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人が死ぬのなんて当たり前。そんなこと私にだってわかっている。

ケド、やっぱり身近な人が死んだとなると、だいぶ別の話になってくる。

私の数少ない友達、カネコちゃんが死んだ。

私は友達が少ない。それは、人間との関わり方がよくわからないからだ。だから、私はいつもは図書室の隣の、司書室にこもって、本を読んでいる。

司書の大石先生はとってもいい先生だ。だって、こんな私を司書室に入れてくれる。だけど、やっぱり人間であることにはわらないので、なじめることはできなかった。人間が嫌いなのだ。

けれど、彼女、カネコは違った。

彼女がまとう雰囲気は、人間のものとは思えないほど、きれいで、残酷で、血の香りがただよっていた。

 司書室の奥のほうで、本を一人読んでいたとき。彼女が司書室に入った時、なにかを感じた。