カーネルをコンパイルする主な手順は下記になります。
1.カーネルソースを用意する
2.カーネルコンフィギュレーションを設定する
3.カーネルをコンパイルする。
4.カーネルモジュールをコンパイルする
5.カーネルとカーネルモジュールをが配置する
6.ブートローダの設定をする
2.カーネルコンフィギュレーションを設定する
3.カーネルをコンパイルする。
4.カーネルモジュールをコンパイルする
5.カーネルとカーネルモジュールをが配置する
6.ブートローダの設定をする
カーネルソースの準備
カーネルのソースコードは一般的に、/usr/srcディレクトリ以下の
「linux-カーネルバージョン」という名前のディレクトリに格納されます。
例えば、カーネル2.6.26の時、/usr/src/linux-2.6.26となります。
一般的には、/usr/src/linuxのようなシンボリックリンクを利用できます。
「linux-カーネルバージョン」という名前のディレクトリに格納されます。
例えば、カーネル2.6.26の時、/usr/src/linux-2.6.26となります。
一般的には、/usr/src/linuxのようなシンボリックリンクを利用できます。
最新のカーネルソースは、http://www.kernel.orgから入手することができます。
カーネルソースを展開させるには、/usr/src以下にカーネルソースのtarボールを配置し、
次のようにします。
カーネルソースを展開させるには、/usr/src以下にカーネルソースのtarボールを配置し、
次のようにします。
# gzip -cd linux-2.6.26.tar.gz | tar xvf -
カーネルコンフィギュレーションの反映
カーネルの設定は、.configファイルに記録されており
カーネルのバージョンアップをする場合は、ゼロから
カーネルコンフィギュレーションを設定するのは大変です。
古いバージョンの設定ファイルはそのままでは利用できません。
なぜなら、カーネルがバージョンアップすると、
新しい機能が加わることなどにより設定項目に違いが生じるからです。
カーネルのバージョンアップをする場合は、ゼロから
カーネルコンフィギュレーションを設定するのは大変です。
古いバージョンの設定ファイルはそのままでは利用できません。
なぜなら、カーネルがバージョンアップすると、
新しい機能が加わることなどにより設定項目に違いが生じるからです。
現在のカーネルコンフィギュレーションを新しい設定に反映させたい場合は
make oldconfigを実行します。そうしたら、新しいカーネルで付け加えられた
機能についてのみ問い合わせを行い、従来から存在する設定については
既存の設定をそのまま流用します。
make oldconfigを実行します。そうしたら、新しいカーネルで付け加えられた
機能についてのみ問い合わせを行い、従来から存在する設定については
既存の設定をそのまま流用します。