タイヤサイズは26インチ3.00のビーディドエッジタイプ。
リヤカータイヤとか耳付きタイヤとかクリンチャータイヤとか言われる物である。

もはや過去の規格であるためにタイヤの選択肢は殆んどなくUK DunlopかEnsignという台湾メーカーのタイヤ2種類のみである。
Dunlopがオリジナル、Ensignは安価なコピー品という位置付け。
値段の違いも大きい。2010年6月時点でDunlopは219ポンド、Ensignは79ポンドとおよそ3倍。
その他の違いはサイドのメーカ表示は当然として硬さも結構違うらしい。Dunlopのタイヤの方が硬い。
ただDunlopはちょっと硬すぎのと感じる事もあるので車体や好みに合わせてEnsingというチョイスもアリだろう。安いし。
でもやっぱりUK Dunlopの持つ本物の迫力は高いお金を十分払う価値のあるものである。

どちらもまったく同一形状のツインスタッドと呼ばれるブロックが2列並んだタイヤで現在の視点から見るとオンロードというよりオフロード的なパターンである。
乗り味も若干癖があり当たりが付くまではハンドルがセンターに戻される。当たりが付けば大分良くなる。

Dunlopを使用する場合空気圧は1.5気圧から1.6気圧程度を推奨する。
相当硬い上に車体の緩衝性能も低いのであまり高くすると衝撃がモロに伝わってしまう。
この辺りの車体はタイヤも重要な衝撃吸収部なので高すぎない適性の空気圧に合わせる。
ただ低すぎる空気圧にも注意。構造上空気圧が低すぎるとリムからタイヤが外れる可能性が出てくる。

そしてリムに関してなのだが現在26インチ3.00サイズのリムが手に入らない。
2.50サイズなら今でも生産しているので比較的容易に入手できるが3.00はだいぶ昔に生産中止になっている。
どなたか入手方法をご存知の方は教えてください。

