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---- **ミドル3「迷走の構図」 シーンプレイヤー:マスターシーンです。 PCが登場可能な場面は3つ。1つに出ると他には不可。 (財産ポイントを使用して、登場判定の達成値を上昇させてもよい) ---- ・ミドル3A「人形造り」 登場判定の目標値17 ・ミドル3B「国境付近にて」 登場判定の目標値10 ・ミドル3C「対策会議」 登場判定の目標値8 ---- ***ミドル3A「人形造り」 登場判定の目標値17。 #areaedit()  ここは“徹甲龍”の移動基地であり、この世界の侵略拠点ともなっている“黒船”。 数ヶ月前に発生した「事故」で航行能力を失ったが、そのカモフラージュ機能は万全だ。 何kmもある巨大な建造物が飛んでいる異様な風景は、常人には知覚できない‥‥ その“黒船”の最下層に、彼女の研究室はあった。 &i(){  ヒナギク:高いなぁ。17は厳しすぎる‥‥w} &i(){  GM:そりゃ敵拠点のひとつだもの。最前線の侵略基地へそう簡単に潜入されてたまるかーっ!w} GM/“火”のミツワ:「よぉ。随分とガンバッちゃってるじゃねぇーの?」 GM/“月”の計都:「‥‥失せなさい」 振り向きもせず。  クリスタルチャンバーの前で最終調整を行っている“月”の計都は、実に忙しそうである。 栗色の豊かな長髪をシニョンにまとめた白衣姿。眼鏡をかけて理知的なイメージが際立っている。 GM/“火”のミツワ:「おいおい御挨拶だな」 にやにや。真赤なモヒカン頭を振りながら。 GM/“火”のミツワ:「そんなに急ごしらえで大丈夫なのかぃ、そいつはヨォ?」 GM/“月”の計都:「‥‥失せろ。消えろ。潰れろ。砕けろ。千切れて擦れて捻じれて‥‥」  ぶつぶつ続ける“月”を完全に無視しつつ、“火”はクリスタルチャンバーの中を覗き見た。 そこには「千早姫」を模した人形(エイリアス)が何体も浮かんでいる‥‥!! “天”の槇那:登場判定。徹甲龍のそこかしこに仕込んでおいた“覗きマシーン”が活きているか否か。 “天”の槇那:(ダイスを振る)‥‥死んでますな。 GM:残念だったねぇ。 GM/“月”の計都:「最終プログラミングの行程中だ。邪魔をするな」 冷徹な声。 GM/“火”のミツワ:「こんだけ美人さんなら、1体くらいオレにもくんね?」 にやにや。 GM/“月”の計都:「ハドロン中のクオークまで分解されろ‥‥」 GM/“火”のミツワ:「おおこわいこわーい♪ にーげろー♪」  伝説の小学生アーツ“ハシャギながら撤退”を使用する“火”を、ジト目で見送る“月”。 だが。“火”が去り際にもたらした言葉が、彼女の時間を凍りつかせた―― GM/“火”のミツワ:「‥‥ああ。これは部下たちから噂に聞いたんだがな」 GM/“火”のミツワ:「あの姫の客人として、ヤツが如月国に滞在していたらしいぜ‥‥?」 ジーザス:〔登場判定/全知〕(ダイスを振る)14で失敗。仕方ない。 GM:では次いこうか。 ・情報項目☆10「鳥居の野望」(イベント)が追加されました。 ・情報項目☆12「“徹甲龍”軍団兵について考察」が追加されました。 ・情報項目☆15「八卦将:“火”について考察」が追加されました。 ・情報項目☆9「八卦将:“月”について考察」が追加されました。 ミドル3A終了。 #areaedit(end) ---- ***ミドル3B「国境付近にて」 登場判定の目標値10。 #areaedit()  ここは如月国と隣国との国境付近。 柳生真より数日遅れではあるが‥‥新撰組の“精鋭メンバー”が如月国へと到達した!! &i(){  柳生真:うわーだめだーの予告が‥‥w} &i(){  GM;なぜバレたっ?!w} &i(){  “天”の槇那:「精鋭部隊」はなぁw} &i(){  ヒナギク:新撰組ニゲテー!!w} GM/隊士A「準備はいいな? 既に如月国内は敵地だと思えと、副長からのお達しだ」 GM/隊士B「ああ。別動隊との合流までに、まず真の無事を確認しておかないとな‥‥」 GM/隊士A「副長は現在、増援手配中だ。合流は3日後ではなく、もうしばらく先だろうよ」 GM/隊士B「というと?」 GM/隊士A「例の“預言”がな‥‥」 GM/隊士B「ああ、如月国で大規模な戦闘‥‥いや、戦争が起きるっていう」 GM/隊士A「副長は‥‥どうやら信じておられるようだ」 GM/隊士B「‥‥真を一人で先に行かせたのも、その“預言”を確認させるためか?」 GM/隊士A「そう殺気立つなよ。無論、アイツの剣才を見込んでの単独任務だ」 GM/隊士B「まぁな。新撰組でもアイツに勝てるのは数人しか‥‥ アレは何だ?」  彼らの視線の先。――街道の中央に。一人の男が立っていた。 異国の衣装だろうか? 眼鏡にスーツ姿。中肉中背。人懐っこい笑みが印象的な男性。 GM/隊士A「怪しい奴め‥‥」 ちゃき! すでに腰の刀に手を置いている。 GM/隊士B「貴様は何処の手の者だ?!」 GM/スーツ姿の男:「初めまして皆さん。ようこそ如月国へ」 丁寧にお辞儀しつつ。  「申し遅れました。私は“徹甲龍”の中村留吉―― “地”の軍団長です」 スーツ姿の男がそう告げた直後。新撰組の精鋭メンバー20名は、一斉に大地に斃れるっ!! GM:隊士たちの死因は不明。 GM:だが、斃れた彼らの手には‥‥ まだインクも新しい名刺が、そっと添えられている。 &i(){  ジーザス:おお中村さん。中村さん萌えー} &i(){  “天”の槇那:名刺を残すのか。なんという仕事人!w} &i(){  ヒナギク:できるなら、ここで倒しておきたいけど‥‥(ギリギリ)} 柳生真:「みなさっ…!?」 柳生真:新撰組の人たちが斃れたところに道の向こうから登場します! 柳生真:登場判定(ダイスを振る)達成値10、ぎりぎり成功。 柳生真:「道魔と徹甲龍は協力しているか?」と特殊能力「鋭い観察眼」を宣言。あ、対象は中村さんです。 GM:では、その質問には「かつてはYes。