/default/accept_raのようなファイルで記述される。
指定する際は「/」を「.」に変更し、net.ipv6.conf.default.accept_raとしても通用する。
指定する際は「/」を「.」に変更し、net.ipv6.conf.default.accept_raとしても通用する。
書式
sysctl [オプション]
オプション
オプション | 説明 |
-e | エラーを表示しない |
-n 変数名 | キーの名前は表示しないで値を表示 |
-N | キーの名前だけ表示 |
-w 変数名=パラメータ | カーネルパラメータを変更 |
-p ファイル名 | パラメータリストを指定してパラメータを変更。デフォルトは/etc/sysctl.conf |
-a | 設定されたパラメータ全てを表示 |
設定されているパラメータを表示する
# sysctl -a dev.scsi.logging_level = 0 dev.cdrom.check_media = 0
設定ファイルから読み込んだパラメータを表示する
# sysctl -p net.ipv6.conf.all.accept_ra = 0 net.ipv6.conf.all.forwarding = 0
キーに設定されているパラメータを表示する
# sysctl net.ipv6.conf.eth1.accept_ra net.ipv6.conf.eth1.accept_ra = 0