部品構造
- 大部品: アキラ・フィーリ・シグレ艦氏族 RD:125 評価値:11
- 大部品: 人となり RD:4 評価値:3
- 部品: その名前
- 部品: 性格
- 部品: 立場
- 部品: 住居
- 大部品: 経歴 RD:3 評価値:2
- 部品: 出仕族
- 部品: 小笠原にて
- 部品: FVB大動乱の時代と燃料グループ
- 大部品: 職能 RD:102 評価値:11
- 大部品: 大吏族 RD:19 評価値:7
- 大部品: 吏族 RD:12 評価値:6
- 部品: 尚書省への出仕
- 部品: 工部事務
- 部品: 紋章事務
- 部品: 財務事務
- 部品: 運輸事務
- 部品: 出仕者の作業
- 部品: 吏族試験
- 部品: 藩国における役割
- 部品: 起家・栄達
- 部品: 功労に対する対価
- 部品: 不正に対する罰則について
- 部品: 報告と連絡と相談
- 大部品: 権限と義務 RD:4 評価値:3
- 部品: 吏族3級以上資格を有すること
- 部品: チェックリーダー権限
- 部品: チェック作業の奏上権
- 部品: 吏族としての実績またはそれに相当する技能の証明
- 大部品: 自衛能力 RD:3 評価値:2
- 部品: 自衛のために習得が義務付けられる射撃行為
- 部品: 尚書省での射撃訓練
- 部品: 生き延びるための防御法
- 大部品: 機関長 RD:4 評価値:3
- 部品: 概要
- 部品: FVBに於ける機関長
- 部品: 機関長の職責
- 部品: 機関長のエンジンチューン
- 大部品: 機関士(FVB) RD:14 評価値:6
- 大部品: 概説 RD:1 評価値:0
- 大部品: 職務・職域 RD:10 評価値:5
- 部品: 職務
- 部品: 職域
- 部品: 船大工
- 部品: 機関の整備
- 部品: 機関の調整
- 部品: コパイロット業務
- 部品: ダメージコントロール
- 部品: 緊急輸送
- 部品: 犬士の親分
- 部品: 造船設計
- 部品: 職制
- 大部品: 資格 RD:2 評価値:1
- 大部品: FVBの船乗り RD:17 評価値:6
- 大部品: FVBの船乗りに必要な資格 RD:8 評価値:5
- 部品: FVB出身
- 部品: 水上艦船教育課程
- 部品: 宇宙艦船へのあこがれ
- 部品: 船上の心構え
- 部品: 船乗りとしての経験
- 部品: 船乗りとしての実績
- 部品: 船乗り仲間からの信頼
- 部品: FVB船乗りの掟
- 大部品: FVBの船乗りの特徴 RD:9 評価値:5
- 部品: 東洋風の服装
- 部品: 東洋風の人材
- 部品: 黒い髪
- 部品: 船のパイロット技能
- 部品: 艦船のコパイ技能
- 部品: 洗練された艦船上の動作
- 部品: 温泉好き
- 部品: お祭り好き
- 部品: 東国船乗り流の信仰
- 大部品: FVBの宇宙の戦士 RD:36 評価値:8
- 大部品: 宇宙の戦士の特徴 RD:5 評価値:3
- 部品: 宇宙の戦士の概要
- 部品: 外見的特徴
- 部品: 歩兵戦闘能力
- 部品: ウォードレス着用能力
- 部品: 宇宙戦能力
- 大部品: 宇宙の戦士開発経緯 RD:11 評価値:5
- 部品: 開発当時のFVBの状況
- 部品: 新規歩兵強化の方針
- 大部品: FVB歩兵の歴史 RD:9 評価値:5
- 大部品: 第1世代・機甲侍 RD:3 評価値:2
- 部品: 機甲侍概要
- 部品: 機甲侍の特徴
- 部品: 機甲侍の活躍
- 大部品: 第2世代・宙侍 RD:3 評価値:2
- 部品: 宙侍概要
- 部品: 宙侍の特徴
- 部品: 宙侍の活躍
- 大部品: 第3世代・宙の神兵 RD:3 評価値:2
- 部品: 宙の神兵概要
- 部品: 宙の神兵の特徴
- 部品: 宙の神兵の活躍
- 大部品: 宇宙の戦士の資格 RD:15 評価値:6
- 部品: FVB歩兵教育
- 部品: 歩兵訓練
- 部品: 宇宙歩兵戦訓練
- 部品: 降下兵教育
- 部品: ウォードレス訓練
- 部品: パワードスーツ訓練
- 部品: 治安出動訓練
- 部品: 災害救助訓練
- 大部品: 無線封鎖訓練 RD:5 評価値:3
- 部品: ネットワークの閉鎖対応
- 部品: 手信号訓練
- 部品: 有線電話訓練
- 部品: 伝令
- 部品: 信号弾訓練
- 部品: 最終選抜試験
- 部品: 最終選抜試験の安全性
- 大部品: 運用 RD:5 評価値:3
- 部品: 空挺降下運用
- 部品: 歩兵戦闘運用
- 部品: 治安出動運用
- 部品: 災害救助運用
- 部品: 各種装備の運用管理
- 大部品: 政治家 RD:12 評価値:6
- 部品: 概要(政治家)
- 部品: 取得条件(政治家)
- 大部品: 資質(政治家) RD:7 評価値:4
- 部品: カリスマ性
- 部品: 弁舌力
- 部品: 財力(政治家)
- 部品: 使命感(政治家)
- 部品: 本気の嘘
- 部品: 礼儀作法(政治家)
- 部品: 折衝力(政治家)
- 部品: コネクション
- 部品: 情報収集力
- 部品: 知名度の高さ(政治家)
- 大部品: 特性 RD:16 評価値:6
- 大部品: 宇宙生活能力 RD:12 評価値:6
- 大部品: 宇宙生活能力とは RD:2 評価値:1
- 部品: 宇宙生活と地上生活の違い
- 部品: 健康被害への対策
- 大部品: 有重力環境での過ごし方 RD:2 評価値:1
- 部品: 有重力区画について
- 部品: 有重力区画での生活
- 大部品: 無重量環境での過ごし方 RD:4 評価値:3
- 部品: 無重量環境とは
- 部品: 移動方法
- 部品: 無重量環境での飲食
- 部品: 無重量環境での弊害
- 大部品: 閉鎖環境への適応 RD:4 評価値:3
- 部品: 宇宙と閉鎖環境
- 部品: 閉鎖環境内での心構え
- 部品: 閉塞感軽減の配慮
- 部品: 生活の工夫
- 大部品: 料理店店主 RD:4 評価値:3
- 部品: ハニーキッチン
- 部品: 雇われ店長として
- 部品: メニュー作成
- 部品: 店長としての調整業務
部品定義
部品: その名前
旧名、時雨晶。ネーバルウィッチの艦失者、エステルと共に歩む事を決め、その名を変えた。
ミドルネームのフィーリとはネーバルウィッチの言葉で、天の川を指す言葉である。
部品: 性格
シグレの気質は概ね、善人ではあるが間が抜けている、考えすぎて優柔不断、と評される。
良くも悪くも、感情で動くタイプである。
部品: 立場
シグレはニューワールドに漂着した頃からFVBに所属する、第七世界人である。
紆余曲折があったが、移籍することもなく、旧参謀府、工部尚省への出仕を経て、現在は主にFVBで燃料供給と宇宙開発を公務としている。
このため、FVBでの職業は大体において経験済みであり、更にプラスアルファして、個人の経験を持っている。
部品: 住居
A世界において、シグレは常時運行艦と呼ばれる居住専用の宇宙船に住んでいた。
これは、エステルが艦に所属するネーバルウィッチであり、艦失者である彼女に再び船を贈りたいと願ったためである。
この時、シグレは自身の手で船を設計し、またエンジン整備技術を見につけ、数少ない機関長となっている。
部品: 出仕族
シグレの職務経歴は、古参だけあって多様である。
初期においては出仕吏族を努め、ニューワールド初期の事務作業を一事務員として支えていた。
その後、新規に解説された帝國参謀府に出仕。参謀長副官として、内部調整と渉外に努めた。
部品: 小笠原にて
参謀府が実質的に崩壊した後、時雨は半ば隠居のような身でFVBを離れ、ニューワールド各地を旅していた。
この時、彼は当時リゾート地となっていた小笠原で、生涯を決めるエステルとの出会いがあった。
彼女との出会いの中で、彼にとってFVBの国是である宇宙への帰還が、個人としての生き方とも重なりはじめた。
部品: FVB大動乱の時代と燃料グループ
その後のターン10以降において、FVBはクーリンガンの襲来、第二動乱の危機、海賊騒動など、様々な国難が降り掛かった。
この中にあって、シグレは自らの力及ばず、悲劇を止めることがでできないという挫折を経験する。
その後、シグレはFVBが復興のために開始した経済グループ編成による燃料販売事業に身を投じ、今の立場を確立した。
部品: 尚書省への出仕
各藩国から吏族は尚書省へ出仕することになるが、吏族の出仕先は大きく分けて三部門に別れていた。
それぞれ工部省、紋章省、財務省という。後に兵部省(参謀)より分かれて運輸省が設立されている。
また、出仕中は所属国に何があったとしてもその身分は保証される。
部品: 工部事務
工部事務とは、申請物の整合性のチェック、新規事業などの審査などを担当する部門での事務作業のことである。
部品: 紋章事務
紋章事務とは、いわゆる戸籍や資格、所有権などの国民に関する管理などを担当する部門での事務作業のことである。
部品: 財務事務
財務事務とは、各藩国の財務状況の管理を担当する部門での事務作業のことである。資金、燃料、資源、生物資源等から、生産されたI=Dまであらゆる資産に関する業務がここで行われていた。
部品: 運輸事務
兵部事務(参謀)から分化した、輜重分野(運輸計画等)を計画立案する部門での事務作業のことである。主に運輸計画等の運用をに携わる。
部品: 出仕者の作業
出仕者は主に高位吏族の立案したチェック作業を分担して遂行することが求められる。
これらの作業には作業広報、進捗報告、クロスチェックなどの業務が含まれる。
部品: 吏族試験
吏族は共通試験を受け、高位吏族による採点を受けた結果、内容により資格を得ることができる。場合によっては高位吏族に抜擢されることもある。受験については年齢制限はなく、その能力によって評価されるものである。
部品: 藩国における役割
藩国において吏族は政治を動かす官僚的な役割を果たしている。尚書省の定めに準拠した様式を整えたり、収支記録を正しくつけたりすることは吏族の仕事である。
部品: 起家・栄達
これまでの作業の結果、十分な実力を認められたものは天戸吏族として起家することができる。
また、一定水準以上の実力を認められたものは尚書の推薦により高位吏族へ栄達することもある。
部品: 功労に対する対価
尚書省内で特に功績があった者は特別に栄達を行うことがあり、特別作業参加者には働いた時間に応じて給与が払われる。
藩国内での業務については藩国が労うこと。
部品: 不正に対する罰則について
また、不正を行った者についっては、吏族の地位の剥奪、階級の降格、制裁金を課せられる場合がある。
藩国内業務での不正については藩国内の法によって裁かれるが、その影響により尚書省より照会があった際には藩国に罰則が課せれることもある。
部品: 報告と連絡と相談
基本的に業務は報告と連絡と相談が重要である。作業の報告、関連の部署及び人への連絡、上司への相談は必ず行うべきだ。これを行っている限りにおいては責任は上司が取ることになる。
部品: 吏族3級以上資格を有すること
大吏族は吏族階級3級以上でなければ着用することができない。
これは吏族試験を経由する、起家・栄達、特別栄達の種別に関わらず着用資格を満たす。
部品: チェックリーダー権限
大吏族はチェック作業を行う際に、リーダーとして活動する権限が与えられる。
これは藩国における作業や職業においても作業グループ単位のリーダーに当たる役職につくことができる。
部品: チェック作業の奏上権
尚書省では大吏族は新たなチェック作業を考案した場合それを奏上する権限を持つ。
もちろん奏上する権利なので、その奏上された内容は尚書や宰相に吟味され実施するかの判断を仰ぐことになる。
部品: 吏族としての実績またはそれに相当する技能の証明
大吏族は相応の期間の業務実績を積み、尚書及び宰相による起家、栄達申請を受けるか、またはそれに相当するだけの試験実績を残し、尚書により認められた者だけがなることができる。
よって、それだけの業務をこなすだけの技量を備えているものと認められる。
また、この職業を着用している場合、高位吏族として扱われることができる。その時の身分は尚書省が証するため、確実な身分証明として機能する。
部品: 自衛のために習得が義務付けられる射撃行為
大吏族ともなればそのチェック作業で敵を作り狙われる可能性はある。そのため大吏族は射撃ぐらいは行えなければならないのだ。
部品: 尚書省での射撃訓練
尚書省で伝えられる射撃訓練にて、理にかなった射撃姿勢や衝撃の逃し方を身につけることができる。
あくまで射撃は生き延びるための手段である。
部品: 生き延びるための防御法
チェック作業を完遂しなければならない以上、いかなる場合でも生き延びなければならない。
そのために大吏族は自らの身を守るための防御法を学ぶのである。
部品: 概要
機関長とは、字の通り機関士達の長である。
機関士同様、単にエンジンの整備に限らず船内の機械全般を管理する職務である。
部品: FVBに於ける機関長
現在、宇宙艦船を高度に運用する能力を持つ藩国が殆どないこともあり、宇宙艦の機関長はごく少ない。
そのごく少ない機関長が存在する藩国がFVBであり、この地における機関長は機関士の上位職という側面が強い。
部品: 機関長の職責
艦内の機械関係を取り仕切る機関士を取りまとめる機関長は、必然的に船内環境の多くに責任を持つ。
屋台骨を支える、需要な役職である。
部品: 機関長のエンジンチューン
機関士をまとめる者が機関長と呼ばれるが、彼らは一般の機関士とは違ったある特技を持っている。
彼らは長年の経験と船のくせに合わせたチューニングにより、一時的に出力や速度を強化することが出来るのだ。
部品: 要求
FVBには当初から根本的な弱点があった。サイボーグ侍とか冒険艦とか、整備が大変なアイドレスを沢山 持っている割には、整備能力がまったくなかったのである。宇宙港での整備は可能であったが、整備を始めると宇宙艦艇の生産がストップしてしまうという状況であり、整備が可能な技術職の養成が国家的な急務となり、船乗りの上位職としての機関士が生まれることとなった。
部品: 職務
機関士とは、艦船の機械整備をおこなうとともに、操縦者の指示に従って、エンジンや電気・油圧・空気圧などの諸機関を調整・整備・操作するのを役目とする乗員である。FVB宇宙軍としては、宇宙船動力炉のエキスパートであることが求められているが、それだけではない。
部品: 職域
外部から専門業者を呼ぶことのできない艦船内では、主機関、発電機、操舵機、ボイラー、エアコン、冷凍機、ギャレー機器、ランドリーなど、艦内のメカは通信機器以外すべて担当すると思って間違いない。
部品: 船大工
帆走時代は「船大工」と呼ばれていたが、その名残もあってか、階段の手すりから取り付け戸棚の据え付けまで、時間に余裕があり気分が乗れば大工仕事もやってくれる。
部品: 機関の整備
機関士の第一の仕事は艦船の機関の整備である。機関が常に100%、120%の能力を発揮できるよう常に計器に目を配り、その音に耳を澄ませ、震動を身体に感じている。
部品: 機関の調整
熟練した機関士がこまめに世話をする機関は、そのカタログスペック以上の性能を発揮する。整備の行き届いた船は、往き足が速く、どこまでも行ける気がすると航海士は言う。
部品: コパイロット業務
もともと船乗りとして最低限以上の訓練は受けており、機械の操作が専門であるため、必要であれば機関以外でも艦船のコパイロットとしても活躍できる能力を身につけている。
部品: ダメージコントロール
厳しい訓練を潜り抜けた機関士たちは高度な技術力を駆使して、エンジン・補機・電気などの運用管理だけでなくダメージコントロールも行い、また船体の破損や火災などに対する応急の対処、艦の運動と安全を確保するため機関以外の修繕をも担当する。
部品: 緊急輸送
船乗りとしての基本訓練を受けているため、機関士もまた単独で小型艇を使った緊急輸送を実施するだけの技量を備えている。
部品: 犬士の親分
多いとはいえない人員で、宇宙艦全体の機械関係を運用することはさすがに無理というものだ。それを補う存在が犬士である。宇宙という環境に適応し始めていた彼ら犬士は、絢爛世界のBalls並とまではいかずとも作業員として十分な能力を持っており、機関整備でもそれを遺憾なく発揮していた。そして、機関士には彼らを統率し、面倒を見る班長的な能力も求められていた。
部品: 造船設計
現場を離れた機関士が、その経験と知識を活かして艦船の設計に従事することも多い。ムーン級フリゲート艦、次世代宇宙輸送艦<日常丸>、長距離輸送システム<天橋立>、こんごう級宇宙巡洋艦などすべての基本設計に機関士出身のスタッフが参画している。
部品: 職制
