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赤鰯12
赤鰯は滅日のしるし
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※ 「ヒナギクな日々」⇒「城の秘密」⇒「ジーザスに遭遇」という流れです。 ※ ジーザスの存在は、お城の住人たちには秘匿される予定です。千早姫に知らせるか否かは自由。 結論から先に云えば。 「ここは昔の日本にそっくりな世界で、徳川幕府があって、千早姫はホンモノのお姫様だった」 そして、 「千早姫はキミを歓迎し、はぐれた友人2人(律子&ことり)の捜索にも尽力すると約束してくれた」 「キミは彼女の客人として如月城に招かれた。正直、時代劇の中に入り込んだような気持ちだった」 「如月城の皆さんはとても親切で、キミの存在も快く受け入れてくれた。居心地は悪くない」 「でも。お大臣の鳥居なんとかさんは、キミのことを凄い目でにらんでた。怖かった」 「あと遠巻きにキミを観察していた変な少年(マキナ)の存在も気になった」 GM:キミがこの数日で手に入れた情報は、このくらいかな。何か質問とか要望ある? ヒナギク:服装は元のままで大丈夫なのかな?制服姿だけど GM:ほほぅ(きらーん☆) ヒナギク:え、何その反応 ヒナギク:…おかしいな、嫌な予感しかしないよ?w GM:では、キミの要望に応じて、いくつか装いを用意しておこうか。 GM:ちょいと寒い目だけど、まぁ悪くない。昔の人は頑丈だったのね。という感じで。 ヒナギク:ではせっかくなので着替えておきましょう。奇異の目を引くのも何ですしー GM/千早姫:「おお、よう似合うておるの」 にっかり。 GM/糸目の侍女:「‥‥姫様。あまり殿方の着替えを凝視されては、はしたのうございますよ」 ヒナギク:「って何で見てるんですかー!?」 GM/千早姫:「客人に何か粗相があっては困る」 ヒナギク:「だ、大丈夫ですからっ」と着物を胸元に引き寄せて隠そうっ GM/千早姫:「‥‥しかし、比奈森雛菊殿は生白いのお。マキナと大して変わらぬではないか」 GM/千早姫:「まるで、女子のようじゃぞ」 悪気のない、それゆえにストレートな表現w ヒナギク:「白い肌は大事だって言われてるので…」しくしく ヒナギク:「そういえば、あの少年は何者なんですか?何か、不思議な感じを受けるのですが」 GM:ほいほい。すでにPC3のマキナとは遭遇して、一応の紹介はされたと思っておくれ。 GM:実際に会話したか否かは自由。コネクションの相手だからね ヒナギク:んー…あいさつと、少し話をしたくらいかな。観察されてるみたいだしw GM/千早姫:「ふむ。マキナと並べば面白そうじゃったのにのぉ。あやつめ、何事か所用があるとか」 ヒナギク:「そ、そうなんですかー」 GM/千早姫:「まぁよい。比奈森雛菊殿」 ヒナギク:「何でしょう、千早姫様?」 GM/千早姫:「ちと、おぬしの意見を聞かせてもらいたい事がある。ついて参れ」 GM/千早姫: つい、とそのまま廊下へ出ていきます。侍女さんたちも一緒に。 ヒナギク:「はい、分かりました~」と言われるままについていきます キミと侍女さん達を連れて、千早姫はお城の中を巡っていく。 本来、姫君がこれほど自由気ままに歩き回るなどないはずだが‥‥ 城内の皆も笑顔で迎えている様子からも、これは日常的なことらしい。 GM/千早姫:「こちらじゃ」 ひと払いをする。 GM/千早姫:侍女を1名だけ連れて、キミと3名で進む。 ヒナギク:(一体どこに行くのかな)ときょろきょろしながら従います 千早姫と侍女さん、そしてキミは地下牢へと到達した。 まだ空っぽだが‥‥ しばらく前まで誰かが繋がれていたような痕跡が残っていたり?w ヒナギク:「ここは…牢ですか?」怪訝な顔で ヒナギク:誰だろうーw GM/千早姫:「うむ。