最初

「人間が生きている意味を知ったらどう思うのだろう」
「急になにをいいだすの、ねーちゃんは」
「いや、ふと思ったわけよ」
「ねーちゃん、ねぇ知ってる?ある本にかいてあったらしいんけど『思ったことを口にしないだけでどれほどの人間が幸福になるとおもっているんだ』ってゆう言葉」
「アサヒが本を読むようになったなんて、成長したね」
「ねーちゃんが強引に本読ませたんでしょ」
「で、勉強のほうは進んでいますか」
「どうにもこうにも」
「そいですか」
「なんかもうわかんない」
「なんかってなんですか」
「なんかはなんかだよ」
「、、、、、具体的にいってもらわないと指摘の仕様がない」
「んー、数学なんてなくなっちゃえばいいのに」
「それいったらほとんどの教科いらないだろ」
「国語は必要だよ」
「いらね。文法とかいらない。話が通じればいいじゃん」
「いるよ。人間の心とかが、、」
「普通に本とか読んでれば大丈夫なんだが」
「それができないんだよー」
「ゲームとかでも十分に話は理解できるけど」
「ストーリーのないゲームだったら」
「パッケージをよくみてからそのゲームをやれ」
「某赤おやじとかどうなんだろ」
「あれは薄いようで深いんだよ」
「、、、、、普通に薄っぺらいようなきがするな」
「国語保留。次社会」
「いらない」
「いらない。意見一致だな」
「歴史とか覚えて何なの」
「ホントだよ、地理も、世界をしったところでなにかできるわけじゃないし」
「かってにやっててーってかんじだよねー」
「数学に戻そう」
「いらない」
「、、、、途中からいらない」
「ああ、面積とか」
「弧の面積とかどこでもとめる」
「円周率とか謎だよね
「それはアサヒが先生の話を聞いていなかったためにわからないだけだよ」
「、、、はい」
「英語」
「いらないとおもう」
「英語は中途半端だな。歌とかで使われていたり、女子が意味もなく使っていたり」
「ああ、わかるわ」
アサヒさんのノートがカラフルな件
「アサヒのノートもけっこう過剰装飾だと、」
「そんなこないよ」
「男子からみれば十分なノートだ」
「は、話を戻そう。次は理科だよ」
「、、、、、、理科もいらない」
「酸素と二酸化炭素についてわかれば十分だよ」
「なにが燃えて燃えないかわかれば十分といってくれればわかりやすい」
「本来であれば『勉強は必要だ』といってくれる人間がここにはいるとおもしろみのある会話になるんだろうな」
「だれかに聞かれたしてるわけじゃないんだからどーでもよくないはてな」
「まあ、現実なんてうまくいくわけがない。うまくいかないからこそ現実だと信じるよ」
「かといって本みたいにうまくいかないのもおかしいしね」
「これも基準がないんだよ。『恥の多い生涯を送ってきました』とかいわれても、普通の人間がどのくらいの恥をかくのかはわからないからね」
「誰の言葉だっけ」
「ダザイさん」
「、、、、、、、ああ」
「むしろあの人ははやく死んだから少なかったんじゃないかな」
「、、、よくわかんないや」
「アサヒがここまでついてきたところで十分だよ」
「ははは」
「誉めていないのでご注意を」


「アサヒの答えが聞きたい」
「はい?」
「深い意味はない。そのままの意味だ」
「いや、なにが?」
「質問」
「……あーあ」
「なんで忘れるのかなぁ」
「忘れるし、つかなんでアサヒに聞くの」
「アサヒがバカだからだよ」
「またバカっていったー」
「そーですね」
「急に冷めないでよ」
「いつもどうりだと思うが」
「いつもどうりっていつがいつもどうりなの?」
「いつも、つねひごろ」
「もう一回質問して」
「新しい質問をしろと」
「違う」
「…………人間が生きている意味を知ったらどう思うのだろう(棒読み」
「それどっかで聞いたこと……」
「たったさっき言った」
「ああ、そうか」
「脳外科に頭見てもらえ」
「お金くれるのなら」
「質問返答を要求する」
「………そんなに変わらないんじゃないかなぁー」
「ほー。なぜに?」
「だって意味をしったところで「だからなんだし」ってひらきなおればいいだけじゃん」
「ひらきなおることほどタチが悪いことはない」
「このことに関してはひらきなおるのが一番でしょ」
「まぁたしかに、意味がわからないと人間の反応がわからないからな」
「ああ、そうだね」
「よく返答したな」
「はは、えらいだろー」
「自重しろ!」
「自重しろとかいうなー」
「無理だー」
「連立方程式か」
「眠いー」
「なにしにいくの」
「トイレ」