FVB機関士の職制は、機関長の下に機関士・応急長・応急士と呼ばれる士官からなる。機関士はその名のとおりエンジン運用管理を担当し、応急長と応急士はダメージコントロールを担当している。
部品: 専門課程
機関士になるためには宇宙艦船の操艦を担う士官や機関士官を養成するエステル伝習所で、経験だけでは補えない専門知識を取得し、3年間の課程を修了しなくてはならない。
もちろん、これは通常のFVB船乗りであることが前提条件であり、機関士は狭き門である。
部品: シミュレーター
エステル伝習所の宇宙艦長や機関士養成コースで使用されているシミュレイターは、その簡易版がFVB観光地などでゲームの筐体として、子供も含む一般人が体験できる。これは宇宙軍の士官という存在を知り、そのごく一部を体験してもらうための広報手段である。
部品: FVB出身
彼らの出身はFVBでありその東国風の文化環境で育った。FVB船乗りの教育を受けた後に海と宇宙でキャリアを積んで一人前の船乗りとなる。
部品: 水上艦船教育課程
彼らは高等課程である宇宙艦船課程に進む前には水上船の運航を学び、原始的な船から帆船、近現代の水上船の知識を広く持つことになる。手旗信号やモールス信号、旗信号などの送受信もここで叩き込まれる。
部品: 宇宙艦船へのあこがれ
船乗りの教育課程は、ひろく初等教育から順に宇宙艦船勤務の実習教育までの課程を学ぶことが出来る。宇宙勤務実習を終えて卒業しそれぞれ実務につくことになる。
部品: 船上の心構え
水上だけでなく宇宙艦船の扱いにも長けている彼らは、各専門分野を持っている前に一人の船乗りとして全体を知りどこの部署においても働くことが出来ることが要求される。
部品: 船乗りとしての経験
船乗りとしての実務経験を持っており、水上艦船、宇宙艦船の扱いを熟知している。この経験を積むためには最低でも実務5年から数十年の期間を要する。
部品: 船乗りとしての実績
船乗りとしての理論や経験に裏付けされた実績である。各人の確実な仕事が積み重なった結果、乗り組んでいる艦船の働きは大きなものとなる。
部品: 船乗り仲間からの信頼
実績と経験を持つ船乗りは周りの仲間達から一目おかれ、信頼を得ることが出来る。仲間からの信頼はFVB船乗りの名誉である。
部品: FVB船乗りの掟
周囲の模範となる、家族と仲間を大事にする、不法行為と裏切りは許されないという掟。これらを守れない者は船乗りを続けることは許されない。
部品: 東洋風の服装
服装は大きめな身ごろを体の前で重ねて帯で固定するという、基本的にキモノと呼ばれる形状で一目で東洋風と分かる服装である。
部品: 東洋風の人材
体格は他の人種よりやや小柄、一般的な性格は気分屋で新しもの好きという一般的な東国人の面を持っている。
部品: 黒い髪
彼らの髪は長さや髪の質は様々ではあるがほとんどの者が黒色である。後頭部でまとめて縛っている髪型を多く見かける。
部品: 船のパイロット技能
各人の専門分野はあれど、水上艦船と宇宙艦船の操舵や航法といった上位業務と呼ばれる各種パイロット技能の能力と知識を備える。
部品: 艦船のコパイ技能
各人の専門分野外であっても、水上艦船と宇宙艦船の、主にオペレート業務や甲板業務といったコパイロット技能の知識と能力を持っている。
部品: 洗練された艦船上の動作
技術の向上に熱心な彼らの艦船上の諸動作は洗練されている。それら一つ一つが積み重なって乗船の機能が上がる。
部品: 温泉好き
FVB藩国民は温泉を愛している。そのため、住居としている宇宙船だけでなくほとんどの艦船には浴場設備を設けている。
部品: お祭り好き
FVB藩国民は一般的にお祭りを楽しむ性格である。例年山車を引き練り歩く東国風のお祭りが開催される伝統である。各艦船内にもお祭り用の専用フロアが設けられている。
部品: 東国船乗り流の信仰
彼らは他のFVB藩国民と同じく、蛙神やクーリンガンを神社で祀る習慣がある。伝統的に艦船内のブリッジなど数か所に対G神棚を設けている。
部品: 宇宙の戦士の概要
FVBの宇宙の戦士とは軌道降下兵「宙の神兵」を強化改良した歩兵である。専用パワードスーツだけでなく、他のウォードレスの着用能力を持っている。豊富な武装オプションを持ち、様々な状況に対応することが可能である。正式名称は「宙の神兵弐型」であるが定着しなかった。
部品: 外見的特徴
降下用パワードスーツを脱いだ彼らはウォードレスや降下服着用の為のコネクタ類を生体移植されたサイボーグである。機械化の割合はかつての宇宙歩兵ほどではないため、コネクタ類を除いてその外見は他の東国人と差はない。
部品: 歩兵戦闘能力
陸戦部隊としてパワードスーツに内蔵された兵器と装備によって歩兵戦闘を行うことができる。また対応装備は少ないが緊急時などで降下服を脱いだ状態の戦闘も可能である。
部品: ウォードレス着用能力
彼らはウォードレスダンサーほど運用に長けてはいないが、降下服の代わりに各種のウォードレスを着用する事も可能である。
部品: 宇宙戦能力
FVBの宇宙の戦士は宇宙軍としてサイボーグ改造を施されており、わずかな装備で宇宙空間戦闘を行うことができる。
部品: 開発当時のFVBの状況
開発当時のFVBでは宇宙艦船の新規開発が重視される藩国方針ではあったが、同時に治安対応力や歩兵戦闘力強化の必要にも迫られていた。
部品: 新規歩兵強化の方針
FVBでは宇宙環境が身近である。そのため歩兵と言えども宇宙戦能力と軌道降下能力を重視し、宙の神兵の改良強化型という方向で開発方針が決定する。
部品: 機甲侍概要
東国人藩国として立国した直後のFVB歩兵は、東国人の武人文化を取り入れたサイボーグ強化した近接剣士であった。
部品: 機甲侍の特徴
サイボーグ化と近接戦能力の強化によって身体能力の強化と宇宙戦闘が可能となった。個々がナショナルネット接続が可能であり、すでに「天眼」と呼ばれる藩国独自のデータリンクシステムを持っていた。
部品: 機甲侍の活躍
期待を込めて正式採用された機甲侍は、実戦では1度行軍に参加したのみであった。しかしFVB歩兵の基礎技術として開発史に長く影響を残すことになる重要な位置づけを持っていた。
部品: 宙侍概要
宙侍(そらざむらい)とは機甲侍の特徴をそのままに能力強化した歩兵である。多くの実戦回数を持ち藩国宇宙開発の基礎となった。
部品: 宙侍の特徴
宙侍は機甲侍の単純強化版となっており主な機能はそのままであるが、宇宙戦時の出力強化が図られている点が差異となっている。
部品: 宙侍の活躍
派手さはないが多くの実戦で投入された。代表的な活躍としてはI=Dトモエリバーの盾にタンクデサントして従軍し、チル、オズルを撃破した功績である。意外なことに開発当時のNWでは一番近接戦能力が高い歩兵だった。その後も複数回の戦闘に投入されたが燃料不足にあえいでいた当時のFVBでは、能力の不使用宣言をして参戦するなど、その消費燃料の多さに苦しめられた。また宙侍の技術を礎にして藩国の宇宙開発技術が発展することになり藩国史内でも重要な歩兵といえる。
部品: 宙の神兵概要
宙の神兵(そらのしんぺい)とは軌道降下兵とも呼ばれ、パワードスーツを着て軌道上からの直接降下が可能な歩兵である。
・宙の神兵の特徴:その軌道降下能力をもつパワードスーツが一番の特徴である。また多くの兵器を所持しており、どの距離での戦闘も行うことが出来た。
部品: 宙の神兵の特徴
その軌道降下能力をもつパワードスーツが一番の特徴である。また多くの兵器を所持しており、どの距離での戦闘も行うことが出来た。
部品: 宙の神兵の活躍
当時FVBは多数の宇宙開発を進めており、宇宙船乗りの藩国として変化していく時期であった。宙の神兵はその中の歩兵強化として開発された歩兵である。複数回の実戦投入をされるが目立った活躍はない。歩兵運用の模索期であったことや、宇宙艦での派兵が増加したこと、能力的に器用貧乏であることなどが原因と考えられる。これ以後FVBは軌道降下兵タイプの歩兵装備開発を進めることになる。
部品: FVB歩兵教育
訓練と共に必修となっている座学である。関連する藩国法や戦術史、シミュレーション訓練、各種装備の扱い等を学ぶ。全ての内容を修める期間は約2年を要する。
部品: 歩兵訓練
藩国軍の歩兵は必修となっている訓練。行軍訓練や各種の演習、射撃、格闘術、サバイバル訓練、基礎体力トレーニングなど歩兵としての基礎訓練。
部品: 宇宙歩兵戦訓練
宇宙艦内や都市船内といった様々な宇宙設備での歩兵戦闘訓練。基本の歩兵訓練を受けた後にこの訓練課程を受けることになる。ここでは約5年の実地訓練課程が組まれている。
部品: 降下兵教育
軌道降下兵の訓練と共に学ぶ座学である。ここで数か月の間パワードスーツと所持兵器などの降下兵用の装備の仕組みや扱い、軌道降下戦術を学ぶ。
部品: ウォードレス訓練
様々なウォードレスを運用する訓練。地上と宇宙環境を想定している。各藩国の訓練を研究し藩国独自のカリキュラムを追加した基礎訓練を行う。その後も定期的に訓練が組まれる。
部品: パワードスーツ訓練
降下兵教育とともに行われる演習や降下訓練などの実戦的な訓練。パワードスーツを運用した様々な状況を想定した訓練となっている。この基礎訓練課程は約1年を要し、その後も定期的に訓練を行っている。
部品: 治安出動訓練
パワードスーツを使用した治安出動訓練。非殺傷装備の扱いや各種演習による訓練を積み、実際の治安出動時の対応力を向上させる。
部品: 災害救助訓練
パワードスーツの機能を利用した様々なケーススタディーと演習によって災害時の救助対応能力の向上に努める。
部品: ネットワークの閉鎖対応
ネットワークの信頼性に危惧がある場合、天通眼システムなど通信を利用した情報連係が困難となる。そのため、普段より無線封鎖を想定した訓練を実施している。
部品: 手信号訓練
手や指の曲げ方や動きで意思を伝えるための技術。ハンドサインともいう。これによって無線が使えない状況でもグループ単位での行動を可能とする。
部品: 有線電話訓練
簡易の有線通信装置間をケーブルでつなぎ、通信するもの。直接連絡となるため、無線封鎖下でも陸上なら使用できるが、ケーブルを敷くのに時間と人員を必要とし、戦場では敷設に危険を伴う。
部品: 伝令
無線封鎖下で、長距離間で詳細な情報をやりとりするためには、時間がかかり即時性はないものの、実際に書簡を連絡員が携えて運ぶ、または口頭での報告がもっとも確実である。陸上なら徒歩か乗り物、海や宙なら連絡艇か快速の小型艦が使用される。
部品: 信号弾訓練
色の付いた煙や光を放つ弾頭を打ち上げ、それによって「攻撃目標位置」や「撤退開始」など、事前に取り決めてあったさまざまな情報を伝える信号弾を取り扱う訓練。
部品: 最終選抜試験
特化歩兵である宇宙の戦士に要求される技術は特殊なものとなっており、多岐にわたる分野の訓練を必要とする。そして無事訓練を終了した後に藩国政府認定の最終選抜試験が行われる。ここで合格して初めて宇宙の戦士として正式に認められることになる。
部品: 最終選抜試験の安全性
宇宙の戦士最終選抜試験は筆記、実技の両面から行われ、厳格かつ過酷なものとなるが、決していたずらに候補者を痛めつけるようなものではない。合否にかかわらず、訓練を重ねた彼らは藩国のホープであり、その安全性に気が配られる。
部品: 空挺降下運用
惑星軌道上から直接空挺降下し、着地後ただちに戦闘を開始する運用。宇宙輸送機、大気圏航空機などからの空挺降下運用も可能となっている。
部品: 歩兵戦闘運用
降下用パワードスーツや各種ウォードレスを着用し歩兵として戦闘行動を行うことが可能である。対応装備は少ないがスーツを着用しない戦闘も行うことが出来る。
部品: 治安出動運用
徒鎮圧用の非殺傷装備オプションを用いることで、味方部隊と連携をとった治安出動運用が可能となっている。
部品: 災害救助運用
パワードスーツの気密性や作業パワー、緻密なマニピュレーター作業能力を活用した災害時の救助運用が可能である。
部品: 各種装備の運用管理
宇宙の戦士の全ての装備は弾薬や部品に至るまで厳重に運用管理されている。民間に情報公開したり払い下げたりすることは禁止されている。
部品: 概要(政治家)
政治家とは、職業として政治に関わっている人のことをいう。自らが所属する国家や組織、団体のために、所属機構を代表して行動する。
部品: 取得条件(政治家)
政治家は名乗るだけならばほぼ誰にでもできる。しかし、政治家として「所属組織の目的を達するため、所属組織を代表して行動する」ためには、まず組織への所属を行うこと、組織の代表として選出されることが必要となる。
そのためには所属しようとする組織の性質や規模にもよるが、一定以上の教養や財力、人脈が求められる。
政治家としてのスタート地点に立つためにも「政治」が必要なのはなんとも皮肉な話だ。
部品: カリスマ性
人を惹きつける魅力。「この人のためなら苦労もいとわない」と周囲の人々に思わせる人間性。口調や態度、外見など、話している内容とは関係なく先天的に得られる種類と、プレゼンテーション力や発声方法など、年単位での必死の努力の末に身につけられる種類がある。
部品: 弁舌力
自分の言説の正当性を主張する能力。高い弁舌力を持つ者の中には、隙の無い原稿と想定問答集を用意し理路整然と最初から最後まで駆け抜けるタイプと、時折アドリブに任せながらも、必要なポイントは完全に抑えて場を制するタイプの2種類が存在する。
両者の良し悪しは比較できないが、自分が血反吐を吐くのが前者。周囲が胃を痛めるのが後者である。
部品: 財力(政治家)
主に所属組織の利益につながる行動をとるのが政治家である。国のため、都市のため、組織のため、お題目は様々だが、どんな時にも必要になるのが活動資金である。
政治家の中には本業で稼いだ資金を元手に政治の世界に乗り出した者も少なくない。資金が多ければ養える人材の数も増え、より組織は強化される。
だからといって、後ろ暗い方法で資金を入手するのは政治生命を縮めるどころか普通にお縄になるのでやってはいけない。
部品: 使命感(政治家)
政治家は自らが所属する組織に利益をもたらすために行動する。行動しなければならない。国益を考えずに自らの懐を肥やすことだけを追い求める者はもはや政治家とは呼ばない。政治屋である。
皆を代表して行動するという使命感・責任感を、政治家は忘れてはならない。政治家の行動の裏には数多くの人々の明日への希望が詰まっているのだ。
部品: 本気の嘘
政治家が必ず備えている素養・・・であれば完璧なのだが、そうもいかないのが人間である。少なくとも、少しつつかれただけでボロが出るような嘘や隠蔽工作は行わない。もしも必要に応じて嘘をつくのならば、その嘘を嘘と気づかれてはいけない。墓場まで抱えていくか、嘘を本当にするために死ぬ気で働くのが政治家のつく嘘である。
部品: 礼儀作法(政治家)
テーブルマナーなどに限らず、その国その国、地域ごとの慣習や作法に精通している政治家は信頼を得やすい。真剣に自分たちのことを考えてきてくれたと思ってもらえるからだ。完璧にこなすのが一番だが、多少拙くとも真面目にやっていることを伝えられればまずは上出来だ。
部品: 折衝力(政治家)
どの組織も、それぞれの主義主張・権益を抱えて調整の場に臨んでいる。それぞれの組織が一応の納得をしつつ、中でも自分の組織が望む結果を得られるように場をコントロールし結末へと導く力、折衝力のある政治家はどの組織でも重宝される。
部品: コネクション
政治家はその仕事を通して、所属組織内外に多くのコネクションを構築する。コネクションの多さは切れる手札の枚数にも等しい。強い手札をどれだけ集められるかが、政治家としてのポテンシャルの高さである。
部品: 情報収集力
培ったコネクションや自らが所属する組織の力を用いて、政治家は情報収集に余念がない。世の流れを掴む力は政治力の源泉となる。必要な時に必要なところへ必要な情報を集められる者が、政治の裏舞台で今日も活躍している。
部品: 知名度の高さ(政治家)
政治家は文字通り組織の「顔」である。内政をするにも、対外的な交渉をするにも、「顔」を見せるか否かで効果は大きく異なる。おらが村にも有名人が来てくれた、というのは部外者が思っている以上に大切なことなのだ。そのため政治家には、品行方正さが常に求められる。汚れた顔でお客様に会うのは失礼にあたる、ということだろう。
部品: 宇宙生活と地上生活の違い
地上に生活環境の大多数を置くテラ領域のアイドレスにあって、宇宙は特異な生活環境である。
地に足のつかない無重量、外壁一枚隔てた先の過酷な宇宙空間、宇宙施設という人工的な閉鎖環境……
中でも特に重要なのは、閉鎖環境への適応と無重量状態での過ごし方の二つである。
部品: 健康被害への対策
宇宙生活での絶対条件として求められるのが、真空からの遮断に加え、有害な宇宙線の遮断といった、健康被害への対策である。