今は使ぉておらんな」 上の空で。そのまま奥まった壁の方へと歩み寄る。 千早姫は壁の石を探り当て、軽く押し込む。 すると、その石は勝手に奥へと引き込まれていき‥‥ キミたちの前に、さらに地下へと降りる階段が出現する!! ヒナギク:地下からの冷気に(この着物だと足元がすーすーするなぁ)と呑気に思っていましょうw GM/千早姫:「‥‥やはり、以前とは様子が違ぉとるの」 眉をひそめ。 GM/糸目の侍女:「姫様。良からぬ気配がいたします。‥‥辞めておきましょう」 GM/千早姫:「いや、早めに確かめておきたい」 ヒナギク:「ここには一体何があるんですか?」と侍女の言葉に少し気を引き締めつつ GM/千早姫:「‥‥我らが祖が遺した、この地の要。封印の司(ふういんのつかさ)じゃ」 GM/千早姫:「古来、天より降りたった“ヒトでないモノ”を祭った霊廟であるとも言われておる」 ヒナギク:「そんな大事なものを、どうして僕に…?」 GM/千早姫:「‥‥わらわには何も判らなんだ。だが、そなたならば何ぞやあるやもしれん」 GM/千早姫:「なに、心配無用じゃ。何かあっても男手もあるでな」 GM/千早姫:侍女さんに明るくウインク。 ヒナギク:可愛いな、と思っても同じ顔なんですよね~w GM:同じ顔だよw GM/千早姫:「では行くぞ」 すたすた。さっさと先に歩み降りていく。 ヒナギク:「あ、ま、待ってくださいー!」とぱたぱた駆けてついていきます GM/糸目の侍女:「‥‥ふぅ」 嘆息しつつ。2人の後を追う。 地下への階段には照明がないが、奇妙に明るい‥‥ ** ** ** ジーザス:──空気の匂いが変わり始めた。 ジーザス:僅かな刺激臭。この時代、この場所で感じる筈の無い臭い。 ヒナギク:異質な空気に、思わず胸元の首飾りに手を伸ばす…が、そこにあるはずのシャードは今は無い。 ジーザス:ここが、今までこのような空気を漂わせていた事はなかった。姫の記憶にも一切無い。 GM/千早姫:「これは‥‥っ!?」 GM/糸目の侍女:「面妖な‥‥」 ジーザス:しかし、異界からの来訪者ならば心当たりがあるかもしれない。 ジーザス:例えば──そう。コピー機を使った時などに、僅かに漂うあの空気だ。 ヒナギク:「これは…違う世界の技術の気配…?」 ヒナギク:鼻孔をひくつかせながら GM/糸目の侍女:「姫様、危険です! これ以上は‥‥っ!」 《戦支度》使用。とっさに薙刀を取り出し。 GM/千早姫:「‥‥いや。このまま放ってはおけぬ。今ならば、まだ」 GM/千早姫: 決意の表情は変わらず。歩み進む。 ヒナギク:「…千早姫様。ここからは僕が前を行きます」 ヒナギク:と前に進み出て、時空鞘から檜扇を優雅に取り出し。 ヒナギク:「せっかくの男手なんですから、ね」と微笑んで歩き出そう GM/千早姫:「比奈森雛菊殿‥‥」 ちろりろりん♪ GM/糸目の侍女:(‥‥どうやら、ただのひ弱な坊やではなさそうね) ちろりろりん♪ ヒナギク:何の音でしょうっ GM:なんだろうねっ?w ジーザス:言葉少なになりながらも歩みを止めず、進んだ先。 ジーザス:岩の扉を押し開くと、眼前に空間が広がる。 ジーザス:静謐のみに満たさるる筈の石窟。 ジーザス:今、其処に満つるのは雷光の渦。 ジーザス:風に漂う毒気は、この面妖なる稲妻に当てられたものか。 ジーザス:その中心に据え付けられた巨大な水晶は小刻みに震え、今にも砕け散らんかに見える。 ヒナギク:「この雷気は一体…」 ヒナギク:「千早姫様方は、危険ですから下がっていてください」と慎重に歩みを進めよう ジーザス:すべての中心は──その中心で神々しいばかりの輝きを放つ、翠玉の石盤のようだ。 ジーザス:入り口にいる君たちからは、その細かな造作まではよく見えない。 ジーザス:君たちはよく見ようと近付いてもいいし、危険を感じ踵を返してもいい。 ヒナギク:「何なの…あれは」と、近づいて見たいと思いながらも近づけない。 