今はNo」と答えようw GM/“地”の中村:「おや」 温和そうな表情のまま。真へと振り返る。 GM/“地”の中村:「これはこれは。確か、柳生の‥‥」 柳生真:「なぜこのようなことを!」 GM/“地”の中村:「仕事ですから」 にっこり。営業スマイル。 柳生真:「そして、私を知っているあなたは!?」 GM/“地”の中村:「これは失礼。私、こういうものです」 いきなりキミの背後で声がする。 GM/“地”の中村:振り返ると、笑顔で名刺を差し出す中村の姿が。あ、同じエンゲージに出現したからね。 柳生真:「速いっ!?」気配を読んで振り返るが、それより前に回り込まれているのを見て驚愕  解説しよう! “地”の中村が取得しているイニシアチブ特技《神速》は‥‥ 「1シーン1回まで。イニシアチブプロセスに戦闘移動を行う。離脱不可」という特技だッ! GM/“地”の中村:「柳生真さん。実は、貴方にお訊ねしたい件がありまして‥‥」 眼鏡がきらーん☆ GM/“地”の中村:「貴方の祖父君の件です」 柳生真:で、名刺なんて知らんし、それで新撰組が倒されていたので刀で名刺に斬りつけてみますがw GM/“地”の中村:では、名刺が真っ二つになった直後、《空蝉》使用で離脱するよんw  解説しよう! “地”の中村が取得しているリアクション特技《空蝉》は‥‥ 「1シーン1回まで。その防御判定成功時、即座にメジャーアクションが実行可能となる」特技だッ! GM/“地”の中村:18mほど離れて。「貴方と祖父君が柳生の里から持ち出した“モノ”について‥‥」 GM/“地”の中村:「少々、お聞かせいただけませんか。無論、無償とは申しませんよ?」 にこやかに。 柳生真:「追いかけて斬りつけつつも空振り」を繰り返しながら会話を続ける‥‥といった演出を入れつつ、 柳生真:「私は何も知りませぬ。知っていても仲間を殺したあなたに教えられることはありません!」 GM:ういw GM/“地”の中村:「‥‥どうやら嘘ではなさそうですね」 きらーん☆ GM/“地”の中村:「ですが、何も知らぬ小娘を連れまわす理由がありません」 GM/“地”の中村:「おそらく‥‥ 貴方自身も知らぬ、何かの秘密があるはずです」  少し眼鏡の角度が変わり、瞳が見えなくなる。営業モードから戦闘モードへ(きらーん☆) アルカイックスマイルの表情はまったく変化しない。だが、次第にヤツの気配が薄れていく‥‥?! GM/“地”の中村:「多少、強引な手段になりますが‥‥ うちの支社へと御招待させていただきましょう」 GM/“地”の中村:奥義《光芒一閃》使用。対象は柳生真! 柳生真:「お断りいたします!」と、斬りかかろうとしたところでやられて GM:それは刹那の攻防であった。キミの渾身の一撃より早く‥‥“地”の中村が手刀で軽く首筋を叩く。 丈:ではそこに登場するか 丈:登場判定(ダイスを振る)13で成功! GM:ういw では、まるで最初から丈がターゲットだったかのように処理するぞ。 GM:‥‥ああ、ちなみにFAQ見ると《光芒一閃》に対して《援護防御》も有効らしいよ?w GM:では、ダメージロールいくよー 丈:こーい! GM/“地”の中村:「なんと‥‥ッ?!」 GM/“地”の中村:丈の乱入に戸惑いつつも、咄嗟に特技《ブーストウェア》を使用! そのダメージに+10! GM/“地”の中村:つまり、10d6+10点で(ダイスを振る)神属性40点です‥‥低いorz 丈:覚悟状態!  解説しよう! “地”の中村が取得しているオートアクション特技《ブーストウェア》は‥‥ 「装備中のサイバーウェア武器1つを破壊し、そのメインプロセスで与えるダメージを+10する」特技だッ! &i(){  “天”の槇那:なんかウェットじゃないヒトがいるよ!?w} &i(){  ジーザス:中村さん、面白特技いっぱい持ってるなぁ。} &i(){  ジーザス:情報収集妨害とか、イニシアチブ移動とか‥‥} &i(){  ヒナギク:かなり邪魔ですな!w}  ※ 実はGMはルール適用ミスをしている。《ブーストウェア》は「メインプロセスで」なので、   イニシアチブ⇒ダメージロールと処理される奥義《光芒一閃》には適用不可なのだ。ごめんね、丈!   素直に《殺しのカットイン》使っておけばよかった‥‥orz 丈:二人の間に割って入った次の瞬間、全身が切り刻まれて血が噴出す! 柳生真:「丈殿!?」 GM/“地”の中村:「ク‥‥ッ」 GM/“地”の中村:今の《ブーストウェア》で自らのサイバーパーツを超過稼働させていた。 GM/“地”の中村:あちこちから薄い白煙が漏れつつ、片膝をつく。が、その表情は変わらない。 丈:「…ッ、馬鹿が!今の内に引け!」 > 真 丈:こちらも膝をつきつつ。 柳生真:「…くっ」 柳生真:倒れている新撰組隊士達のほうを一瞬振り返ってから、 柳生真:背中を向け、丈の言葉に従って退場します。 GM:今の攻防の間に、キミの胸元(♪)に中村の名刺が紛れ込んでいたことにしようw 丈:(…この紙がどうやら奴の手妻の種か…)傷ついた鎧の中に、紙片が紛れているのに気づく GM/“地”の中村:「‥‥時間切れですね。本社に戻らねばなりません」 GM/“地”の中村:「またお会いしましょう。真さんにもよろしくお伝えください」 GM/“地”の中村:「私は“徹甲龍”幹部“八卦将”第6位。“地”の中村と申します」 GM/“地”の中村:「貴女の名前をお伺いしても‥‥?」 > 丈 丈:「名乗る名などない。…虎、と呼ぶ輩もいるがな」 GM/“地”の中村:「なるほど。確かに獰猛な牙をお持ちだ」 自分のスーツについた裂け目を見つつ。 丈:「人の事は言えまい」 丈:「‥‥」 真が遠ざかった頃合を見て煙玉をぼーん!と、やって退場しよう。 GM:む。煙が晴れると‥‥ ヤツの姿も消えているね。それは。 GM:無残な屍20体のみが、その地に残されている‥‥ ジーザス:〔登場判定/全知〕(ダイスを振る)10で成功。 GM/“地”の中村:リアクションを試みる。(ダイスを振る)出目5で達成値14! GM/“誰かさん”:“地”の中村に奥義《妙計奇策》を適用。ファンブルさせる。 