今日は久々にSDに乗り、思いのほかの好調ぶりにびっくり。
最近は暑さに負け、乗りも弄りもしてなかったのですが完璧を目指して必要以上に弄るよりちょっと放置位が良いのかもしれませんw。

そして出かけた先は白田工機とトリニティースクール。
白田工機では余剰品の工具類を譲って頂きました。ありがとうございます。白田氏のSDも緩やかながら進んでいるようで今後が楽しみです。
んでトリニティースクールに行くと幾分か過ごし易い気温に誘われてなのかいつもの不良?メンバーが勢揃い。
更にはアールテック社長まで登場しブログにリンク貼って頂いてありがとうございましたと言われて最初は何の事かさっぱりわかりませんでしたがちと考えてこのWikiのリンクの事と理解しました。
こんな適当なWikiが勝手にリンク貼ってすみません。
アールテックの社長さんは表面は穏やかですが内は日本の職人魂を受け継いでいる熱い方。仕事も当然信頼できますので内燃機加工はアールテックにキマリですねw。

とまあ冗談っぽく書いてみましたがアールテックさんの仕事ぶりを始め、最近は日本の高品位なモノづくりの魂を感じる事が多いです。
日本のモノづくりのレベルがなぜ高いのか?それは何より職人の意識、プライドが高いからだと思います。
たとえば最近タッパー(食品を保存するアレじゃなくてNC機器などでタップを効率よくたてる為の工具、解らない方はググってください)で有名なカトウ工機の社員さんにお話を伺う機会があったのですが製品をNC旋盤などで形を作った後の最終研削加工でちょっと失敗して焼き色が付いてしまったらその製品は破棄するそうです。
失敗と言っても当然表面にちょっと色が付いた程度なので寸法がずれている訳でもないですし機能的には全く問題ないのですがそういった製品は失敗作なのです。
多分焼き目を付けてしまった職人からすると「こんな焼き目が付いたものを売ったら恥ずかしい」と思うのでしょう。当然機能的には問題の無い製品でもそのような製品は日本の本物の職人であれば捨てます。
この話を聞いて日本のモノづくりのレベルの高さの理由がとても良く理解できた気がしました。

信頼出来る会社の方や職人さんにお話を伺うとこういったモノづくりに対するプライド、意識というものを非常に感じます。
こういったプライド、ある種自分の仕事の拙さに対する羞恥心とも言えるような感情が日本のモノづくりのレベルの高さの理由なのだと思います。
技術剽窃や低賃金と誰でも一定以上の精度が出せるNC機器の組み合わせで市場を席巻してきた特定アジア地域の工業界も最近は徐々にそのバケの皮がはがれつつあります。
今後も日本の工業界が高い意識を忘れずに他の国々が真似をする事すらためらうような高品質なモノづくりをする事が出来れば日本の工業が死ぬ事は絶対に無いでしょう。
高品質で高付加なモノであれば値段が高くても買って貰えるけど何処でも出来るようなモノなら安い所で買うのは当たり前、と言う理屈は小学生でも理解できるはずです。
私も趣味とは言えモノづくりの末端に籍を置く者としてこういった高い意識は忘れてはならないと思います。
しかし昔から内燃機加工業界ではこういった日本の職人魂を感じるような所はアールさん位でその他は殆どいませんでしたね・・・残念ながら・・・。

今回のは珍しく本当に近況の報告と言った面持ち。
あ、それと本人からリクエストがあったドスケベさんのブログもリンクしときます。
正にTHEを付けてあげたい位正しいブログの使い方をされており内容も本人を偽りなく正確にトレースしたものになっております。
ドスケベさんの人格を知りたい方は見て下さいw。


ソ連建国の父、レーニン近影。
貼る写真も無いのでこんなんでお許しくださいw


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最終更新:2011年08月28日 23:14