揖屋崎 究


■性別:男 ■学年:1年 ■所持武器:ψqt(飼い犬)

■攻撃力:0 ■防御力:0 ■体力:7 ■精神力:4 ■並行世界観測:9

■パッシブスキル:加速

■特殊能力名
カルダントレーゲ
■特殊能力内容

[発動率95% 成功率100%]

効果:任意のサンプルキャラクターを味方として召喚 65%
範囲:同マス x1
時間:1ターン x1
制約なし 15%


(100-(65*1*1-15))*(1+0.1*9)=95


同マスにサンプルキャラとして投稿されたキャラ任意一体を1ターン召還

■能力原理

究は自らの意識を並行世界と自在に行き来させることができる。
更にこのとき、並行世界中の存在と意識を同調させることで、その間現実世界におけるψqtを対象と同一に変化させることができる。
ただし、同調が可能なのは並行世界における同一時刻、同一空間で思考の極めて近しい存在のみである。


■キャラクター説明

多次元並行世界を統括するアカシックユニオンにより人類を観測するために送り込まれた情報生命体の地上における仮の姿(と本人は思い込んでいる)
人間を観測するのが仕事の割には他者とのコミュニケーションは取りたがらないし、アカシックユニオンとのコミュニケーションが取れるわけでもなく、いつかそのうち自分の使命が伝えられる『時』を待ち続けている。
何事に対しても「当事者」であるという自覚がなく常に「他人事」だと思っており、リアクションと個性が極端に薄いので、誰にも相手をされず存在感まで薄くなっている。
世界との関わりが薄くなることにより、彼はついに並行世界との境を越えて意識を行き来させることが可能になった。
並行世界は過去のどこかで分岐した『可能性』の世界であり、現世界と構造自体は同じだが主にそこに住まう人物が大きく異なっている。
並行世界においての彼は長い間、実体を持たないただの観測者に過ぎなかったが、或る時、彼の能力は進化を遂げる。
並行世界に実体を持つ個体(ただし人間に限る)の星気体波動を感じ、同調することで彼はその固体そのものに乗り移ったかのように意識、感覚を体感することが可能となったのである。
しかしここにおいてもまだ彼は観測者に過ぎず、自分の意思によるコントロール等をすることはできない。
つまり俯瞰のカメラが車載カメラに変わっただけの違いである。もっとも彼にとっても他者に干渉するつもりなど無かったのでこれは結局のところ同じことであるが。
むしろ彼が興味を示したのは観測した星気体波動情報を記録する試みである。これは今のところ成功していない。
限られた時間の並行世界トリップが終了した際に彼が意識に留めておける情報の量は極めて僅かであるし、それは時とともに急速に遠のいてしまう。
精神科医や心理学者に言わせればこれらは自らの逃避願望の作り出した白昼夢、脳の見せる幻覚であると言うかもしれない。しかし当人自体は気がついていなかったが、彼が並行世界で取り組んでいる星気体波動の情報記録は全く意外な成果を挙げていた。
彼の意識が並行世界での存在と同調している間、彼はアンテナとなって情報を現世界に発信していたのである。そして怪異なことに、彼が「自分と同じ情報生命体の仮の姿」としてみなしていた『飼い犬』(生物学的にはこれが犬であるかどうかは不確かである)のψqtが情報の受像機としての能力を所有しており、彼から送られた情報の持ち主そのものに表層の形成体を変態させ、全く同一の特徴を持った個体として現世界に顕現させうるのである。

彼らのこの力はカナメ未来によって発見され、彼は青空の会の一員として利用されることになる。
最終更新:2009年07月15日 11:36