GM/“地”の中村:知覚リアクション失敗。ジーザスや“誰かさん”には気づけず。 GM:ジーザスさん、この場面で起きた出来事は全て把握できたよ。そして‥‥ GM:「キミと同じく“全知”を使う“誰かさん”の存在」にも気づいたよーん♪  ※ この特殊能力“全知”は「守護結界の構造を応用した情報収集能力」です。   どうやら、ジーザスと同様に守護結界へとアクセスしている“誰かさん”が   居るらしいですねー。今回は利害が一致したが‥‥?(しらじらしく)w ・情報項目☆17「八卦将:“地”について考察」が追加されました。 ・情報項目☆12「枝切り」(ジーザス限定イベント)が追加されました。 ・情報項目☆10「土方歳三、月下に死す!」(イベント)が追加されました。 ミドル3B終了 #areaedit(end) ---- ***ミドル3C「対策会議」 登場判定の目標値8 #areaedit()  「舎人の渡し」町長の館では、町の重役たちが会議に参加していた。 主な議題は「山岳地域に出現した謎の軍勢に対して、どう対処するか?」。 GM/住人:「‥‥この町から離れた場所に住む農家が、次々と襲われてるらしい」 GM/住人:「み、みんな殺されちまうだか‥‥?」 GM/住人:「隣の国へつづく街道は、連中に押えられちまってる‥‥」 GM/住人:「以前にも山賊が出たことはあったべ?」 GM/住人:「んだな。あん時ぁお代官様にお願いして、お侍さんたつに」 GM/住人:「でも、用心棒だとかぬかして、連中、しばらく街に居座ってたろ」 GM/住人:「ロクな連中じゃなかったべ」「また同じ目は勘弁だなゃ」「んだんだ」 GM/住人:「‥‥なぁ、そいつら(謎の軍勢)は結局、金が欲しいんじゃろ?」 GM/住人:「こちらから支払って‥‥今回はお引き取りいただけねぇべか?」 GM/住人:「大人しく引き下がってくれっかなあ」「そんな金どこにあるだよ」「んだども」 GM/住人:「連中だって面倒は避けたいじゃろ」「そだな」「確かにな」 GM/住人:「お代官様を頼ったとしてもよ。先に連中に襲われちまったら、俺たちゃ終わりだべ」 GM/住人:「そうやってやり過ごしているうちに、お代官様に兵を手配してもらうのよ」 GM/住人:「なるほど」「名案だなゃ」「それしかないのかねぇ‥‥」  騒ぐ住人たちを眺めつつ、町長(やよいパパ)は沈黙し続けていた。 山岳地域に出没する謎の軍勢‥‥本当に、ただの盗賊団だろうか。 その規模。その装備。その行動。何か違和感がある‥‥ GM/町長:「‥‥‥‥」 GM/住人:「町長。アンタが黙ってちゃ何も決まらんよ!」「んだんだ」 GM/住人:「まぁ連中が本当にこの渡しを狙ってるのかも、まだ分からんだろう」 GM/住人:「まず誰かが様子見に‥‥」「それは危ねぇべゃ」「だどもなぁ」 GM/住人:「ウワサじゃ、今、お城の方で何か騒ぎが起きてるって」「おらも聞いたぞ」 GM/住人:「そんな時、お代官さまに、ちゃんと相手してもらえるかどうか‥‥」 GM/住人:「だども。その姫様が大変だって、ウワサだべ‥‥?」「本当だべ?!」 GM/住人:「ざわ‥‥ざわ‥‥」  喧々諤々と続けられる口論。何も方策は見つからない。 そんなとき。館に駆け込んでくる小柄な影があった。 GM/やよい:「お父さん!」 GM/町長:「弥生か。まだ大事な会議中だ。部屋に戻りなさい」 GM/やよい:「あのね! お父さんに伝言があるの!」 GM/町長:「伝言?」 怪訝そうに。「誰からの伝言だ、弥生」 GM/やよい:「まきな!」 GM/町長:「‥‥あの小僧か」 “彼”の姿を思い出して、苦笑い。 GM/町長:「あの小僧に近づいてはいかん。そう言っただろう、弥生」 GM/やよい:「うっ。ええと。あのね、お城へのほーこくはまかせろって!」 GM/やよい:「あのねあのね! すっごくキレイなヒトがいっしょでね!」 GM/やよい:「まきなといっしょにお城に行くんだって!」 GM/町長:「‥‥‥‥」  半年前。あの少年が「舎人の渡し」へ来た当時のことを町長は思い出す。 如月城の関係者であるらしく、さまざまな便宜を図れとの通達込みだった。 たしかに、あの少年の見識の広さと達観した心持ちは常人離れしていた。  弥生や村の子供たちが妙に懐いていたが‥‥ あの少年がこの町のために 無償で尽力してくれるとは思えない。なにか別の思惑があるのかも。 GM/町長:(如月城側が、今の状況を把握しているなら‥‥ 心配無用か) GM/町長:「ああ。たしかに伝言は受け取った。御苦労だったな、弥生」 GM/町長:「‥‥今度は母さん宛で頼むぞ。“荷物をまとめてくれ”とな」 小声でお願い。 GM/やよい:「それだけでいいの? うっうー、わかったっ!」 明るい笑顔。 GM/やよい:「じゃ、お父さんたちも会議がんばってねっ!」 元気よく退室していく。 GM/住人:「やよいちゃんもなぁ」「転ぶんじゃねっぞー」「また遊びにおいでー」 GM/住人:「あの娘ぁいつも元気じゃな」「うちの子らもよぅ懐いちょう」「んだんだ」 GM/町長:「はは。元気だけが取り柄でして」 苦笑い。「では会儀を続けましょう」   **  **  ** ヒナギク:とりあえず登場判定をっ(ダイスを振る)10で成功です。 GM:‥‥ヒナくん。キミはどちらの姿で登場する? ヒナギク:…難しいことをw GM:そして、「彼女」を連れているか否かも宣言しておくれーw ヒナギク:連れてる方が説き伏せやすいかな 置いておくのも何だし ヒナギク:なので今回は僕が普通の格好でっ GM:では、学生服姿の少年と‥‥村娘姿の少女(千早姫)&糸目のお姉さんが登場だね。 ヒナギク:ばたん、と会議場の戸を開けて「待ってくださいっ!」と声を掛けよう GM/町長:「なんだね、君たちは! 今は大事な会議中だ! 部外者は出て行ってくれ!」 GM/住人たち:「んだんだ!」「‥‥ぽっ」「おめ、なんで赤くなってるさ?」「‥‥イイ」 ヒナギク:えーw ヒナギク:「僕たちは城から来た者です。…今、この国は大変な状況に陥っているんですっ」 GM/町長:「‥‥城から?」 