宇宙は極めて危険な環境であり、そのため施設や艦船での対策、医療面でのケアなど、複数の方面から対策を行う。
部品: 有重力区画について
宇宙施設や宇宙船では、人工的に重力を発生させている区画もある。
これは重力制御などという高度な技術ではなく、居住区自体を回転させ、慣性を発生させるなど、比較的宇宙開発では初歩的な技術である。
ただ、設備的に大掛かりになり、コスト高となるため採用状況はまちまちである。
部品: 有重力区画での生活
有重力区画では、基本的に地上と同じ生活が出来る。
多くにとっては上下と重さのある環境の方が過ごしやすいのだが、
一方で宇宙の生活に慣れた一部には体が重くなるなど、敬遠されることもあった。
部品: 無重量環境とは
そもそも無重量環境とは、重力を生み出す惑星や恒星から離れることで発生する重さのない状態の事である。
0Gとか無重力状態とも呼ばれることもあり、地上で無意識に生活の前提となっていた重さや高低差が消失するため、地上とは異なる過ごし方が求められる。
部品: 移動方法
重さがなく宙に浮いてしまう無重量環境では、歩いたり走るよりも、構造物を蹴って飛ぶ方が効果的な移動手段となる。
これを踏まえて、宇宙施設などでは、跳躍用の足場があることも多い。
部品: 無重量環境での飲食
無重量環境での飲食はかなりの程度で地上と同じものが食べられるが、それでもある程度の制限は存在する。
例えば飛散対策として、ソバやラーメンといった温麺は、スープと麺を絡めた形で食べることになる。
一方で地上ではできない事として、飲み物をシャボン状に広げて口にするという一種の遊びもある。
部品: 無重量環境での弊害
無重量状態では少ない筋肉量で生活できてしまうため、何もしなければ筋肉が衰え、地上での生活が困難となる。
また、宇宙空間では骨素が薄くなるという問題もあり、これらに対して薬剤、トレーニングなどによって対応している。
部品: 宇宙と閉鎖環境
壁一枚隔てた先は真空の宇宙にあって、住環境は原則、閉鎖環境となる。
大型の宇宙都市などの施設では閉塞感は比較的薄いが、あくまで比較的であって、どれほど地上に近づけてもその人工性が気になる事はあるという。
部品: 閉鎖環境内での心構え
宇宙生活者は閉鎖環境での生活となるため、教育として資源は有限であるという考えが身についている。
そのため、リサイクルの考え方が根強い反面、水や空気を惜しみなく使う贅沢へのあこがれも強い。
部品: 閉塞感軽減の配慮
宇宙という極限環境に加え、閉鎖環境での圧迫感は無意識にストレスを与えてしまう。
これを軽減するため、艦船、施設問わず宇宙での空間デザインの基本として、空間を広く取り、色彩や照明を調整するなど、解放感を感じられるようにしている。
部品: 生活の工夫
宇宙生活者の側でも、閉塞感に押しつぶされないよう生活上で様々な工夫を凝らす事が多い。
運動会などのイベントは運動不足解消もあって積極的に行われているし、宇宙という独自の環境を生かした特産品づくりなどは、
むしろ生活の向上と模索の観点から歓迎された。
部品: ハニーキッチン
やたらと色々な方面に手を出しているシグレだが、その中の一つに料理店・ハニーキッチンの経営というものがある。
これは調理施設と食材を貸し出し、手作りの料理を作らせるというやや変わったタイプの飲食店であった。
部品: 雇われ店長として
ハニーキッチンにおいて、シグレが具体的に担当していたのは作成する料理のメニュー作成と雇われ店長である。
このため、ある程度の帳簿管理や店舗経営、また料理といった方面にそこそこの知識がある。
部品: メニュー作成
ハニーキッチンではシグレはお客に作成してもらうためのメニュー原案と、更にオーダーメイドが来た場合のマネージメントを対応していた。
これには薬膳やサプリ的な効果を持つものも含まれており、軒昂にはよかったが反面味が犠牲になっている。
部品: 店長としての調整業務
ハニーキッチンには店長とは別にオーナーがおり、またお客からも様々な要望が寄せられることもあった。
また、季節に合わせてフェアなどを打つこともあり、それらの対応をシグレは行っていた。
提出書式
大部品: アキラ・フィーリ・シグレ艦氏族 RD:125 評価値:11
-大部品: 人となり RD:4 評価値:3
--部品: その名前
--部品: 性格
--部品: 立場
--部品: 住居
-大部品: 経歴 RD:3 評価値:2
--部品: 出仕族
--部品: 小笠原にて
--部品: FVB大動乱の時代と燃料グループ
-大部品: 職能 RD:102 評価値:11
--大部品: 大吏族 RD:19 評価値:7
---大部品: 吏族 RD:12 評価値:6
----部品: 尚書省への出仕
----部品: 工部事務
----部品: 紋章事務
----部品: 財務事務
----部品: 運輸事務
----部品: 出仕者の作業
----部品: 吏族試験
----部品: 藩国における役割
----部品: 起家・栄達
----部品: 功労に対する対価
----部品: 不正に対する罰則について
----部品: 報告と連絡と相談
---大部品: 権限と義務 RD:4 評価値:3
----部品: 吏族3級以上資格を有すること
----部品: チェックリーダー権限
----部品: チェック作業の奏上権
----部品: 吏族としての実績またはそれに相当する技能の証明
---大部品: 自衛能力 RD:3 評価値:2
----部品: 自衛のために習得が義務付けられる射撃行為
----部品: 尚書省での射撃訓練
----部品: 生き延びるための防御法
--大部品: 機関長 RD:4 評価値:3
---部品: 概要
---部品: FVBに於ける機関長
---部品: 機関長の職責
---部品: 機関長のエンジンチューン
--大部品: 機関士(FVB) RD:14 評価値:6
---大部品: 概説 RD:1 評価値:0
----部品: 要求
---大部品: 職務・職域 RD:10 評価値:5
----部品: 職務
----部品: 職域
----部品: 船大工
----部品: 機関の整備
----部品: 機関の調整
----部品: コパイロット業務
----部品: ダメージコントロール
----部品: 緊急輸送
----部品: 犬士の親分
----部品: 造船設計
---部品: 職制
---大部品: 資格 RD:2 評価値:1
----部品: 専門課程
----部品: シミュレーター
--大部品: FVBの船乗り RD:17 評価値:6
---大部品: FVBの船乗りに必要な資格 RD:8 評価値:5
----部品: FVB出身
----部品: 水上艦船教育課程
----部品: 宇宙艦船へのあこがれ
----部品: 船上の心構え
----部品: 船乗りとしての経験
----部品: 船乗りとしての実績
----部品: 船乗り仲間からの信頼
----部品: FVB船乗りの掟
---大部品: FVBの船乗りの特徴 RD:9 評価値:5
----部品: 東洋風の服装
----部品: 東洋風の人材
----部品: 黒い髪
----部品: 船のパイロット技能
----部品: 艦船のコパイ技能
----部品: 洗練された艦船上の動作
----部品: 温泉好き
----部品: お祭り好き
----部品: 東国船乗り流の信仰
--大部品: FVBの宇宙の戦士 RD:36 評価値:8
---大部品: 宇宙の戦士の特徴 RD:5 評価値:3
----部品: 宇宙の戦士の概要
----部品: 外見的特徴
----部品: 歩兵戦闘能力
----部品: ウォードレス着用能力
----部品: 宇宙戦能力
---大部品: 宇宙の戦士開発経緯 RD:11 評価値:5
----部品: 開発当時のFVBの状況
----部品: 新規歩兵強化の方針
----大部品: FVB歩兵の歴史 RD:9 評価値:5
-----大部品: 第1世代・機甲侍 RD:3 評価値:2
------部品: 機甲侍概要
------部品: 機甲侍の特徴
------部品: 機甲侍の活躍
-----大部品: 第2世代・宙侍 RD:3 評価値:2
------部品: 宙侍概要
------部品: 宙侍の特徴
------部品: 宙侍の活躍
-----大部品: 第3世代・宙の神兵 RD:3 評価値:2
------部品: 宙の神兵概要
------部品: 宙の神兵の特徴
------部品: 宙の神兵の活躍
---大部品: 宇宙の戦士の資格 RD:15 評価値:6
----部品: FVB歩兵教育
----部品: 歩兵訓練
----部品: 宇宙歩兵戦訓練
----部品: 降下兵教育
----部品: ウォードレス訓練
----部品: パワードスーツ訓練
----部品: 治安出動訓練
----部品: 災害救助訓練
----大部品: 無線封鎖訓練 RD:5 評価値:3
-----部品: ネットワークの閉鎖対応
-----部品: 手信号訓練
-----部品: 有線電話訓練
-----部品: 伝令
-----部品: 信号弾訓練
----部品: 最終選抜試験
----部品: 最終選抜試験の安全性
---大部品: 運用 RD:5 評価値:3
----部品: 空挺降下運用
----部品: 歩兵戦闘運用
----部品: 治安出動運用
----部品: 災害救助運用
----部品: 各種装備の運用管理
--大部品: 政治家 RD:12 評価値:6
---部品: 概要(政治家)
---部品: 取得条件(政治家)
---大部品: 資質(政治家) RD:7 評価値:4
----部品: カリスマ性
----部品: 弁舌力
----部品: 財力(政治家)
----部品: 使命感(政治家)
----部品: 本気の嘘
----部品: 礼儀作法(政治家)
----部品: 折衝力(政治家)
---部品: コネクション
---部品: 情報収集力
---部品: 知名度の高さ(政治家)
-大部品: 特性 RD:16 評価値:6
--大部品: 宇宙生活能力 RD:12 評価値:6
---大部品: 宇宙生活能力とは RD:2 評価値:1
----部品: 宇宙生活と地上生活の違い
----部品: 健康被害への対策
---大部品: 有重力環境での過ごし方 RD:2 評価値:1
----部品: 有重力区画について
----部品: 有重力区画での生活
---大部品: 無重量環境での過ごし方 RD:4 評価値:3
----部品: 無重量環境とは
----部品: 移動方法
----部品: 無重量環境での飲食
----部品: 無重量環境での弊害
---大部品: 閉鎖環境への適応 RD:4 評価値:3
----部品: 宇宙と閉鎖環境
----部品: 閉鎖環境内での心構え
----部品: 閉塞感軽減の配慮
----部品: 生活の工夫
--大部品: 料理店店主 RD:4 評価値:3
---部品: ハニーキッチン
---部品: 雇われ店長として
---部品: メニュー作成
---部品: 店長としての調整業務
部品: その名前
旧名、時雨晶。ネーバルウィッチの艦失者、エステルと共に歩む事を決め、その名を変えた。
ミドルネームのフィーリとはネーバルウィッチの言葉で、天の川を指す言葉である。
部品: 性格
シグレの気質は概ね、善人ではあるが間が抜けている、考えすぎて優柔不断、と評される。
良くも悪くも、感情で動くタイプである。
部品: 立場
シグレはニューワールドに漂着した頃からFVBに所属する、第七世界人である。
紆余曲折があったが、移籍することもなく、旧参謀府、工部尚省への出仕を経て、現在は主にFVBで燃料供給と宇宙開発を公務としている。
このため、FVBでの職業は大体において経験済みであり、更にプラスアルファして、個人の経験を持っている。
部品: 住居
A世界において、シグレは常時運行艦と呼ばれる居住専用の宇宙船に住んでいた。
これは、エステルが艦に所属するネーバルウィッチであり、艦失者である彼女に再び船を贈りたいと願ったためである。
この時、シグレは自身の手で船を設計し、またエンジン整備技術を見につけ、数少ない機関長となっている。
部品: 出仕族
シグレの職務経歴は、古参だけあって多様である。
初期においては出仕吏族を努め、ニューワールド初期の事務作業を一事務員として支えていた。
その後、新規に解説された帝國参謀府に出仕。参謀長副官として、内部調整と渉外に努めた。
部品: 小笠原にて
参謀府が実質的に崩壊した後、時雨は半ば隠居のような身でFVBを離れ、ニューワールド各地を旅していた。
この時、彼は当時リゾート地となっていた小笠原で、生涯を決めるエステルとの出会いがあった。
彼女との出会いの中で、彼にとってFVBの国是である宇宙への帰還が、個人としての生き方とも重なりはじめた。
部品: FVB大動乱の時代と燃料グループ
その後のターン10以降において、FVBはクーリンガンの襲来、第二動乱の危機、海賊騒動など、様々な国難が降り掛かった。
この中にあって、シグレは自らの力及ばず、悲劇を止めることがでできないという挫折を経験する。
その後、シグレはFVBが復興のために開始した経済グループ編成による燃料販売事業に身を投じ、今の立場を確立した。
部品: 尚書省への出仕
各藩国から吏族は尚書省へ出仕することになるが、吏族の出仕先は大きく分けて三部門に別れていた。
それぞれ工部省、紋章省、財務省という。後に兵部省(参謀)より分かれて運輸省が設立されている。
また、出仕中は所属国に何があったとしてもその身分は保証される。
部品: 工部事務
工部事務とは、申請物の整合性のチェック、新規事業などの審査などを担当する部門での事務作業のことである。
部品: 紋章事務
紋章事務とは、いわゆる戸籍や資格、所有権などの国民に関する管理などを担当する部門での事務作業のことである。
部品: 財務事務
財務事務とは、各藩国の財務状況の管理を担当する部門での事務作業のことである。資金、燃料、資源、生物資源等から、生産されたI=Dまであらゆる資産に関する業務がここで行われていた。
部品: 運輸事務
兵部事務(参謀)から分化した、輜重分野(運輸計画等)を計画立案する部門での事務作業のことである。主に運輸計画等の運用をに携わる。
部品: 出仕者の作業
出仕者は主に高位吏族の立案したチェック作業を分担して遂行することが求められる。
これらの作業には作業広報、進捗報告、クロスチェックなどの業務が含まれる。
部品: 吏族試験
吏族は共通試験を受け、高位吏族による採点を受けた結果、内容により資格を得ることができる。場合によっては高位吏族に抜擢されることもある。受験については年齢制限はなく、その能力によって評価されるものである。
部品: 藩国における役割
藩国において吏族は政治を動かす官僚的な役割を果たしている。尚書省の定めに準拠した様式を整えたり、収支記録を正しくつけたりすることは吏族の仕事である。
部品: 起家・栄達
これまでの作業の結果、十分な実力を認められたものは天戸吏族として起家することができる。
また、一定水準以上の実力を認められたものは尚書の推薦により高位吏族へ栄達することもある。
部品: 功労に対する対価
尚書省内で特に功績があった者は特別に栄達を行うことがあり、特別作業参加者には働いた時間に応じて給与が払われる。
藩国内での業務については藩国が労うこと。
部品: 不正に対する罰則について
また、不正を行った者についっては、吏族の地位の剥奪、階級の降格、制裁金を課せられる場合がある。
藩国内業務での不正については藩国内の法によって裁かれるが、その影響により尚書省より照会があった際には藩国に罰則が課せれることもある。
部品: 報告と連絡と相談
基本的に業務は報告と連絡と相談が重要である。作業の報告、関連の部署及び人への連絡、上司への相談は必ず行うべきだ。これを行っている限りにおいては責任は上司が取ることになる。
部品: 吏族3級以上資格を有すること
大吏族は吏族階級3級以上でなければ着用することができない。
これは吏族試験を経由する、起家・栄達、特別栄達の種別に関わらず着用資格を満たす。
部品: チェックリーダー権限
大吏族はチェック作業を行う際に、リーダーとして活動する権限が与えられる。
これは藩国における作業や職業においても作業グループ単位のリーダーに当たる役職につくことができる。
部品: チェック作業の奏上権
尚書省では大吏族は新たなチェック作業を考案した場合それを奏上する権限を持つ。
もちろん奏上する権利なので、その奏上された内容は尚書や宰相に吟味され実施するかの判断を仰ぐことになる。
部品: 吏族としての実績またはそれに相当する技能の証明
大吏族は相応の期間の業務実績を積み、尚書及び宰相による起家、栄達申請を受けるか、またはそれに相当するだけの試験実績を残し、尚書により認められた者だけがなることができる。
