フリゲート艦隊の任務について
FVBフリゲート艦隊(以下「艦隊」)は、ニューワールドの海洋における秩序の維持と海難救助を目的に、2009年12月11日の大建艦計画によって創設されました。現在の主力艦はムーン級フリゲートですが、その運用実績や内外からのさまざまな要請に応える形で派生系の研究が始められています。
艦隊は、国内外の多くの関係機関と連携し協力することで、海上交通の安全を確保し、各国を結ぶ商船団やパイプラインを守り、海上防災に努め、沿岸地帯や諸島区域の治安維持にも尽力しています。
その活動範囲は、FVB及び聯合国の領海及び公海(以下「活動海域」)ですが、それ以外の海域においても領海としている藩国からの活動要請があれば派遣を検討し、柔軟な体制で対応していきます。
また、副次的な任務として次の活動があげられる。
艦隊は船舶のみで構成されるものではありません。
フリゲート艦を修理・整備する港湾工廠、さまざまな海洋情報を集積・分析し情報を伝える管理センター、乗員の訓練を行う訓練学校、装備や補給品を備蓄する補給所などが組み合わさって初めて機能するのです。
聯合国以外の国が当該領海において艦隊による警備活動を希望する場合は、FVB藩王または摂政に(直接または間接を問わず)打診の上、政策によって派遣要請を出してください。それに合わせてFVBでも政策にて出動命令を出すことになります。
なお、各国藩王の直接要請のあった緊急の場合には、「艦隊の任務」に該当するものである限り、FVB藩王または摂政の命令を待たずに艦隊独自の判断でフリゲートを動かすことができますが、その場合も可能な限り速やかにFVB藩王または摂政の許可を得なければなりません。
艦隊の活動により、一般の市民の生命・財産への被害が発生した場合は、損害についてはFVBが補償し、直接の責任者についてはFVBの法規によって処罰がおこなわれます。
ただし、この補償と処罰の対象には、戦争および自然災害を原因とするものは含まれません。
Q1.警護の対象にパイプラインは含まれないのですか?
A1.海底または海上のパイプラインは「貨物の海上輸送」に含まれます。
Q2.「艦隊活動における生命・財産の保護」とは何を意味する条項ですか?
A2.この条項は、フリゲート艦による金品の掠奪や乗員の強制徴募(プレスギャング)を禁止するためのものであり、近代海軍としての常識を明文化したものにすぎません。
Q3.「戦争および自然災害を原因とする」とはどのような状況を想定していますか?
A3.艦隊の正規の活動における被害、たとえば海賊船との交戦において、流れ弾が民間船舶に当たった、あるいはフリゲートの攻撃による海賊船の爆発に巻き込まれた等などの状況です。この場合は、事後に調査をおこない、フリゲート艦の行為が適切であったかあらためて検証し、補償の責任がどこにあるか決定されることになります。