  • 26インチのクリンチャータイヤ用のリムで36穴ってありますか -- kiyo (2010-10-14 07:15:52)
  • またはスポーク穴のあいてないクリンチャー用のリムに穴あけ加工してくれるとこご存知ないですか -- kiyo (2010-10-14 07:35:20)
  • まずサイズが幾つなのか(3.00用か2.50用か)と形状(ウェストウッドタイプかビーディドエッジタイプか)がどっちになるのでしょうか?
    現在左リンクに有るニュージーランドのVintageRimsに注文している所ですがどうなる事やら・・。
    一応リムの作製からディンプルと言ってリム穴の窪み加工、リム穴の穴あけまでやってくれるので全て依頼してみました。結果が出たらお知らせいたします。 -- flattank (2010-10-14 11:18:35)
  • 26インチ2.50用のビーディドエッジタイプです いくらぐらいかかりますか 
    私のもついでにおねがいできませんか -- kiyo (2010-10-14 11:56:23)
  • 26インチ2.50タイヤサイズ用で形状ビーディドエッジタイプならば現在のリヤカーと同じなので現在日本で生産しております。
    一般的なリヤカーハブはどうやら40穴なのでスポークのクロス方向以前に穴数が合いません。
    なので穴なしのリムを入手してディンプル加工および穴あけをすれば使えるかと思います。
    この辺の加工は製造元に問い合わせればやってくれるかもしれません。
    以前試しに「うれっこサイクル」なるショップ(グーグル検索するとトップに出ます)で売ってる26インチ2.50タイヤ用リム(4800円です)を取ってみましたがやはり細いのでSDには使えませんでした。
    その後もショップに色々聞きましたが結構親身に聞いてくれるのでよかったら相談してみては如何でしょうか?日本国内で済むならそれが一番ですし。
    ついでに私のも・・・と有りますが未だ結果が出ていないのと基本的にネット上のやり取りで金銭が発生する依頼はトラブルの防止と云う理由から受けないようにしています。
    私程度で出来るアドバイスはしますのでご遠慮なく。
    それと差支え無ければ車種を教えてください。 -- flattank (2010-10-14 14:37:04)
  • いろいろありがとうございます 
    製造元に以前問い合わせたら穴なしリムは販売可能だけど
    穴あけ加工まではやってないと言われました
    (たしかに40穴しかないみたいなんですよね)
    現行の国産バイク(国産ハブ36穴)にホワイトタイヤ履かせたくって
    タイヤは見つけたんですがリムがなくって頓挫してるとこです -- kiyo (2010-10-14 15:09:02)
  • 現行国産車でビーディドエッジ化とはエライ難儀な改造ですね。
    国内のリム製造業者がやってくれないとなるとやはり今の所VintageRimsのような専門業者にオーダーするしかないかも知れません。
    注文は中学程度の英語力が有ればどうにかなります。私も英語はかなりヤバイですが何とかなってますので。
    ただ現在のバイクをビーディドエッジ化するのは結構危険かと思います。
    と言うのも現代のバイクの速度域や旋回時の車体の角度で使用すると高速走行中にタイヤがリムから外れる、コーナー中にタイヤがリムから外れる等の可能性が非常に高くなる筈です。
    -- flattank (2010-10-14 18:46:53)
  • モーターサイクル用のビーディドエッジタイヤを良く見てみると接地面が平面的になってると思います。これは斜め方向に大きく力が加わるとリムのエッジからタイヤが外れてしまうからです。
    対パンク性能が高いビーディドエッジタイヤが駆逐されてしまった理由はここに有ります。
    こう云った危険を覚悟の上でやるのでしたら良いのですがもし知らなかったのであれば根本から再検討した方が良いかと思います。
    もしなんなら最初からビーディドエッジタイヤが付いてるバイクなぞ如何でしょうかw。
    近頃英国でやたらにTriumph Model HやSDが売りに出てますよw。 -- flattank (2010-10-14 18:47:25)
  • ビーディドエッジの限界速度は何キロぐらいですか 
    80キロ巡航とか100キロ以上はやめといたほうがいいですか
    高速時の遠心力に弱いということですか
    バンクした時にリムから外れるのはおっかないですね
    1910年代のインディアンレーサーは160キロぐらいでたらしい
    ですがアレはレース場だったから可能だったのかなー
    Triumph Model HやSDは値段はどれぐらいですか
    イギリスから日本への送料はどれぐらいですか
    船便ですか航空便ですか -- kiyo (2010-10-15 18:59:41)
  • 何キロが限界かと言われてもはっきりお答えしかねますが現在のタイヤと比べて相当低くなるのは間違い無いと思います。
    あまり語られないですが1910年代初頭辺りまではの長距離レース等はエンジン性能や車体性能より如何にパンクしなかったかとかチェーンが切れなかったとかそういった勝負で有ったらしいです。
    レース中にパンク修理など普通に行われ1位の奴は2回しかパンクしてないけど2位は3回パンクした、とかそういった具合だったようです。
    インディアンの高性能ぶりは良く知られる所ですが160キロと言うのはボードトラックとか最高速アタック用の直線コースとかそういう場面では無いでしょうかね?
    -- flattank (2010-10-16 03:20:33)
  • Triumph SDやHは左リンクのMotorcycleDealerを見れば結構出てます。
    日本円でおおよそ120万から200万程度用意すれば購入および輸入は可能かと思います。
    半分冗談でどうですか?と書きましたが英国車の経験がないのならばいきなりヴィンテージ期のバイクに乗るのは絶対避けた方が良いです。
    あの手のバイクを走らせて維持、管理するにはそれなりの経験と知識が必ず必要になります。
    英国車に興味がお有りで有ればまずは戦後の2気筒辺りから始めるのが絶対におすすめです。
    特に戦後のTriumphやNortonの2気筒で有れば現代のバイクに負けないくらい早い(最高速は180キロ程度ですが加速は驚くほど鋭いです)ですしパーツも現在でも生産しているので維持も楽です。
    何より思想的にモーターサイクル創世記から連続しており間違い無く英国の深い機械文化の一端に触れる事が出来ます。
    戦後の2気筒に乗っても尚戦前車に興味が有ればその時に入手すれば良いと思います。
    どうですか?などと軽く書き込んで申し訳ありませんでした。 -- flattank (2010-10-16 03:35:43)
  • とまあ説教臭く書きましたが本人次第では有りますので一意見としてお考えください(どっちだよw。
    英国車に興味が有れば左リンクのTrinitySchoolがおすすめです。
    秋葉原に有る英国車専門校で英国車修理を教えてくれます。
    誰にも宣伝してないこの腐れWikiに辿りつかれたのも何かの縁ですから良かったら見てみてください。
    http://homepage2.nifty.com/TRINITYSCHOOL/ -- flattank (2010-10-16 03:41:40)
  • あ~こんなとこでひっそりとHPがオコナわれていたとは・・・
    学校の宣伝もありがとごぜます
    -- 鶏煮亭 (2010-10-17 12:59:07)
  • うわ、ばれたw
    -- flattank (2010-10-17 21:31:12)
  • いろいろありがとうございます
    お金もさることながら膨大に時間がかかりそうなので
    とりあえず入門用というか練習用ということで
    こういうのってどんなかんじになりますか
    http://www.timelessmotorcompany.com/dream.html -- kiyo (2010-10-17 22:15:49)
  • コレは知りませんでした。こんなのも有るんですね。
    しかしコレは入門用じゃなくて酔狂用でしょうw。値段も25995ドルからじゃ下手するとこの辺りの本物買えまっせ。
    お金も時間も・・との事ですが王道に近道なしです。
    ヴィンテージバイクに乗って弄って「そうか、コレがアレに繋がるのか・・・」等の発見、感動は王道を歩んだ人にしか判りません。
    ただ本気で所有したいのならばそれは個人の自由なので思うようになさってみては如何でしょうか。
    私の意見は上に記した通りです。 -- flattank (2010-10-17 22:36:58)
  • いろいろありがとうございます
    http://cgi.ebay.co.uk/ws/eBayISAPI.dll?ViewItem&item=250712232895&viewitem=&sspagename=STRK%3AMEWAX%3AIT
    これかっこいいですね -- kiyo (2010-10-18 22:06:58)
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最終更新:2010年10月18日 22:06