無名 - 首切記録

「ねぇ」
「、、、はい」
「この紙ってどうすればいいの」
「えーっと、、、その紙は、そこに買いたい数だけ数書いて、そこに提出です」
「ん、ありがとう」
「どうも、、、」

「あんたに友人はいないの？」
「いないからあなたと今はなしてるんです」
「なによ失礼なこというのよ。私はクラスでひっぱりだこなのよ」
「同じクラスだけど、とてもそうにはみえないですよ。休憩時間だって、せいぜい２，３人ぐらいしかあなたの机の周りにはいないじゃないですか」
「休憩時間を苦痛と感じてるあなたにはいわれたくないわ」
「苦痛だなんておもってないですよ。寝てるだけです」
「、、、あなた、やせガマンって言葉知ってる？」
「知らないですね。やせてるのに断食でもすることですか？」