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世界に一人っきりになる夢を見た。
夕日が沈み終わったあとの空の色が紫がかった空に、ひとつだけうく白みがかった、すこしだけ影に隠れて見えない月がひとつ、ぽっつりと浮かんでいる空が上空に映し出されている中、わたしはひとりで商店街を歩きまわっていた。人が誰一人としていないのである。
冷たくって攻撃的な空気が、わたしの顔と指先に、強く突き刺さっている。マフラーをしてきてよかった、なんてことをおもいながら、足元に積もり積もった雪を踏み潰して足を動かす。世界に自分がいる存在証明をするかのように、足跡を残す。子供が真っ白な雪道に足跡を残すのは、自分はここにいるという存在証明なのかな、なんてことをのんきにおもって、汗を流して走る夢。