アスタリスク インフラTECH wiki
http://w.atwiki.jp/aster-infra/
アスタリスク インフラTECH wiki
ja
2014-03-03T00:09:05+09:00
1393772945
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cu
https://w.atwiki.jp/aster-infra/pages/277.html
他のシステムを呼び出すためのコマンド。
以前はモデム接続などで利用されていたが、最近はルータにシリアルケーブルを接続して宗だする場合などに利用されている。
ディストリビューションによって、シリアルケーブルを操作できるグループが設定されており、
利用すユーザがそのグループに登録されていないと、利用できない場合がある。
書式
cu [オプション]
オプション
|オプション|説明|
|-e|偶数パリティを利用|
|-o|奇数パリティを利用|
|-h|ハーフデュプレックスモードを利用|
|-s 速度、-N|転送速度を指定(Nは数値を指定)|
|-l|デバイスシリアルケーブルが繋がっているデバイスを指定|
シリアルケーブル経由でルータにログインする
$ cu -l /dev/ttyS0
Connected.
Password:
Cisco >
2014-03-03T00:09:05+09:00
1393772945
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whois
https://w.atwiki.jp/aster-infra/pages/276.html
whoisサービスのクライアントコマンド。
「gihyo.jp」などのドメイン名の登録は、基本的に登録情報を偽ることを許されない。
whoisサービスは、ドメイン名の所有者、所属団体や技術的な問い合わせ用メールアドレスなどの登録情報を検索するために利用する。
ドメインの登録情報を問い合わせる
$ whois gihyo.jp
Domain Information:
:
:
:
:
[Domain Name] GIHYO.JP
[登録者名] 株式会社技術評論者
[Registrant] Gijutsu-Hyohron Co., Ltd
:
:
:
:
Contact Information:
[名前] 株式会社技術評論者
[Name] Gijutsu-Hyohron Co., Ltd
2014-03-02T23:53:48+09:00
1393772028
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記憶装置へのアクセス
https://w.atwiki.jp/aster-infra/pages/275.html
1、デバイスファイル
Linuxでは、ハードディスクなどの記憶装置へのアクセスはデバイスファイルを通じて行われます。
主な記憶装置のデバイスファイルは次の表のとおりです。
主なデバイスファイル
|デバイスファイル|説明|
|/dev/hda|プライマリマスターに接続されたドライブ|
|/dev/hdb|プライマリスレーブに接続されたドライブ|
|/dev/hdc|セカンダリマスターに接続されたドライブ|
|/dev/hdd|セカンダリスレーブに接続されたドライブ|
|/dev/sda|1番目のSCSI/SATA/USB/IEEE1394デバイス|
|/dev/sdb|2番目のSCSI/SATA/USB/IEEE1394デバイス|
|/dev/sdc|3番目のSCSI/SATA/USB/IEEE1394デバイス|
|/dev/sdd|4番目のSCSI/SATA/USB/IEEE1394デバイス|
|/dev/sr0|1番目のSCSI CD/DVDドライブ|
|/dev/sr1|2番目のSCSI CD/DVDドライブ|
|/dev/st0|1番目のSCSIテープドライブ|
|/dev/st1|2番目のSCSIテープドライブ|
なお、カーネル2.6.21以降はlibataが導入され、IDEデバイスもSCSIデバイスと同じ扱いになりました。
つまり、IDEハードディスクも/dev/sda、/dev/sdbといったデバイスファイル名になります。
2、ハードディスクの管理
ハードディスクは、大きく分けて以下のタイプに分かれます。
・IDE(ATA)
・SATA(Serial ATA)
・SCSI
・SAS(Serial Attached SCSI)
・USB
・IEEE1394
LinuxではIDE以外のハードディスクはすべてSCSIデバイスとして扱います。
つまり、SATAハードディスクもSCSIハードディスクとして扱われます。
前述のとおり、カーネル2.6.21以降では基本的にすべてのハードディスクが"/dev/sd"として扱われます。
IDEの転送モードには、メインメモリとハードディスクとのデータ転送方法として、
PIO(Programmed I/O)モードとDMA(Direct M
2014-03-02T15:56:46+09:00
1393743406
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arping
https://w.atwiki.jp/aster-infra/pages/274.html
ARPリクエストを利用し、リモートホストにarpingを送信する。
指定する項目はホスト名、もしくはIPアドレスで、MACアドレスの調査に利用できる。
実行するにはroot権限が必要である。
書式
arping [オプション] -l インターフェイス 宛先ホスト