よって、それだけの業務をこなすだけの技量を備えているものと認められる。
また、この職業を着用している場合、高位吏族として扱われることができる。その時の身分は尚書省が証するため、確実な身分証明として機能する。
部品: 自衛のために習得が義務付けられる射撃行為
大吏族ともなればそのチェック作業で敵を作り狙われる可能性はある。そのため大吏族は射撃ぐらいは行えなければならないのだ。
部品: 尚書省での射撃訓練
尚書省で伝えられる射撃訓練にて、理にかなった射撃姿勢や衝撃の逃し方を身につけることができる。
あくまで射撃は生き延びるための手段である。
部品: 生き延びるための防御法
チェック作業を完遂しなければならない以上、いかなる場合でも生き延びなければならない。
そのために大吏族は自らの身を守るための防御法を学ぶのである。
部品: 概要
機関長とは、字の通り機関士達の長である。
機関士同様、単にエンジンの整備に限らず船内の機械全般を管理する職務である。
部品: FVBに於ける機関長
現在、宇宙艦船を高度に運用する能力を持つ藩国が殆どないこともあり、宇宙艦の機関長はごく少ない。
そのごく少ない機関長が存在する藩国がFVBであり、この地における機関長は機関士の上位職という側面が強い。
部品: 機関長の職責
艦内の機械関係を取り仕切る機関士を取りまとめる機関長は、必然的に船内環境の多くに責任を持つ。
屋台骨を支える、需要な役職である。
部品: 機関長のエンジンチューン
機関士をまとめる者が機関長と呼ばれるが、彼らは一般の機関士とは違ったある特技を持っている。
彼らは長年の経験と船のくせに合わせたチューニングにより、一時的に出力や速度を強化することが出来るのだ。
部品: 要求
FVBには当初から根本的な弱点があった。サイボーグ侍とか冒険艦とか、整備が大変なアイドレスを沢山 持っている割には、整備能力がまったくなかったのである。宇宙港での整備は可能であったが、整備を始めると宇宙艦艇の生産がストップしてしまうという状況であり、整備が可能な技術職の養成が国家的な急務となり、船乗りの上位職としての機関士が生まれることとなった。
部品: 職務
機関士とは、艦船の機械整備をおこなうとともに、操縦者の指示に従って、エンジンや電気・油圧・空気圧などの諸機関を調整・整備・操作するのを役目とする乗員である。FVB宇宙軍としては、宇宙船動力炉のエキスパートであることが求められているが、それだけではない。
部品: 職域
外部から専門業者を呼ぶことのできない艦船内では、主機関、発電機、操舵機、ボイラー、エアコン、冷凍機、ギャレー機器、ランドリーなど、艦内のメカは通信機器以外すべて担当すると思って間違いない。
部品: 船大工
帆走時代は「船大工」と呼ばれていたが、その名残もあってか、階段の手すりから取り付け戸棚の据え付けまで、時間に余裕があり気分が乗れば大工仕事もやってくれる。
部品: 機関の整備
機関士の第一の仕事は艦船の機関の整備である。機関が常に100%、120%の能力を発揮できるよう常に計器に目を配り、その音に耳を澄ませ、震動を身体に感じている。
部品: 機関の調整
熟練した機関士がこまめに世話をする機関は、そのカタログスペック以上の性能を発揮する。整備の行き届いた船は、往き足が速く、どこまでも行ける気がすると航海士は言う。
部品: コパイロット業務
もともと船乗りとして最低限以上の訓練は受けており、機械の操作が専門であるため、必要であれば機関以外でも艦船のコパイロットとしても活躍できる能力を身につけている。
部品: ダメージコントロール
厳しい訓練を潜り抜けた機関士たちは高度な技術力を駆使して、エンジン・補機・電気などの運用管理だけでなくダメージコントロールも行い、また船体の破損や火災などに対する応急の対処、艦の運動と安全を確保するため機関以外の修繕をも担当する。
部品: 緊急輸送
船乗りとしての基本訓練を受けているため、機関士もまた単独で小型艇を使った緊急輸送を実施するだけの技量を備えている。
部品: 犬士の親分
多いとはいえない人員で、宇宙艦全体の機械関係を運用することはさすがに無理というものだ。それを補う存在が犬士である。宇宙という環境に適応し始めていた彼ら犬士は、絢爛世界のBalls並とまではいかずとも作業員として十分な能力を持っており、機関整備でもそれを遺憾なく発揮していた。そして、機関士には彼らを統率し、面倒を見る班長的な能力も求められていた。
部品: 造船設計
現場を離れた機関士が、その経験と知識を活かして艦船の設計に従事することも多い。ムーン級フリゲート艦、次世代宇宙輸送艦<日常丸>、長距離輸送システム<天橋立>、こんごう級宇宙巡洋艦などすべての基本設計に機関士出身のスタッフが参画している。
部品: 職制
FVB機関士の職制は、機関長の下に機関士・応急長・応急士と呼ばれる士官からなる。機関士はその名のとおりエンジン運用管理を担当し、応急長と応急士はダメージコントロールを担当している。
部品: 専門課程
機関士になるためには宇宙艦船の操艦を担う士官や機関士官を養成するエステル伝習所で、経験だけでは補えない専門知識を取得し、3年間の課程を修了しなくてはならない。
もちろん、これは通常のFVB船乗りであることが前提条件であり、機関士は狭き門である。
部品: シミュレーター
エステル伝習所の宇宙艦長や機関士養成コースで使用されているシミュレイターは、その簡易版がFVB観光地などでゲームの筐体として、子供も含む一般人が体験できる。これは宇宙軍の士官という存在を知り、そのごく一部を体験してもらうための広報手段である。
部品: FVB出身
彼らの出身はFVBでありその東国風の文化環境で育った。FVB船乗りの教育を受けた後に海と宇宙でキャリアを積んで一人前の船乗りとなる。
部品: 水上艦船教育課程
彼らは高等課程である宇宙艦船課程に進む前には水上船の運航を学び、原始的な船から帆船、近現代の水上船の知識を広く持つことになる。手旗信号やモールス信号、旗信号などの送受信もここで叩き込まれる。
部品: 宇宙艦船へのあこがれ
船乗りの教育課程は、ひろく初等教育から順に宇宙艦船勤務の実習教育までの課程を学ぶことが出来る。宇宙勤務実習を終えて卒業しそれぞれ実務につくことになる。
部品: 船上の心構え
水上だけでなく宇宙艦船の扱いにも長けている彼らは、各専門分野を持っている前に一人の船乗りとして全体を知りどこの部署においても働くことが出来ることが要求される。
部品: 船乗りとしての経験
船乗りとしての実務経験を持っており、水上艦船、宇宙艦船の扱いを熟知している。この経験を積むためには最低でも実務5年から数十年の期間を要する。
部品: 船乗りとしての実績
船乗りとしての理論や経験に裏付けされた実績である。各人の確実な仕事が積み重なった結果、乗り組んでいる艦船の働きは大きなものとなる。
部品: 船乗り仲間からの信頼
実績と経験を持つ船乗りは周りの仲間達から一目おかれ、信頼を得ることが出来る。仲間からの信頼はFVB船乗りの名誉である。
部品: FVB船乗りの掟
周囲の模範となる、家族と仲間を大事にする、不法行為と裏切りは許されないという掟。これらを守れない者は船乗りを続けることは許されない。
部品: 東洋風の服装
服装は大きめな身ごろを体の前で重ねて帯で固定するという、基本的にキモノと呼ばれる形状で一目で東洋風と分かる服装である。
部品: 東洋風の人材
体格は他の人種よりやや小柄、一般的な性格は気分屋で新しもの好きという一般的な東国人の面を持っている。
部品: 黒い髪
彼らの髪は長さや髪の質は様々ではあるがほとんどの者が黒色である。後頭部でまとめて縛っている髪型を多く見かける。
部品: 船のパイロット技能
各人の専門分野はあれど、水上艦船と宇宙艦船の操舵や航法といった上位業務と呼ばれる各種パイロット技能の能力と知識を備える。
部品: 艦船のコパイ技能
各人の専門分野外であっても、水上艦船と宇宙艦船の、主にオペレート業務や甲板業務といったコパイロット技能の知識と能力を持っている。
部品: 洗練された艦船上の動作
技術の向上に熱心な彼らの艦船上の諸動作は洗練されている。それら一つ一つが積み重なって乗船の機能が上がる。
部品: 温泉好き
FVB藩国民は温泉を愛している。そのため、住居としている宇宙船だけでなくほとんどの艦船には浴場設備を設けている。
部品: お祭り好き
FVB藩国民は一般的にお祭りを楽しむ性格である。例年山車を引き練り歩く東国風のお祭りが開催される伝統である。各艦船内にもお祭り用の専用フロアが設けられている。
部品: 東国船乗り流の信仰
彼らは他のFVB藩国民と同じく、蛙神やクーリンガンを神社で祀る習慣がある。伝統的に艦船内のブリッジなど数か所に対G神棚を設けている。
部品: 宇宙の戦士の概要
FVBの宇宙の戦士とは軌道降下兵「宙の神兵」を強化改良した歩兵である。専用パワードスーツだけでなく、他のウォードレスの着用能力を持っている。豊富な武装オプションを持ち、様々な状況に対応することが可能である。正式名称は「宙の神兵弐型」であるが定着しなかった。
部品: 外見的特徴
降下用パワードスーツを脱いだ彼らはウォードレスや降下服着用の為のコネクタ類を生体移植されたサイボーグである。機械化の割合はかつての宇宙歩兵ほどではないため、コネクタ類を除いてその外見は他の東国人と差はない。
部品: 歩兵戦闘能力
陸戦部隊としてパワードスーツに内蔵された兵器と装備によって歩兵戦闘を行うことができる。また対応装備は少ないが緊急時などで降下服を脱いだ状態の戦闘も可能である。
部品: ウォードレス着用能力
彼らはウォードレスダンサーほど運用に長けてはいないが、降下服の代わりに各種のウォードレスを着用する事も可能である。
部品: 宇宙戦能力
FVBの宇宙の戦士は宇宙軍としてサイボーグ改造を施されており、わずかな装備で宇宙空間戦闘を行うことができる。
部品: 開発当時のFVBの状況
開発当時のFVBでは宇宙艦船の新規開発が重視される藩国方針ではあったが、同時に治安対応力や歩兵戦闘力強化の必要にも迫られていた。
部品: 新規歩兵強化の方針
FVBでは宇宙環境が身近である。そのため歩兵と言えども宇宙戦能力と軌道降下能力を重視し、宙の神兵の改良強化型という方向で開発方針が決定する。
部品: 機甲侍概要
東国人藩国として立国した直後のFVB歩兵は、東国人の武人文化を取り入れたサイボーグ強化した近接剣士であった。
部品: 機甲侍の特徴
サイボーグ化と近接戦能力の強化によって身体能力の強化と宇宙戦闘が可能となった。個々がナショナルネット接続が可能であり、すでに「天眼」と呼ばれる藩国独自のデータリンクシステムを持っていた。
部品: 機甲侍の活躍
期待を込めて正式採用された機甲侍は、実戦では1度行軍に参加したのみであった。しかしFVB歩兵の基礎技術として開発史に長く影響を残すことになる重要な位置づけを持っていた。
部品: 宙侍概要
宙侍(そらざむらい)とは機甲侍の特徴をそのままに能力強化した歩兵である。多くの実戦回数を持ち藩国宇宙開発の基礎となった。
部品: 宙侍の特徴
宙侍は機甲侍の単純強化版となっており主な機能はそのままであるが、宇宙戦時の出力強化が図られている点が差異となっている。
部品: 宙侍の活躍
派手さはないが多くの実戦で投入された。代表的な活躍としてはI=Dトモエリバーの盾にタンクデサントして従軍し、チル、オズルを撃破した功績である。意外なことに開発当時のNWでは一番近接戦能力が高い歩兵だった。その後も複数回の戦闘に投入されたが燃料不足にあえいでいた当時のFVBでは、能力の不使用宣言をして参戦するなど、その消費燃料の多さに苦しめられた。また宙侍の技術を礎にして藩国の宇宙開発技術が発展することになり藩国史内でも重要な歩兵といえる。
部品: 宙の神兵概要
宙の神兵(そらのしんぺい)とは軌道降下兵とも呼ばれ、パワードスーツを着て軌道上からの直接降下が可能な歩兵である。
・宙の神兵の特徴:その軌道降下能力をもつパワードスーツが一番の特徴である。また多くの兵器を所持しており、どの距離での戦闘も行うことが出来た。
部品: 宙の神兵の特徴
その軌道降下能力をもつパワードスーツが一番の特徴である。また多くの兵器を所持しており、どの距離での戦闘も行うことが出来た。
部品: 宙の神兵の活躍
当時FVBは多数の宇宙開発を進めており、宇宙船乗りの藩国として変化していく時期であった。宙の神兵はその中の歩兵強化として開発された歩兵である。複数回の実戦投入をされるが目立った活躍はない。歩兵運用の模索期であったことや、宇宙艦での派兵が増加したこと、能力的に器用貧乏であることなどが原因と考えられる。これ以後FVBは軌道降下兵タイプの歩兵装備開発を進めることになる。
部品: FVB歩兵教育
訓練と共に必修となっている座学である。関連する藩国法や戦術史、シミュレーション訓練、各種装備の扱い等を学ぶ。全ての内容を修める期間は約2年を要する。
部品: 歩兵訓練
藩国軍の歩兵は必修となっている訓練。行軍訓練や各種の演習、射撃、格闘術、サバイバル訓練、基礎体力トレーニングなど歩兵としての基礎訓練。
部品: 宇宙歩兵戦訓練
宇宙艦内や都市船内といった様々な宇宙設備での歩兵戦闘訓練。基本の歩兵訓練を受けた後にこの訓練課程を受けることになる。ここでは約5年の実地訓練課程が組まれている。
部品: 降下兵教育
軌道降下兵の訓練と共に学ぶ座学である。ここで数か月の間パワードスーツと所持兵器などの降下兵用の装備の仕組みや扱い、軌道降下戦術を学ぶ。
部品: ウォードレス訓練
様々なウォードレスを運用する訓練。地上と宇宙環境を想定している。各藩国の訓練を研究し藩国独自のカリキュラムを追加した基礎訓練を行う。その後も定期的に訓練が組まれる。
部品: パワードスーツ訓練
降下兵教育とともに行われる演習や降下訓練などの実戦的な訓練。パワードスーツを運用した様々な状況を想定した訓練となっている。この基礎訓練課程は約1年を要し、その後も定期的に訓練を行っている。
部品: 治安出動訓練
パワードスーツを使用した治安出動訓練。非殺傷装備の扱いや各種演習による訓練を積み、実際の治安出動時の対応力を向上させる。
部品: 災害救助訓練
パワードスーツの機能を利用した様々なケーススタディーと演習によって災害時の救助対応能力の向上に努める。
部品: ネットワークの閉鎖対応
ネットワークの信頼性に危惧がある場合、天通眼システムなど通信を利用した情報連係が困難となる。そのため、普段より無線封鎖を想定した訓練を実施している。
部品: 手信号訓練
手や指の曲げ方や動きで意思を伝えるための技術。ハンドサインともいう。これによって無線が使えない状況でもグループ単位での行動を可能とする。
部品: 有線電話訓練
簡易の有線通信装置間をケーブルでつなぎ、通信するもの。直接連絡となるため、無線封鎖下でも陸上なら使用できるが、ケーブルを敷くのに時間と人員を必要とし、戦場では敷設に危険を伴う。
部品: 伝令
無線封鎖下で、長距離間で詳細な情報をやりとりするためには、時間がかかり即時性はないものの、実際に書簡を連絡員が携えて運ぶ、または口頭での報告がもっとも確実である。陸上なら徒歩か乗り物、海や宙なら連絡艇か快速の小型艦が使用される。
部品: 信号弾訓練
色の付いた煙や光を放つ弾頭を打ち上げ、それによって「攻撃目標位置」や「撤退開始」など、事前に取り決めてあったさまざまな情報を伝える信号弾を取り扱う訓練。
部品: 最終選抜試験
特化歩兵である宇宙の戦士に要求される技術は特殊なものとなっており、多岐にわたる分野の訓練を必要とする。そして無事訓練を終了した後に藩国政府認定の最終選抜試験が行われる。ここで合格して初めて宇宙の戦士として正式に認められることになる。
部品: 最終選抜試験の安全性
宇宙の戦士最終選抜試験は筆記、実技の両面から行われ、厳格かつ過酷なものとなるが、決していたずらに候補者を痛めつけるようなものではない。合否にかかわらず、訓練を重ねた彼らは藩国のホープであり、その安全性に気が配られる。
部品: 空挺降下運用
惑星軌道上から直接空挺降下し、着地後ただちに戦闘を開始する運用。宇宙輸送機、大気圏航空機などからの空挺降下運用も可能となっている。
部品: 歩兵戦闘運用
降下用パワードスーツや各種ウォードレスを着用し歩兵として戦闘行動を行うことが可能である。対応装備は少ないがスーツを着用しない戦闘も行うことが出来る。
部品: 治安出動運用
徒鎮圧用の非殺傷装備オプションを用いることで、味方部隊と連携をとった治安出動運用が可能となっている。
部品: 災害救助運用
パワードスーツの気密性や作業パワー、緻密なマニピュレーター作業能力を活用した災害時の救助運用が可能である。
部品: 各種装備の運用管理
宇宙の戦士の全ての装備は弾薬や部品に至るまで厳重に運用管理されている。民間に情報公開したり払い下げたりすることは禁止されている。
