ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣


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ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣

2008年8月7日にニンテンドーDSで発売された、シリーズ第1作・暗黒竜と光の剣のリメイク作品。
タイトルは通常「新暗黒竜」と省略されるが、
発音すると長くなりすぎるためか「竜」を省略して「新暗黒」と呼ばれることもある。
後に海外(北米・ヨーロッパ・オセアニア)でも「FIRE EMBLEM: Shadow Dragon」のタイトルで発売され、
アカネイア大陸編、ひいては大乱闘スマッシュブラザーズ参戦などで
キャラクターとしては存在が知られていたマルスを主人公とするゲーム本編では、
初めて世界展開された作品でもある。
1994年に発売された紋章の謎の第1部・暗黒戦争編で
削られたマップやリフを始めとする味方ユニットの復活はファンを歓喜させた。

システムについてはこれまでの作品のノウハウを多く取り入れており、
能力上限値が一律20から兵種ごとの20~30へ、
武器レベルが数値制からトラキア776のランク制に変更。
クラスの使用武器等の仕様も大幅に変わった。
戦士ロードなど今までクラスチェンジ出来なかった兵種には
上級職が用意されるかレベル上限が30になるかの措置がとられている。
難易度はノーマルとハードLV1~5の6段階から選べるようになり、
ノーマルのみアリティア陥落からマルスの亡命までを描いた
起承転結と4マップ構成の序章がチュートリアルとしてプレイ可能。
聖戦の系譜から恒例の武器の3すくみや
蒼炎の軌跡より登場した武器錬成も搭載された。

一方で、救出再移動など近年の作品で重要な役割を持っていたシステムについては
ゲームバランス上の問題からか導入は見送られている。
支援会話等もキャライメージを崩す事を恐れたのか追加なし。

そして本作では、兵種変更やマップポイントセーブ、
wi-fiを利用したオンラインショップに通信対戦にレンタルユニット
自軍の人数があまりにも少ない場合に救済として加入する志願兵
敵ターンまるまるスキップなどの新システムが新たに追加された。
また顔グラフィックが今までのアニメ風からリアル風へと変更になっており、
世界発売を意識してかイメージイラストには海外でも人気の高い漫画家・士郎正宗を起用。
これらの新要素は敵ターンスキップを除き、程度に差はあれ賛否両論の傾向にある。
また、3Dに近いモデリングを採用した戦闘アニメは
モーションが地味、キャラや武器ごとのバリエーションに乏しい等の理由から評価は低い。

新暗黒竜の数ある新要素の中でも一際目を引くのが
外伝シナリオの出現条件が24章外伝を除き
「味方ユニットを直前の章クリアまでに(ベンチ入りを含めて)15人以下にする」という仕様。
20章外伝を出すまでには実に30人以上もの戦死者(志願兵除く)を出す必要があり、
(高難易度なら話は若干変わるが)わざと殺さないとこの条件を達成するのは難しく、
「誰一人として死なせはしない」と言うシリーズのテーマに反するのではないかとして大きく物議を醸した。
この仕様に関してはあまりにも評判が悪かったのか、
2年後に発売された新・紋章の謎では改善されている。