胡散臭げな視線w GM/町長:「何を言い出すかと思えば」 嘆息。「今は子供の戯言に付き合っている暇は‥‥」 ヒナギク:「マキナの事は知っているはず。彼の仲間で、危機を伝えに来ました…」 ヒナギク:と、鳥居の謀反と敵軍が近づいていることは教えておこうー GM/町長:「なん‥‥だと‥‥?!」 GM/町長:「あの鳥居様が謀反を?!」 馬鹿な!w “天”の槇那:あの鳥居様かー。まあ平和な国だったんだし謀反とか考えにくいんだろうなw “天”の槇那:とりあえず出てみる。信用度は五十歩百歩神拳だけどw “天”の槇那:登場判定(ダイスを振る)11で成功。 “天”の槇那:「子供でもなければ戯言でもない」 GM:では、ここは意志判定させてあげよう。何かボーナスつきそうな要因ってある? GM:なんも根拠なく云い張るだけなら目標値21。財産点は無効。 ヒナギク:姫様の存在を明かすっていうのはありかな? ヒナギク:「ここに姫様が逃れているのが何よりの証拠ですっ」とかいう感じで。 GM/千早姫:「高槻屋。‥‥わらわの顔を見忘れたか?」 《世を忍ぶ仮の姿》解除。 GM/一同:「姫様ッ!!」 ははーっ!!w &i(){  ヒナギク:いいなぁ。天下人いいなぁw} &i(){  GM:キミもやるかい?} &i(){  ヒナギク:考えておきますw} ##「千早姫が“舎人の渡し”に現れた」ことが明確化されました。 これにより、各種シナリオフラグが変化します。 GM:では、判定に+15していいよ。ファンブルしない限りは大丈夫ってことだが!w ヒナギク:なぜフラグを立てますか!w(ダイスを振る)25で成功です。 GM:うむ。実に見事な説得であった!(権力を笠に着たゴリ押しともいう)w ヒナギク:だってそれ以外説得する材料ないしっ GM:んー。まぁ、このミドル3Cより前に「謎の軍勢」と接触したり、 GM:偵察にいったりしてたら証拠集めも出来たんだが‥‥まぁ仕方ないかな?w ヒナギク:そっかー GM:で、あらためて。この街の住人たちをどうしようか? ヒナギク:とりあえず「皆揃って避難」かなぁ 北のほうにでも。 GM:「他の街に避難させる」(難民イベント発生)だね。 GM:無論、千早姫の後押しがなければ、町長の越権行為となる。> 住人たちを避難させる GM/千早姫:「如月城さえ奪還すれば、彼らの受け入れ先も手配してやれるが‥‥」 くっ ヒナギク:「僕たちが城を取り戻すまで‥‥みなさん、今しばらく耐えてください」と申し訳なさそうに GM:具体的には「次の次のシーン」つまり、ミドル5終了時に撤収が完了します。 “天”の槇那:[舎人の渡し]が落ちる結果は同じ‥‥かな。まあどうしょうもないけど ヒナギク:ここを守り切るのは難しそうだし… GM:‥‥まぁ住人に被害が出るのは免れないね。 GM/町長:「‥‥姫様の御配慮を賜り、誠に光栄です」 GM/町長:「この舎人の渡しは父祖から代々受け継いできた思い入れのある故郷ですが‥‥」 GM/町長:「それほど危険な軍勢が迫っているならば‥‥ やむをえないでしょう」 GM: これから住民たちを説得して回る役目を負うわけですね。町長さんは。 “天”の槇那:「……失ったものは、いずれ取り戻す」とだけ ヒナギク:「…はい、必ず…」 GM: 町長はキミ達の言葉に頷き、信頼を込めて尋ねるよ。 GM/町長:「鳥居様‥‥いえ、鳥居の手から千早姫を護るために、私どもで何か?」 GM/町長:「姫様が奴の手に落ちてしまえば、すべては水の泡です」 ヒナギク:「でしたら、逃れる先々の地で今の状況を知らせてください」 ヒナギク:「そして如月の民の被害を減らすことが、姫様のためになることです」 GM/町長:「判りました。‥‥どうぞ、よろしくお願いいたします」 ふかぶかと礼を。 GM:では、町長は住人たちを指揮して避難の手筈を整えさせていく。 GM/町長:「さあ、呆けている暇はない! 早くふれまわるんだ!」 GM/町長:「まず女子供や老人、病人を集めろ。足の遅い連中から先に逃がすぞ!」 GM/住人たち:「‥‥逃げろって、ウチの畑はどうすんだべ?」「そりゃおめー‥‥ 諦めるしか」 GM/千早姫:「‥‥‥‥」 彼らの戸惑いや嘆きを。じっと見つめている‥‥  **  **  ** GM:では、しばらくして。村の女子供たちや老人たち。病人たちが広場に集められました。 ヒナギク:「皆さんにはご苦労をかけてしまいますが」 ヒナギク:「平和を取り戻すまで今しばらくの辛抱をお願いしますっ」と深々と頭を下げよう GM:千早姫はキミの隣で堂々としている。彼女は上に立つ者だからね。頭を下げるわけにはいかない。 GM/やよい:「あっ! まきなー!!」 おーい!と両手をぶんぶん振って笑顔! ばんざーいw “天”の槇那:「……しばらく苦労をかける」ぎこちない表情。 &i(){  “天”の槇那:何でこんなに懐かれたんだろうと思いつつ(笑} &i(){  GM:なんでだろうなぁ? なんかイベントでっちあげようか?w} &i(){  “天”の槇那:いや、いいですw以上で} &i(){  ヒナギク:w} GM:ぶっちゃけ「舎人の渡しの人々を避難させる」フラグは成立しました。御見事です!w “天”の槇那:何か別のフラグも立ったっぽいけど(笑<姫様登場 GM:まぁ、そりゃ立ちますよw ヒナギク:うむーw #areaedit(end) GM:では。シーンENDです。 GM:そして‥‥ この時点で「鳥居から千早姫の抹殺命令が出る」が発生します。 GM:以降、千早姫が戦闘に参加した場合、最優先に狙われますので。悪しからずご了承のほどを‥‥ GM:あ、ヒナくんがカゲムシャしてる場合も同様だよ♪w ヒナギク:これからは姫姿で居続けないといけないなぁ… ---- GM:では、舞台裏いきましょう。お待たせでしたー ジーザス:〔舞台裏回復〕(ダイスを振る)5点回復してMP現在値15点に。 GM:以上ですね。 ---- [[ミドル4「決意」につづく>http://www23.atwiki.jp/breaktrpg/pages/39.html]] #back(left)
