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*ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン 【ぽけっともんすたー ふぁいあれっど・りーふぐりーん】 |ジャンル|RPG|CENTER:&amazon(B000CCN44U)&amazon(B000CCN454)&size(10){ソフト単品版}|CENTER:&amazon(B0001AE258)&amazon(B0001AE25I)&size(10){ワイヤレスアダプタ同梱版}| |対応機種|ゲームボーイアドバンス|~|~| |発売元|ポケモン|~|~| |販売元|任天堂|~|~| |開発元|ゲームフリーク|~|~| |発売日|2004年1月29日|~|~| |定価|ソフト単品版:3,800円&br()ワイヤレスアダプタ同梱版:4,800円(共に税込)|~|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~| |>|>|>|CENTER:''[[ポケットモンスターシリーズ関連リンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/417.html]]''| **概要 『[[ポケットモンスター 赤・緑>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/205.html]]』を『[[ルビー・サファイア>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/530.html]]』のシステムをベースにリメイク。&br()ストーリーは旧作をなぞりながらも、いくつかのアレンジや追加要素がある。 **追加要素 -「とくせい」やダブルバトルの導入など、基本システムが『ルビー・サファイア』準拠になった。 --旧作にはなかったアイテムや技、ランニングシューズなども追加されている。技マシンの内容も『ルビー・サファイア』用に変更され、ひでんマシンも当時なかったものも含めて8つまでに増えた。そのため、旧作にはなかったひでんマシン用の新しいルートがところどころに追加されている。 --ルビサファに加えエメラルドとの相互通信は可能だが、最初に通信できるのは今作のバージョン同士で、前述の3つと通信するにはある条件を満たす必要がある。 --道具は種類ごとに分類され、持てる数も無制限になった。またポケモンの技の説明や道具の説明も表示されるようになった。 --主人公を男女のいずれかから選択できるようになった。これに伴い、いくつかのセリフも若干調整されている。 -追加マップに『ナナシマ』が登場。名前通りの七つの島であり、追加ストーリーが語られる。金銀シリーズを意識した追加ストーリーも語られる。また、第2世代のポケモンも出現する。 --1の島はネットワークセンターと温泉がある島であり、最初に訪れる島でもある。また、伝説のポケモンも生息している。 --2の島は小さな島であるが、最初のポケモンに究極の技を教えるおばあさんと、通信機能で遊ぶゲームセンターがある。 --3の島はゲームセンター店主の娘を連れてくるために訪れる事になる。''スリーパーがロリコンと言われる原因にもなった島''。 --4の島は四天王カンナの出身地であり、二匹のポケモンを預けられる育て屋もある。 --5の島は民家が少なく、海に出て探索する島になっている。 --6の島は点字の謎解きや、草むらが複雑に配置されたしるしのはやし、なんらかの跡となったへんげのどうくつがある。 --7の島はバトルを続けて頂上までのタイムを計り、カードe+でトレーナーや回数を変えられるトレーナータワーがあり、南にはアンノーンが生息する遺跡がある島。 -プレイを助けるヘルプ機能をLかRボタンでいつでも開くことができる。そのため初心者にも優しい。 --うっかりLかRを押すと開いてしまうと言う事でもあるのでうっとおしい場合も… -プレイした経歴を確認できる「あらすじ機能」も登場している。始めるたびに表示され、セーブしてやめるまで何をやってきたか確認できる。飛ばすことも可能。 -他にもポケモン初心者救済用アイテム「おしえテレビ」が登場。ポケモンの捕獲方法から相性まで、ポケモンシリーズ共通の基礎を学ぶことが出来る。 -バトルサーチャーの登場。 --このアイテムを使うと、一度戦ったフィールドのトレーナーと再戦できるため、これまでシリーズ通しての問題とされてきた資金や経験値稼ぎに革命をもたらした。ただし一度使用したら歩いて充電する必要がある。 --なおバトルサーチャーは後に『ダイヤモンド・パール』に逆輸入される。 -話しかけると、ポケモンに技を教えてくれる人が初登場した。わざマシンとは一味違った技を覚えられ、戦術の幅が広がった。以後のシリーズの定番にもなった。 -ワイヤレスアダプタを用いた無線通信が可能となった。これにより今までのイベントの配布がデータ配信に移行し、長い行列を並ばずに限定アイテムを手に入ることが出来た。 --ちなみにワイヤレスアダプタは本作のパッケージに同梱されている。 -一部詰み防止の為、イベントに修正が入っている。例えばヤマブキシティの通行ゲートでは有料アイテムが必須だったが、本作では専用イベントアイテムが追加されており、セキチクシティのサファリパークは所持金が足りなくとも入場可能になったりなど。 -エンディング後、ポケモンリーグに挑むと強化された四天王と戦う事が出来る。手持ちのレベルは10程上がり、第2世代のポケモンが手持ちに加えられるなどの強化を得た。後の作品では強化されたジムリーダーやライバルと戦う事も可能になっている。 **難点 -カートリッジに時計機能がないため、イーブイを「エーフィ」「ブラッキー」に進化させることができない。 --なので''イーブイの登場しない「RSE」に送って進化させてから戻す''という膨大な手間をかけないと、GBAで両ポケモンの姿は拝めない。 --また、木の実を栽培することができず、手に入れられる木の実の種類・方法も限られている((入手方法は、落ちているものを拾う(特定の場所では復活するものもある)、ものひろいの特性など)) --他にも、ポケルスは時間経過がないためにいつまでも消えることがない(これ自体は反則的なプラス要素とも言える)。 -ミニゲームのほとんどは一人でプレイできない。 --特定のきのみをこなに変える「きのみクラッシュ」は通信でないと出来ない。これで手に入るこなは強力な「くすり」系アイテムの交換やミニゲームに必要な為、一人プレイではそれらの要素は丸々プレイできなくなるという事になる。 --同じく「ミニポケモンでジャンプ」「ドートリオのきのみとり」という二つのミニゲームもあるが、こちらも一人でプレイできない。こちらの景品は木の実であるが、栽培できない今作では貴重なため何とも惜しい。 ---また、「ミニポケモンでジャンプ」は二人でも遊べるが、「ドートリオのきのみとり」に至っては三人以上でないと遊べない。 --ちなみに後に発売した「エメラルド」にも同様にこの3つのミニゲームは収録されているが、一人では遊べないという点は相変わらずである。 -一定の条件を満たすまでゴルバット、ラッキーなど当時は未進化系だった一部のポケモンは進化ができない(進化画面になっても強制的に中断させられる)。 --殿堂入りして図鑑を全国対応版にするまで、「赤・緑」に登場した151匹しか手に入らない仕様の為である。 -赤・緑プレイヤーが最初に炎タイプのヒトカゲを選び、岩タイプの1人目のジムリーダー、タケシに苦戦したとの声が多いため、ヒトカゲが対岩タイプの技を覚えられる様になった。''しかしその技は攻撃依存の物理攻撃であり、防御力が非常に高い岩ポケモンには大したダメージを与えられない''。効果は抜群だ!と表示され二倍のダメージを与えるが、高い防御で大幅に軽減されるため二倍になっても焼け石に水。 --おまけにタケシの岩ポケモンたちが、赤・緑では覚えてなかった岩タイプの技を習得したため、難易度はむしろ上がっている。 ---岩技が搭載された影響で、初代ではイワーク対策として念力を覚えたバタフリーまでが弱点を突かれるようになってしまった。対策どころか致命的になった。 --ただし、ピカチュウ版同様に岩タイプに強い格闘タイプのマンキーを捕まえられるようになっている。 -バブルこうせんの代わりに混乱の追加効果を持つみずのはどうを覚えたカスミのポケモンも、かなりの強化を受けている。 --つまり、「赤・緑」序盤のゲームバランスがあまり緩和されてない(緩和になってない)。ヒトカゲを選ぶと苦労する点は何も変わらない。 -第2世代以降のポケモンはこのソフトでは捕まえられないものが多いため、全国図鑑を完成させるにはかなりの手間がかかる。 --金銀のポケモンは一部を除き『[[コロシアム>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/596.html]]』や『エメラルド』などで集めなければならないが、後に発売された『[[ハートゴールド・ソウルシルバー>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/512.html]]』で第2世代のポケモンが捕まえやすくなった。しかし、HGSSは第4世代の作品なので、第3世代の図鑑コンプリートを目指すプレイヤーにとっては状況は変わらない。 --第3世代で初登場したポケモンに関しては、幻を除くとソーナノとルリリ以外、FRLGだけでは手に入らない(とくにFRではマリルが手に入らないため、実質ソーナノだけ)。 -通信対戦のBGMがなぜか『ルビー・サファイア』のもの。&br()今回のトレーナー戦BGMは非常に質の良いアレンジであるのに、対人戦で聴くことができない残念な仕様である。 **総評 -当時人気だった『赤・緑』のリメイク作である本作は、前作の欠点をほとんど解消した良作となった。リメイク作品としては、日本国内においては『ハートゴールド・ソウルシルバー』に次ぎ、歴代二位のセールスを記録している。 -しかし図鑑を完成させるための手間はさらに面倒になり、一部プレイヤーのやる気を削いだ。 --それでも初代ポケモンのリメイク作品ということで、一時期ポケモンから離れたプレイヤーが復帰したという点では大きく評価出来る。 **余談 -GBAでは遂に『青・ピカチュウ』のリメイクは発売されなかったが、エンディングで『青』『ピカチュウ』のパッケージ風グラフィックを見ることができる。 -今作に登場する「ボイスチェッカー」により、重要キャラの噂話を聞けるようになったが、伏線や過去作との連動要素が話されており、続編で回収されている。
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