近況報告を始めた当初の予想通り更新頻度が落ちてますがぼちぼちやっていきます。

ピストン交換後1000K以上走行し初期の鳴らしはほぼ終了しました。
各部の調整もほぼ決まって調子が上がってきています。
そうなってくると気になるのがクラッチとギアボックス。色々調整するもギアの入りがいまいち良くありません。

最近特にギアに不満を感じるようになった原因としてキャブの油面調整をした事が挙げられます。
キャブレターの油面が明らかに高めだったので思い切って下げたところ効果テキメン。
ものすごく軽く回るようになりましたが副作用としてクラッチを切ったときのエンジン回転も上がり、元々良くなかったギアの入りがますます悪くなったのです。

色々考えた結論として英国車の部品材質と精度でプライマリーとギアボックスのオイルが共通なのはやはり無理があるとしか思えません。
その後の英国車で同様の構造が殆ど無い事を見てもやはり優れているとは言い難いのでしょう。
作ったクラッチプレートが貼りつきまくって使い物にならなかったのも硬すぎるオイルとクラッチがどっぷりとオイルに浸かるという純正の高すぎる油面が原因かと思われます。
不備が思い当らなくもないのでそこら辺のセコい対策をしても多少良くなるとは思いますが根本が根本なので納得できるレベルに収まるかは疑問が残ります。
このままで乗って乗れないことはないのですが気持ち良くない上にギアが痛みます。
という事で新プロジェクトを始動、その名も「エンジン、プライマリー、ギアボックス分離計画」。

各部にOリングやオイルシールを仕込みまくって完全に3ヵ所を分離、最近目立ってきたギアボックスからのオイル漏れも止めてやろうかと思います。
まあ結局エンジンオイルは循環しない使い捨てなのでエンジンオイルは垂れ流しですが。
当然今まで多くがプライマリーに吹き抜けていたエンジンブリーザーのコントロールも考えます。
ついでにプライマリーやギアボックス回りの点検もして問題がある部分は修正。

早速プライマリーとギアボックスをバラバラにしましたがギアボックスのアジャスターの歯車部が完全にナメてます。
最初からアジャスターが死んでるのは判ってましたがついでにこれも作り直し決定・・・。

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最終更新:2011年03月09日 23:12