---- **ミドル3「迷走の構図」 シーンプレイヤー:マスターシーンです。 PCが登場可能な場面は3つ。1つに出ると他には不可。 (財産ポイントを使用して、登場判定の達成値を上昇させてもよい) ---- ・ミドル3A「人形造り」 登場判定の目標値17 ・ミドル3B「国境付近にて」 登場判定の目標値10 ・ミドル3C「対策会議」 登場判定の目標値8 ---- ***ミドル3A「人形造り」 登場判定の目標値17。 #areaedit()  ここは“徹甲龍”の移動基地であり、この世界の侵略拠点ともなっている“黒船”。 数ヶ月前に発生した「事故」で航行能力を失ったが、そのカモフラージュ機能は万全だ。 何kmもある巨大な建造物が飛んでいる異様な風景は、常人には知覚できない‥‥ その“黒船”の最下層に、彼女の研究室はあった。 &i(){  ヒナギク:高いなぁ。17は厳しすぎる‥‥w} &i(){  GM:そりゃ敵拠点のひとつだもの。最前線の侵略基地へそう簡単に潜入されてたまるかーっ!w} GM/“火”のミツワ:「よぉ。随分とガンバッちゃってるじゃねぇーの?」 GM/“月”の計都:「‥‥失せなさい」 振り向きもせず。  クリスタルチャンバーの前で最終調整を行っている“月”の計都は、実に忙しそうである。 栗色の豊かな長髪をシニョンにまとめた白衣姿。眼鏡をかけて理知的なイメージが際立っている。 GM/“火”のミツワ:「おいおい御挨拶だな」 にやにや。真赤なモヒカン頭を振りながら。 GM/“火”のミツワ:「そんなに急ごしらえで大丈夫なのかぃ、そいつはヨォ?」 GM/“月”の計都:「‥‥失せろ。消えろ。潰れろ。砕けろ。千切れて擦れて捻じれて‥‥」  ぶつぶつ続ける“月”を完全に無視しつつ、“火”はクリスタルチャンバーの中を覗き見た。 そこには「千早姫」を模した人形(エイリアス)が何体も浮かんでいる‥‥!! “天”の槇那:登場判定。徹甲龍のそこかしこに仕込んでおいた“覗きマシーン”が活きているか否か。 “天”の槇那:(ダイスを振る)‥‥死んでますな。 GM:残念だったねぇ。 GM/“月”の計都:「最終プログラミングの行程中だ。邪魔をするな」 冷徹な声。 GM/“火”のミツワ:「こんだけ美人さんなら、1体くらいオレにもくんね?」 にやにや。 GM/“月”の計都:「ハドロン中のクオークまで分解されろ‥‥」 GM/“火”のミツワ:「おおこわいこわーい♪ にーげろー♪」  伝説の小学生アーツ“ハシャギながら撤退”を使用する“火”を、ジト目で見送る“月”。 だが。“火”が去り際にもたらした言葉が、彼女の時間を凍りつかせた―― GM/“火”のミツワ:「‥‥ああ。これは部下たちから噂に聞いたんだがな」 GM/“火”のミツワ:「あの姫の客人として、ヤツが如月国に滞在していたらしいぜ‥‥?」 ジーザス:〔登場判定/全知〕(ダイスを振る)14で失敗。仕方ない。 GM:では次いこうか。 ・情報項目☆10「鳥居の野望」(イベント)が追加されました。 ・情報項目☆12「“徹甲龍”軍団兵について考察」が追加されました。 ・情報項目☆15「八卦将:“火”について考察」が追加されました。 ・情報項目☆9「八卦将:“月”について考察」が追加されました。 ミドル3A終了。 #areaedit(end) ---- ***ミドル3B「国境付近にて」 登場判定の目標値10。 #areaedit()  ここは如月国と隣国との国境付近。 柳生真より数日遅れではあるが‥‥新撰組の“精鋭メンバー”が如月国へと到達した!! &i(){  柳生真:うわーだめだーの予告が‥‥w} &i(){  GM;なぜバレたっ?!w} &i(){  “天”の槇那:「精鋭部隊」はなぁw} &i(){  ヒナギク:新撰組ニゲテー!!w} GM/隊士A「準備はいいな? 既に如月国内は敵地だと思えと、副長からのお達しだ」 GM/隊士B「ああ。別動隊との合流までに、まず真の無事を確認しておかないとな‥‥」 GM/隊士A「副長は現在、増援手配中だ。合流は3日後ではなく、もうしばらく先だろうよ」 GM/隊士B「というと?」 GM/隊士A「例の“預言”がな‥‥」 GM/隊士B「ああ、如月国で大規模な戦闘‥‥いや、戦争が起きるっていう」 GM/隊士A「副長は‥‥どうやら信じておられるようだ」 GM/隊士B「‥‥真を一人で先に行かせたのも、その“預言”を確認させるためか?」 GM/隊士A「そう殺気立つなよ。無論、アイツの剣才を見込んでの単独任務だ」 GM/隊士B「まぁな。新撰組でもアイツに勝てるのは数人しか‥‥ アレは何だ?」  彼らの視線の先。――街道の中央に。一人の男が立っていた。 異国の衣装だろうか? 眼鏡にスーツ姿。中肉中背。人懐っこい笑みが印象的な男性。 GM/隊士A「怪しい奴め‥‥」 ちゃき! すでに腰の刀に手を置いている。 GM/隊士B「貴様は何処の手の者だ?!」 GM/スーツ姿の男:「初めまして皆さん。ようこそ如月国へ」 丁寧にお辞儀しつつ。  「申し遅れました。私は“徹甲龍”の中村留吉―― “地”の軍団長です」 スーツ姿の男がそう告げた直後。新撰組の精鋭メンバー20名は、一斉に大地に斃れるっ!! GM:隊士たちの死因は不明。 GM:だが、斃れた彼らの手には‥‥ まだインクも新しい名刺が、そっと添えられている。 &i(){  ジーザス:おお中村さん。中村さん萌えー} &i(){  “天”の槇那:名刺を残すのか。なんという仕事人!w} &i(){  ヒナギク:できるなら、ここで倒しておきたいけど‥‥(ギリギリ)} 柳生真:「みなさっ…!?」 柳生真:新撰組の人たちが斃れたところに道の向こうから登場します! 柳生真:登場判定(ダイスを振る)達成値10、ぎりぎり成功。 柳生真:「道魔と徹甲龍は協力しているか?」と特殊能力「鋭い観察眼」を宣言。あ、対象は中村さんです。 GM:では、その質問には「かつてはYes。今はNo」と答えようw GM/“地”の中村:「おや」 温和そうな表情のまま。真へと振り返る。 GM/“地”の中村:「これはこれは。