移民政策について

1.FVBの理念

  FVBは宙翔るサムライの国であり、戦を恐れはしない。
  しかし、無益な戦いは国を疲弊させる。どのような戦いであっても富み栄える者はいるが、信義なき戦いによる繁栄を善しとしないのが武士の志である。
  我々はぽち皇帝に忠誠を誓った一振りの刀である。
  それはただの道具に過ぎないが、正義を貫くための道具である。

 
2.移民募集について

  我々は星の世界の尖兵として、共に帝國を守り、宇宙開拓の礎となる同志を募り、そのために必要な社会経済制度の改革を実施する。

 
3.移民政策の骨格

  移民政策を担当する部署として「移民庁」を宙奉行所内に臨時に設置し、移民庁は移民の受け入れ基準および国籍付与基準を策定し、その他必要な法整備をおこなう。
 
○制度の運用緩和

  • 従来の永住許可制度と帰化制度に代えて「移民基本法」を制定し、受け入れ事務の緩和を図る。
  • ただし、移民枠拡大に便乗した人身売買を排除するための監視強化については従来通りとする。


○「移民基本法」の制定

  • 移民希望者については、FVBの理念について理解し同意することを要件とする。
  • 現在テラ宙域に展開している「美少女による銀河帝国」の艦艇に対しては、特に率先して強く呼びかけをおこなう。また、その艦艇の扱いについては別途取り決めることとする。
  • EV173から177において、宙・陸をとわずニューワールド防衛に参加したものについては優先的に受け入れる。


○「社会統合基本法」を制定する。

  • 出自・出生方法・文化的差異の違いで差別することをあらためて禁止する。
  • 翻訳装置の普及配布と希望者への語学教育を実施する。
  • それぞれの文化行事については積極的に推進する。


4.社会統合・共生のための施策

  今、我々は厳しい試練の時を迎えている。
  現在、FVBの国民は地上に残る4万人あまりであり、そのほとんどが地上にある。
  移民を受け入れることで国体を維持しようとすれば、最終的に人口の9割以上が移民となる。その上で、FVBの国家としてのアイデンティティーを維持するには、従来の国民と新しい国民が、互いを対等の存在と認め、それぞれがこれまでに持っていた文化と伝統を尊重した上で、協力して新たな文化を生み出していく姿勢が重要である。

  FVBのあらたな発展のために、我々は努力を惜しまない。

 

摂政 曲直瀬りま

 留守居 士族 きみこ

 留守居補佐 菩鋳螺

 




 

最終更新:2011年06月04日 20:48