部品: 概要(政治家)
政治家とは、職業として政治に関わっている人のことをいう。自らが所属する国家や組織、団体のために、所属機構を代表して行動する。
部品: 取得条件(政治家)
政治家は名乗るだけならばほぼ誰にでもできる。しかし、政治家として「所属組織の目的を達するため、所属組織を代表して行動する」ためには、まず組織への所属を行うこと、組織の代表として選出されることが必要となる。
そのためには所属しようとする組織の性質や規模にもよるが、一定以上の教養や財力、人脈が求められる。
政治家としてのスタート地点に立つためにも「政治」が必要なのはなんとも皮肉な話だ。
部品: カリスマ性
人を惹きつける魅力。「この人のためなら苦労もいとわない」と周囲の人々に思わせる人間性。口調や態度、外見など、話している内容とは関係なく先天的に得られる種類と、プレゼンテーション力や発声方法など、年単位での必死の努力の末に身につけられる種類がある。
部品: 弁舌力
自分の言説の正当性を主張する能力。高い弁舌力を持つ者の中には、隙の無い原稿と想定問答集を用意し理路整然と最初から最後まで駆け抜けるタイプと、時折アドリブに任せながらも、必要なポイントは完全に抑えて場を制するタイプの2種類が存在する。
両者の良し悪しは比較できないが、自分が血反吐を吐くのが前者。周囲が胃を痛めるのが後者である。
部品: 財力(政治家)
主に所属組織の利益につながる行動をとるのが政治家である。国のため、都市のため、組織のため、お題目は様々だが、どんな時にも必要になるのが活動資金である。
政治家の中には本業で稼いだ資金を元手に政治の世界に乗り出した者も少なくない。資金が多ければ養える人材の数も増え、より組織は強化される。
だからといって、後ろ暗い方法で資金を入手するのは政治生命を縮めるどころか普通にお縄になるのでやってはいけない。
部品: 使命感(政治家)
政治家は自らが所属する組織に利益をもたらすために行動する。行動しなければならない。国益を考えずに自らの懐を肥やすことだけを追い求める者はもはや政治家とは呼ばない。政治屋である。
皆を代表して行動するという使命感・責任感を、政治家は忘れてはならない。政治家の行動の裏には数多くの人々の明日への希望が詰まっているのだ。
部品: 本気の嘘
政治家が必ず備えている素養・・・であれば完璧なのだが、そうもいかないのが人間である。少なくとも、少しつつかれただけでボロが出るような嘘や隠蔽工作は行わない。もしも必要に応じて嘘をつくのならば、その嘘を嘘と気づかれてはいけない。墓場まで抱えていくか、嘘を本当にするために死ぬ気で働くのが政治家のつく嘘である。
部品: 礼儀作法(政治家)
テーブルマナーなどに限らず、その国その国、地域ごとの慣習や作法に精通している政治家は信頼を得やすい。真剣に自分たちのことを考えてきてくれたと思ってもらえるからだ。完璧にこなすのが一番だが、多少拙くとも真面目にやっていることを伝えられればまずは上出来だ。
部品: 折衝力(政治家)
どの組織も、それぞれの主義主張・権益を抱えて調整の場に臨んでいる。それぞれの組織が一応の納得をしつつ、中でも自分の組織が望む結果を得られるように場をコントロールし結末へと導く力、折衝力のある政治家はどの組織でも重宝される。
部品: コネクション
政治家はその仕事を通して、所属組織内外に多くのコネクションを構築する。コネクションの多さは切れる手札の枚数にも等しい。強い手札をどれだけ集められるかが、政治家としてのポテンシャルの高さである。
部品: 情報収集力
培ったコネクションや自らが所属する組織の力を用いて、政治家は情報収集に余念がない。世の流れを掴む力は政治力の源泉となる。必要な時に必要なところへ必要な情報を集められる者が、政治の裏舞台で今日も活躍している。
部品: 知名度の高さ(政治家)
政治家は文字通り組織の「顔」である。内政をするにも、対外的な交渉をするにも、「顔」を見せるか否かで効果は大きく異なる。おらが村にも有名人が来てくれた、というのは部外者が思っている以上に大切なことなのだ。そのため政治家には、品行方正さが常に求められる。汚れた顔でお客様に会うのは失礼にあたる、ということだろう。
部品: 宇宙生活と地上生活の違い
地上に生活環境の大多数を置くテラ領域のアイドレスにあって、宇宙は特異な生活環境である。
地に足のつかない無重量、外壁一枚隔てた先の過酷な宇宙空間、宇宙施設という人工的な閉鎖環境……
中でも特に重要なのは、閉鎖環境への適応と無重量状態での過ごし方の二つである。
部品: 健康被害への対策
宇宙生活での絶対条件として求められるのが、真空からの遮断に加え、有害な宇宙線の遮断といった、健康被害への対策である。
宇宙は極めて危険な環境であり、そのため施設や艦船での対策、医療面でのケアなど、複数の方面から対策を行う。
部品: 有重力区画について
宇宙施設や宇宙船では、人工的に重力を発生させている区画もある。
これは重力制御などという高度な技術ではなく、居住区自体を回転させ、慣性を発生させるなど、比較的宇宙開発では初歩的な技術である。
ただ、設備的に大掛かりになり、コスト高となるため採用状況はまちまちである。
部品: 有重力区画での生活
有重力区画では、基本的に地上と同じ生活が出来る。
多くにとっては上下と重さのある環境の方が過ごしやすいのだが、
一方で宇宙の生活に慣れた一部には体が重くなるなど、敬遠されることもあった。
部品: 無重量環境とは
そもそも無重量環境とは、重力を生み出す惑星や恒星から離れることで発生する重さのない状態の事である。
0Gとか無重力状態とも呼ばれることもあり、地上で無意識に生活の前提となっていた重さや高低差が消失するため、地上とは異なる過ごし方が求められる。
部品: 移動方法
重さがなく宙に浮いてしまう無重量環境では、歩いたり走るよりも、構造物を蹴って飛ぶ方が効果的な移動手段となる。
これを踏まえて、宇宙施設などでは、跳躍用の足場があることも多い。
部品: 無重量環境での飲食
無重量環境での飲食はかなりの程度で地上と同じものが食べられるが、それでもある程度の制限は存在する。
例えば飛散対策として、ソバやラーメンといった温麺は、スープと麺を絡めた形で食べることになる。
一方で地上ではできない事として、飲み物をシャボン状に広げて口にするという一種の遊びもある。
部品: 無重量環境での弊害
無重量状態では少ない筋肉量で生活できてしまうため、何もしなければ筋肉が衰え、地上での生活が困難となる。
また、宇宙空間では骨素が薄くなるという問題もあり、これらに対して薬剤、トレーニングなどによって対応している。
部品: 宇宙と閉鎖環境
壁一枚隔てた先は真空の宇宙にあって、住環境は原則、閉鎖環境となる。
大型の宇宙都市などの施設では閉塞感は比較的薄いが、あくまで比較的であって、どれほど地上に近づけてもその人工性が気になる事はあるという。
部品: 閉鎖環境内での心構え
宇宙生活者は閉鎖環境での生活となるため、教育として資源は有限であるという考えが身についている。
そのため、リサイクルの考え方が根強い反面、水や空気を惜しみなく使う贅沢へのあこがれも強い。
部品: 閉塞感軽減の配慮
宇宙という極限環境に加え、閉鎖環境での圧迫感は無意識にストレスを与えてしまう。
これを軽減するため、艦船、施設問わず宇宙での空間デザインの基本として、空間を広く取り、色彩や照明を調整するなど、解放感を感じられるようにしている。
部品: 生活の工夫
宇宙生活者の側でも、閉塞感に押しつぶされないよう生活上で様々な工夫を凝らす事が多い。
運動会などのイベントは運動不足解消もあって積極的に行われているし、宇宙という独自の環境を生かした特産品づくりなどは、
むしろ生活の向上と模索の観点から歓迎された。
部品: ハニーキッチン
やたらと色々な方面に手を出しているシグレだが、その中の一つに料理店・ハニーキッチンの経営というものがある。
これは調理施設と食材を貸し出し、手作りの料理を作らせるというやや変わったタイプの飲食店であった。
部品: 雇われ店長として
ハニーキッチンにおいて、シグレが具体的に担当していたのは作成する料理のメニュー作成と雇われ店長である。
このため、ある程度の帳簿管理や店舗経営、また料理といった方面にそこそこの知識がある。
部品: メニュー作成
ハニーキッチンではシグレはお客に作成してもらうためのメニュー原案と、更にオーダーメイドが来た場合のマネージメントを対応していた。
これには薬膳やサプリ的な効果を持つものも含まれており、軒昂にはよかったが反面味が犠牲になっている。
部品: 店長としての調整業務
ハニーキッチンには店長とは別にオーナーがおり、またお客からも様々な要望が寄せられることもあった。
また、季節に合わせてフェアなどを打つこともあり、それらの対応をシグレは行っていた。
インポート用定義データ
[
{
"title": "アキラ・フィーリ・シグレ艦氏族",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "人となり",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "その名前",
"description": "旧名、時雨晶。ネーバルウィッチの艦失者、エステルと共に歩む事を決め、その名を変えた。\nミドルネームのフィーリとはネーバルウィッチの言葉で、天の川を指す言葉である。",
"part_type": "part"
},
{
"title": " 性格",
"description": "シグレの気質は概ね、善人ではあるが間が抜けている、考えすぎて優柔不断、と評される。\n良くも悪くも、感情で動くタイプである。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "立場",
"description": "シグレはニューワールドに漂着した頃からFVBに所属する、第七世界人である。\n紆余曲折があったが、移籍することもなく、旧参謀府、工部尚省への出仕を経て、現在は主にFVBで燃料供給と宇宙開発を公務としている。\nこのため、FVBでの職業は大体において経験済みであり、更にプラスアルファして、個人の経験を持っている。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "住居",
"description": "A世界において、シグレは常時運行艦と呼ばれる居住専用の宇宙船に住んでいた。\nこれは、エステルが艦に所属するネーバルウィッチであり、艦失者である彼女に再び船を贈りたいと願ったためである。\nこの時、シグレは自身の手で船を設計し、またエンジン整備技術を見につけ、数少ない機関長となっている。",
"part_type": "part"
}
],
"expanded": false
},
{
"title": "経歴",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "出仕族",
"description": "シグレの職務経歴は、古参だけあって多様である。\n初期においては出仕吏族を努め、ニューワールド初期の事務作業を一事務員として支えていた。\nその後、新規に解説された帝國参謀府に出仕。参謀長副官として、内部調整と渉外に努めた。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "小笠原にて",
"description": "参謀府が実質的に崩壊した後、時雨は半ば隠居のような身でFVBを離れ、ニューワールド各地を旅していた。\nこの時、彼は当時リゾート地となっていた小笠原で、生涯を決めるエステルとの出会いがあった。\n彼女との出会いの中で、彼にとってFVBの国是である宇宙への帰還が、個人としての生き方とも重なりはじめた。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "FVB大動乱の時代と燃料グループ",
"description": "その後のターン10以降において、FVBはクーリンガンの襲来、第二動乱の危機、海賊騒動など、様々な国難が降り掛かった。\nこの中にあって、シグレは自らの力及ばず、悲劇を止めることがでできないという挫折を経験する。\nその後、シグレはFVBが復興のために開始した経済グループ編成による燃料販売事業に身を投じ、今の立場を確立した。",
"part_type": "part",
"expanded": true
}
],
"expanded": false
},
{
"title": "職能",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "大吏族",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "吏族",
"children": [
{
"title": "尚書省への出仕",
"description": "各藩国から吏族は尚書省へ出仕することになるが、吏族の出仕先は大きく分けて三部門に別れていた。\nそれぞれ工部省、紋章省、財務省という。後に兵部省(参謀)より分かれて運輸省が設立されている。\nまた、出仕中は所属国に何があったとしてもその身分は保証される。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
},
{
"title": "工部事務",
"description": "工部事務とは、申請物の整合性のチェック、新規事業などの審査などを担当する部門での事務作業のことである。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "紋章事務",
"description": "紋章事務とは、いわゆる戸籍や資格、所有権などの国民に関する管理などを担当する部門での事務作業のことである。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "財務事務",
"description": "財務事務とは、各藩国の財務状況の管理を担当する部門での事務作業のことである。資金、燃料、資源、生物資源等から、生産されたI=Dまであらゆる資産に関する業務がここで行われていた。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "運輸事務",
"description": "兵部事務(参謀)から分化した、輜重分野(運輸計画等)を計画立案する部門での事務作業のことである。主に運輸計画等の運用をに携わる。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "出仕者の作業",
"description": "出仕者は主に高位吏族の立案したチェック作業を分担して遂行することが求められる。\nこれらの作業には作業広報、進捗報告、クロスチェックなどの業務が含まれる。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "吏族試験",
"description": "吏族は共通試験を受け、高位吏族による採点を受けた結果、内容により資格を得ることができる。場合によっては高位吏族に抜擢されることもある。受験については年齢制限はなく、その能力によって評価されるものである。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
},
{
"title": "藩国における役割",
"description": "藩国において吏族は政治を動かす官僚的な役割を果たしている。尚書省の定めに準拠した様式を整えたり、収支記録を正しくつけたりすることは吏族の仕事である。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "起家・栄達",
"description": "これまでの作業の結果、十分な実力を認められたものは天戸吏族として起家することができる。\nまた、一定水準以上の実力を認められたものは尚書の推薦により高位吏族へ栄達することもある。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "功労に対する対価",
"description": "尚書省内で特に功績があった者は特別に栄達を行うことがあり、特別作業参加者には働いた時間に応じて給与が払われる。\n藩国内での業務については藩国が労うこと。\n",
"expanded": true,
