明けましておめでとうございます。
前回に作業内容を書きましたが写真も無く、気力もあまりなかったのでまるで嫌々書いている小学生の夏休み日記のようで申し訳有りませんでした。
面倒なので作業がどうだったか等は一気にはしょって実際に乗ってみた感想を。

エンジンに関してはほぼ予想通り、またはそれ以上の変化が有りました。全体的にマイルドになった印象です。
確かにレスポンスは若干落ちましたが変わりにエンジンの重厚感が明らかに増し振動も丸くなりました。
昨年散々書いた事はほぼその通りになったといえます。いや、気まずい思いをせずに済みました。
おおよそ100キロ程度走ってみましたが4/100ミリで取ったピストンクリアランスも通常の使用では問題ないようです。
折角の純正鉄ピストンなので慣らしはしっかり行います。

問題なのがクラッチ、大枚はたいて作ったプレートが思いっきり張り付いて全く使い物になりません。
以前からクラッチがオイルに半分浸ってる構造なので冷間時は貼りつきやすかったのですが新しく入れたプレートは切れないなんてレベルでは有りません。
全く切れないので信号待ちの度にエンスト。エンジンにも良くないので早々に対策します。
分解してみると見事にプレートがオイルで張り付いてます。
こんな構造なのでやってみるまでは気が付きませんでしたがなってみるとそりゃ張り付くわなぁ、と言う感じ。
とりあえず油分を落として6ペア入れたプレートを5ペアまで落としてみます。

走ってみるとスパッと切れます。
しかししばらく走ると再び切れが悪くなってきます。
仕方がないので再び分解してみるとやはりオイルが回ってプレートが張り付いています。
何度もプライマリーカバーを開けるのがしんどいので今迄使っていたプレートを1ペア落として戻しました。
しばらく走りましたがプレートを1ペア落としベアリングのレースを固定した事もあってか今までよりクラッチの切れは良くなりました。

ひょっとするとあの純正のペラペラなクラッチプレートじゃないと張り付くのかもしれません。
いずれ作った1ミリ厚のプレートを0.7ミリまで研磨して再挑戦したいと思います。

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最終更新:2011年01月04日 11:11