確か、柳生の‥‥」 柳生真:「なぜこのようなことを!」 GM/“地”の中村:「仕事ですから」 にっこり。営業スマイル。 柳生真:「そして、私を知っているあなたは!?」 GM/“地”の中村:「これは失礼。私、こういうものです」 いきなりキミの背後で声がする。 GM/“地”の中村:振り返ると、笑顔で名刺を差し出す中村の姿が。あ、同じエンゲージに出現したからね。 柳生真:「速いっ!?」気配を読んで振り返るが、それより前に回り込まれているのを見て驚愕  解説しよう! “地”の中村が取得しているイニシアチブ特技《神速》は‥‥ 「1シーン1回まで。イニシアチブプロセスに戦闘移動を行う。離脱不可」という特技だッ! GM/“地”の中村:「柳生真さん。実は、貴方にお訊ねしたい件がありまして‥‥」 眼鏡がきらーん☆ GM/“地”の中村:「貴方の祖父君の件です」 柳生真:で、名刺なんて知らんし、それで新撰組が倒されていたので刀で名刺に斬りつけてみますがw GM/“地”の中村:では、名刺が真っ二つになった直後、《空蝉》使用で離脱するよんw  解説しよう! “地”の中村が取得しているリアクション特技《空蝉》は‥‥ 「1シーン1回まで。その防御判定成功時、即座にメジャーアクションが実行可能となる」特技だッ! GM/“地”の中村:18mほど離れて。「貴方と祖父君が柳生の里から持ち出した“モノ”について‥‥」 GM/“地”の中村:「少々、お聞かせいただけませんか。無論、無償とは申しませんよ?」 にこやかに。 柳生真:「追いかけて斬りつけつつも空振り」を繰り返しながら会話を続ける‥‥といった演出を入れつつ、 柳生真:「私は何も知りませぬ。知っていても仲間を殺したあなたに教えられることはありません!」 GM:ういw GM/“地”の中村:「‥‥どうやら嘘ではなさそうですね」 きらーん☆ GM/“地”の中村:「ですが、何も知らぬ小娘を連れまわす理由がありません」 GM/“地”の中村:「おそらく‥‥ 貴方自身も知らぬ、何かの秘密があるはずです」  少し眼鏡の角度が変わり、瞳が見えなくなる。営業モードから戦闘モードへ(きらーん☆) アルカイックスマイルの表情はまったく変化しない。だが、次第にヤツの気配が薄れていく‥‥?! GM/“地”の中村:「多少、強引な手段になりますが‥‥ うちの支社へと御招待させていただきましょう」 GM/“地”の中村:奥義《光芒一閃》使用。対象は柳生真! 柳生真:「お断りいたします!」と、斬りかかろうとしたところでやられて GM:それは刹那の攻防であった。キミの渾身の一撃より早く‥‥“地”の中村が手刀で軽く首筋を叩く。 丈:ではそこに登場するか 丈:登場判定(ダイスを振る)13で成功! GM:ういw では、まるで最初から丈がターゲットだったかのように処理するぞ。 GM:‥‥ああ、ちなみにFAQ見ると《光芒一閃》に対して《援護防御》も有効らしいよ?w GM:では、ダメージロールいくよー 丈:こーい! GM/“地”の中村:「なんと‥‥ッ?!」 GM/“地”の中村:丈の乱入に戸惑いつつも、咄嗟に特技《ブーストウェア》を使用! そのダメージに+10! GM/“地”の中村:つまり、10d6+10点で(ダイスを振る)神属性40点です‥‥低いorz 丈:覚悟状態!  解説しよう! “地”の中村が取得しているオートアクション特技《ブーストウェア》は‥‥ 「装備中のサイバーウェア武器1つを破壊し、そのメインプロセスで与えるダメージを+10する」特技だッ! &i(){  “天”の槇那:なんかウェットじゃないヒトがいるよ!?w} &i(){  ジーザス:中村さん、面白特技いっぱい持ってるなぁ。} &i(){  ジーザス:情報収集妨害とか、イニシアチブ移動とか‥‥} &i(){  ヒナギク:かなり邪魔ですな!w}  ※ 実はGMはルール適用ミスをしている。《ブーストウェア》は「メインプロセスで」なので、   イニシアチブ⇒ダメージロールと処理される奥義《光芒一閃》には適用不可なのだ。ごめんね、丈!   素直に《殺しのカットイン》使っておけばよかった‥‥orz 丈:二人の間に割って入った次の瞬間、全身が切り刻まれて血が噴出す! 柳生真:「丈殿!?」 GM/“地”の中村:「ク‥‥ッ」 GM/“地”の中村:今の《ブーストウェア》で自らのサイバーパーツを超過稼働させていた。 GM/“地”の中村:あちこちから薄い白煙が漏れつつ、片膝をつく。が、その表情は変わらない。 丈:「…ッ、馬鹿が!今の内に引け!」 > 真 丈:こちらも膝をつきつつ。 柳生真:「…くっ」 柳生真:倒れている新撰組隊士達のほうを一瞬振り返ってから、 柳生真:背中を向け、丈の言葉に従って退場します。 GM:今の攻防の間に、キミの胸元(♪)に中村の名刺が紛れ込んでいたことにしようw 丈:(…この紙がどうやら奴の手妻の種か…)傷ついた鎧の中に、紙片が紛れているのに気づく GM/“地”の中村:「‥‥時間切れですね。本社に戻らねばなりません」 GM/“地”の中村:「またお会いしましょう。真さんにもよろしくお伝えください」 GM/“地”の中村:「私は“徹甲龍”幹部“八卦将”第6位。“地”の中村と申します」 GM/“地”の中村:「貴女の名前をお伺いしても‥‥?」 > 丈 丈:「名乗る名などない。…虎、と呼ぶ輩もいるがな」 GM/“地”の中村:「なるほど。確かに獰猛な牙をお持ちだ」 自分のスーツについた裂け目を見つつ。 丈:「人の事は言えまい」 丈:「‥‥」 真が遠ざかった頃合を見て煙玉をぼーん!と、やって退場しよう。 GM:む。煙が晴れると‥‥ ヤツの姿も消えているね。それは。 GM:無残な屍20体のみが、その地に残されている‥‥ ジーザス:〔登場判定/全知〕(ダイスを振る)10で成功。 GM/“地”の中村:リアクションを試みる。(ダイスを振る)出目5で達成値14! GM/“誰かさん”:“地”の中村に奥義《妙計奇策》を適用。ファンブルさせる。 GM/“地”の中村:知覚リアクション失敗。ジーザスや“誰かさん”には気づけず。 