"part_type": "part"
},
{
"title": "不正に対する罰則について",
"description": "また、不正を行った者についっては、吏族の地位の剥奪、階級の降格、制裁金を課せられる場合がある。\n藩国内業務での不正については藩国内の法によって裁かれるが、その影響により尚書省より照会があった際には藩国に罰則が課せれることもある。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
},
{
"title": "報告と連絡と相談",
"description": "基本的に業務は報告と連絡と相談が重要である。作業の報告、関連の部署及び人への連絡、上司への相談は必ず行うべきだ。これを行っている限りにおいては責任は上司が取ることになる。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true,
"part_type": "group"
},
{
"title": "権限と義務",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "吏族3級以上資格を有すること",
"description": "大吏族は吏族階級3級以上でなければ着用することができない。\nこれは吏族試験を経由する、起家・栄達、特別栄達の種別に関わらず着用資格を満たす。\n",
"part_type": "part"
},
{
"title": "チェックリーダー権限",
"description": "大吏族はチェック作業を行う際に、リーダーとして活動する権限が与えられる。\nこれは藩国における作業や職業においても作業グループ単位のリーダーに当たる役職につくことができる。\n",
"part_type": "part"
},
{
"title": "チェック作業の奏上権",
"description": "尚書省では大吏族は新たなチェック作業を考案した場合それを奏上する権限を持つ。\nもちろん奏上する権利なので、その奏上された内容は尚書や宰相に吟味され実施するかの判断を仰ぐことになる。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "吏族としての実績またはそれに相当する技能の証明",
"description": "大吏族は相応の期間の業務実績を積み、尚書及び宰相による起家、栄達申請を受けるか、またはそれに相当するだけの試験実績を残し、尚書により認められた者だけがなることができる。\nよって、それだけの業務をこなすだけの技量を備えているものと認められる。\nまた、この職業を着用している場合、高位吏族として扱われることができる。その時の身分は尚書省が証するため、確実な身分証明として機能する。",
"part_type": "part",
"expanded": true
}
],
"expanded": true
},
{
"title": "自衛能力",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "自衛のために習得が義務付けられる射撃行為",
"description": "大吏族ともなればそのチェック作業で敵を作り狙われる可能性はある。そのため大吏族は射撃ぐらいは行えなければならないのだ。\n",
"part_type": "part"
},
{
"title": "尚書省での射撃訓練",
"description": "尚書省で伝えられる射撃訓練にて、理にかなった射撃姿勢や衝撃の逃し方を身につけることができる。\nあくまで射撃は生き延びるための手段である。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "生き延びるための防御法",
"description": "チェック作業を完遂しなければならない以上、いかなる場合でも生き延びなければならない。\nそのために大吏族は自らの身を守るための防御法を学ぶのである。",
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true
}
],
"expanded": false
},
{
"title": "機関長",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "概要",
"description": "機関長とは、字の通り機関士達の長である。\n機関士同様、単にエンジンの整備に限らず船内の機械全般を管理する職務である。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": " FVBに於ける機関長",
"description": "現在、宇宙艦船を高度に運用する能力を持つ藩国が殆どないこともあり、宇宙艦の機関長はごく少ない。\nそのごく少ない機関長が存在する藩国がFVBであり、この地における機関長は機関士の上位職という側面が強い。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "機関長の職責",
"description": "艦内の機械関係を取り仕切る機関士を取りまとめる機関長は、必然的に船内環境の多くに責任を持つ。\n屋台骨を支える、需要な役職である。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "機関長のエンジンチューン",
"description": "機関士をまとめる者が機関長と呼ばれるが、彼らは一般の機関士とは違ったある特技を持っている。\n彼らは長年の経験と船のくせに合わせたチューニングにより、一時的に出力や速度を強化することが出来るのだ。",
"part_type": "part",
"expanded": true
}
],
"expanded": false
},
{
"title": "機関士(FVB)",
"children": [
{
"title": "概説",
"children": [
{
"title": "要求",
"description": "FVBには当初から根本的な弱点があった。サイボーグ侍とか冒険艦とか、整備が大変なアイドレスを沢山 持っている割には、整備能力がまったくなかったのである。宇宙港での整備は可能であったが、整備を始めると宇宙艦艇の生産がストップしてしまうという状況であり、整備が可能な技術職の養成が国家的な急務となり、船乗りの上位職としての機関士が生まれることとなった。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true,
"part_type": "group"
},
{
"title": "職務・職域",
"children": [
{
"title": "職務",
"description": "機関士とは、艦船の機械整備をおこなうとともに、操縦者の指示に従って、エンジンや電気・油圧・空気圧などの諸機関を調整・整備・操作するのを役目とする乗員である。FVB宇宙軍としては、宇宙船動力炉のエキスパートであることが求められているが、それだけではない。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
},
{
"title": "職域",
"description": "外部から専門業者を呼ぶことのできない艦船内では、主機関、発電機、操舵機、ボイラー、エアコン、冷凍機、ギャレー機器、ランドリーなど、艦内のメカは通信機器以外すべて担当すると思って間違いない。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
},
{
"title": "船大工",
"description": "帆走時代は「船大工」と呼ばれていたが、その名残もあってか、階段の手すりから取り付け戸棚の据え付けまで、時間に余裕があり気分が乗れば大工仕事もやってくれる。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "機関の整備",
"description": "機関士の第一の仕事は艦船の機関の整備である。機関が常に100%、120%の能力を発揮できるよう常に計器に目を配り、その音に耳を澄ませ、震動を身体に感じている。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "機関の調整",
"description": "熟練した機関士がこまめに世話をする機関は、そのカタログスペック以上の性能を発揮する。整備の行き届いた船は、往き足が速く、どこまでも行ける気がすると航海士は言う。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "コパイロット業務",
"description": "もともと船乗りとして最低限以上の訓練は受けており、機械の操作が専門であるため、必要であれば機関以外でも艦船のコパイロットとしても活躍できる能力を身につけている。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "ダメージコントロール",
"description": "厳しい訓練を潜り抜けた機関士たちは高度な技術力を駆使して、エンジン・補機・電気などの運用管理だけでなくダメージコントロールも行い、また船体の破損や火災などに対する応急の対処、艦の運動と安全を確保するため機関以外の修繕をも担当する。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "緊急輸送",
"description": "船乗りとしての基本訓練を受けているため、機関士もまた単独で小型艇を使った緊急輸送を実施するだけの技量を備えている。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "犬士の親分",
"description": "多いとはいえない人員で、宇宙艦全体の機械関係を運用することはさすがに無理というものだ。それを補う存在が犬士である。宇宙という環境に適応し始めていた彼ら犬士は、絢爛世界のBalls並とまではいかずとも作業員として十分な能力を持っており、機関整備でもそれを遺憾なく発揮していた。そして、機関士には彼らを統率し、面倒を見る班長的な能力も求められていた。\n",
"part_type": "part"
},
{
"title": "造船設計",
"description": "現場を離れた機関士が、その経験と知識を活かして艦船の設計に従事することも多い。ムーン級フリゲート艦、次世代宇宙輸送艦<日常丸>、長距離輸送システム<天橋立>、こんごう級宇宙巡洋艦などすべての基本設計に機関士出身のスタッフが参画している。",
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true,
"part_type": "group"
},
{
"title": "職制\t",
"description": "FVB機関士の職制は、機関長の下に機関士・応急長・応急士と呼ばれる士官からなる。機関士はその名のとおりエンジン運用管理を担当し、応急長と応急士はダメージコントロールを担当している。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
},
{
"title": "資格",
"children": [
{
"title": "専門課程",
"description": "機関士になるためには宇宙艦船の操艦を担う士官や機関士官を養成するエステル伝習所で、経験だけでは補えない専門知識を取得し、3年間の課程を修了しなくてはならない。\nもちろん、これは通常のFVB船乗りであることが前提条件であり、機関士は狭き門である。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "シミュレーター",
"description": "エステル伝習所の宇宙艦長や機関士養成コースで使用されているシミュレイターは、その簡易版がFVB観光地などでゲームの筐体として、子供も含む一般人が体験できる。これは宇宙軍の士官という存在を知り、そのごく一部を体験してもらうための広報手段である。",
"part_type": "part"
}
],
"expanded": false,
"part_type": "group"
}
],
"expanded": false,
"part_type": "group"
},
{
"title": "FVBの船乗り",
"children": [
{
"title": "FVBの船乗りに必要な資格",
"children": [
{
"title": "FVB出身",
"description": "彼らの出身はFVBでありその東国風の文化環境で育った。FVB船乗りの教育を受けた後に海と宇宙でキャリアを積んで一人前の船乗りとなる。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "水上艦船教育課程",
"description": "彼らは高等課程である宇宙艦船課程に進む前には水上船の運航を学び、原始的な船から帆船、近現代の水上船の知識を広く持つことになる。手旗信号やモールス信号、旗信号などの送受信もここで叩き込まれる。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
},
{
"title": "宇宙艦船へのあこがれ",
"description": "船乗りの教育課程は、ひろく初等教育から順に宇宙艦船勤務の実習教育までの課程を学ぶことが出来る。宇宙勤務実習を終えて卒業しそれぞれ実務につくことになる。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "船上の心構え",
"description": "水上だけでなく宇宙艦船の扱いにも長けている彼らは、各専門分野を持っている前に一人の船乗りとして全体を知りどこの部署においても働くことが出来ることが要求される。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "船乗りとしての経験",
"description": "船乗りとしての実務経験を持っており、水上艦船、宇宙艦船の扱いを熟知している。この経験を積むためには最低でも実務5年から数十年の期間を要する。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "船乗りとしての実績",
"description": "船乗りとしての理論や経験に裏付けされた実績である。各人の確実な仕事が積み重なった結果、乗り組んでいる艦船の働きは大きなものとなる。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "船乗り仲間からの信頼",
"description": "実績と経験を持つ船乗りは周りの仲間達から一目おかれ、信頼を得ることが出来る。仲間からの信頼はFVB船乗りの名誉である。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "FVB船乗りの掟",
"description": "周囲の模範となる、家族と仲間を大事にする、不法行為と裏切りは許されないという掟。これらを守れない者は船乗りを続けることは許されない。",
"part_type": "part",
"expanded": true
}
],
"expanded": true,
"part_type": "group"
},
{
"title": "FVBの船乗りの特徴",
"children": [
{
"title": "東洋風の服装",
"description": "服装は大きめな身ごろを体の前で重ねて帯で固定するという、基本的にキモノと呼ばれる形状で一目で東洋風と分かる服装である。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "東洋風の人材",
"description": "体格は他の人種よりやや小柄、一般的な性格は気分屋で新しもの好きという一般的な東国人の面を持っている。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "黒い髪",