 家電量販店でなにかゲームのパッケージを眺めるだけ眺め、大きな書店で文庫本を2冊ほど買い、彼女の洋服選びに付き添って、その日の自由なことをいったんやめることにした。
 ここを詳しく

「ああ、眺めた」
「その言葉はおかしいと思うよ、ねーちゃん」
「長時間お店をハシゴしていたのにたいして、まったくお金をつかわなかった僕からすれば眺めたといった方がしっくりくる。君みたいにそんな量かっていないからね」
「なにか買えばよかったのに」
「買ったには買ったが、得をした気はしない」
「なに買ったの はてな」
「本ばつに」
「二冊ね」
「なんか値段のわりには本が薄かった」
「商売だからしかたがないと思う」
「ちなみに文庫本一冊で50円ぐらいしか作者はもらえないらしい」
「なんでそんなことしってんの」
「どっかで読んだような気がする」
「ふーん」
「話を続ける気がないのなら質問しないでくれ」
「疑問に思っただけ」
「へいへい」
「さて、帰るとしようではないか」
「あー、寒い」
「まれにちがう道を通ってみよう」
「どうしたの急に」
「気まぐれとゆう一言に限る」
「ねーちゃんの行動は基本気まぐれだと思う」
「正解」

またしても連想ゲームを
「夏といえばやはり蚊しか連想ができない」
「どんだけマイナーなんだよ」
「僕からマイナーを抜くとなにが残るのか教えてくれないかい はてな」
「読書好き」
「世間にいっぱいいる人種だな」
「べつに目立たなくていいじゃん」
「人間の心というのは複雑なものなのだよ」
「しらねー」
「むしろアサヒが知っていたら世界がきっとおかしくなったと考えるよ」
「それはそれでひどくない」
「ひどくない」
「発音がちがうよー」
「しらんがな、、」
「なんかさ、、」
「ん はてな」
「いや、なんでもない」
「なにのみこんだ」
「空気」
「あとでゲップとしてでるか、おならとしてでるか」
「ふー」
「、、、、、息というのは吸い込むものだぞ」
「読むものでしょ」
「空気違い」

「いつも連想ゲームを脳内でしているねーちゃん、ワタシてきにはアリだ」
「さて、迷子になったときのことを考えてみよう」
「えっ」
「えっとー、とりあえずの携帯」
「県外と出てしまった場合」
「樹海かなにかに来たときぐらいじゃおこらないと思う私は単純なのかな」
「単純とゆう名のバカだ」
「迷っな はてな」
「もう一度問うよ、迷子になったらどうする」
「ああ、迷ったんだ」
「それでは、携帯でも・・・」
「ああ、県外だって」
「ははは、樹海ですか、ここは」
「ちょっと、なに笑ってんのよ」
「さて、樹海といえば自殺願望者だ」
「ちょっと、なんかここらへん暗くない?」
 ドラマとかでしかみたことのない建物の間を通り続ける。ゴミ箱の色は青
「ははは、死体がでてきてもおかしくないところだね、ほんと」

「ちょっと壊れないでよ」
「きっと赤い服装した変人がでてくるよ」
「顔がパンでもいいよ」
「、、、、サンタでもいいや」
「季節てきにはなしでしょ」
「海外ならいいんじゃないか」
「ここは日本ですよー」
「しっとる」
「しってなかったらびっくりだわ」
「全てがあたりまえだとおもうなよ」
「はい はてな」
「自分が基準だと思うなよ」
「あー、はい」
「単純なことだけど忘れやすいことだ」

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最終更新:2010年04月23日 21:53