GM:ジーザスさん、この場面で起きた出来事は全て把握できたよ。そして‥‥ GM:「キミと同じく“全知”を使う“誰かさん”の存在」にも気づいたよーん♪  ※ この特殊能力“全知”は「守護結界の構造を応用した情報収集能力」です。   どうやら、ジーザスと同様に守護結界へとアクセスしている“誰かさん”が   居るらしいですねー。今回は利害が一致したが‥‥?(しらじらしく)w ・情報項目☆17「八卦将:“地”について考察」が追加されました。 ・情報項目☆12「枝切り」(ジーザス限定イベント)が追加されました。 ・情報項目☆10「土方歳三、月下に死す!」(イベント)が追加されました。 ミドル3B終了 #areaedit(end) ---- ***ミドル3C「対策会議」 登場判定の目標値8 #areaedit()  「舎人の渡し」町長の館では、町の重役たちが会議に参加していた。 主な議題は「山岳地域に出現した謎の軍勢に対して、どう対処するか?」。 GM/住人:「‥‥この町から離れた場所に住む農家が、次々と襲われてるらしい」 GM/住人:「み、みんな殺されちまうだか‥‥?」 GM/住人:「隣の国へつづく街道は、連中に押えられちまってる‥‥」 GM/住人:「以前にも山賊が出たことはあったべ?」 GM/住人:「んだな。あん時ぁお代官様にお願いして、お侍さんたつに」 GM/住人:「でも、用心棒だとかぬかして、連中、しばらく街に居座ってたろ」 GM/住人:「ロクな連中じゃなかったべ」「また同じ目は勘弁だなゃ」「んだんだ」 GM/住人:「‥‥なぁ、そいつら(謎の軍勢)は結局、金が欲しいんじゃろ?」 GM/住人:「こちらから支払って‥‥今回はお引き取りいただけねぇべか?」 GM/住人:「大人しく引き下がってくれっかなあ」「そんな金どこにあるだよ」「んだども」 GM/住人:「連中だって面倒は避けたいじゃろ」「そだな」「確かにな」 GM/住人:「お代官様を頼ったとしてもよ。先に連中に襲われちまったら、俺たちゃ終わりだべ」 GM/住人:「そうやってやり過ごしているうちに、お代官様に兵を手配してもらうのよ」 GM/住人:「なるほど」「名案だなゃ」「それしかないのかねぇ‥‥」  騒ぐ住人たちを眺めつつ、町長(やよいパパ)は沈黙し続けていた。 山岳地域に出没する謎の軍勢‥‥本当に、ただの盗賊団だろうか。 その規模。その装備。その行動。何か違和感がある‥‥ GM/町長:「‥‥‥‥」 GM/住人:「町長。アンタが黙ってちゃ何も決まらんよ!」「んだんだ」 GM/住人:「まぁ連中が本当にこの渡しを狙ってるのかも、まだ分からんだろう」 GM/住人:「まず誰かが様子見に‥‥」「それは危ねぇべゃ」「だどもなぁ」 GM/住人:「ウワサじゃ、今、お城の方で何か騒ぎが起きてるって」「おらも聞いたぞ」 GM/住人:「そんな時、お代官さまに、ちゃんと相手してもらえるかどうか‥‥」 GM/住人:「だども。その姫様が大変だって、ウワサだべ‥‥?」「本当だべ?!」 GM/住人:「ざわ‥‥ざわ‥‥」  喧々諤々と続けられる口論。何も方策は見つからない。 そんなとき。館に駆け込んでくる小柄な影があった。 GM/やよい:「お父さん!」 GM/町長:「弥生か。まだ大事な会議中だ。部屋に戻りなさい」 GM/やよい:「あのね! お父さんに伝言があるの!」 GM/町長:「伝言?」 怪訝そうに。「誰からの伝言だ、弥生」 GM/やよい:「まきな!」 GM/町長:「‥‥あの小僧か」 “彼”の姿を思い出して、苦笑い。 GM/町長:「あの小僧に近づいてはいかん。そう言っただろう、弥生」 GM/やよい:「うっ。ええと。あのね、お城へのほーこくはまかせろって!」 GM/やよい:「あのねあのね! すっごくキレイなヒトがいっしょでね!」 GM/やよい:「まきなといっしょにお城に行くんだって!」 GM/町長:「‥‥‥‥」  半年前。あの少年が「舎人の渡し」へ来た当時のことを町長は思い出す。 如月城の関係者であるらしく、さまざまな便宜を図れとの通達込みだった。 たしかに、あの少年の見識の広さと達観した心持ちは常人離れしていた。  弥生や村の子供たちが妙に懐いていたが‥‥ あの少年がこの町のために 無償で尽力してくれるとは思えない。なにか別の思惑があるのかも。 GM/町長:(如月城側が、今の状況を把握しているなら‥‥ 心配無用か) GM/町長:「ああ。たしかに伝言は受け取った。御苦労だったな、弥生」 GM/町長:「‥‥今度は母さん宛で頼むぞ。“荷物をまとめてくれ”とな」 小声でお願い。 GM/やよい:「それだけでいいの? うっうー、わかったっ!」 明るい笑顔。 GM/やよい:「じゃ、お父さんたちも会議がんばってねっ!」 元気よく退室していく。 GM/住人:「やよいちゃんもなぁ」「転ぶんじゃねっぞー」「また遊びにおいでー」 GM/住人:「あの娘ぁいつも元気じゃな」「うちの子らもよぅ懐いちょう」「んだんだ」 GM/町長:「はは。元気だけが取り柄でして」 苦笑い。「では会儀を続けましょう」   **  **  ** ヒナギク:とりあえず登場判定をっ(ダイスを振る)10で成功です。 GM:‥‥ヒナくん。キミはどちらの姿で登場する? ヒナギク:…難しいことをw GM:そして、「彼女」を連れているか否かも宣言しておくれーw ヒナギク:連れてる方が説き伏せやすいかな 置いておくのも何だし ヒナギク:なので今回は僕が普通の格好でっ GM:では、学生服姿の少年と‥‥村娘姿の少女(千早姫)&糸目のお姉さんが登場だね。 ヒナギク:ばたん、と会議場の戸を開けて「待ってくださいっ!」と声を掛けよう GM/町長:「なんだね、君たちは! 今は大事な会議中だ! 部外者は出て行ってくれ!」 GM/住人たち:「んだんだ!」「‥‥ぽっ」「おめ、なんで赤くなってるさ?」「‥‥イイ」 ヒナギク:えーw ヒナギク:「僕たちは城から来た者です。…今、この国は大変な状況に陥っているんですっ」 GM/町長:「‥‥城から?」 胡散臭げな視線w GM/町長:「何を言い出すかと思えば」 嘆息。