第18ターン避難計画書

第1 目的

第18ターン開始時に、優先して一般市民の避難を実施することで、以後の作戦における市民社会の損害を抑え、政治・経済・行政・教育システムの維持温存を図る。

第2 現況の安全性と課題
第18ターンにおける仮想敵は最低限2勢力が存在するが、宇宙からの侵攻よりは地上・地下から侵攻する可能性が高い。

 

1 宇宙施設の現状

テラ居住者の多くを宇宙空間に受け入れることになるため、藩国船・宇宙植民地等の利用が前提である。
FVBにおいては都市の行政・経済・生活の拠点の多くが宇宙空間に移転しており、避難者のために新たな居住施設の建設に必要なインフラやノウハウは存在している。
短期間、少人数であれば宇宙ステーション、(銀河美少女の艦も含めた)宇宙艦への収容も可能。
 

2 地下危険区域
敵の出現する可能性の高い地下については坑道、輸送網の地下トンネル、FVB地下の艦艇保存所も含め、これまで以上に警戒監視を強化する。

それ以外についても警戒は怠らない。

3 宇宙への接続状況
帝國環状線、銀河鉄道等により宇宙へのアクセスは強化されており、計画的に実施すれば避難民の移動は容易である。
また藩国船浮上によれば、そもそも別途アクセスを確保する必要はない。

第3 事前計画
1 避難計画の樹立
(1)避難誘導計画

避難の対象となるのは、帝國の非戦闘員すべてである。

敵出現の兆候があり次第、避難を開始するが、就学児童および未就学児については避難を優先しておこなう。

現状で宇宙艦や宇宙施設に避難可能な人数に、避難予定者のグループを分割し、1週間から2週間程度のローテーションで一時疎開させることも検討する。その場合、敵が宇宙から来ても地下から突然出現しても、最低限の人数の安全が確保できることになる。


(2)宇宙教育、訓練計画
宇宙空間では生活習慣や安全確保の手段が地上とはまったく異なるため、事前に宇宙での生活について最低限の訓練が必要であると思われる。

 

(3)避難計画の公表

避難計画は早期に公表し、人々の準備の時間を与えると共に民間の協力者を募り、帝國をあげての計画であることを理解してもらう。これについてはマスコミによる広報やアイドルの登用を考慮する。

2 輸送及び避難施設の確保、調達のための措置
輸送施設や避難施設を必要な数だけそろえるため、防衛に支障のない範囲で最優先する。

その優先順位は、1.藩国船、2.宇宙滞在施設の建設、3.輸送網の整備である。藩国船が第1位なのはこれが成功すれば他の手段の大半が不要となるだけのスケールメリットがあるためであり、輸送網が第3位なのは現状でも整備が十分に進んでいるからである。


第4 計画別活動概要
1 避難誘導・警戒体制

(1)避難対策本部の設置及び部隊の編成
(2)情報収集・伝達
(3)警戒(応急対応)活動
(4)避難誘導
(5)関連各国との連携

避難誘導と警戒については、各国・各機関で連携し、安全に最大限の配慮をする。

避難時の混乱による大事故や避難者移送に乗じたテロ工作などの可能性を排除しなければならない。

コスモスや宇宙港などの施設内を含めた地上については満天星国と暁の円卓、宇宙についてはFVBによって防衛体制を組んでおくものとする


2 避難施設整備計画
(1)藩国船

藩国船については満天星国による「外宇宙都市船の開発」とFVBのさくら藩王個人枝の「藩国船飛翔」で担当する。「藩国船飛翔」の取得についてはマイル募金を公募し、それによって一国でも多くの利用を可能とする。


(2)宇宙施設

必要に応じてFVB側で宇宙植民地のアイドレス開示の検討をおこなうが、当面は政策対応するものとする。

 

(3)施設、資機材の整備計画
各国で資材や人材を融通しあい、効率的に作業を進めるものとし、これについては保安の必要性があるものを除いて関税等の障壁を一時的に


3 宇宙教育・訓練
(1)教育
(2)訓練
(3)資機材の点検

これについては満天星国やFVBなど宇宙に適応した国民が交替であたることとし、その訓練期間としても上記「避難誘導計画」で提案した ローテーションによる一時疎開が有効である。なお、FVBの「星の護り人」については数も少なく、また宇宙に適応しすぎていて逆に宇宙に不慣れな人々に教 えるにはふさわしくない恐れがあるため、小中学生など東国人の若い世代に担当させる。


第5 実施時期
第18ターン開始後すみやかとする。

第6 その他
この避難計画に担当となる担当者や国・機関の名前をいれ、具体性を高める。

内容については、情勢の変化、対応機関の事情に応じて適時修正していくものとする。
 

草案(第1稿):曲直瀬りま@FVB

最終更新:2011年11月30日 11:25