GM/千早姫:「これは‥‥?」と無造作に歩み寄ろうとするw GM/千早姫:「きゃっ」 ぱしーん!! 結界?に弾かれて、倒れそうに‥‥ GM/糸目の侍女:「姫様!」 ヒナギク:はしっ、と咄嗟に抱きとめよう。 GM/千早姫:「‥‥あ‥‥比奈森雛菊、どの‥‥?」 少し朦朧としている模様。 GM/千早姫:「すまぬ。要らぬ迷惑をかけ‥‥っ」 頭痛。苦しそう。 ヒナギク:「だ、大丈夫ですか千早姫様!?」と慌てて抱き上げて離れましょう GM:では。キミが先に姫様を抱きかかえたところで。侍女さんの様子が少し。眼の焦点が遠くなる。 GM/糸目の侍女:「‥‥っ?!」 誰かの声を聞いて、驚いたように。「それは真か?!」 GM/糸目の侍女:「姫様。比奈森様。どうやら城で騒ぎが起きている模様です。――至急、お戻りください」 ヒナギク:「わ、分かりました!千早姫様、もう少し我慢してくださいっ」 GM/糸目の侍女: と、振りかえって告げたところで姫様の様子に気づき、あわててヒナギクからひったくる!w ヒナギク:おおっと?!w GM/糸目の侍女:「姫様! 朱鷺がお連れいたします! いましばしお待ちください‥‥」 駆け出す。 そこには、キミだけが残された。 ヒナギク:「僕も、こうしてはいられないです…!」と駆けだそうとする ジーザス:駆け出した君の腕が、何かに触れた。 ジーザス:触れた感じは柔らかく、しかし一切肌に触れるものを感じない。 ジーザス:まるで、空間の歪みのような── ジーザス:そう感じたその瞬間、周囲の雷光が雛菊の周囲に集い荒れ狂う。 ジーザス:──否。その腕が触れた辺りの“何か”が裂けるようにして、そこから雷光が沸き出しているのだ。 ヒナギク:「!?」ばっと跳ねるように振り返ります ヒナギク:「これは…一体何が!?まさかこれが、雷の正体…!?」と驚き動けずにいる ジーザス:刺激臭が一層強くなる中──声が響いた。 ジーザス: 『──位相幾何化空間を破壊した力は、これか』 ジーザス:姿無く、声だけが空間に満ちる。風そのものが鳴るかの如く、距離感の掴めない声。 ヒナギク:「い、いそーきかかくーかん?誰か居るんですかっ!」と誰何の声を上げよう ジーザス: 『無知を装おうか。無為な。目を上げよ。──いや違う、もう少し右だ』 ヒナギク:きょろきょろ。声に従って目線を動かしましょう。「え、えっと。こっちですか?」 ジーザス:言われるままに視線を動かした先には、件の水晶柱──そして、その中心で振動を発する物体。 ヒナギク:「…まさか。これ、ですか?」と恐る恐る近づいていこう ジーザス:翠玉の板に、金属の点と線が幾何学的な文様を描いているのが見える。 ジーザス:そのもの、では無いが──電子機器の蓋を開けると中に入っているものによく似ている。 ヒナギク:「面白い模様ですね…回路みたい」と。気持ち、故郷を懐かしんで手を伸ばしましょうw ジーザス:伸ばした指が、再び何かに触れ──たと思った瞬間にそれもまた破れる。 ジーザス: 『──それが、最後の1枚』 ジーザス:水晶が、済んだ音とともに砕け散る。 ジーザス: 『人間よ。遂にそこまでの力を手にしたか──我が身を滅ぼすのみとも知らず』 ヒナギク:「…え?」と言った瞬間にすでに指は触れていた ヒナギク:「僕の力なんて…大事な人たちも守れなかったのに」と呟き、言葉を聞いていよう ジーザス:水晶の欠片が降り注ぐ中、宙に浮いたままのそれは空間を震わせる。 ジーザス: 『いつかこの日が来る事は判っていた』 ジーザス: 『人間が過ぎたる力を手にし、全てを引き換えにする戦を始めるであろう事は……』 ジーザス:心無しか、声は何かを嘆いているかのようだ。 ジーザス: 『地上に満ちる戦の気配も、おおかたその“力”が齎したものであろう』 ヒナギク:「戦の気配…!?まさか、千早姫様たちに危険が!?」と、顔をはっと上げて ジーザス: 『再び無知を装おうか。