"description": "彼らの髪は長さや髪の質は様々ではあるがほとんどの者が黒色である。後頭部でまとめて縛っている髪型を多く見かける。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "船のパイロット技能",
"description": "各人の専門分野はあれど、水上艦船と宇宙艦船の操舵や航法といった上位業務と呼ばれる各種パイロット技能の能力と知識を備える。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "艦船のコパイ技能",
"description": "各人の専門分野外であっても、水上艦船と宇宙艦船の、主にオペレート業務や甲板業務といったコパイロット技能の知識と能力を持っている。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "洗練された艦船上の動作",
"description": "技術の向上に熱心な彼らの艦船上の諸動作は洗練されている。それら一つ一つが積み重なって乗船の機能が上がる。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "温泉好き",
"description": "FVB藩国民は温泉を愛している。そのため、住居としている宇宙船だけでなくほとんどの艦船には浴場設備を設けている。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "お祭り好き",
"description": "FVB藩国民は一般的にお祭りを楽しむ性格である。例年山車を引き練り歩く東国風のお祭りが開催される伝統である。各艦船内にもお祭り用の専用フロアが設けられている。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "東国船乗り流の信仰",
"description": "彼らは他のFVB藩国民と同じく、蛙神やクーリンガンを神社で祀る習慣がある。伝統的に艦船内のブリッジなど数か所に対G神棚を設けている。",
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true,
"part_type": "group"
}
],
"expanded": false,
"part_type": "group"
},
{
"title": "FVBの宇宙の戦士",
"children": [
{
"title": "宇宙の戦士の特徴",
"children": [
{
"title": "宇宙の戦士の概要",
"description": "FVBの宇宙の戦士とは軌道降下兵「宙の神兵」を強化改良した歩兵である。専用パワードスーツだけでなく、他のウォードレスの着用能力を持っている。豊富な武装オプションを持ち、様々な状況に対応することが可能である。正式名称は「宙の神兵弐型」であるが定着しなかった。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
},
{
"title": "外見的特徴",
"description": "降下用パワードスーツを脱いだ彼らはウォードレスや降下服着用の為のコネクタ類を生体移植されたサイボーグである。機械化の割合はかつての宇宙歩兵ほどではないため、コネクタ類を除いてその外見は他の東国人と差はない。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
},
{
"title": "歩兵戦闘能力",
"description": "陸戦部隊としてパワードスーツに内蔵された兵器と装備によって歩兵戦闘を行うことができる。また対応装備は少ないが緊急時などで降下服を脱いだ状態の戦闘も可能である。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "ウォードレス着用能力",
"description": "彼らはウォードレスダンサーほど運用に長けてはいないが、降下服の代わりに各種のウォードレスを着用する事も可能である。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "宇宙戦能力",
"description": "FVBの宇宙の戦士は宇宙軍としてサイボーグ改造を施されており、わずかな装備で宇宙空間戦闘を行うことができる。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true,
"part_type": "group"
},
{
"title": "宇宙の戦士開発経緯",
"children": [
{
"title": "開発当時のFVBの状況",
"description": "開発当時のFVBでは宇宙艦船の新規開発が重視される藩国方針ではあったが、同時に治安対応力や歩兵戦闘力強化の必要にも迫られていた。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
},
{
"title": "新規歩兵強化の方針",
"description": "FVBでは宇宙環境が身近である。そのため歩兵と言えども宇宙戦能力と軌道降下能力を重視し、宙の神兵の改良強化型という方向で開発方針が決定する。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
},
{
"title": "FVB歩兵の歴史",
"children": [
{
"title": "第1世代・機甲侍",
"children": [
{
"title": "機甲侍概要",
"description": "東国人藩国として立国した直後のFVB歩兵は、東国人の武人文化を取り入れたサイボーグ強化した近接剣士であった。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "機甲侍の特徴",
"description": "サイボーグ化と近接戦能力の強化によって身体能力の強化と宇宙戦闘が可能となった。個々がナショナルネット接続が可能であり、すでに「天眼」と呼ばれる藩国独自のデータリンクシステムを持っていた。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "機甲侍の活躍",
"description": "期待を込めて正式採用された機甲侍は、実戦では1度行軍に参加したのみであった。しかしFVB歩兵の基礎技術として開発史に長く影響を残すことになる重要な位置づけを持っていた。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true,
"part_type": "group"
},
{
"title": "第2世代・宙侍",
"children": [
{
"title": "宙侍概要",
"description": "宙侍(そらざむらい)とは機甲侍の特徴をそのままに能力強化した歩兵である。多くの実戦回数を持ち藩国宇宙開発の基礎となった。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
},
{
"title": "宙侍の特徴",
"description": "宙侍は機甲侍の単純強化版となっており主な機能はそのままであるが、宇宙戦時の出力強化が図られている点が差異となっている。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "宙侍の活躍",
"description": "派手さはないが多くの実戦で投入された。代表的な活躍としてはI=Dトモエリバーの盾にタンクデサントして従軍し、チル、オズルを撃破した功績である。意外なことに開発当時のNWでは一番近接戦能力が高い歩兵だった。その後も複数回の戦闘に投入されたが燃料不足にあえいでいた当時のFVBでは、能力の不使用宣言をして参戦するなど、その消費燃料の多さに苦しめられた。また宙侍の技術を礎にして藩国の宇宙開発技術が発展することになり藩国史内でも重要な歩兵といえる。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true,
"part_type": "group"
},
{
"title": "第3世代・宙の神兵",
"children": [
{
"title": "宙の神兵概要",
"description": "宙の神兵(そらのしんぺい)とは軌道降下兵とも呼ばれ、パワードスーツを着て軌道上からの直接降下が可能な歩兵である。\n ・宙の神兵の特徴:その軌道降下能力をもつパワードスーツが一番の特徴である。また多くの兵器を所持しており、どの距離での戦闘も行うことが出来た。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "宙の神兵の特徴",
"description": "その軌道降下能力をもつパワードスーツが一番の特徴である。また多くの兵器を所持しており、どの距離での戦闘も行うことが出来た。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "宙の神兵の活躍",
"description": "当時FVBは多数の宇宙開発を進めており、宇宙船乗りの藩国として変化していく時期であった。宙の神兵はその中の歩兵強化として開発された歩兵である。複数回の実戦投入をされるが目立った活躍はない。歩兵運用の模索期であったことや、宇宙艦での派兵が増加したこと、能力的に器用貧乏であることなどが原因と考えられる。これ以後FVBは軌道降下兵タイプの歩兵装備開発を進めることになる。",
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true,
"part_type": "group"
}
],
"expanded": true,
"part_type": "group"
}
],
"expanded": true,
"part_type": "group"
},
{
"title": "宇宙の戦士の資格",
"children": [
{
"title": "FVB歩兵教育",
"description": "訓練と共に必修となっている座学である。関連する藩国法や戦術史、シミュレーション訓練、各種装備の扱い等を学ぶ。全ての内容を修める期間は約2年を要する。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "歩兵訓練",
"description": "藩国軍の歩兵は必修となっている訓練。行軍訓練や各種の演習、射撃、格闘術、サバイバル訓練、基礎体力トレーニングなど歩兵としての基礎訓練。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "宇宙歩兵戦訓練",
"description": "宇宙艦内や都市船内といった様々な宇宙設備での歩兵戦闘訓練。基本の歩兵訓練を受けた後にこの訓練課程を受けることになる。ここでは約5年の実地訓練課程が組まれている。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "降下兵教育",
"description": "軌道降下兵の訓練と共に学ぶ座学である。ここで数か月の間パワードスーツと所持兵器などの降下兵用の装備の仕組みや扱い、軌道降下戦術を学ぶ。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "ウォードレス訓練",
"description": "様々なウォードレスを運用する訓練。地上と宇宙環境を想定している。各藩国の訓練を研究し藩国独自のカリキュラムを追加した基礎訓練を行う。その後も定期的に訓練が組まれる。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "パワードスーツ訓練",
"description": "降下兵教育とともに行われる演習や降下訓練などの実戦的な訓練。パワードスーツを運用した様々な状況を想定した訓練となっている。この基礎訓練課程は約1年を要し、その後も定期的に訓練を行っている。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "治安出動訓練",
"description": "パワードスーツを使用した治安出動訓練。非殺傷装備の扱いや各種演習による訓練を積み、実際の治安出動時の対応力を向上させる。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "災害救助訓練",
"description": "パワードスーツの機能を利用した様々なケーススタディーと演習によって災害時の救助対応能力の向上に努める。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "無線封鎖訓練",
"children": [
{
"title": "ネットワークの閉鎖対応",
"description": "ネットワークの信頼性に危惧がある場合、天通眼システムなど通信を利用した情報連係が困難となる。そのため、普段より無線封鎖を想定した訓練を実施している。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "手信号訓練",
"description": "手や指の曲げ方や動きで意思を伝えるための技術。ハンドサインともいう。これによって無線が使えない状況でもグループ単位での行動を可能とする。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "有線電話訓練",
"description": "簡易の有線通信装置間をケーブルでつなぎ、通信するもの。直接連絡となるため、無線封鎖下でも陸上なら使用できるが、ケーブルを敷くのに時間と人員を必要とし、戦場では敷設に危険を伴う。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "伝令",
"description": "無線封鎖下で、長距離間で詳細な情報をやりとりするためには、時間がかかり即時性はないものの、実際に書簡を連絡員が携えて運ぶ、または口頭での報告がもっとも確実である。陸上なら徒歩か乗り物、海や宙なら連絡艇か快速の小型艦が使用される。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
},
{
"title": "信号弾訓練",
"description": "色の付いた煙や光を放つ弾頭を打ち上げ、それによって「攻撃目標位置」や「撤退開始」など、事前に取り決めてあったさまざまな情報を伝える信号弾を取り扱う訓練。",
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true,
"part_type": "group"
},
{
"title": "最終選抜試験",
"description": "特化歩兵である宇宙の戦士に要求される技術は特殊なものとなっており、多岐にわたる分野の訓練を必要とする。そして無事訓練を終了した後に藩国政府認定の最終選抜試験が行われる。ここで合格して初めて宇宙の戦士として正式に認められることになる。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "最終選抜試験の安全性",
"description": "宇宙の戦士最終選抜試験は筆記、実技の両面から行われ、厳格かつ過酷なものとなるが、決していたずらに候補者を痛めつけるようなものではない。合否にかかわらず、訓練を重ねた彼らは藩国のホープであり、その安全性に気が配られる。",
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true,
"part_type": "group"
},
{
"title": "運用",
"children": [
{
"title": "空挺降下運用",
"description": "惑星軌道上から直接空挺降下し、着地後ただちに戦闘を開始する運用。宇宙輸送機、大気圏航空機などからの空挺降下運用も可能となっている。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "歩兵戦闘運用",