オプション
|オプション|説明|
|-A|対象IPアドレスのARPキャッシュを強制的に更新。ARP REQUESTの代わりにARP REPLYを使用。|
|-U|対象IPアドレスのARPキャッシュを強制的に更新。ARP REPLYは返ってこない|
|-c 回数|送信するARP REQUESTの回数を指定|
|-f|最初に送ったARP REQUESTで宛先から返信が来た時点で終了|
|-I インターフェイス|ARPリスクエストを返信するネットワークインターフェイスを指定|
|-q|結果を出力しない|
|-s 送信元アドレス|ARPパケットに入れる送信元アドレスを指定|
|-w 秒数|タイムアウトを秒数で指定。-cよりしゅうりょうの優先順位は高い|
ARPリクエストを利も^とホストに送信する
# arping 192.168.2.119
回数を指定してARPリクエストをリモートホストに送信する
# arping -c 5 192.168.2.119
2014-02-02T22:59:43+09:00
1391349583
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arp
https://w.atwiki.jp/aster-infra/pages/273.html
ethernetでリモートホストと通信を行う場合、相手のホスト名からIPアドレスに変換するのはDNSやhostsファイルで行い、
さらに低階層ではIPアドレスとMACアドレスの関連を調べて目的ホストへパケットを届ける。
IPアドレスとMACアドレスの関連リストをカーネルはARPキャッシュに蓄える。
arpコマンドはカーネルのAPTキャッシュを操作する。
Linuxカーネルでは、/proc/net/arpにarpキャッシュが記述されている。
書式
arp [オプション] [ホスト名]
オプション
|オプション|説明
|-n|名前解決やポート名、ユーザ名の解決を行わず、IPアドレスで表示|
|-a [ホスト名]|ホスト名が指定されている場合は、そのホストに関するARPキャッシュ、指定されていない場合は、持っているARPキャッシュを表示|
|-d ホスト名|指定したホストをARPキャッシュから削除|
|-f ファイル名|ファイルを指定してARPテーブルに追加。ファイルが指定されていなければ/etc/ethersを利用|
|-i インターフェイス|利用するインターフェイスを指定|
|-s ホスト名 MACアドレス|指定したホストを指定したMACアドレスでarpエントリを作成|
arpキャッシュを削除する
# arp -d 192.168.8.200
arpキャッシュを作成する
# arp -s 192.168.2.200 00:20:11:11:11:11
2014-02-02T22:40:02+09:00
1391348402
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LVM関連コマンド
https://w.atwiki.jp/aster-infra/pages/272.html
-物理ボリューム(PV)関連
|コマンド|説明|書式|
|pvscan|PVを検索する|書式なし|
|pvs|PVの情報を出力する|書式なし|
-ボリュームグループ(VG)関連
|コマンド|説明|書式|
|vgchange|VGの属性を変更する|vgchange [オプション] 移動元PV名 移動先PV名|
|vgimport|VGをインポートする|vgimport VG名|
|vgexport|VGをエクスポートする|vgexport VG名|
|vgmerge|2つのVGを統合する|vgmerge 統合先VG名 VG名|
|vgrename|VG名を変更する|vgrename 旧VG名 新VG名|
|vgscan|VGを検索する|書式なし|
|vgs|VGの情報を表示する|書式なし|
-論理ボリューム(LV)関連
|コマンド|説明|書式|
|lvcreate|LVを作成する|lvcreate -L size -n LV名 VG名|
|lvdisplay|LVの情報を表示する|lvdisplay LV名|
|lvreduce|LVを縮小する|lvreduce -L [-]size LV名|
|lvremove|LVを削除する|lvremove LV名|
|lvrename|LV名を変更する|lvrename 旧LV名 新LV名|
|lvscan|LVを検索する|書式なし|
|lvs|LVの情報を表示する|書式なし|
2014-02-02T20:00:47+09:00
1391338847
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スナップショット
https://w.atwiki.jp/aster-infra/pages/271.html
スナップショットを利用すると、ファイルシステムをアンマウントせずに
バックアップを取ることができます。
スナップショットは「ある瞬間の論理ボリュームの状態の記録」です。
スナップショットを作成してバックアップを行えば、ファイルシステムを
書き込み禁止状態にしたりアンマウントしたりすることなく、バックアップ
を実施できます。
スナップショットの作成は、lvcreateコマンドに「-s」オプションを付けます。
次の例では、論理ボリューム/dev/testvg/lv01の
スナップショットをsnap0という名前で、サイズを100MBとして作成しています。
サイズは、論理ボリュームの10%~20%程度でよいでしょう。