人間はいつもそうだ』 ヒナギク:「くっ…だったら、あなたは一体なんだと言うんですか!」 ジーザス: 『ジーザス・クライストXXI。個体名“オメガ”。──終末の戦争において全てを終らせるもの』 ジーザス: 『その時さえ来なければ、久遠に微睡んでいられたものを──』 ジーザス: 『知らぬ存ぜぬを決め込むならば見せてやろう。その齎した戦場を』 ジーザス:周囲に吹き荒れていた雷光が集い、一枚の板のような形を作る。 ジーザス:雷光の板は次第に絵姿のようなものを浮かび上がらせて行く。 ジーザス:ノイズ混じりだったそれは次第に鮮明になり、やがて外の景色を映し出した── 地上は大騒ぎになっていた。 ‥‥どうやら「突然、出現した謎の軍勢」によって城内が制圧されつつあるようだ。 内部から手引きがあった模様。それも、お城の警備体制に関与できるくらい大物の。 ヒナギク:「…そんな!千早姫様たちは無事なんですかっ」 GM:では、千早姫&糸目侍女さんが兵たちの目を免れつつ、城から脱出している様子が映るよ。 GM:かなり危険な目に遭遇してるようだね。 GM:侍女さんの奮戦で切り抜けてはいるものの、彼女も負傷している‥‥ ヒナギク:「…!こんな場所にいる場合じゃない!僕は行きますっ」と駆け出そう GM:では、ジーザスはここで退場です。 GM:ジーザスにシナリオ宿星「脅威の正体を探る」を進呈。 ジーザス: 『あの“力”。このまま好きにさせはしない──』 ジーザス:静謐を取り戻した地下空間に、人ならぬ声が谺しつつ宿星を受領。 ** ** ** 千早姫たちが秘密の通路を使って脱出した先は、森の中だった。 GM/糸目の侍女:「っ?!」 咄嗟に、茂みへと薙刀を向ける。息が荒い。 GM/千早姫: 少し熱がある様子。ぐったり。 GM:ヒナギクくん登場どうぞー ヒナギク:「お二人とも、無事ですかっ!」と茂みから颯爽と飛び出そうっ ヒナギク:で、背後から迫る矢を《マジックシールド》で弾き返そう! GM/糸目の侍女:「‥‥比奈森様」 警戒は緩めず。「貴方は‥‥この謀反とは関係ないのですか?」 ヒナギク:「謀反って…一体誰がそんなことを!?」 GM/千早姫:「‥‥朱鷺の無礼を詫びようぞ、比奈森雛菊殿‥‥」 苦しそうに。 GM/千早姫:「じゃが、城内の誰かが手引きしたとしか思えぬ状況じゃ。許してつかわせ‥‥」 千早姫のとりなしもあり、糸目の侍女さんはキミを信用することにしたようだ。 GM/糸目の侍女:「申し訳ありません。比奈森様。姫様の容体が悪い。どこか安全な場所へ」 GM/糸目の侍女:「‥‥とは言え。彼奴等とて馬鹿ではない。姫様を探すために手を‥‥」 GM/糸目の侍女:ふと。キミに視線を向ける。 GM/糸目の侍女:そのまま、腕に抱えた姫様を見下ろす。 ヒナギク:「…?」きょとん、と見返します GM/糸目の侍女:‥‥少し顎に手を置いて、小さくうなずく。きっと考え事するときの癖だね。 ヒナギク:「あ、あの。追手が来る前に早く離れないと…」 GM/糸目の侍女:「比奈森様」 にっこり。 GM/糸目の侍女:「‥‥申し訳ありませんが、姫様を助けるために。お力添えをいただけませんか?」 GM/糸目の侍女:口調は丁寧だが、決して断らせない迫力があった。 ヒナギク:「…はい?え、ええそれはもちろんっ!」何か嫌な予感を感じつつ では、キミは「姫様の影武者を務める」ことになりました!w 千早姫本人は反対するのですが、病人なのであまり無理はできないのも事実。 しぶしぶ「ではマキナの元へ向かおう。情勢を見極めておるはずじゃ」と提案。 GM:では、ヒナギクくんにはシナリオ宿星「城を奪還する」を進呈です。 ヒナギク:「う…でも、千早姫様を助けるためなら…!」宿星うけたまわります シーンEND
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