「今は子供の戯言に付き合っている暇は‥‥」 ヒナギク:「マキナの事は知っているはず。彼の仲間で、危機を伝えに来ました…」 ヒナギク:と、鳥居の謀反と敵軍が近づいていることは教えておこうー GM/町長:「なん‥‥だと‥‥?!」 GM/町長:「あの鳥居様が謀反を?!」 馬鹿な!w “天”の槇那:あの鳥居様かー。まあ平和な国だったんだし謀反とか考えにくいんだろうなw “天”の槇那:とりあえず出てみる。信用度は五十歩百歩神拳だけどw “天”の槇那:登場判定(ダイスを振る)11で成功。 “天”の槇那:「子供でもなければ戯言でもない」 GM:では、ここは意志判定させてあげよう。何かボーナスつきそうな要因ってある? GM:なんも根拠なく云い張るだけなら目標値21。財産点は無効。 ヒナギク:姫様の存在を明かすっていうのはありかな? ヒナギク:「ここに姫様が逃れているのが何よりの証拠ですっ」とかいう感じで。 GM/千早姫:「高槻屋。‥‥わらわの顔を見忘れたか?」 《世を忍ぶ仮の姿》解除。 GM/一同:「姫様ッ!!」 ははーっ!!w &i(){  ヒナギク:いいなぁ。天下人いいなぁw} &i(){  GM:キミもやるかい?} &i(){  ヒナギク:考えておきますw} ##「千早姫が“5:舎人の渡し”に現れた」ことが明確化されました。 これにより、各種シナリオフラグが変化します。 GM:では、判定に+15していいよ。ファンブルしない限りは大丈夫ってことだが!w ヒナギク:なぜフラグを立てますか!w(ダイスを振る)25で成功です。 GM:うむ。実に見事な説得であった!(権力を笠に着たゴリ押しともいう)w ヒナギク:だってそれ以外説得する材料ないしっ GM:んー。まぁ、このミドル3Cより前に「謎の軍勢」と接触したり、 GM:偵察にいったりしてたら証拠集めも出来たんだが‥‥まぁ仕方ないかな?w ヒナギク:そっかー GM:で、あらためて。この街の住人たちをどうしようか? ヒナギク:とりあえず「皆揃って避難」かなぁ 北のほうにでも。 GM:「他の街に避難させる」(難民イベント発生)だね。 GM:無論、千早姫の後押しがなければ、町長の越権行為となる。> 住人たちを避難させる GM/千早姫:「如月城さえ奪還すれば、彼らの受け入れ先も手配してやれるが‥‥」 くっ ヒナギク:「僕たちが城を取り戻すまで‥‥みなさん、今しばらく耐えてください」と申し訳なさそうに GM:具体的には「次の次のシーン」に撤収が完了します。 “天”の槇那:[舎人の渡し]が落ちる結果は同じ‥‥かな。まあどうしょうもないけど ヒナギク:ここを守り切るのは難しそうだし… GM:‥‥まぁ住人に被害が出るのは免れないね。 GM/町長:「‥‥姫様の御配慮を賜り、誠に光栄です」 GM/町長:「この舎人の渡しは父祖から代々受け継いできた思い入れのある故郷ですが‥‥」 GM/町長:「それほど危険な軍勢が迫っているならば‥‥ やむをえないでしょう」 GM: これから住民たちを説得して回る役目を負うわけですね。町長さんは。 “天”の槇那:「……失ったものは、いずれ取り戻す」とだけ ヒナギク:「…はい、必ず…」 GM: 町長はキミ達の言葉に頷き、信頼を込めて尋ねるよ。 GM/町長:「鳥居様‥‥いえ、鳥居の手から千早姫を護るために、私どもで何か?」 GM/町長:「姫様が奴の手に落ちてしまえば、すべては水の泡です」 ヒナギク:「でしたら、逃れる先々の地で今の状況を知らせてください」 ヒナギク:「そして如月の民の被害を減らすことが、姫様のためになることです」 GM/町長:「判りました。‥‥どうぞ、よろしくお願いいたします」 ふかぶかと礼を。 GM:では、町長は住人たちを指揮して避難の手筈を整えさせていく。 GM/町長:「さあ、呆けている暇はない! 早くふれまわるんだ!」 GM/町長:「まず女子供や老人、病人を集めろ。足の遅い連中から先に逃がすぞ!」 GM/住人たち:「‥‥逃げろって、ウチの畑はどうすんだべ?」「そりゃおめー‥‥ 諦めるしか」 GM/千早姫:「‥‥‥‥」 彼らの戸惑いや嘆きを。じっと見つめている‥‥  **  **  ** GM:では、しばらくして。村の女子供たちや老人たち。病人たちが広場に集められました。 ヒナギク:「皆さんにはご苦労をかけてしまいますが」 ヒナギク:「平和を取り戻すまで今しばらくの辛抱をお願いしますっ」と深々と頭を下げよう GM:千早姫はキミの隣で堂々としている。彼女は上に立つ者だからね。頭を下げるわけにはいかない。 GM/やよい:「あっ! まきなー!!」 おーい!と両手をぶんぶん振って笑顔! ばんざーいw “天”の槇那:「……しばらく苦労をかける」ぎこちない表情。 &i(){  “天”の槇那:何でこんなに懐かれたんだろうと思いつつ(笑} &i(){  GM:なんでだろうなぁ? なんかイベントでっちあげようか?w} &i(){  “天”の槇那:いや、いいですw以上で} &i(){  ヒナギク:w} GM:ぶっちゃけ「舎人の渡しの人々を避難させる」フラグは成立しました。御見事です!w “天”の槇那:何か別のフラグも立ったっぽいけど(笑<姫様登場 GM:まぁ、そりゃ立ちますよw ヒナギク:うむーw #areaedit(end) GM:では。シーンENDです。 GM:そして‥‥ この時点で「鳥居から千早姫の抹殺命令が出る」が発生します。 GM:以降、千早姫が戦闘に参加した場合、最優先に狙われますので。悪しからずご了承のほどを‥‥ GM:あ、ヒナくんがカゲムシャしてる場合も同様だよ♪w ヒナギク:これからは姫姿で居続けないといけないなぁ… ---- GM:では、舞台裏いきましょう。お待たせでしたー ジーザス:〔舞台裏回復〕(ダイスを振る)5点回復してMP現在値15点に。 GM:以上ですね。 ---- [[ミドル4「決意」につづく>http://www23.atwiki.jp/breaktrpg/pages/39.html]] #back(left)

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