# lvcreate -s -L 100M -n snap0 /dev/testvg/lv01
Logical volume "snap0" created
次のようにすれば、スナップショットを作成した瞬間の/dev/testvg/lv01が
バックアップできます。
# dump 0uf /dev/st0 /dev/testvg/snap0
なお、スナップショットは元の論理ボリュームのコピーではありません。
スナップショット作成後、ファイルに変更が加えられると、変更前の
ファイルをスナップショット領域に保存します。
スナップショットと元の論理ボリュームの情報を突き合わせると、
スナップショット作成時点の状態が再現できます。
なので、スナップショットを作成後、ファイルシステムに変更が加われば
加わるほど、スナップショット領域は大きくなってしまい、システムの
パフォーマンスも低下します。バックアップを取った後は、速やかに
スナップショットを削除するようにしてください。
2014-02-02T19:46:37+09:00
1391337997
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finger
https://w.atwiki.jp/aster-infra/pages/270.html
同じホストにいるユーザの情報を表示する。
本来はネットワーク経由で違うホストにいるユーザの方法も確認するものだが、最近はセキュリティの関係からほとんどのホストでfingerコマンドの受付を許可していない。
fingerコマンドでは、ログイン名、本名、ホームディレクトリ、ログインシェル、端末名、アイドル時間、、ログイン時間、電話番号、メールの有無などを表示する。
オプションを指定s内場合は、次の項目を表示する。本名や電話番号などは、/etc/passwdで記載さえたコメント部分を参照する。
ネットワーク経由の場合は、「ユーザ名@ホスト名」を指定する。
・ログイン名
・本名
・ホームディレクトリ
・ログインシェル
・ログイン時間
・メールの有無
・プラン(.planを参照)
書式
finger [オプション] [ユーザ名・・・] [ユーザ名@ホスト名・・・]
オプション
|オプション|説明|
|-s|ログイン名、本名、端末、アイドル時間、ログイン時間、会社の場所、会社電話番号を表示|
|-l|コマンドにオプションをつけない場合と同じ表示|
|-m|ユーザ名以外にマッチさせない。つけないと本名でもマッチする|
|-p|.plan、.project、.pgpgkeyの内容を表示しない|
ユーザ情報を参照する
$ finger testuser
Login : testuser Name : TEST USER
Directory : /home/testuser Shell : /bin/bash
No mail.
No Plan.
2013-12-30T01:08:57+09:00
1388333337
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sysctl
https://w.atwiki.jp/aster-infra/pages/269.html
システム稼働中のカーネルパラメータは、/proc/sys以下にテキストファイルで残されるが、これらのパラメータを変更するために利用する。
カーネルパラメータは/proc/sys/以下に、net/ipv6/conf/default/accept_raのようなファイルで記述される。
指定する際は「/」を「.」に変更し、net.ipv6.conf.default.accept_raとしても通用する。
書式
sysctl [オプション]
オプション
|オプション|説明|
|-e|エラーを表示しない|
|-n 変数名|キーの名前は表示しないで値を表示|
|-N|キーの名前だけ表示|
|-w 変数名=パラメータ|カーネルパラメータを変更|
|-p ファイル名|パラメータリストを指定してパラメータを変更。デフォルトは/etc/sysctl.conf|
|-a|設定されたパラメータ全てを表示|
設定されているパラメータを表示する
# sysctl -a
dev.scsi.logging_level = 0
dev.cdrom.check_media = 0
設定ファイルから読み込んだパラメータを表示する
# sysctl -p
net.ipv6.conf.all.accept_ra = 0
net.ipv6.conf.all.forwarding = 0
キーに設定されているパラメータを表示する
# sysctl net.ipv6.conf.eth1.accept_ra
net.ipv6.conf.eth1.accept_ra = 0
2013-12-30T00:51:25+09:00
1388332285
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lvremove
https://w.atwiki.jp/aster-infra/pages/268.html
論理ボリュームを削除するには、lvremoveコマンドを使います。
次の例では、論理ボリュームlv02を削除しています。
# lvremove /dev/testvg/lv02
Do you really want to remove active logical volume "lv02"? [y/n]: y
Logical volume "lv02" successfully removed
2013-12-01T16:11:24+09:00
1385881884