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*スーパーボンバーマン 【すーぱーぼんばーまん】 |ジャンル|アクション|&amazon(B000068I1K)| |対応機種|スーパーファミコン|~| |発売元|ハドソン|~| |開発元|プロデュース&br()ハドソン|~| |発売日|1993年4月28日|~| |価格|7,800円|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[ボンバーマンシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/927.html]]''| *ストーリー ボンバーマンが住むピースタウンから遥か北にある、近代都市ダイヤモンドシティ。 そこには悪の権力者カラット・ダイヤモンドと、科学者Dr.ムックとロボット達を戦闘的、攻撃的に改造して、ロボットトーナメントという大会を開催していた。 ボンバーマンの高い戦闘力に目をつけたダイヤモンドは、ニセボンバーマンを造り、ボンバーマンを捕まえるためピースタウンに向かった。 その計画を知った黒ボンバーマンは一人で立ち向かうが、ニセボンバーマンにまけブラックボンバーマン城を奪われてしまった。 なんとか白ボンバーマンのもとに逃げ込んだ黒ボンバーマンは、ダイヤモンドの野望をかつてライバルだった白ボンバーマンに話した。 そして、遂にかつては敵同士だった二人が、打倒ダイアモンドのために一致団結する時がきた!! *概要 -スーパーファミコンで初めて発売されたボンバーマン。後にシリーズ化して5まで発売されている。 -ノーマルゲームは全6ワールドで、1ワールドは7面+ボス戦1面という構成になっている。 -時間制限のシステムが他の作品と異なっている。 --中央に時計があり、そこから画面端まで14個の目盛りが1P、2Pそれぞれに付いている。中央の時計は1秒ごとに針が動き、8秒で1周すると目盛りが黒く染まる。全ての目盛りが黒くなると時計のアラームが鳴り出し、そこから一定時間が経つと時間切れで1ミスとなってしまう。 -やられてもその場で復活するというボンバーマンにしては珍しいシステムを採用している。 -バトルモードは全12ステージ。新たにCOMの強さを10段階に設定することができるようになった。 -「パワーグラブ」「貫通爆弾」「フルファイアー」といった後のシリーズで定番となるアイテムが初登場した。 --しかし、貫通爆弾はノーマルモードでしか出現しない。 *評価点 -ハードの性能を活かした綺麗な立体調の色鮮やかなグラフィック、PCエンジン版とは違う路線を見せた。 -ノーマルゲームで二人同時プレイが可能に。対戦だけでなく協力もできるようになった。 --2Pは黒ボンを操作。PCエンジン版では敵として戦った黒ボンとの共闘という地味に熱い演出。 -ノーマルゲームで1ステージに出てくるアイテムが増量した。そのため、パワーアップややられた際の立ち直りがスムーズになり、テンポが向上した。 -ノーマルゲームは面数が「ボンバーマン'93」より減った上1画面になってしまったものの、敵がより手強くなったため、やり応えは変わらないどころか上昇した。 --特にボスは普通に爆風を当てただけではダメージを与えられないボスも存在する。初見では苦戦すること必至である。 -過去の作品に存在した隠し要素も存在。 --特定の行動や条件を満たすと、秘密のアイテムが登場したり、パスワードで開放されたりする。簡単な操作で登場するものあれば、特定のアイテムや考えないと出現しないのもある。 -手強い敵が居ながらも爽快感を重視可能な難易度。 --今作のノーマルモードは開始直後・復活後に約10秒程の無敵時間があるため、敵にそうそうやられることはない。これを利用して爆弾を連続爆破すれば雑魚敵はおろかボスであってもこれだけで倒せてしまうことも出来る。また、ボムキックやパンチで飛ばした爆弾を敵にぶつけるとダメージを与えられるため遠距離から安全に攻められる。しかも得点が倍々で増えていくので、残機を増やすためにも効果的。また、アイテムを集めて十分に装備してから行なえば、敵を瞬殺してどんどん先に進めていけるのはかなりのもの。 -バトルモードの出来はさらに良くなった。本作のバトルモードを支持するファンは多い。 --ステージのバリエーションと登場するアイテムが一気に増えた。後のシリーズには無いような奇抜な構造のステージが多いのもポイント。 ---ソフトブロックが復活するうえに爆弾を撤去するマシンが登場する「ゾンビフラワー」、ジャンプ中の制御が一切きかない「ボヨヨンジャンプ」など。 //---破界可能ブロックが一切ないが全員最初からフルパワーのギンギンパワー、移動速度が異常に速いイダテンワールドなど、ギミックがない代わりにキャラの性能が変化するステージも。 //↑ギンギンパワー、イダテンワールドの特徴を持つステージは後に登場している --爆弾をブロックを越えて飛ばすことのできるパンチの存在感は大きく、これによりバトルモードの戦略をもっと膨らますことが可能となった。また、移動速度を上げるローラーシューズが対戦で初登場。これにより、垂れ流して置く以外に豊富に持ちすぎた爆弾を持て余すことが少なくなり移動速度が速ければ速度を生かした戦法を取れるようになったので重要かつスピーディに戦いを行なえるようになりやすくなった。 -BGMはPCE版「ボンバーマン」のアレンジやピアノ調のおしゃれな曲など、バラエティ豊かな構成となっている。中でもボス戦の曲の評価は高い。 *難点 -対戦は最大4人までとなっており、PCエンジン版より一人少ない。 -実は対戦で途中参加が可能になっている。 --対戦設定でOFF(不参加)にしてもOFFにしたプレイヤーのコントローラーのボタンを押せば、途中参加が出来るようになっているのだが、説明書には書いておらず、攻略本にてその存在が明らかになっている。ただ、平等に戦う為にリセットすればいいだけのことか、この仕様は今作のみとなっている。 -裏を返せばゲームバランスはあまり良くない。 --ノーマルゲームは面開始直後は無敵状態が長く続くので爆弾を連続爆破して一気に敵を倒す(もしくはボスに攻撃する)作戦やボムキックやパンチで攻撃する戦法を多様し過ぎると一気に歯ごたえが無くなってしまう。ただ、この行為や強力なアイテムを縛ってしまえば歯ごたえが増すのでこの辺りは自分自身で調整するのがいいか。 ---ただしラスボスはパンチで飛ばした爆弾でしかダメージを与えることが出来ない。そのため1度死んでしまうとランダムに出現するアイテムでパワーグラブが出るまで粘ることになる。 --リモコンに貫通爆弾を併用することができる。その性能はあまりにも凶悪で、数秒でステージのクリアも可能となってしまう。 ---後のシリーズではリモコンと貫通爆弾は併用不可となった。 --一部ステージのみだが、バトルモードにリモコンが存在する。 ---言ってしまえば、どれも使わないようにすれば良いだけなのだが··· -ノーマルゲームの時間制限が実質112秒と短くキツい。 --なぜか1Pと2Pで時間は別々に数えられているため、制限時間が回復する「タイム」のアイテムの奪い合いとなってしまう。 --中でもワールド5は、ステージ1が始まってから制限時間がリセットされずにぶっ通しでクリアまで進む。ワールド5はブロックがないステージで敵と1対1を連続でするという構成なので1ステージにかかる時間は短いがそれでも危険である。 ---一応、一定時間ごとにランダムにアイテムが出現する。だが必ずしも「タイム」が出てくるとは限らないので、ノーミスクリアには運が絡む。 --しかし復活直後の無敵時間が長い点は、救済措置として非常に効果的に機能している。 -不発弾、というシステムの存在。 --置いた爆弾の火がランダムで消えてしまう。しばらく時間が経つと再び火がつき爆発する。バトル開始直後で爆弾が1個しか置けない状態で不発弾が出ると爆発するまで何も出来ない。 --火が消えた爆弾でも、他の爆弾の爆風による誘爆は可能であり、爆弾が2個以上置けるようになったバトル序盤以降では大した問題にならず、ただテンポが悪くなるだけの要素であった。そのためか、次回作以降では本システムは存在しない。 *総評 スーパーファミコン進出作として、色々豪華になっている。今作では粗も多いが後のシリーズで洗練されていく。 *余談 海外版では3面に登場するモグラの敵「モグチャン」が茶色から緑色に変更され、グラフィックも僅かに書き換えられている。黒人差別に対する規制であると思われる。
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