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トライアンフ社の歴史に関しては現行のトライアンフ社が大雑把ではあるが纏めて居るので参照されたし。
http://www.triumph.co.uk/japan/1736.aspx

Triumph model SDは1920年から1927年まで生産されたモーターサイクルである。
第一次大戦の活躍で知られるmodel Hの後継として登場。
エンジンはmodel Hとほぼ共通でボアストローク85×97の550cc。

しかしプライマリー、二次減速には大きな進化が見られる。
信頼性の高いスターミーアーチャー製3スピードギアボックスとクラッチを捨て完全にオリジナルのギアボックス、クラッチに変更。更に今までベルトドライブであった二次側にドライブチェーンを採用した。

この為今までベルトが吸収していた駆動ショックを受けるダンパーが新たに組み込まれる事になるのだが何故かこの頃既に一般化しつつあるエンジン側のスプリングダンパーを用いずにクラッチ側にスプリングダンパーが入る。

ギアボックスの潤滑も変わっていてプライマリーケースとギアボックスが繋がっていて共通のオイルを用いる。
マニュアルに拠ると指定はmobil oil Aと有るので現代の粘度で表すとSAE30。
一般的な基準から見れば恐ろしく柔らかいがギアボックスの適正レベルまでオイルを入れるとクラッチプレートの下半分程がオイルに浸る設計なのでこのくらい柔らかい指定なのだろう。

クラッチプレートも一般的なコルクを用いる物ではなく燐青銅のプレートが入る。
私の知る限り英国車でクラッチプレートに金属をそのまま用いるのはおよそ半世紀後のノートンコマンドだけである。

車体側の変化はあまりなく強いて挙げるならばエンジンに強制的に生ガスを送るためのプライマータップが廃止になった位である。 

1920年の最初期型SD
大仰なロブスターテールのフロントフェンダーやフロントスティラップドブレーキなどモデルHそのままの装備。
マグネトーもボッシュ製。

  • 私は27sのNを所有してますがメンテナンス等でとても参考になりました。
    また色々と御教授お願いできたら助かります。 -- Gaslight (2011-10-17 23:22:07)
  • コメントありがとうございます。
    Model Nとはレアですね。多分現存はSDよりも少ないのでは?
    しかし初めて参考になりました、と言われましたw。
    当サイトは私が仕事の暇なときにテキトウに作ったものなので分かり難い所も多いかと思います。
    基本構造などはかなり近い(ほぼModel Pと同じ?)と思われますので私でも解る程度のご質問はお気軽にどうぞ。
    -- flattank (2011-10-18 22:31:17)
  • 無沙汰して居ります。近況報告を興味深く見させて頂いてますが、ダグラス90+は仕上がったのですか?
    私も壊れたダグラスを所有してますので興味津々です。近状をお知らせ頂ければ幸いです。よろしくお願いします。 -- Gaslight (2013-04-21 21:56:17)
  • 金属製クラッチプレートってどういう意図なんですかね。
    切れ重視?耐摩耗性重視?
    SDはともかくコマンドで言えば、そんなに頻繁にクラッチ切る状況もあると思えず、
    切れより滑らないことを優先しそうなもんですが。 -- petrol (2013-04-21 22:19:40)
  • Gaslight様、コメントありがとうございます。
    90+は完全に止まっています。
    理由はヘッドに入っているクラック4か所とクランクケースのカム軸受け部破損の修理が完璧に行え無いであろう事、またその修理にかなりお金が掛かると言う事です。
    どちらもの問題もお金が掛かっても完璧に直るのなら掛けるのですがどうにも設計上の欠陥なので多分完全には直らないと考えてます。(溶接で一時的にくっ付いてもある程度走行すると再びクラックが入ると思います。肉が薄過ぎです。)
    トラのようにエンジンがゴロゴロしてればなんちゃって90+なども出来るのですがベースのMarkシリーズですらパーツが全然出ないのでそれも中々・・・
    仕事柄廻りにマシニングセンタが一杯あるのでいっそのこと削り出し、なんて事も夢想してますが仕事は仕事で忙しくてそんな余裕もありません。
    とまあこんな状況ですが完全に見限った訳ではないので長い目で、相当長い目で見守ってください。 -- Flattank (2013-04-22 00:41:07)
  • Petrol様、コメントありがとうございます。
    何某に書いてあった訳ではないので真相がどうだかは不明ですが多分耐久性を重視したんではと思います。
    創業者のベットマンが在籍していた頃のトライアンフ社はとにかく耐久性を売りにしてました。
    当時主流だったコルクをプレートに嵌め込むと言う方法よりも耐久性が高い、と言う事でわざわざ金属板にしたんでしょう。
    -- Flattank (2013-04-22 00:59:03)
  • しかもフリクションプレートなんか燐青銅だよ。20年代に。
    あの頃のトラは他のメーカーと比べて明らかに古臭いけど結構お金掛かってます。調べるとNortonのスポーツモデルよりSDの方が高かったりします
    コマンドが何故金属プレートを採用したのかは全く不明です。
    あのバイク、とんでもなく凝っている所ととんでもなく手を抜いている部分が混在していて良くわからんですw。
    私もなぜ焼結合金製のプレートにしたのか意図が知りたい所です。
    調べてみてw。 -- Flattank (2013-04-22 00:59:14)
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