"description": "降下用パワードスーツや各種ウォードレスを着用し歩兵として戦闘行動を行うことが可能である。対応装備は少ないがスーツを着用しない戦闘も行うことが出来る。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "治安出動運用",
"description": "徒鎮圧用の非殺傷装備オプションを用いることで、味方部隊と連携をとった治安出動運用が可能となっている。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "災害救助運用",
"description": "パワードスーツの気密性や作業パワー、緻密なマニピュレーター作業能力を活用した災害時の救助運用が可能である。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "各種装備の運用管理",
"description": "宇宙の戦士の全ての装備は弾薬や部品に至るまで厳重に運用管理されている。民間に情報公開したり払い下げたりすることは禁止されている。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true,
"part_type": "group"
}
],
"expanded": false,
"part_type": "group"
},
{
"title": "政治家",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "概要(政治家)",
"description": "政治家とは、職業として政治に関わっている人のことをいう。自らが所属する国家や組織、団体のために、所属機構を代表して行動する。\n",
"part_type": "part"
},
{
"title": "取得条件(政治家)",
"description": "政治家は名乗るだけならばほぼ誰にでもできる。しかし、政治家として「所属組織の目的を達するため、所属組織を代表して行動する」ためには、まず組織への所属を行うこと、組織の代表として選出されることが必要となる。\nそのためには所属しようとする組織の性質や規模にもよるが、一定以上の教養や財力、人脈が求められる。\n政治家としてのスタート地点に立つためにも「政治」が必要なのはなんとも皮肉な話だ。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "資質(政治家)",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "カリスマ性",
"description": "人を惹きつける魅力。「この人のためなら苦労もいとわない」と周囲の人々に思わせる人間性。口調や態度、外見など、話している内容とは関係なく先天的に得られる種類と、プレゼンテーション力や発声方法など、年単位での必死の努力の末に身につけられる種類がある。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "弁舌力",
"description": "自分の言説の正当性を主張する能力。高い弁舌力を持つ者の中には、隙の無い原稿と想定問答集を用意し理路整然と最初から最後まで駆け抜けるタイプと、時折アドリブに任せながらも、必要なポイントは完全に抑えて場を制するタイプの2種類が存在する。\n両者の良し悪しは比較できないが、自分が血反吐を吐くのが前者。周囲が胃を痛めるのが後者である。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "財力(政治家)",
"description": "主に所属組織の利益につながる行動をとるのが政治家である。国のため、都市のため、組織のため、お題目は様々だが、どんな時にも必要になるのが活動資金である。\n政治家の中には本業で稼いだ資金を元手に政治の世界に乗り出した者も少なくない。資金が多ければ養える人材の数も増え、より組織は強化される。\nだからといって、後ろ暗い方法で資金を入手するのは政治生命を縮めるどころか普通にお縄になるのでやってはいけない。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "使命感(政治家)",
"description": "政治家は自らが所属する組織に利益をもたらすために行動する。行動しなければならない。国益を考えずに自らの懐を肥やすことだけを追い求める者はもはや政治家とは呼ばない。政治屋である。\n皆を代表して行動するという使命感・責任感を、政治家は忘れてはならない。政治家の行動の裏には数多くの人々の明日への希望が詰まっているのだ。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "本気の嘘",
"description": "政治家が必ず備えている素養・・・であれば完璧なのだが、そうもいかないのが人間である。少なくとも、少しつつかれただけでボロが出るような嘘や隠蔽工作は行わない。もしも必要に応じて嘘をつくのならば、その嘘を嘘と気づかれてはいけない。墓場まで抱えていくか、嘘を本当にするために死ぬ気で働くのが政治家のつく嘘である。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "礼儀作法(政治家)",
"description": "テーブルマナーなどに限らず、その国その国、地域ごとの慣習や作法に精通している政治家は信頼を得やすい。真剣に自分たちのことを考えてきてくれたと思ってもらえるからだ。完璧にこなすのが一番だが、多少拙くとも真面目にやっていることを伝えられればまずは上出来だ。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "折衝力(政治家)",
"description": "どの組織も、それぞれの主義主張・権益を抱えて調整の場に臨んでいる。それぞれの組織が一応の納得をしつつ、中でも自分の組織が望む結果を得られるように場をコントロールし結末へと導く力、折衝力のある政治家はどの組織でも重宝される。",
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true
},
{
"title": "コネクション",
"description": "政治家はその仕事を通して、所属組織内外に多くのコネクションを構築する。コネクションの多さは切れる手札の枚数にも等しい。強い手札をどれだけ集められるかが、政治家としてのポテンシャルの高さである。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "情報収集力",
"description": "培ったコネクションや自らが所属する組織の力を用いて、政治家は情報収集に余念がない。世の流れを掴む力は政治力の源泉となる。必要な時に必要なところへ必要な情報を集められる者が、政治の裏舞台で今日も活躍している。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "知名度の高さ(政治家)",
"description": "政治家は文字通り組織の「顔」である。内政をするにも、対外的な交渉をするにも、「顔」を見せるか否かで効果は大きく異なる。おらが村にも有名人が来てくれた、というのは部外者が思っている以上に大切なことなのだ。そのため政治家には、品行方正さが常に求められる。汚れた顔でお客様に会うのは失礼にあたる、ということだろう。",
"part_type": "part"
}
],
"expanded": false
}
],
"expanded": false
},
{
"title": "特性",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "宇宙生活能力",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "宇宙生活能力とは",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "宇宙生活と地上生活の違い",
"description": "地上に生活環境の大多数を置くテラ領域のアイドレスにあって、宇宙は特異な生活環境である。\n地に足のつかない無重量、外壁一枚隔てた先の過酷な宇宙空間、宇宙施設という人工的な閉鎖環境……\n中でも特に重要なのは、閉鎖環境への適応と無重量状態での過ごし方の二つである。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "健康被害への対策",
"description": "宇宙生活での絶対条件として求められるのが、真空からの遮断に加え、有害な宇宙線の遮断といった、健康被害への対策である。\n宇宙は極めて危険な環境であり、そのため施設や艦船での対策、医療面でのケアなど、複数の方面から対策を行う。",
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true
},
{
"title": "有重力環境での過ごし方",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "有重力区画について",
"description": "宇宙施設や宇宙船では、人工的に重力を発生させている区画もある。\nこれは重力制御などという高度な技術ではなく、居住区自体を回転させ、慣性を発生させるなど、比較的宇宙開発では初歩的な技術である。\nただ、設備的に大掛かりになり、コスト高となるため採用状況はまちまちである。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "有重力区画での生活",
"description": "有重力区画では、基本的に地上と同じ生活が出来る。\n多くにとっては上下と重さのある環境の方が過ごしやすいのだが、\n一方で宇宙の生活に慣れた一部には体が重くなるなど、敬遠されることもあった。",
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true
},
{
"title": "無重量環境での過ごし方",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "無重量環境とは",
"description": "そもそも無重量環境とは、重力を生み出す惑星や恒星から離れることで発生する重さのない状態の事である。\n0Gとか無重力状態とも呼ばれることもあり、地上で無意識に生活の前提となっていた重さや高低差が消失するため、地上とは異なる過ごし方が求められる。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "移動方法",
"description": "重さがなく宙に浮いてしまう無重量環境では、歩いたり走るよりも、構造物を蹴って飛ぶ方が効果的な移動手段となる。\nこれを踏まえて、宇宙施設などでは、跳躍用の足場があることも多い。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "無重量環境での飲食",
"description": "無重量環境での飲食はかなりの程度で地上と同じものが食べられるが、それでもある程度の制限は存在する。\n例えば飛散対策として、ソバやラーメンといった温麺は、スープと麺を絡めた形で食べることになる。\n一方で地上ではできない事として、飲み物をシャボン状に広げて口にするという一種の遊びもある。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "無重量環境での弊害",
"description": "無重量状態では少ない筋肉量で生活できてしまうため、何もしなければ筋肉が衰え、地上での生活が困難となる。\nまた、宇宙空間では骨素が薄くなるという問題もあり、これらに対して薬剤、トレーニングなどによって対応している。",
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true
},
{
"title": "閉鎖環境への適応",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "宇宙と閉鎖環境",
"description": "壁一枚隔てた先は真空の宇宙にあって、住環境は原則、閉鎖環境となる。\n大型の宇宙都市などの施設では閉塞感は比較的薄いが、あくまで比較的であって、どれほど地上に近づけてもその人工性が気になる事はあるという。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "閉鎖環境内での心構え",
"description": "宇宙生活者は閉鎖環境での生活となるため、教育として資源は有限であるという考えが身についている。\nそのため、リサイクルの考え方が根強い反面、水や空気を惜しみなく使う贅沢へのあこがれも強い。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "閉塞感軽減の配慮",
"description": "宇宙という極限環境に加え、閉鎖環境での圧迫感は無意識にストレスを与えてしまう。\nこれを軽減するため、艦船、施設問わず宇宙での空間デザインの基本として、空間を広く取り、色彩や照明を調整するなど、解放感を感じられるようにしている。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "生活の工夫",
"description": "宇宙生活者の側でも、閉塞感に押しつぶされないよう生活上で様々な工夫を凝らす事が多い。\n運動会などのイベントは運動不足解消もあって積極的に行われているし、宇宙という独自の環境を生かした特産品づくりなどは、\nむしろ生活の向上と模索の観点から歓迎された。",
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true
}
],
"expanded": false
},
{
"title": "料理店店主",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "ハニーキッチン",
"description": "やたらと色々な方面に手を出しているシグレだが、その中の一つに料理店・ハニーキッチンの経営というものがある。\nこれは調理施設と食材を貸し出し、手作りの料理を作らせるというやや変わったタイプの飲食店であった。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "雇われ店長として",
"description": "ハニーキッチンにおいて、シグレが具体的に担当していたのは作成する料理のメニュー作成と雇われ店長である。\nこのため、ある程度の帳簿管理や店舗経営、また料理といった方面にそこそこの知識がある。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "メニュー作成",
"description": "ハニーキッチンではシグレはお客に作成してもらうためのメニュー原案と、更にオーダーメイドが来た場合のマネージメントを対応していた。\nこれには薬膳やサプリ的な効果を持つものも含まれており、軒昂にはよかったが反面味が犠牲になっている。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "店長としての調整業務",
"description": "ハニーキッチンには店長とは別にオーナーがおり、またお客からも様々な要望が寄せられることもあった。\nまた、季節に合わせてフェアなどを打つこともあり、それらの対応をシグレは行っていた。",
"part_type": "part",
"expanded": true
}
],
"expanded": false
}
],
"expanded": true
}
],
"expanded": true
}
]
最終更新:2017年08月20日 23:56