【冒険艦蒼天号】
┣【蒼天号建造の経緯】
┃  ┣【当時のFVBの情勢】
┃  ┣【発掘建造の経緯】
┃  ┣【建造方針】
┃  ┗【艦体の建造】
┣【蒼天号の特徴】
┃  ┣【蒼天号の航行性能】
┃  ┣【限定運用されるリューンドライブ】
┃  ┣【可変翼】
┃  ┣【涙滴型の艦体】
┃  ┣【居住スペース】
┃  ┣【大型光線砲】
┃  ┣【小型砲】
┃  ┣【輸送用設備】
┃  ┣【運行乗員】
┃  ┗【技術力の限界と安全設計】
┗【冒険艦の運用】
  ┣【蒼天号の運用制限】
  ┣【緊急輸送運用】
  ┣【戦闘運用】
  ┗【冒険艦蒼天号の管理】

#蒼天号(初代)です。RD18:評価値7

 

【蒼天号建造の経緯】

  • 当時のFVBの情勢:藩王の号令により宇宙開発路線を進んできたFVBだが、手探り故にその進展はなかなか進まなかった。各関連施設を建造していたが航宙船舶の配備が進んでおらず、課題となっていた。
  • 発掘建造の経緯:宇宙艦船開発に難航していたFVB藩国政府は、藩国船の基部と伝えられている場所より発見された冒険艦とよばれる艦船を発掘、リストアして運用する決定をした。共和国の蝦天号に対抗する目的があったという説もあるが議論は定まっていない。
  • 建造方針:再建造にあたってはリューンドライブの全物理域稼働性能を生かした多目的緊急展開艦という方針が決定された。
  • 艦体の建造:初の自前の宇宙艦という期待を背負い、藩国技術力を集中して建造された。エンジンであるリューンドライブ以外はオリジナルの形状を基調とした新造設計となった。

 

【蒼天号の特徴】

  • 蒼天号の航行性能:蒼天号は緊急展開艦という用途のために、装甲と武装を最小限とし、輸送力と速度性能を求められ設計された。当時としては最高水準の航行速度を誇った。
  • 限定運用されるリューンドライブ:全ての物理域で駆動する発掘された12機のエンジン。オーバーテクノロジーであり制御が難しいためリミッターを設け安全性を重視した運用をする。
  • 可変翼:大気圏内航行時に展開する可変翼を艦体両舷に備えており、大気圏内での機動性能を高めている。宇宙航行時には折りたたまれる。
  • 涙滴型の艦体:全長100m、涙滴型の艦型で両舷に可変翼と新造された装甲板を持つ。機動性能と輸送力を重視した構造のため装甲は厚くない。
  • 居住スペース:人員輸送任務に対応するために乗員用スペースは大きい設計。風呂設備、キッチンと食堂、ジム、各船室、といった設備を持ち居住性が高い。
  • 大型光線砲:艦中心軸に備えられた1門の大口径の光線砲。搭載兵器の少ない蒼天号の主兵装であり、対艦戦闘で使用される。
  • 小型砲:3門のレーザー対空砲。ミアキス等で使用されていた一般的な型。そのため低物理域航行中は使用が出来なくなる。
  • 輸送用設備:輸送任務に対応するために貨物用スペースは比較的大きくとられ、貨物積載100万トン、200人機を輸送可能な格納庫を持つ。
  • 運行乗員:艦を運行するために、艦船パイロット6名、艦船コパイロット14名が乗り組む。操縦や航法、情報分析、通信といった業務から、甲板、主計、ロードマスターなど様々な役職がある。
  • 技術力の限界と安全設計:オーバーテクノロジーの冒険艦であるが、建造当時の技術力の限界と、安全性を重視した運用設計、一品物の独自設計といった理由から運用コストは高く拡張性は低いものとなった。

 

【冒険艦の運用】

  • 蒼天号の運用制限:オーバーテクノロジーのリューンドライブを持つこの艦は藩国政府によって緊急時以外は運用を制限されている。その主用途の為に出動回数は極めて少ない。
  • 緊急輸送運用:輸送と展開能力に重きを置かれた設計で、通常の貨物輸送の他に空挺降下、I=D輸送といった運用を想定されている。
  • 戦闘運用:多目的艦のためその武装は少ないが、大型光線砲と小型砲でそれぞれ対艦戦闘と対空戦闘が可能となっている。
  • 冒険艦蒼天号の管理:冒険艦蒼天号はFVBの軍用艦船であり部品に至るまで厳重に運用管理されている。民間に公表したり払い下げたりすることは禁止されている。

 

 

最終更新:2017年07月25日 17:03