環境保全憲章
(FVB市民憲章より)
私たち宇宙を志向するFVBの民は、宇宙空間の過酷な環境を知り尽くしているがゆえに、生けとし生けるものの母胎となる水や空気を有する地上の環境が貴重であることも身体で感じてとっています。
私たちは、この緑豊かなFVBの清らかな大気や水を守り、育むことに国民の総力を結集することを誓い、この憲章を定めました。
FVBでは、この環境保全憲章の主旨に則り、さまざまな法整備を進めています。
分かりにくかったり使いにくい法は現状に即したものに改正し、複数の法や条例で言及されているものについては一本化することで内容をより明確にしました。
こうした憲章対応によって改善・追加された法律や条令には以下のようなものがあります。
廃棄物の処理及び清掃に関する御触書
資源リサイクルとゴミの減量を目的としたゴミ分別の方法と違反者への罰則等を定めました。
産業廃棄物処理に関する御触書
産業廃棄物の専用施設での処理の義務化と処理事業者の登録制などを定めました。
水質保全に関する御触書
事業所や家庭から出る排水規制の強化と、水浄化設備の設置に際して税額控除や助成金について定めました。
大気汚染防止に関する御触書
二酸化窒素や光化学オキシダントなど、長期間呼吸すること等により健康に影響を及ぼす可能性のある有害大気汚染物質について排出濃度や総量の規制を定めました。
こうした法整備については、まだ経済的に遅れているFVBには時期尚早ではないか、規制によって経済発展が滞るのではないかとの声もありましたが、問題が起こる前にその芽を絶つことこそ兵法の常道、「転ばぬ先の杖」との主張が勝ち、法整備が進められることとなりました。
簡単に言うと、
というだけなのですが。
(制定2008.10/30 起草:曲直瀬りま 法官2級)